信大ルート探索 桂小場から木曾駒ケ岳
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- GPS
- 12:39
- 距離
- 20.8km
- 登り
- 1,967m
- 下り
- 1,932m
コースタイム
- 山行
- 9:50
- 休憩
- 0:53
- 合計
- 10:43
天候 | 雨のち晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
一般登山道は問題なし 信大ルート おっかない所、道不明瞭あり ※詳細は感想で |
写真
感想
北海道の疲れで、先週はまずまずの天気を見送った。しかしこの3連休はあまりよくない。こうなると見送った先週が悔やまれた。土曜は野暮用で動けないので日曜は何とか行きたい。と晴れが期待できそうで程々の標高の山という条件で考えあぐね、木曽駒を桂小場から入ることにした。
〇登山口~木曾駒ケ岳
早朝自宅発なのでスタートは早くて6時頃、タイトでハードになりそうだ。休養十分だが、夏バテと寝不足で少し体が重い。登山口Pには10台位止まっていてほぼ最後。出発準備をしていると雨が強めに降り出した。止むことを期待しつつダラダラとカッパを着た。止まないので仕方なく出発、7時だ。だが樹林帯で濡れないのですぐに脱いでしまった。野田場まではきついものの以降は緩やか。
胸突八丁といってもそれ程急登には感じなかった。胸突の頭辺りから見晴らしがよくなった。遭難碑過ぎからガスが上がり始めた。花の時期には少し遅く、登山道に花が少なかった。山頂はいつもの如く大賑わいであった。北、南アルプスは雲がかかり残念な展望であったが、今日の天候にしてはまずまずといったところだ。
〇木曾駒ケ岳~信大ルート分岐
山頂12時の目標であったが少し遅れた。休憩を早く切り上げ、混雑する道を宝剣に向かう。宝剣岳も登るつもりであったが、さすがに諦め山荘から下った。花の時期遅れか、すれ違い客は少ない。駒飼の池、濃ヶ池とも残雪はほとんどなく、ちょっと見栄えが良くない。花は少ないながらもあり、目を楽しませてくれた。
夕方から再び天気が悪くなるとのことで、将棊頭山では休まず一気に下った。
◎信大ルート
同じ道をピストンすることが嫌いなひねくれ者、あまり通られていない信大ルートを探索してみたくなった。分岐には橋が流され、道不明瞭との注意文があり、迷った。更に時間も押しているので相当気持ちがぐらついたが、好奇心が勝ってしまった。
あまり整備されてない道だろうという予想をいい意味で裏切り、しっかり整備されたいい道であった。切り口からして笹は昨秋か今春刈られたようだ。白ビニールテープもあった。全体を通して腰~膝丈の笹であった。枝道にはトラロープで通行止がされ、迷う所もなかった。小黒川出合までほぼ完全に整備されていると感じた。信大の方に大感謝であった。これなら橋もあるのではないかと楽観的になった。これが後に大きな間違いであったことに気付く。
小黒川左岸にもう一軒、信大の管理小屋が立てられていた。さて橋はと探すも、形跡なし(T_T)やっぱり甘かったか。左岸から右岸に目を凝らし、道らしきものを探すもなし。更に近づいて探すとケルンがあった。石だらけなので判り辛い。渡渉は幸いうまいこと石が並んでいたのでクリアできた。増水時は厳しそう。
右岸ケルンから不明瞭な踏跡が下流に向かっていた。見失わないように確認しながら辿る。すぐに高巻く感じで少し登り河原に降りた。目の前には巨大堰堤、ここを越えれば道があるはずだ。堰堤に近づくと一部傾いた鉄製の通路と階段があった。間違いないこれを越えれば道があると期待が高まった。
堰堤を越え階段を降りると土砂で埋まった遊歩道?があった。しかし道路はなく、すぐに単なる河原になった。踏跡はしっかりし、高巻くように登りとなった。この踏跡なら許せるかと、安心したら早かった。崩壊箇所の通過が待ち構えていた。さすがにここはどうやって越えるのかと緊張した。見た目ほど危険ではなかった。
崩壊地を通過すると再び河原に降りた。出口にはオレンジのテープがぶら下がっていたので登る時にも迷うことはない。河原には数ヶ所ケルン?石積みがあった。河原の踏跡は極めて不明瞭で当てにならない。歩き易い所を下の堰堤めざし下って行く。堰堤に突き当たったら右に。踏跡を登るといきなりアスファルト舗装道路に飛び出した。まさかこんなあっけなく終わるとは思わなかった。ともあれ登山口Pはすぐそこ、時間を確認すると渡渉から30分も経過していた。Pに着くと自車以外には1台のみ、さすがに遅かった。
※感想&反省
信大ルートは下り始めた頃は、本ルートより歩き易くいい道と思われた。これならエスケープルートでも勿体ないくらいだと思った。しかし沢沿いが注意文通り、不明瞭な道と渡渉では残念ながらエスケープルートとしては使えないと感じた。一度歩いて登りに使うのなら、一気に登れていいかも…。ちょっと不安になるくらいが冒険心がくすぐられ面白いのだが…。
全体として花が少なく、花目的ならば7月中に来なければ遅いと思った。
水場が多いので万一切らしても安心なルートである。
コメント
この記録に関連する登山ルート
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ヤマレコフォローしているKimu23desです♪ほぼ同じルートですが時間差ですれ違いませんでしたね。
私達が最後と思っていたらまだ2台クルマがあり泊まりの方かなと思っていました。
健脚ですね!私達は12時間オーバーでしたが流石です。またニアミスの時はお声掛けますので宜しくお願いします。
レコ作成中にフォローしているKimuさんのレコ発見しました。まさか数十分前を歩いているとは思いませんでした。
出発前に携帯がなくなり車内を大捜索したり、雨やらで結局出発が遅れてしまいました。本来なら6時には出発せねばいけないのに…
早立ち早着きは鉄則なのにお恥ずかしい限りです😅
そんなことでゆっくりする時間がなくなり楽しめなかったことが残念でした。
どこかの山でお会い出来ることを楽しみにしております🤗
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