三俣蓮華岳・双六岳
- GPS
- 20:22
- 距離
- 39.8km
- 登り
- 2,931m
- 下り
- 2,928m
コースタイム
- 山行
- 6:38
- 休憩
- 0:41
- 合計
- 7:19
- 山行
- 4:22
- 休憩
- 2:57
- 合計
- 7:19
- 山行
- 7:40
- 休憩
- 1:52
- 合計
- 9:32
天候 | 8月8日 曇り時々晴れ時々小雨 (夜間は星が美しく見えていた) 8月9日 曇り後雨 (終夜暴風雨) 8月10日 雨(終夜雨) 8月11日 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
(関東組は新穂高7時15分に出発) |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所無し 黒部五郎小舎から三俣山荘の途中、50メートルほどの雪渓あり。 暴風雨の為、黒部五郎小舎から三俣山荘までの登山道は、急流の川のようになっておりくるぶしより上の水位でした。 |
その他周辺情報 | 【日帰り湯 平湯温泉 ひらゆの森は混雑。第2駐車場を案内される】 【日帰り湯 さわんど温泉 梓湖畔の湯】 |
写真
感想
台風3つの日本列島直撃が危ぶまれる中でしたが、半年前から準備(関西と関東のメンバーの日程調整)していたので予定通りに出発。
中2日(8月9日.10日)は暴風雨だった為、メインの黒部五郎岳と鷲羽岳のピークハントは諦めざるを得なかったものの、最終日は三俣蓮華岳と双六岳の稜線歩きを楽しめました。
今回の教訓
①黒部五郎小舎から三俣山荘までは雨で登山道が川のよう。ゲーターをしていても靴の内側までびしょ濡れ。乾かすのに新聞紙があるとよい。
(今回は小屋の方がジェットヒーターをつけてくださり乾かす事ができました)
②稜線では携帯はつながるのであろうが、今回のように稜線に乗らずに歩くと終始携帯は繋がらず。
小屋はSoftBankは通じるがドコモはダメでした。
③秩父沢は増水したら通れない。
暴風雨予想の次の日は鏡平山荘のスタッフが朝確認して双六まで上がってくれる、との話がありました。
④台風準備仕様の為、双六と黒部五郎の小屋の窓は全て雨戸が閉まっていて暗かった。
停滞などの時の為に何か暇を潰すものがあると良い。
iさん持参のお酒とtさん持参のトランプに助けられた。
【個人的な備忘録】
《8月8日》
朝3時半出発。2時間くらいは眠れたか?
順調に新穂高に登着したけれど登山者用無料駐車場は満車。新穂高センター前の有料1日1000円に停める。(運転してくれたiさんに感謝。毎度ありがとう。)
関西組は、鍋平に駐車したとの事。
関西組6時新穂高出発
関東組7時15分新穂高出発
暑いが順調に歩を進め、途中で関西組に追いつく。
鏡平山荘でお昼ごはんがわりにラーメンをいただく。他のメンバーは行動食などで済ませていた。
弓折分岐で小雨が降ってきてレインウェアを着こんだところで晴れてきた。
これからの悪天候を心配してなのか、降りてくる人も多い。
双六小屋すぐ手前で、テント泊で来たN夫妻に追いつく。
小屋前で思い思いにビールやおつまみなどで小屋の楽しいひととき。
程なく小屋の夕飯は17時よりスタート。
双六小屋の晩ごはんは天ぷら。
食前にコーラを飲んだのでお腹いっぱい。
夜は満点の星空を眺める事ができ、寝不足もあってこの日はよく眠れた。
小屋は個室。
五つの布団の真ん中奥に眠る。
《8月9日》
朝焼けの中に浮かび上がる槍ヶ岳。
早い時間に出発したほうがお天気が持ちそう、との事で朝ごはんは、小屋にお弁当にしてもらい5時出発。
双六岳は巻いて中道から。三俣蓮華岳山頂は真っ白のガスと強風だったが、なんとか記念写真を撮ってもらった。
出発した時はお天気が持ちそうだったが途中から雨。出発時にレインとレインカバーを準備していなかったメンバーが、急いで準備していた。
足を止めると寒いのと、黒部五郎小舎まではすぐなので先に歩かせてもらう。
途中、TJ A Rの選手達とすれ違う。
体つきなどやはりアスリートでカッコいい。
小屋にはみんなより一足先に8時半到着。
小一時間待ったがみんなが到着しないので身体が冷え切ってくる。
みんなが到着するなり、小屋にチェックインを促すと、そんなに急がないで!と非難をあびてしまった。
チェックインをようやく済ませると着替え。
ふと外を見ると青空が顔を覗かせている。
他のメンバーはもうお酒を呑みだし、【小屋に沈】を決め込んだ様子。
今回のメインの目的の黒部五郎にどうしても行きたい私。
行きたい!と再度準備して、zさんを誘って出かけるも小屋番さんに心配されてしまったし、稜線の風がひどそうだったし、途中で雨が降ってきてzさんも帰る!との事だったので30分ほど歩いたところから引き返した。
少し空が明るくなり、薬師岳、雲の平もよく見えた。黒部カールのお花畑も絶景だった。
またくればいい、とは思いつつ前も来れなかったので残念。あと少しのところなのに。。。。。。。。
しょうがない。
小屋の食事はトンカツ。
夜は暴風雨。本格的な台風のよう。
こちらも個室を取ってくれており、女子2人はメゾネットで広々使わせてもらう。
ここでもトランプに興じた。
この日はなかなか眠れず、ひとり悶々とする。
《8月10日》
この日はとりあえず三俣山荘まで移動。
条件がよければ鷲羽、水晶と縦走する日だった。
8時半ごろ双六小屋を出発。
雨風はなんとかなるが、足元の登山道が川のようになっているのが辛い。
途中の小さな雪渓ではzさんがあわや滑落?というほどではなく、滑ったが大したことないところでよかった。
三俣山荘には2時間もかからずで到着。
すぐに濡れた服や靴を乾かすが、なかなか乾かない。
お昼に名物のジビエ丼をいただく。
ここでは大部屋なので、談話室で静かにトランプ。
夕飯は豪華なジビエシチュー。
ずっと食べたかったので願いが叶った。
明日は晴れるらしい。
今回、sさんのSoftBankのおかげで天気予報を調べられた。感謝。
せっかく山のためにドコモを使っているのに役立たずだった。
《8月11日》
5時に出発。
良い天気。
黒部五郎や鷲羽に登れなかったので、帰りは稜線を歩くコースに変更。
この日は最高の稜線歩きとなった。
2日前に真っ白だった三俣蓮華岳も、絶景。
後ろに鷲羽、ワリモ、水晶を従えている。
双六岳から正面に槍ヶ岳を見ながらの稜線も、飛行機が飛び立つような広い稜線で気持ちよかった。
鏡平山荘でコーヒーソフトを食べたいのでお先に歩き、その先はわさび平でそうめんを食べたいのでお先に歩いた。
最後は携帯の充電が切れそうで先に新穂高まで歩いた。
1人だったら朝あのまま黒部五郎に行けたのかな、イヤやはり危険だったな、などと考えてしまうが、zさんにもピシャリと叱られたので、またの機会の楽しみとします。
今回は、小屋にたくさんのお金を落として贅沢な山旅となりました。
(写真はtさんが編集中のようですが公開します)
東西コラボもこれだけ続くとは素晴らしいです
皆さんの集合写真、満面の笑顔でいいですね!
黒部五郎はまた次においで!?
なようですが、お疲れ様でした
前々からメンバーの予定を調整していたので台風予報の中ではありましたが
決行して行ってまいりました。
今回のレコはTさんも写真や写真コメントも作成してくれていて、いっとき集合写真が顔出しに
なってしまっていたのかな?
百名山ハンターではないですが、そうは言っても今回は黒部五郎も鷲羽岳も登れず残念でした。
また次回のお楽しみにいたします
ばったりと会えてよかった。
テント装備で事前トレ無しとは、やっぱり体力ありますね
またゆっくりご一緒したいですね
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