くじゅうぐるり 牧ノ戸-久住山-天狗ヶ城-中岳-法華院温泉-坊がつる-雨ヶ池-長者原

2021年08月10日(火) ~ 2021年08月11日(水)

• GPS: 24:30
• 距離: 16.8km
• 登り: 831m
• 下り: 1,126m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:58
• 休憩: 2:07
• 合計: 6:05

8:53 牧ノ戸峠
9:01 9:08 第一展望所
9:22 9:26 沓掛山
9:49 ブロッコリーの丘
10:03 10:07 扇ヶ鼻分岐
10:17 10:18 星生山分岐
10:35 10:41 久住山避難小屋
10:42 10:51 久住分れ
11:08 11:28 久住山
11:48 11:55 天狗ヶ城
11:59 12:07 九重山
12:41 12:45 久住分れ
12:45 12:50 久住山避難小屋
12:52 久住分れ
13:19 北千里浜
13:25 13:27 諏蛾守越分岐
13:59 14:49 法華院温泉
14:58 坊ガツル

2日目

• 山行: 2:02
• 休憩: 0:06
• 合計: 2:08

7:15 坊ガツル
7:21 三俣山分岐
7:57 7:59 雨ヶ池越
8:30 8:32 指山自然観察路分岐
9:21 9:23 長者原
9:23 ゴール地点

天候

8/10くもり、8/11小雨、下山後大雨

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

自宅→長者原：
自家用車、駐車場は無料

長者原→牧ノ戸峠：
九重町コミュニティバス（500円/片道）
九重登山口みやま 8:26 → 牧ノ戸 8:36
歩くと1時間ほど（おそらく）
https://www.town.kokonoe.oita.jp/categories/kurashi/yokutsukau/community-bus/

コース状況／危険箇所等

危険個所：
全ルート、危険箇所は特にないが、久住山頂への最後の登り下りは滑らないように注意。
また、久住分かれから北千里ヶ浜への下りは、大きな岩がごろごろ転がっていて登山道自体も荒れているため、こちらも注意が必要。

宿泊：
8/10（火）坊がつるキャンプ場、無料。
トイレはどっぽん。水場あり。炊事場あり。避難小屋あり。
全面草原でふかふか。ペグもよく効く。

温泉：
法華院温泉山荘、日帰り入浴500円。毎月9,10日は半額。
各種ビール、チューハイの自販機あり。
坊がつるから徒歩10分。
http://hokkein.co.jp/

その他周辺情報

筌の口温泉 山里の湯
https://onsen.nifty.com/kokonoe-onsen/onsen004539/
筌の口温泉 新清館
https://onsen.nifty.com/kokonoe-onsen/onsen004538/
レストラン青山
https://aoyama-kokonoe.com/

写真

8/10 8:20

長者原からの三俣山とちっちゃく平治号

8/10 8:21

車を長者原に停め、バス（500円）で牧ノ戸峠へ
乗客は自分ひとりだけ

8/10 8:22

バスの本数は少ないけど、バス停の標識は多い

お約束の映り込み（一番右）

8/10 8:53

牧ノ戸登山口から出発
くじゅうは友人や家族と来ることが多く、久しぶりのソロ

8/10 9:01

コオニユリと三俣山、遠くに由布岳
このあたりからガスに覆われだしてきた

8/10 9:14

サイヨウシャジン（かな？）

8/10 9:15

コオニユリ

8/10 9:19

沓掛山手前の木のトンネル

8/10 9:22

沓掛山1503m

8/10 9:30

シライトソウ

8/10 9:40

ママコナ

8/10 9:43

8/10 9:57

ずっとガスってたので、花ばかり撮って歩く

8/10 10:06

イヨフウロ

8/10 10:17

西千里ヶ浜の星生山分岐

8/10 10:17

立ててあげたいけど、どうしようもできず

8/10 10:21

ガスってるので星生山はパスした

8/10 10:32

新しくなった避難小屋

8/10 10:37

以前の朽ちた避難小屋とは打って変わって、明るくて気持ちが良い

8/10 10:37

こんな綺麗な避難小屋を作っていただき、本当にありがたい

8/10 10:39

避難小屋とトイレ、大切に使いましょう

8/10 10:50

久住分かれに重たいテン泊ザックをデポ

8/10 10:58

牧ノ戸を出てからずっとこんな感じでガスに覆われていた

8/10 11:00

最後の登りも久住山頂はまったく見えず

8/10 11:08

久住山1786m
まっしろけ

8/10 11:19

少し待ったけどガスが晴れないので下山開始すると一気にガスが晴れてくるあるある

8/10 11:22

登りではまったく見えていなかったくじゅう連山の眺め

8/10 11:33

星生山、三俣山も顔を出してくれた

8/10 11:41

ということで、中岳、天狗に寄り道することに

8/10 11:46

まずは天狗ヶ城へ

8/10 11:50

天狗ヶ城1780m

8/10 11:51

中岳、稲星山、御池

8/10 11:55

中岳へ向かう道から天狗ヶ城を振り返り

8/10 12:01

中岳1791m、九州本土最高峰

8/10 12:01

青空がもう少しあるとThe夏山！という雰囲気を楽しめたと思うけど、それはまたいつか・・・

8/10 12:06

中岳からの坊がつる
テントの数が少なくてホッとした

8/10 12:19

御池の特等席で軽くもぐもぐタイム

8/10 12:31

夏らしい眺め

8/10 12:31

登ってきた天狗ヶ城（左）と中岳（右）

8/10 12:31

久住山（左）と扇ヶ鼻（真ん中）と星生山（右）

8/10 12:36

御池方面を振り返り
ノリウツギが一面に咲いていた

8/10 12:42

デポしていた重いザックを回収

8/10 12:59

坊がつるを目指して久住分かれを下る

8/10 13:08

15分ほどで急なガレ場を通過

8/10 13:16

北千里ヶ浜まで降りてきた

8/10 13:18

相変わらずの荒涼感

8/10 13:25

川ができていた

8/10 13:26

3連休に通過した台風9,10号の影響で相当雨が降ったものと思われる

8/10 13:38

坊がつるへの最後の下り

8/10 13:51

法華院温泉手前の最後の樹林帯あたり、アサギマダラが10匹くらい乱舞していてびっくりした（わかりにくいけど止まっているアサギマダラが4匹くらい写っている）

8/10 13:58

法華院温泉に到着

8/10 14:03

まずは生ビールのご褒美

8/10 14:22

毎月9,10の日は「久住の日」で入浴料半額の250円
※モンベルカードなど、提携カードを持っていれば、いつでも半額

8/10 14:31

そしてご褒美の温泉、至福の時間

8/10 14:49

缶ビールとチューハイを買って、坊がつるへ
法華院温泉のテント場、豪雨被害から復旧されていました

8/10 14:50

夜、温泉入りにまた戻るつもり（だった・・・）

8/10 14:54

坊がつるの入り口

8/10 15:27

人が少なく、場所もすぐに決まって、さくっと設営完了
相変わらずふかふかで気持ちの良いテント場

8/10 15:30

あらためて、黒ラベルでご褒美

8/10 16:31

おつまみに雲仙ハムを焼く
音といい、匂いといい、なんでこうも美味しく感じるのか（実際、美味い）

8/10 16:38

メスティンで5分で炊けるお米をフライパンで炊いてみた

8/10 16:42

作り方はレシピ通り
フタはアルミホイル、飛ばないようにコッヘルのフタを載せた

8/10 16:53

5分では水分が飛ばず、＋2分ほど加熱、さらに5分ほど蒸らす
火加減をうまく調整できれば、5分で炊ける気がする

8/10 17:04

フライパンで炊いたご飯に、アマノフーズのカレーと雲仙ハムの残り、プチトマトを添えて夕飯タイム

8/10 17:52

夕飯後、テント場を散策

8/10 17:53

この適度な距離感が最高

8/10 18:10

温泉2回戦目はやめて、ひとり3次会に突入

8/10 18:56

夕暮れ
このあと20時ごろまでには就寝・・・

8/11 6:32

朝めざめると、テントの数は半分くらいに減っていた
9時には雨が降る予報に変わっていたので、早々に下山することにした

8/11 7:21

さよなら坊がつる

8/11 7:23

すでにぽつりぽつり雨が降り出していたので、名残惜しかったけど先を急ぐ

8/11 7:30

次この景色を拝むのはいつになるだろう

8/11 7:44

雨ヶ池への登り

8/11 7:51

途中の見晴らしの良い場所から坊がつる

8/11 8:04

雨ヶ池に池が現れていた

8/11 8:06

降雨後に歩くことがそんなにないので、貴重な眺め

8/11 8:08

遠くに見えるのは平治岳

8/11 8:21

このあたりから雨が強くなってきた

8/11 8:36

瑞々しさについ足を止めて見入る

8/11 8:53

傘が大活躍

8/11 9:11

雨ヶ池越の分岐、長者原はすぐそこ

8/11 9:13

まっすぐ長者原へ向かわずにタデ原湿原の木道を歩く

8/11 9:15

湿原越しの湯けむり

8/11 9:18

三俣山、硫黄山、星生山
もっと山の中に居たかったな

8/11 9:23

というわけで、無事に下山
ちょうど山の日記念全国大会が長者原で開催されていたが、雨がひどくなってきたので、寄らずに温泉を目指す

8/11 10:25

山里の湯、まさかの定休日（火水）

8/11 10:32

気を取り直して、同じく筌ノ口温泉の新清館へ

8/11 10:38

男は黙って混浴（それしかない）

8/11 10:45

貸し切り

8/11 10:46

雨に打たれながら浸かるのも良き

8/11 10:46

おつかれさま

8/11 11:46

温泉後は定番のレストラン青山へ

8/11 12:04

Dセット（チキン南蛮＆とり天）をチョイス
どれもこれも美味しいけど、柚子胡椒が特に美味しい
ごちそうさまでした

撮影機器：

iPhone XR Apple

Canon EOS Kiss X10 Canon

感想

kei

毎年お盆のこの時期は「夏休みの大冒険」と題して、北アルプスを3〜5日間かけてテント担いで歩いていた。振り返ると2014年から7年連続で北アルプス。。。今年はテント場の予約が不要な南アルプスの白峰三山を計画したけど、台風の影響で何度か日程変更した挙句、泣く泣く断念。その後も全国的にずっと雨予報。

このままだと大冒険どころか、貴重な夏休みにどの山も歩けなくなりそうだったので、あらためて天気予報とにらめっこ。その結果、1泊だったら雨の影響も受けなさそうなくじゅう連山へ行くことを前夜に決め、バタバタとパッキングして出発した。

もう何度歩いたかわからないくじゅうの山々。坊がつるでのんびりテント泊と温泉を楽しむだけでも良かったけど、くじゅうでは久しぶりのソロということもあって、自由気ままにのんびりと、自分的くじゅう連山1泊2日おすすめルートを歩くことにした。

残念ながら初日はガスってたり、翌日の天候悪化が早まったりと、思い描いていたルートをすべて歩くことはできなかった。それでも静かな山歩きをひとりのんびりと楽しめて大満足だった。

今回のルート、初日に星生山や稲星山を加えたり、2日目に坊がつるにテント張ったまま大船山を登ってから下山したり、すがもり経由で三俣山に登って長者原へ下山したり。。。天候と体力・気力のタイミングがばっちりあえば、2日間でくじゅう連山を大満喫できる盛りだくさんルートになります。よく「くじゅうのおすすめ教えて」と聞かれるけど、これからは「この記録を見て」と言えるので楽になりそう。

またくじゅうでは、本数は少ないけどバスを上手に使ったり、少しまわり道することで、インとアウトを自由に変えることができます。一度の山旅でくじゅうの多様な魅力を体感することができるので、可能ならピストンよりも周回ルートをおすすめします。