道路事情の悪い聖岳
- GPS
- 12:49
- 距離
- 15.2km
- 登り
- 2,373m
- 下り
- 2,357m
コースタイム
01:46 西沢渡
04:58 苔平
06:33 薊畑
07:37 小聖岳
08:54 前聖岳 09:25
10:36 薊畑
13:12 西沢渡
13:49 便ヶ島登山口
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険個所は無い。 雨の場合は滑りやすそうと思われるところがあった。 11日午後3時前に便ヶ島に入った。(5時以降は通行止めになる) 聖光小屋で車中泊の500円を支払い、炊事場・トイレのある駐車場に移動。 ブヨがいるので注意。 蚊取り線香を持っていったが手の指やサンダル履きで露出した足を刺された。 今日もかゆい。 |
写真
感想
南アルプスの聖岳は標高3013m、登山口となる便ヶ島は970mだから
標高差は2000m以上となり、へたれには厳しい登りとなる。
便ヶ島への道路は、現在、朝8時〜午後5時までの時間に限って通行できる規制が
されている。そのため、日帰り登山は困難(体力余りある人間やトレイルランナー
であれば楽勝であるが)であり、早い出発をするためには前日の午後5時前までに
現地入りしなければならない。
コースタイムより早く歩く事はできない自分は、11日の3時前には現地入りして、
優雅に本を読んで過ごし、翌早朝の出発に備え7時には就寝した。
翌朝の1時6分、満天の星で天気は良さそう。登山者カードを投函し、熊鈴を
鳴らしながら出発。
西沢渡では物珍しさから渡しのかご(人力ロープウェイ?)に乗ってロープを
引いてみた・・・・・疲れた。。。。
暗い山道、キツイの登りが続き、苔平を過ぎてから明るくなり始める。
薊畑で眼前に聖岳がその姿を見せてくれた。
そこから一登りというわけにはいかない。へとへとになってようやく山頂到着。
先月登った赤石岳も展望できる。
素晴らしい眺め。↓
奥聖はすぐ先であるが、往復1時間近くもかかるので躊躇なくパス。
帰りの道路の通行制限時間も気になり、おにぎりを2つ食べ下山にかかる。
苦しかった登りも下山となればずいぶんと楽になる。薊畑まではすぐ。
そこからの尾根道は足取りが重かった。
持って行った水は1.9Lで、残すところ0.5Lとなり少し不安を感じた。
水をセーブしたので西沢渡で飲んだ冷たい沢水は最高だった。
便ヶ島までは荒れてはいるが水平な遊歩道であり水を補給したこともあって
元気がよみがえる。
2時前に戻ることができたが行動時間は12時間に及ぶ苦行であった。
しかし、天気にも恵まれ素晴らしい山の思い出となった。
機会があればゆっくりと赤石岳などをからめて縦走してみよう。
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