追い込まれて〜悪沢岳〜今回も再会

2021年08月11日(水) ~ 2021年08月12日(木)

• GPS: 19:47
• 距離: 42.6km
• 登り: 4,304m
• 下り: 4,310m

コースタイム

1日目

• 山行: 11:37
• 休憩: 0:57
• 合計: 12:34

距離 26.6km 登り 3,189m 下り 2,458m

3:38 鳥倉林道ゲート（駐車場）
4:02 4:10 鳥倉林道登山口
4:56 豊口山のコル
5:28 ほとけの清水
5:51 5:57 塩川・鳥倉ルート合流点
6:13 6:17 三伏峠小屋
6:53 烏帽子岳
7:24 前小河内岳
7:56 7:57 小河内岳
8:56 大日影山
9:28 板屋岳
9:59 10:22 高山裏避難小屋
10:37 10:40 高山裏縦走路水場
12:22 前岳
12:31 中岳
12:34 12:35 荒川中岳避難小屋
13:19 13:24 悪沢岳
14:19 14:20 荒川中岳避難小屋
14:23 中岳
14:32 前岳
15:54 15:59 高山裏縦走路水場
16:12 高山裏避難小屋

2日目

• 山行: 6:27
• 休憩: 0:43
• 合計: 7:10

距離 16.0km 登り 1,122m 下り 1,871m

4:46 高山裏避難小屋
5:46 5:48 板屋岳
6:26 6:27 大日影山
7:59 8:06 小河内岳
8:40 8:41 前小河内岳
9:17 烏帽子岳
9:50 10:02 三伏峠小屋
10:12 10:17 塩川・鳥倉ルート合流点
10:35 10:36 ほとけの清水
11:04 11:05 豊口山のコル
11:32 11:45 鳥倉林道登山口
11:56 鳥倉林道ゲート（駐車場）
11:56 ゴール地点

天候

晴れ〜夜間雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

前岳付近の崩落が進んでいるようです。

写真

8/11 3:37

チャンスを掴むために早目にスタート

8/11 3:38

久しぶりの鳥倉林道

8/11 4:03

待っとりんさい

8/11 4:59

東に向かって登ってるからね…アサー！とはならんわね

8/11 5:05

骨で出来てたらパイレーツ感

8/11 5:28

造形美を感じる

8/11 5:29

水…間に合ってます

8/11 5:46

意外と近くに街が見えるのね

8/11 6:01

ここでやっとアサー？

8/11 6:09

短足度測定開始

8/11 6:11

ここで200…
短足認定😭

8/11 6:12

頑張って下さい

8/11 6:19

右行く人、殆ど居ない

8/11 6:23

お花畑はイマイチだった

8/11 6:46

稜線に乗越したら富士山ドン！

8/11 6:47

向かう稜線

8/11 6:53

一つ目

8/11 7:00

まあまあ崩れてる

8/11 7:54

二つ目

8/11 9:27

三つ目はかすめて

8/11 9:35

結構崩れてる

8/11 9:42

振り返って

8/11 10:23

最速設営記録だったな

8/11 10:38

エエ勢いで出てます

8/11 11:34

飛騨沢からすれば小さいね

8/11 11:35

さて、登りますか

8/11 11:50

抜戸岳の下辺りみたい

8/11 11:50

8/11 11:50

8/11 11:55

滑ってみたい

8/11 12:07

カール乗越したら東側コレだよ

8/11 12:08

8/11 12:16

なかなかのアドベンチャー感

8/11 12:16

落ちたら逝くねぇ

8/11 12:19

しばらく内に通過不可になるかも

8/11 12:22

四つ目

8/11 12:26

荷物デポしない

8/11 12:31

五つ目…イヤ19座目だ

8/11 12:33

ここに泊まれば楽々なんだけど

8/11 13:18

六つ目
リーチ！

8/11 13:32

悪沢岳直下の地面は色彩があった

8/11 13:32

青くなったり紫になったり

8/11 13:33

現物はもっと鮮やかな紫

8/11 13:42

花も紫だった

8/11 13:42

咲き乱れ

8/11 13:43

辺り一帯

8/11 13:43

花に囲まれてる

8/11 13:43

8/11 13:43

8/11 13:43

一連の花写真は10m位の区間に集中してました

8/11 13:43

8/11 13:43

花畑

8/11 13:44

全体に紫

8/11 14:15

コルから山頂まで23分

8/11 14:31

前岳に戻ってきたが巻く

8/11 16:12

想定範疇で帰着

8/11 16:21

お世話になります

8/11 16:37

小屋の下の水場は細い&砂入る

8/11 17:34

画像は使い回しではありません

8/11 18:38

今夏の南アルプスラウンド最終夜
一人乾杯

8/12 4:47

お世話になりました

8/12 4:48

天気悪げ

8/12 6:18

ガスい

8/12 7:26

？明るくなってきた

8/12 7:30

晴れたよ！

8/12 7:58

復習その一

8/12 9:15

どっしり！

8/12 9:16

復習その二

8/12 9:50

測定二回目開始

8/12 10:05

ここまで220歩
間違い無く短足

8/12 11:34

お疲れさん

8/12 11:34

亜空間航法

8/12 11:55

午前帰着

8/12 11:56

残すはラスボス

撮影機器：

KYV46 KYOCERA

装備

個人装備

水 食糧 行動食 バックパック 使い捨てカイロ アンダーシャツ サポートタイツ シャツ パンツ ダウンジャケット ダウンパンツ 靴下 ウインドブレーカー レインパンツ レインジャケット 帽子 ピンチ缶 ヘッデン 予備電池 メガネ ＧＰＳ 笛 コンパス ナイフ 非常食 登山靴 ツェルト ゲイター ストック グローブ 無線機 チェストバッグ マット 燃料ガス テント シュラフカバー シュラフ クッカー 着替え上下 ガスストーブ インナーシュラフ モバイルバッテリー ヘルメット

感想

ランドレ

計画では10〜12日の予定だった。
初日に高山裏避難小屋にベース作って二日目に山頂PT、三日目は余裕で下山。
ところが10日が台風で潰され11〜13日に延期。
10日は松川の清流苑でマッタリ。
食っちゃ寝てたまに風呂。
午後になって天気予報確認。
懸念的中、13日風速19m。
2500m越える高山でコレは死亡フラグ。
色々な可能性と選択肢を得るために早出決定。
山伏峠までを涼しい時間帯に通過出来て楽々。
ペースは良い。
さて、どうやって二日間で完結させるか。
案1　初日ベースまで二日目にアタック&下山
案2　初日午前中にベース作ってすぐに休息、夕方以降ナイトハイクでアタック、ベース帰還後休息、10時から下山開始で夕方下山。
案3　初日ベース作って即アタック、二日目マッタリ下山。
身体的に案2が良い。
深夜徘徊は慣れてるし。
そのつもりで午前中に高山裏避難小屋着でペースを作っていた。
ところが小河内岳でお会いしたトレイルランナーさん(その後しばらく同行頂きお世話になりました　ありがとうございました)から、前岳付近の崩落が相当進行しているとの情報をいただいた。
ここで考え直した。
graveltrekさんから以前「初見のルートは夜間は避けるべき」と、アドバイス受けていた事も思い出した。
案2は却下だ。
となると、条件悪化が進んでいく見込みなので選択肢は案3のみとなる。
計算上では13時間で完結出来る。
テン泊装備で13時間行動の実績はある。
但し翌日は潰れてた。
今回は翌日に下山が必須。
過去実績は怪我前の事。
怪我からのリハビリで成長した今なら出来る自信がある。
で、決行。
自分でも驚く程足が出る。
前日の休息が効いている。
テント設営後は荷が軽くなった事もあり、更にペースアップ。
悪沢岳山頂を14時半リミットとしていたが、大幅に余裕でクリア出来る見込みだ。
と、前方から若いパーティーが。
その一人に見覚えが。
先月、光岳で出会った青年だ。
色々あって気になっていたグループだったので再会を喜ぶ。
若い方々にガッツを頂き、ラストの登りをスパート。
これで20/21達成、リーチだ。
ベースに引き返す行程の中岳への登り返しは流石にキツかったけど、まずまずの時刻にベース帰還。
翌日は雨が振り出す前に夜半スタートしようかと目覚ましを0時にセットするも、起きた時点で雨降ってた。
諦めて二度寝、フツーに朝出立となった。
実はこれが幸いしてその後晴れた。
この夏休みは五日間で雨中歩行無しと恵まれた。

今回の山行でかねてからの目標、3000m峰21座にリーチが掛かった。
ラストは山スキーヤーらしくキメたいが果たして達成出来るだろうか？
まだまだ修行は続く。

追記　今回、天気予報が荒れていたので出会う人との話題になることが多々あった。
そこで気になったのが、お一人を除いて全員が「雨がねぇ…」と降雨ばかり気にして風を気にしていなかった。
13日以降は数日間風速20m前後の予報で、これは高山に於いては致命的だ。
雨も混じる予報であり、急激な冷えが起きるリスクもある。
時速70キロで走るトラックの荷台でレイン脱いでザックからダウン出して着て、さっき脱いだレインを着直す。
私はそんな器用なこと出来ません。
標高2500以上は風速がキモ。
先に書いた「お一人を除いて」とは二日目下山時にスライドした、レース中止でプライベート山行に切り替えたTJARレーサーの方でした。
曰く「コレくらいの条件はフツーにある」との事。
やっぱり次元が違いますわ…。

コメント

missy3

さすが、有言実行のland-raiderさんですね😊
お疲れさまでした。この五日間で雨中歩行なしとは持ってらっしゃいますね。ラストの富士山もレコを楽しみにしております‼

ランドレ

missy3さんコメントありがとうございます。
皆さんが天気に翻弄されている中、おかげさまで条件に恵まれました。
今回の達成は初日にお会いしたランナーさんに助けられての事ですし、近々毎回どなたかと出会い、人との繋がりに恵まれてるなと。
ありがたいことです。
最後の一座は手強いです。
でもいつか達成しますよ。