台風一過、秋晴れの丹沢山・蛭ヶ岳をバリルートで周回【源流域ロング周回18;丹沢・早戸川】


- GPS
- 09:26
- 距離
- 28.9km
- 登り
- 2,408m
- 下り
- 2,396m
コースタイム
山と高原の字図等のガイドにある標準コースタイムではありませんのでご注意ください)
7:00 自宅 予定時刻 7:00
↓ ) 予定所要時間 0:45 )
− 宮ヶ瀬湖林道P 予定時刻 7:45 〜 8:00 休憩 0:15
↓ (所要時間 1:10 ) 予定所要時間 0:30 )
8:10 〜 8:20 登山口p 休憩 0:10 予定時刻 8:30
↓ (所要時間 0:30 ) 予定所要時間 0:20 )
8:50 平戸分岐 予定時刻 8:50
↓ (所要時間 1:20 ) 予定所要時間 1:35 )
10:10 〜 10:23 焼山 休憩 0:13
↓ (所要時間 0:07 )
10:30 焼山分岐 予定時刻 10:25 〜 10:35 休憩 0:10
↓ (所要時間 0:35 ) 予定所要時間 0:35 )
11:05 避難小屋 予定時刻 11:10
↓ (所要時間 0:33 ) 予定所要時間 0:30 )
11:38 〜 11:50 姫次 休憩 0:12 予定時刻 11:40 〜 11:50 休憩 0:10
↓ (所要時間 0:30 ) 予定所要時間 0:20 )
12:20 地蔵岳 予定時刻 12:10
↓ (所要時間 0:35 ) 予定所要時間 0:45 )
12:55 〜 13:07 蛭ヶ岳 休憩 0:12 予定時刻 12:55 〜 13:10 休憩 0:15
↓ (所要時間 0:12 ) 予定所要時間 0:20 )
13:19 鬼ヶ岩ノ頭 予定時刻 13:30
↓ (所要時間 0:19 ) 予定所要時間 0:15 )
13:38 不動ノ峰 予定時刻 13:45
↓ (所要時間 0:22 ) 予定所要時間 0:25 )
14:00 〜 14:17 丹沢山 休憩 0:17 予定時刻 14:10 〜 14:25 休憩 0:15
↓ (所要時間 0:10 ) 予定所要時間 0:15 )
14:27 瀬戸沢ノ頭 予定時刻 14:40
↓ (所要時間 0:16 ) 予定所要時間 0:10 )
14:43 太礼ノ頭(西峰) 予定時刻 14:50
↓ (所要時間 0:15 ) 予定所要時間 0:15 )
14:58 円山木ノ頭(中峰) 予定時刻 15:05
↓ (所要時間 0:19 ) 予定所要時間 0:20 )
15:17 〜 15:25 本間ノ頭(東峰) 休憩 0:08 予定時刻 15:25
↓ (所要時間 0:20 ) 予定所要時間 0:20 )
15:45 鐘沢ノ頭 予定時刻 15:45
↓ (所要時間 0:23 ) 予定所要時間 0:25 )
16:08 ツガダチ 予定時刻 16:10
↓ (所要時間 0:08 ) 予定所要時間 0:10 )
16:16 六百沢ノ頭 予定時刻 16:20
↓ (所要時間 0:26 ) 予定所要時間 0:15 )
16:42 タロベエ峰 予定時刻 16:35
↓ (所要時間 0:21 ) 予定所要時間 0:15 )
17:03 林道 予定時刻 16:50
↓ (所要時間 0:22 ) 予定所要時間 0:15 )
17:25 宮ヶ瀬湖林道P 予定時刻 17:05
↓ (所要時間 0:11 )
17:36 登山口p
行動合計 9:16 (歩行 8:14 休憩 1:02 )
予定行動合計 9:05 ( 歩行 8:15 休憩 1:05 )
天候 | 終日快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
【コース状況】バリエーションルートを含みます。状況はその時々で変わりますので、以下の内容はあくまで参考程度にとどめ、同じコースを歩く場合でも自己責任でお願い致します。 ▼この日は台風の翌日だったため、姫次から丹沢山の間以外のコースは小枝(時には大枝も)や木の葉がたくさん落ちていて、バリルート部はトレースが分からないところもありました。また、枝が足に絡まって歩きにくく、時間&エネルギーをロスしました。 ▼姫次から丹沢山の間以外では蜘蛛の巣が多く、ストックや木の枝で振り払いながら歩き続けました。 【危険箇所】 ▼登山口(奥野隧道)から焼山まで 以前はしっかりした登山道だったので、古い道標とベンチがたくさんありました。道ももともとは広かったようですが、ほとんどが尾根の南斜面の巻き道なので、部分的に崩壊して細い踏み後になっているところがあります。倒木もたくさんありますが、迂回するトレースがありました。 入口は、トンネルの北側へ道路を1分程度歩いたところの小さい沢の右側から入り、はっきりした道跡をたどります。 平戸分岐には、焼山手前に崩壊箇所があり通行止めとの表示があります。その崩壊部分を避けるため、焼山の下を通るトラバース道には行かず、焼山への急な尾根を直登しました。植林の中で、下草が無いので、何とか登っていけます。途中、はっきりした南へ斜上する踏み跡があったのでこれをたどりましたが、焼山の南側の急な崩壊地の上の方にでてしまい、再び先ほどの尾根に向かって北へ斜上しました。この踏み跡は土が軟らかくて崩れ易く、歩きにくかったので、尾根を外さずに直登したほうが良さそうです。 ▼本間ノ頭から宮ヶ瀬湖まで 本間ノ頭からは真北へ向かう踏み跡に入ります。少し先の丹沢観光センターへの分岐(写真参照)までは踏み跡がしっかりしていますが、右へ下る観光センタへの道を見送って、ロープをくぐって尾根を上を直進すると、踏み跡はほとんどなくなり、道標、山頂標識等も一切ありません。完全なバリエーションで、ルートファインディングが必須となります。赤テープが時々ありますが、肝心の迷い易いところにはほとんど無く、地形と地図を見ながら間違った尾根に下らないように細心の注意が必要です。 鐘沢ノ頭とツガダチの中間、北へ向かって広い尾根を下っていくところから、ツガダチへ向かって東へ向きを変えるところは、森の中で東へ向かう尾根が見えず、知らずに北へ下りすぎてしまう可能性が非常に高いです。目印もありませんでしたが、私はGPSで現在位置を把握できたので曲がる場所が分かりました。 ツガダチの山頂からも左にほぼ直角に曲がります。鹿避けの有刺鉄線の柵がありますので、これを古い脚立で乗り越えて、この柵の右側に沿ってかなりの急斜面(尾根とは呼べ無い)を下っていきます。私はその柵沿いの踏み跡が分からず柵を何度も乗り越えていったりきたりして疲れましたが、よくみたら小さな赤テープがりました(写真参照)。 六百沢ノ頭も、南側を巻いて東へ向かう明瞭な仕事道がありましたが、GPSで方角が違っていることに気づき、登りなおして、柵の破れているところをくぐり、北へ向かう尾根を下りました。 タロベエ峰には送電鉄塔があります。ここから北へ向かう巡視路がありそうですので、これを探して下ったほうがよかったと思います。この峰から先は伐採跡の倒木、枝、潅木、雑草で道路まで下るのにもっとも難儀しました。道路に出る少し手前で明瞭な仕事道にでて、道路へ下ることができました。 【その他】 焼山までで3箇所、生まれて初めてヒルに血を吸われました。焼山でズボンの裾をめくったら、靴下の上の縁が血でべっとりしていてびっくり。近くにヒルが吸い付いていました。左足2箇所、右足1箇所。 黍殻避難小屋は現在建て替え工事中で、新しい骨組みだけでした。 工事期間は、平成25年9月下旬から26年3月末 http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f160396/p687243.html |
ファイル |
(更新時刻:2013/09/21 08:12)
|
写真
焼山までで、すでに3箇所、生まれて初めてヒルに血を吸われました。焼山でズボンの裾をめくったら、靴下の上の縁が血でべっとりしていてびっくり。近くにヒルが吸い付いていました。左足2箇所、右足1箇所。
感想
この日はもともと休暇を取って、後立&栂海新道縦走
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-344548.html
の予備日としていましたが、台風で襲来で早めに下山してしまい、
余ってしまったのt、台風一過でめったにない好天が約束されていたので、
急遽、でかけることにしました。
時間的には前夜に急に行くことにしたので、準備不足で早朝からの超ロングルートは無理、
以前から検討していた近くて手ごろなこの周回コース踏破にしました。
懸念点は、登り下りにバリルートを使用するため、前日の台風直撃で倒木やがけ崩れ等が
予想され、相当に荒れているのではないかということでした。
だめなら無理せずに引き返すつもりで出発しました。
詳細な記録は【コース状況】や各写真のコメントに記載しました。
倒木は思ったほどひどくなく、土砂崩れ等も新しいものはありませんでしたが、
まだ緑の葉や小枝が道に積もっていて歩きいにくい状況でした。
週末から人がほとんど入っていないので、丹沢主脈のメインルート以外は蜘蛛の巣も
ひどく、常時ストックや、木の枝を振って払いのけながら歩いていたので腕が疲れました。
それでも、予想通りの好天に恵まれ、丹沢主脈縦走路からは富士山や南アルプス、八ヶ岳、
伊豆箱根、関東平野等が見渡せ、秋の澄んだ空気の元、さわやかで気持ちの良い登山ができて、
急遽来た甲斐がありました。
所要時間は、バリルート部が荒れていたにもかかわらずほぼ計画通りとなりました。
帰りに車を運転中に、綺麗な夕焼けになっていいましたので、もう少しゆっくりして
山で夕焼けが見たかった(今回のコース取りでは無理か)と思いながら帰途に着きました。
shigetoshiさん、こんばんわ
とっても綺麗な空ですね
台風が過ぎたこのタイミングで歩けたなんて羨ましいです。
丹沢からこんなにいろんな山がみられるんですね。
八ヶ岳も見えるとはちょっと意外です。
雲取山からは八ヶ岳とか見えないですからね…。
木が無ければ、浅間とかなら見えるらしいですから。
ナイスなタイミングでの山行、お疲れ様でした
aottyさん、こんばんは。
北アを予想外に早く下山してまい、この日は休暇をキャンセルして出勤しようかと思っていましたが、台風一過の好天になるとのことで急遽行ってきましたが、大正解でした
蛭ヶ岳は眺望抜群ですね
近くにより高い山がないので、遠くの山が良く見えます。海も見えるし、関東平野も見えるので、眺望にも四方で変化があります。
雲取山は大好きで良くいきますが、安念ながら西にはより高い奥秩父の山々があるので、八ヶ岳等遠くの山が見えません
shigetoshiさん、こんにちは
台風
お天気の良い丹沢に出掛けたことがありますが、八ヶ岳
来月か再来月に1泊で出掛けるので、確認してみたいと思います(^^)
道が思ったほど荒れていなくて良かったですね!
バリエーションルートはCTが地図に記載されていないので、自分で考えないといけないですが
shigetoshiさんはほぼ予定通り
「富士
shigetoshiさん、こんにちは。
台風一過の澄んだ空気の中、丹沢の稜線歩きは
気持よさそうです。
湿度も下がり、ベストコンディションだった
でしょうか。
あちこちで見える富士山がいい感じですね
檜洞山との重なり具合、ほんとに綺麗に重なって
いますね
それにしても、手頃なルートとはとても思えませんが
いつものことでしょうか
私はまだヒルに血を吸われたことがありません。
(見たのも一度だけ)
血だらけで、ヒルが吸い付いている。。。なかなか
インパクトがありそうです
shigetoshiさん
丹沢周回お疲れさまでした。
平日でこのルートだと稜線以外は貸し切りでしょうか。
空気のクリアーなこの日稜線からの展望は最高ですね。
紅葉(シロヤシオかな)と富士良い感じです
この時期宮ヶ瀬湖に近い山域はヒルの巣、
足の速いshigetoshiさんで3か所ですから
他の方でしたら大変なことになりますね
pippiさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。
言われてみると、丹沢から八ヶ岳が見えるってたいへんなことですよね。
私の勘違いかもしれないとおもって、カシミール3Dのカシバード機能で蛭ヶ岳からの展望を確認しました。
そうしたら、写真とまったく同じ形で八ヶ岳が見えることがわかりホッとしました
そのカシバードの展望図をファイルで添付しましたので、暇なときにでもご確認ください
今度泊りで行ったときに天気が良くて現物確認もできるといいですね
道は荒れているというほどではなかったですが、右足で踏んだ落枝に左足でつまずいたり、脛を打ったりして、少し擦り傷&打撲ができました
バリルートは確かに時間が読めないところが多いのですが、今回はそこそこ予定通りに歩けて、自分でも驚きました
燕に気がついていただいてありがとうございます。
ちょうどいい感じにきちんど燕型に写ってくれました
youtaroさん、こんばんは。
今回は狙い通り天気が最高だったので、期待通りの富士山でした。
昨年、Futaroさん企画の丹沢24hに参加した時も良く晴れていて、富士山が大きく見えて、それ以来また晴れたら見に行きたいと思っていたので、良かったです。
たしかに手ごろではないですね。表現が適切ではなかったかな。夜中からではなく、朝から夕方まで歩くのにちょうどよいコース、といった感じでした。
蛭ヶ岳という名前は伊達ではなかったです
初めて蛭に吸われましたが、痛くも痒くもないのに血がベットリで、
蛭は口から血が固まるのを防ぐものを出すらしく、4時間後の丹沢山頂でもまだ血が止まらず、流れ続けていたので、そこで初めて絆創膏で血止めしました。
ところでyoutaroさんは新しいカメラで今週末はどちらへ行くでしょうか。レコ楽しみです。
konkotoさん、こんばんは。
静かな平日の良さを存分に味わってきました。
蛭ヶ岳の完全独り占めでしたし、途中で出会った人は、
避難小屋の工事の方々、地蔵平付近の登山道整備の方々意外では、地蔵平と不動ノ峰の下りでで一人ずつとすれ違った他は、丹沢山頂で4人に会っただけでした
確かに、ほとんど常時足を動かし続けていたのに、いつの間に蛭が吸いついたのかと、不思議でした
木の上で待っていて、体温を感知して落ちてきて吸いつくと聞いたことはあり、慌てて全身をチェックしました
shigetoshiさん、こんばんは
台風一過の登山、いいですね。
火・水あたりまでは空が澄んでました。
湿度も下がって最高の登山日和で羨ましいです。
youtaroさんもコメントされてますが、檜洞丸と富士山の重なり具合、見事です。
今までなぜ気づかなかったのか?
それにしてもやはり焼山辺りにはヒルがいるんですね。
実は9/21は電車でしか行動できなかったため、丹沢を第一候補に考えていて、焼山〜塔ノ岳を考えていたので、ぞっとしました。
全然痛くはないのですか。
hirokさん、こんばんは。
蛭に吸われたのは初めてのことでしたので、びっくりしましたが、血が出続けるだけで、痛く痒くもありませんでした。血の出方が、タラーッと流れるように出るので、靴下がベットリ、靴やズボン等周辺にも結構血糊が着きました。すぐに絆創膏で止血するべきでしたが、その点を除けば、蛭に吸われても、どうということはないと思いました。
檜洞丸、そう言われると確かに富士山にぴったりはまっていますね。富士山が見たかったので、歩いているときは檜洞が邪魔だとおもっていたのですが
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