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Yamareco

記録ID: 3457255
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

間ノ岳・農鳥岳(北岳はスルー)

2021年08月21日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
7
1~2泊以上が適当
GPS
11:55
距離
27.3km
登り
2,673m
下り
3,377m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
11:00
休憩
0:54
合計
11:54
距離 27.3km 登り 2,679m 下り 3,381m
6:38
10
6:48
6:52
65
7:57
8:04
84
9:28
9:34
16
10:19
10:28
28
10:56
10:57
46
11:43
11:48
40
12:28
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51
13:22
13:23
27
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26
14:16
14:23
97
16:00
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12
18:17
6
18:23
4
18:28
ゴール地点
過去天気図(気象庁) 2021年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
奈良田の朝焼け
2021年08月21日 05:06撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
8/21 5:06
奈良田の朝焼け
沢水が溢れている大樺沢の登山道。
2021年08月21日 07:00撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8/21 7:00
沢水が溢れている大樺沢の登山道。
標高2000m辺り、上はガスってる。
2021年08月21日 07:41撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8/21 7:41
標高2000m辺り、上はガスってる。
大樺沢二俣で、山小屋休業の掲示。
2021年08月21日 08:04撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8/21 8:04
大樺沢二俣で、山小屋休業の掲示。
八本歯コルが近づくと、梯子段の嵐。
2021年08月21日 09:05撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/21 9:05
八本歯コルが近づくと、梯子段の嵐。
もうすぐコル
2021年08月21日 09:19撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8/21 9:19
もうすぐコル
八本歯コルの道標。
2021年08月21日 09:27撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8/21 9:27
八本歯コルの道標。
10日前に撮った同じタカネビランジの株。大分みすぼらしくなった。
2021年08月21日 09:28撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8/21 9:28
10日前に撮った同じタカネビランジの株。大分みすぼらしくなった。
北岳山頂方向を見上げる。ここでスルーを決めている。
2021年08月21日 09:32撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8/21 9:32
北岳山頂方向を見上げる。ここでスルーを決めている。
北岳山荘へのトラバース道。トリカブト等の花が多い。
2021年08月21日 09:59撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8/21 9:59
北岳山荘へのトラバース道。トリカブト等の花が多い。
10日ぶりに来た北岳山荘はひっそりしている。
2021年08月21日 10:18撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8/21 10:18
10日ぶりに来た北岳山荘はひっそりしている。
水は出る。発電機の音もする。
2021年08月21日 10:19撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8/21 10:19
水は出る。発電機の音もする。
中白根山から間ノ岳方向。見えて来ないかなぁ。
2021年08月21日 10:57撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8/21 10:57
中白根山から間ノ岳方向。見えて来ないかなぁ。
間ノ岳の三角点。これが四十数年ぶり。
2021年08月21日 11:43撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/21 11:43
間ノ岳の三角点。これが四十数年ぶり。
1人現れて撮ってもらった。彼は今朝北沢峠から来たそうな。
2021年08月21日 11:46撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/21 11:46
1人現れて撮ってもらった。彼は今朝北沢峠から来たそうな。
さてノウトリ小屋へ。
2021年08月21日 11:50撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8/21 11:50
さてノウトリ小屋へ。
霧に見え隠れする農鳥小屋。
2021年08月21日 12:14撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/21 12:14
霧に見え隠れする農鳥小屋。
雨が降り始めた農鳥小屋。おやじさんは室内の様だ。
2021年08月21日 12:27撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8/21 12:27
雨が降り始めた農鳥小屋。おやじさんは室内の様だ。
まともな雨になった西農鳥岳。カメラを出すのもめんどくさい。
2021年08月21日 13:19撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8/21 13:19
まともな雨になった西農鳥岳。カメラを出すのもめんどくさい。
農鳥岳山頂方面が見えた一瞬。これが精一杯。
2021年08月21日 13:45撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8/21 13:45
農鳥岳山頂方面が見えた一瞬。これが精一杯。
生涯初めての農鳥岳も雨の中。
2021年08月21日 13:50撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/21 13:50
生涯初めての農鳥岳も雨の中。
大門沢下降点。
2021年08月21日 14:13撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8/21 14:13
大門沢下降点。
数ある沢越えが増水でやばいことに、これは序の口。
2021年08月21日 15:41撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8/21 15:41
数ある沢越えが増水でやばいことに、これは序の口。
ここも靴濡らす(とっくに濡れてるし)程度で通過。
2021年08月21日 15:48撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/21 15:48
ここも靴濡らす(とっくに濡れてるし)程度で通過。
大門沢小屋。
2021年08月21日 15:59撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8/21 15:59
大門沢小屋。
橋が架かっていれば良いが。
2021年08月21日 16:06撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8/21 16:06
橋が架かっていれば良いが。
さてここは...
2021年08月21日 17:02撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8/21 17:02
さてここは...
この木を踏んで渡った。
2021年08月21日 17:06撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/21 17:06
この木を踏んで渡った。
最初の吊り橋まで下りて来た。
2021年08月21日 17:28撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/21 17:28
最初の吊り橋まで下りて来た。
発電所の取水口。この下も登山道が続く。
2021年08月21日 17:31撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8/21 17:31
発電所の取水口。この下も登山道が続く。
忽然と現れる立派な橋。
2021年08月21日 17:35撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8/21 17:35
忽然と現れる立派な橋。
進入禁止ともあり、橋の下も行って見たが、ここを渡るしかないと判断。
2021年08月21日 17:38撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/21 17:38
進入禁止ともあり、橋の下も行って見たが、ここを渡るしかないと判断。
砂利の車道を歩くと、登山道の表示。
2021年08月21日 17:42撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/21 17:42
砂利の車道を歩くと、登山道の表示。
立派で頑丈な吊り橋。
2021年08月21日 17:44撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/21 17:44
立派で頑丈な吊り橋。
登山道は終了。
2021年08月21日 17:47撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8/21 17:47
登山道は終了。
第一発電所で開運トンネルのゲート。
2021年08月21日 18:05撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/21 18:05
第一発電所で開運トンネルのゲート。
大門沢が広河内となった川。水量が凄い。
2021年08月21日 18:05撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/21 18:05
大門沢が広河内となった川。水量が凄い。
奈良田第一駐車場に戻った。
2021年08月21日 18:27撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/21 18:27
奈良田第一駐車場に戻った。
我が車は駐車禁止区内に閉じ込められていた。
2021年08月21日 18:29撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/21 18:29
我が車は駐車禁止区内に閉じ込められていた。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 ザック 行動食 非常食 飲料 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ガイド地図(ブック) ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック カメラ

感想

10日前に白根三山計画倒れの北岳登山になったので、リベンジ再挑戦をどうするか考えていた。もう一度テント担いで喘ぎたくはなかったので、小屋泊まりお気楽山行にするか、はたまたワンデイ走破にするか、と考えた。そうこうする内に、コロナ禍は収まらず山梨県もまん延防止措置適用になり、北岳山荘など南アルプス市の山小屋は8月20日から休業となってしまった。テント場も使用禁止と。肩の小屋か農鳥小屋の泊り選択肢もあったが、ワンデイで行こうと決めた。

次の問題は天気。お盆の頃から秋雨が来てしまった様な不純な天候が続き、九州等で水害多発の状況だった。数日前一般の天気予報および日本気象協会の登山天気では、8月21日が白根山域で特異的に好天の予報で、21日実行と決めた。しかし日ごとに予報は変わり、最後に見た北岳の予報は6時・9時に晴れだが15時から雨だった。天気図的には太平洋に高気圧、日本海に低気圧があり、中間領域は不安定で予報が外れ易い状況だ。難しいが行くしかないと思った。

再び奈良田に前泊、再び広河原でバスを降りた。5時半の奈良田では怪しげな朝焼け、6時過ぎの広河原では曇りで見上げる稜線はガスだった。ともかく歩き出して、最初のポイントは白根御池小屋分岐。先日下りて来た大樺沢ルートを選択。これ以降前後する登山者は皆なかなかの健脚ペース。

大樺沢二俣で一息。体調もペースも悪くないなと確認。八本歯のコルまでの急登も頑張って良いペースで着いた。この上は北岳山頂に行くのが普通だろう、天気と体調が良ければそうするが、でなければ行ったばかりの北岳はパスして良いと思ってた。で、ガスの八本歯で北岳パスを決定、北岳山荘に向かう。

人気のない北岳山荘を通過し、中白根山、そして間ノ岳へ。間ノ岳へは、先日北岳に続いて四十数年ぶりの到達だった。ガスて眺望はない。予報にあった筈の「晴れ」は遂になかった。しかしここまでは雨でも強風でもなかったことを感謝すべきだった、と後になって思う。

農鳥小屋が見えたころから小雨がぱらついた。西農鳥に登る途中で雨が強くなり、雨具装着。風も強く寒い。雨脚の強弱は農鳥岳までも続いた。農鳥は真に人生初で天候的には残念だったがしょうがない。

大門沢下降点では一旦雨が止んでほっとした。坦々と下り、大門沢小屋の直前の沢越えで水が多く凄いなと思った他は大過なかった。大門沢小屋の直後で雨になり、割と急速に雨脚が強まった。随所の沢の渡渉で増水のため際どい通過があり、日暮れには早いのに空は暗く、樹林帯ではヘッ電を点けた。雨中歩きにうんざりしたが、やっと揺れる吊り橋、続いて発電所取水口なる人工大型施設のある領域となった。頑丈な釣り橋から林道に下り立ち、小一時間の歩きで奈良田駐車場に帰還した。丁度12時間の行動だった。

僕の経験でこれに匹敵する日帰りロングコースとしては、剱岳日帰りとか黒部五郎岳日帰りとかがあった。それらは夜明けよりかなり前に出発してれば午後3〜4時程度には下山できるものだった。朝一のバスで6時過ぎに登山口との制約では、日暮れとの競争になる精神的圧迫感があり、また今回は天候面の厳しさがあった。ともかくも、良く言えば充実感一杯の、心に残る登山となり、そして、日本3000m峰21座を20まで極めた。残るは前穂高岳。

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