銚子洞溯行箱洞下降
- GPS
- 16:46
- 距離
- 24.5km
- 登り
- 1,836m
- 下り
- 1,852m
コースタイム
- 山行
- 6:11
- 休憩
- 0:01
- 合計
- 6:12
天候 | Day1 晴後曇 夕方小雨。Day2 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
釣り師なのか、他に5〜6台とまってた |
その他周辺情報 | 板取川温泉 |
写真
装備
個人装備 |
ヘルメット
ハーネス
沢靴か鮎足袋
寝具
ヘッドライト
|
---|---|
共同装備 |
chuki
8mm10m
15mスローロープ
2-3人用ツェルト
214cm四方タープ
折込鋸
1日目晩飯主食(ミートソースチーズリゾット 4人で米1.7合)
Nenebo
1〜2人用ツェルト
komahisa
8.5mm40m
焚き付け
ガス缶とバーナー
sakai
カム一式
|
備考 | カムは使わなかった。箱洞下降時に残置ハーケンに1枚 追加でハーケン打ち足した。シュリンゲは結構つかった。捨て縄も三回ほどセット。 |
感想
●動画、写真
後日アップするかも
●溯行図
後日、noteとかにアップするかも。
●経緯
越百川で予定していたが、木曽方面で増水が見込まれたため、このルートに変更した。
●出発まで
緊急事態宣言とかコロナ過だからで、会ったことない人と接しないほうがいいか何だかで、一人へった。もっと減るかなと思ったが、そうはならなかった。
京都組で1台3人、兵庫組1台1人で道の駅ラステン洞戸に土曜朝集合とした。
●山行メモ Day1
・大ツゲ谷ゲート前P→銚子滝
お話しながら歩いてたら林道歩きはスグ終わった。途中、neneboさんがヤマカガシをサっと捕まえたり、などあった。
銚子滝まで遊歩道で行こうとしたが、藪っぽかったので、最初の鉄製の橋の手前から入渓。若い二人は ここでモンベルのサワーシューズ(フェルト底)に履き替える。水が冷たくて気持ちいい、と最初は思ったが、じきに身体が冷えてきた。途中、長い竿の釣り師が居てはって、その手前から滝見道に上がる。そのまま銚子滝まで ほぼ道を歩いた。鎖なども設置された立派な遊歩道やった。
・銚子滝左岸の登り
銚子滝は少し前までの長雨のせいか、瀑流になってて、迫力満点。凄い水しぶきを上げていた。左岸側の滝からスグのところに釣り師が設置したのか虎ロープがあり、念のためkomahisaさんにビレイしてもらって、俺リード。立ち木で いくつか支点を取り、36mほど引っ張ってから立ち木で支点とってセルフとって、フィックスして後続に登ってもらう。neneboさんが次に登ってきた。その次、sakaiさんが登ってる途中で、neneboさんが「上に登ってていいすか」というので「はい」と。直上していった。sakaiさんが俺のとこに来る前に、neneboさんが だいぶ上まで行ってるのが見えたので、「ちょっと待っててー」というが声は届かなかった様子。もう少し早めに声かけとくべきやった。
sakaiさんには3m上がった立ち木でセルフをとってもらう。
komahisaさんをビレイして登ってもらい、ツルベでそのままneneboさんが居るであろう地点に向けて直上してもらう。ルートとしては、直上せずとも このビレイ点付近から水平にトラバースできた可能性がある。
komahisaさんが、直上せず、斜上しだし、「あれ?回り込んで上に向かうのかな」と思ってたら、sakaiさんが「neneboは どうなるんですかねぇ」と心配そうに言うので、komahisaさんに「そっからneneboさんのとこに向かってー。ロープなしでは降りてこられへんらしいから」と もっかい伝えて上に上がってもらう。
その後、komahisaさんビレイ解除→sakaiさんフィックスで登り、俺ビレイしてもらって登り、…で全員集合できた。ここから、16mの懸垂下降。銚子滝落ち口から数m上流の左岸水流際に降り立った。
・銚子滝→その次の幅広滝→テン場
すぐ次の幅広滝 高さは10mちょい?ある。
ここも左岸側に虎ロープがある。
最初、フリーで行くような雰囲気を醸し出してたが、もうロープ出してあるし、この上で畳んだらええやんってことで、ここはkomahisaさんリードで登った。俺は2番目、3番目neneboさん、最後がsakaiさん。
ここからsakaiさんのスイッチが入ったのか、今まで眠たかっただけなのか、なんだか分からないが、どこの滝も先頭でピャーっとフリーで行ってしまう。いや、時々うしろも見てくれてたっぽいけど、何か所か「ここフリーで行くのかぁ、行ってもうたなぁ」という滝があった。
大岩というか、ゴーロの乗越しで、若人たちはピャーっと登ってしまうけど、GGEの俺だけ苦労してたとこが結構あった。運動神経わるいしなぁ。
ゴルジュの終わり際で若人二人は左岸側、komahisaさんと俺は多分楽な右岸側を巻いた。左岸側のほうが、より小さく巻いてる。右岸側のほうが なるかった感じ。踏み跡っぽかったし。
あとは、そんなに危機感もなく巻いたり直登したりシャワークライミングしたりして、やがて川原になり、広い川原に出たところで焚き木も豊富そうで、時間は早いが もぉえっか。と泊地に決めた。
・テン場にて
komahisaさんがテン場から少し上流でネバって5尾の岩魚を釣り上げてくれた。
sakaiさんはタマゴダケの炒め物、リンゴのホイル焼き、バターナッツかぼちゃのホイル焼き、を作ってくれた。
neneboさんは大量のウインナーを持ってきてくれはった。
俺は、ミートソース味チーズリゾットをラージメスティンで作った。
どれもこれも美味かった。
缶ビール350ccを四人で分け、200ccのPETの黒霧島を呑んだ。酒が足りず、komahisaさんにネダって100ccくらい焼酎をもらってしまった。ダメ親父でスミマセン。
17時頃から小雨が降ったりやんだり。やがて、降り続くようになった。焚火はなかなか安定せず、komahisaさんが火吹き棒?でめっちゃ吹いてくれはった。
若人二人が明るい内に寝て、俺が19時半頃ねて、最後にkomahisaさんが寝た。俺が寝た後、焚火は本格的に燃えさかったようす。その後、21時までには雨はやんでいた。
●山行メモ Day2
・テン場→左門岳
暫く川原歩き。ってゆうか、ほぼ川原歩き。でも泊地としては、俺らが泊まったところが一番快適そうやった。他にも そこらじゅうで寝れるが、流木の量、川原の広さなどから、源頭部に行けば行くほど快適さが失われる感じ。
一か所、ビーバーの池みたいになってるところがあり、右岸を歩くと、鹿の足跡があり、間もなく、鹿の警戒声が近くで聞こえて、鹿の逃げていく白いケツも見えた。
標高1060mの二又は左門岳ピーク直の左又を選んだ。沢が小さくなり、水も少なくなり、1lちょいの水を汲んだ。最後、標高差50mくらいが薄藪やった。歩くのに ほぼ支障がない程度。で、稜線に出て数十m西に踏み跡を辿ると、左門岳の看板?銘板が落ちてたので拾って持って記念撮影。
・左門岳→稜線→大平源頭→稜線→箱洞下降点
パーティの方針としては「まずは稜線を歩くが、藪などで歩き難かったら沢に降りる」というもの。どっちが歩き易いか、これは判断が難しい。どっちも同時にできないのなら、最終的には勘で決めるしかない。
俺が去年秋、武田ちゃんと山中さんと3人で明神洞を溯行時、明神山の南のコルから明神山を越えて北のコルまで出て、そこから上大須ダム側にガレを降りたことがある。この時、明神山から その北のコルまでは歩き易い踏み跡があり、赤テープもあったので、明神山から左門岳まで稜線沿いに踏み跡とかテープがあるんちゃうかと予想していた。
さて、この予想は、完全にハズレではないが、ほぼハズレ。
左門岳から南に稜線を辿り、歩き易い道を 一応 磁石で方向確認しながら進んだ。一応磁石を確認しながら、階段もあるような歩き易い道を…、登り返しが出てくるのは まだかな、一応GPSも見るか、、、違う尾根に入ってるやん。ってことで30分弱のぼり返して予定の尾根に取り付き直した。
おおむね鉈目があったものの、全くもって歩き易くはなく、踏み跡とは呼べない区間が多かった。何か所か明らかな道、という区間もあった。が、それは割とスグに終わる。1156m地点を過ぎたところで、北東側に並行に走る大平源頭の沢が歩き易そうにみえたので そこに降りた。ココは魚影が濃い。何度か手掴みで捕まえようとしたが叶わず。neneboさんは「足に当たってきた」ってゆーてはった。そんな楽園の源流にオサラバし、次の稜線のコルのところで、また沢からコルに復帰した。この辺りから1078m地点の300〜400m北の稜線上に出るまで、まぁまぁな藪漕ぎになった。その後は比較的あるきやすく、明神山の北側のコルまで辿った。
・箱洞下降点→箱洞→大ツゲ谷ゲート前P
稜線のコルで少し休憩して息を整えてから下降開始。浮石が多いな、と、メンバーに「石おとしたら すぐゆーてやー」とゆーてたら、「ラーク」のコールが何回も こだましていた。(こだまじゃないかも)
一回、音も無く落ちてきたコブシ大の石が3m先を飛んでったので、それは怖かったが、他は怖い思いはせず、水の流れる小沢に降り立った。その後、わりとすぐ6mほどの滝で、左岸の木に捨て縄して懸垂下降。もう少し行って、標高850mあたりでも約10〜15mの懸垂下降。この時は、左岸右岸両方みたが、右岸側はかなり立ってたので左岸の滝からスグの木で捨て縄して懸垂下降。
その後わりとすぐ左岸側から大きな15mほどの滝あり、水量多し。これがhillwandererさんの降りてきはったルートかな。
そこで水をガブガブ飲んで、また下降開始。だいたいクライムダウンできる滝ばかりで、あとは滝つぼ少し泳いだりもしたが、一か所、7mほど懸垂下降した。これは滝落ち口の右岸側に残置のハーケンとシュリンゲ2本があったので、それで懸垂セットしたが、komahisaさんが心配そうに もう一枚ハーケン打ち足そうというので、打ち足して捨て縄プラスして降りた。
これ以降、ロープを使うことはなかったが、割と濡れ濡れで寒い思いをしながら降りた。
ようやく箱洞出合で ひと安心…、したのが間違いやったか、銚子滝の滝見道を歩いてる時に川側の足を踏み外して、2mくらい落ちた。ザックから着地したので、まぁ大したことなかったが、足が少し痛かったので川で冷やしてから また歩き出した。
途中で生えてたキイチゴの実を食べ、酸っぱかったが美味かった。
自動ドアの使われてない休憩所まで戻って、若人二人は そこで運動靴に履き替える。オッサン二人はヘッデンも点けず、トンネルをポテポテ歩いて帰った。
●関西⇔川浦谷川 旅程
8/27
20:16 蛍池の仕事場発→ガソリンスタンド→21:48伊吹PAで車中仮眠
8/28
am4:04 伊吹PA発→大野神戸IC→ファミマ寄る→ 5:19道の駅ラステン洞戸 待ち合わせ
6:24 道の駅ラステン洞戸発
7:00過ぎ 大ツゲ谷ゲート前に駐車
沢登りタイム
8/29
17:30 大ツゲ谷ゲート前P発→17:42〜18:28板取川温泉→19:38〜19:47餃子の王将岐阜真正店で持ち帰り→20:02〜24:53道の駅パレットおおので夕飯&仮眠→豊中で給油→am3:03西チベ自宅着
●交通費
・高速代
往復 吹田⇔大野神戸 2980円(深夜割適用)×2=5960円
・ガソリン代
(455+42)km÷12.1km/l×152円/l≒6243円
・合計
5960円+6243=12203円
結構かかってもたのぉ。
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