鹿島槍〜五竜岳(テン泊縦走3日間)
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- GPS
- 50:41
- 距離
- 26.6km
- 登り
- 3,012m
- 下り
- 2,870m
コースタイム
5:45柏原新道登山口 - 8:30種池山荘 - 9:25爺ヶ岳南峰 - 9:50爺ヶ岳中峰 - 10:40冷池山荘(テン泊)
(行動時間:4時間55分)
【2日目】
4:00冷池山荘 - 6:05鹿島槍ヶ岳南峰 - 6:55鹿島槍ヶ岳北峰 - 7:45八峰キレット小屋 - 10:45五竜岳山頂 - 11:25五竜山荘(テン泊)
(行動時間:7時間25分)
【3日目】
5:15五竜山荘 - 7:15小遠見山 - 8:05アルプス平
(行動時間:2時間50分)
天候 | 1日目:快晴 2日目:晴れのち曇り 3日目:稜線晴れ、下界曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
・扇沢まで自家用車。 ・金曜日夜23時の時点で無料駐車場は若干の空きあり。 【帰り】 ・朝一のゴンドラ(8:15始発)で白馬五竜まで下山。 ・神城駅まで徒歩で向かうものの、松本行きの電車が10:11発と中途半端で待ち時間が長すぎる。 ・居合わせた方とタクシー乗合で扇沢まで向かう。(神城駅〜扇沢まで10,350円) |
コース状況/ 危険箇所等 |
■コース状況 【柏原新道登山口〜冷池山荘】 ・危険箇所なし。 ・冷池山荘のテン場は40張だが、連休初日のこの日はなんと93張!! ・テン場は11時時点で2〜3人だったが、その後あっという間に満杯に。 ・山荘もこの日は布団1枚で2人とのこと。 ・冷池山荘の水場は沢から引いているということで飲み水としても安心。(1リットル150円) ・テン場から山荘は10分ほど距離があるが、トイレは清潔。 【冷池山荘〜五竜山荘】 ・鹿島槍南峰までは危険箇所なし。 ・鹿島槍南峰以降は岩場が多くなるので注意が必要。 ・テン泊の場合行動時間が長くなるので早めに出発した方がよい。 ・五竜山荘も連休中はテント、山荘共に大混雑。 ・テン場は11時半の時点で既に半分以上埋まっていた。 ・外トイレは数が少ないので行列ができる。 【五竜山荘〜アルプス平】 ・白岳直下のみ岩場があるが特に危険箇所なし。 ■ドコモ電波状況 ・種池山荘 ・・・ ○ ・冷池山荘 ・・・ ▲(稜線のみ○) ・稜線・山頂 ・・・ ○ ・五竜山荘 ・・・ ▲(稜線のみ○) |
写真
感想
待ちに待った三連休、そして待ちに待った晴れの週末。
このところの悪天で満足な山行が出来ていなかったが、久しぶりに好条件が整った。
一泊では行きづらく、これまで歩いたことのないルート・・・ということで扇沢から鹿島槍、八峰キレットを経由して五竜に向けて縦走する計画を立てた。
花と紅葉の端境期とはいえ、ストレスを抱えた登山者がこの三連休を見逃すわけもなく、混雑することは間違いなかった。
ということで、前夜に石川の自宅を出発し扇沢で前泊。
朝5時半に駐車場を出発して冷池山荘を目指すことにする。
本来ならこんな早朝に出発する必要はないが、何よりテン場の確保が最大の目的である。
予定通り11時前に冷池山荘に到着すると早速受付。
3番の札をゲットしてテント設営。
さすがにこの時間ではほとんど人はいなかったが、瞬く間にテン場が埋まってしまった。
そしてこの日最大のお楽しみタイムとなる「夕焼け」。
多少雲があった方が景色としては好きだが、それは贅沢過ぎるというものだ。
立山連峰を望めば期待を裏切らない美しい夕焼けがそこにある。
剱、立山を始め、薬師、毛勝三山などの稜線がオレンジ色に染まり星も輝きだす。
春以降こんなに恵まれたのは久しぶりだった。
2日目も、やはり五竜山荘のテン場確保を目的として朝4時に冷池を出発。
途中鹿島槍の手前で十二分にご来光を楽しむ。
前日とは夕焼けとは異なる味わいで、雲と太陽と空のバランスが最高。
南方には富士山、八ヶ岳、南アルプスまで見渡せる大パノラマ。
2日目にしてゲップが出るほどの大サービスだ。
そして八峰キレット超え。
テン泊装備でこのルートを縦走するのは若干不安だったが、岩場のグリップも良く、すれ違いもそれほどなかったためスムーズに歩くことができた。
五竜山荘に到着したら、まずは何より先にテン場を確保。
結果的に4時に出発したのは大正解。
昼過ぎになると前日同様にテン場、山荘共に溢れかえってしまった。
3日目はアルプス平へ向けて下山。
この日の朝は何と雲海からのご来光!
手を変え品を変え精一杯楽しませてもらいました。
下山後は神城駅からJRで信濃大町へ向かい、そこから扇沢までバスで…と思っていたが、はやく下りすぎたせいで時間が余りすぎ。
神城駅7時台の次はなんと10時台・・・とても待っていられない。
そんな所に同じく五竜から下山してきた二人連れの方が「扇沢なら一緒にタクシーで行きませんか?」と声をかけてくれた。
願ったり叶ったりということで、すかさずOKの返事。
おかげで待ち時間もなく3500円程で扇沢まで戻ることができた。
ありがとうございました。
これから紅葉の季節、週末だけは晴れて欲しい!そう願うのであった。
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