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Yamareco

記録ID: 348507
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

槍ヶ岳に登りたガールと共に(好天の槍ヶ岳)

2013年09月20日(金) ~ 2013年09月22日(日)
情報量の目安: A
都道府県 長野県 岐阜県
 - 拍手
GPS
21:43
距離
39.9km
登り
1,803m
下り
1,775m

コースタイム

9/20
上高地9:00〜河童橋9:07〜明神池10:15〜徳沢11:35
〜12:38横尾(昼)13:28〜14:48槍沢ロッヂ(泊)
9/21
槍沢ロッヂ6:15〜乗越沢分岐7:15〜水俣乗越8:20
〜10:17ヒュッテ大槍(昼)11:50〜12:23肩の小屋〜槍穂ピストン
〜肩の小屋13:50〜14:55ヒュッテ大槍(泊)
9/22
ヒュッテ大槍7:00〜槍沢ロッヂ9:45〜横尾11:25
〜徳沢12:20〜明神13:15〜河童橋14:05〜上高地14:15
天候 快晴(20日、21日)
晴れから曇り(22日)
過去天気図(気象庁) 2013年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
タクシー 自家用車
沢渡駐車場から上高地へは乗り入れ規制のためタクシーに乗り換え
駐車料3日(1,500円)タクシー1台(4,000円)
コース状況/
危険箇所等
市役所4:00発
沢渡 8:00
上高地8:30
せせらぎの湯(竜島温泉)アルカリ性単純温泉@500
素晴らしい山行を予感させる朝
2013年09月20日 08:51撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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9/20 8:51
素晴らしい山行を予感させる朝
河童橋越しの穂高連峰
2013年09月20日 09:05撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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9/20 9:05
河童橋越しの穂高連峰
振り返れば焼岳の姿が…
2013年09月20日 09:09撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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9/20 9:09
振り返れば焼岳の姿が…
今回は河童橋を右岸側に渡り、木道を経て明神池を目指す
2013年09月20日 09:21撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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9/20 9:21
今回は河童橋を右岸側に渡り、木道を経て明神池を目指す
梓川が樹林の中を静かに、時に烈しく流れていた
2013年09月20日 09:26撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
9/20 9:26
梓川が樹林の中を静かに、時に烈しく流れていた
明神池の穂高神社の鳥居をくぐって
2013年09月20日 10:10撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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9/20 10:10
明神池の穂高神社の鳥居をくぐって
明神池へ
一の池からの明神岳
2013年09月20日 10:17撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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9/20 10:17
明神池へ
一の池からの明神岳
二の池
2013年09月20日 10:22撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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9/20 10:22
二の池
明神橋を渡って左岸側へ出る
2013年09月20日 10:42撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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9/20 10:42
明神橋を渡って左岸側へ出る
TOKUSAWAには海外の山のような洒落た道標があった。
2013年09月20日 11:40撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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9/20 11:40
TOKUSAWAには海外の山のような洒落た道標があった。
横尾大橋
2013年09月20日 13:04撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
9/20 13:04
横尾大橋
思い出のキツリフネ
2013年09月20日 13:46撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
9/20 13:46
思い出のキツリフネ
槍沢ロッヂに宿泊し、翌朝、槍に向かう
2013年09月21日 06:06撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
9/21 6:06
槍沢ロッヂに宿泊し、翌朝、槍に向かう
ババ平のキャンプサイト
2013年09月21日 06:47撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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9/21 6:47
ババ平のキャンプサイト
乗越沢に着いた
2013年09月21日 07:13撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
9/21 7:13
乗越沢に着いた
水俣分岐…ここから水俣乗越まで急な登りが続く
2013年09月21日 07:19撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
9/21 7:19
水俣分岐…ここから水俣乗越まで急な登りが続く
水俣乗越に着いた
はるかにあの剣岳が見える
2013年09月21日 08:22撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
9/21 8:22
水俣乗越に着いた
はるかにあの剣岳が見える
水俣乗越の道標
2013年09月21日 08:23撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
9/21 8:23
水俣乗越の道標
水俣乗越からは岩混じりの厳しい登りに
2013年09月21日 08:31撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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9/21 8:31
水俣乗越からは岩混じりの厳しい登りに
初めて槍の穂が見えた
2013年09月21日 08:43撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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9/21 8:43
初めて槍の穂が見えた
ナナカマドの実も真っ赤に
2013年09月21日 08:46撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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9/21 8:46
ナナカマドの実も真っ赤に
素晴らしい山並み
2013年09月21日 08:49撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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9/21 8:49
素晴らしい山並み
急な鉄ハシゴを攀じる
2013年09月21日 09:02撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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9/21 9:02
急な鉄ハシゴを攀じる
北穂が遠くに望める絶景
2013年09月21日 09:05撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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9/21 9:05
北穂が遠くに望める絶景
ヒュッテ大槍に着いた
槍の穂が手に取るような近さに
2013年09月21日 10:17撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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9/21 10:17
ヒュッテ大槍に着いた
槍の穂が手に取るような近さに
ヒュッテの窓から槍の穂を望む
2013年09月21日 10:21撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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9/21 10:21
ヒュッテの窓から槍の穂を望む
前穂も額縁写真です
2013年09月21日 10:49撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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9/21 10:49
前穂も額縁写真です
サブザックで槍の穂を目指します
2013年09月21日 13:33撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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9/21 13:33
サブザックで槍の穂を目指します
頂上付近からの景色
2013年09月21日 13:05撮影 by  EX-Z1050 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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9/21 13:05
頂上付近からの景色
子槍も下に見える
2013年09月21日 13:12撮影 by  EX-Z1050 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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9/21 13:12
子槍も下に見える
ついに登って 頂上の神社
2013年09月21日 13:13撮影 by  EX-Z1050 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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9/21 13:13
ついに登って 頂上の神社
ヒュッテ方向には常念岳
2013年09月21日 14:27撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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9/21 14:27
ヒュッテ方向には常念岳
ヒュッテ大槍近くまで戻り、あらためて槍を振り返る
2013年09月21日 14:55撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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9/21 14:55
ヒュッテ大槍近くまで戻り、あらためて槍を振り返る
山に夕暮れが近づいてきた
前穂高と北穂高
富士も見えてます
2013年09月21日 17:35撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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9/21 17:35
山に夕暮れが近づいてきた
前穂高と北穂高
富士も見えてます
未だほの暗い早朝
槍の穂に登攀者のヘッドランプの光が見える
2013年09月22日 04:34撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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9/22 4:34
未だほの暗い早朝
槍の穂に登攀者のヘッドランプの光が見える
御来光を待つ人々
2013年09月22日 05:17撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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9/22 5:17
御来光を待つ人々
日の出を待つ富士山
2013年09月22日 05:19撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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9/22 5:19
日の出を待つ富士山
常念岳の方向から御来光
2013年09月22日 05:33撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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9/22 5:33
常念岳の方向から御来光
槍ヶ岳の西空に月齢18の月が浮かぶ
2013年09月22日 05:37撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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9/22 5:37
槍ヶ岳の西空に月齢18の月が浮かぶ
槍の穂が朱く染まる
2013年09月22日 05:37撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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9/22 5:37
槍の穂が朱く染まる
右から前穂高、南アルプス、富士山の山並み
2013年09月22日 06:58撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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9/22 6:58
右から前穂高、南アルプス、富士山の山並み
チシマギキョウ
2013年09月22日 07:21撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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9/22 7:21
チシマギキョウ
アキノキリンソウ
2013年09月22日 07:22撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
1
9/22 7:22
アキノキリンソウ
イワツメクサ
2013年09月22日 07:22撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
9/22 7:22
イワツメクサ
槍ヶ岳を惜しみながら槍沢を下る
2013年09月22日 07:23撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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9/22 7:23
槍ヶ岳を惜しみながら槍沢を下る
チングルマの果穂
2013年09月22日 07:28撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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9/22 7:28
チングルマの果穂
秋色のパレット
2013年09月22日 07:42撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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9/22 7:42
秋色のパレット
リンドウ
2013年09月22日 08:07撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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9/22 8:07
リンドウ
槍沢にて
2013年09月22日 08:07撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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9/22 8:07
槍沢にて
ミヤマトリカブト
2013年09月22日 08:24撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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9/22 8:24
ミヤマトリカブト

感想

 今回は「槍ヶ岳に登りたガール」を含めた4人パーティ。
 彼女達は、タイミングが合わず3年越しの挑戦となったが、待った甲斐あって今日の天気は抜群。
 初「上高地」の彼女達のために往路は、少し遠回りにはなるが、河童橋から梓川の右岸側から明神池を案内する。
 明神池は「穂高神社奥宮」の神域で、一の池、二の池に神々しい明神岳が影を落とす。御祭神は穂高見命。山行の安全祈願をしてから嘉門次小屋前を通って、明神橋を左岸側に渡る。そして、徳沢、横尾を経て一日目の宿「槍沢ロッヂ」に着いた。
 ロッヂでは夕食までの間、談話室で勿論アルコールをたしなんだ?

 2日目もこれ以上は無い好天の中を出発。
 赤沢岩小屋、ババ平、五郎沢を経て乗越沢へ着く。ここからは水俣乗越まで急登となる。
 やっと水俣乗越に飛び出ると、遙か遠くに剱岳、鹿島槍などの勇姿が望めた。手前には高瀬ダムも見える。
 乗越からは、幾つかのピークを長い鉄ハシゴや、木ハシゴを攀じながら越えていく。突然、槍ヶ岳が目に飛び込んで来た。4年ぶりの再会である。記念写真を撮りながら稜線を行く。
 程なく、ヒュッテ大槍に着いて宿泊手続きを済ませ、サブザックで槍ヶ岳アタックとする。
 槍の肩に着いたが私の体調が思わしくないため肩で留守番とし、彼女達3人のみで穂先を極めてもらう。
 体を休めながら、青空をバックに「巨大なゴジラ」に取り付いている「ありんこの行列」を眺めていた。実に良い天気。
 槍の穂は、連休にも関わらず空いていたが、頂上での写真の順番待ちでかなり時間がかかったと言いながら降りて来た。ありんこさん達は、とても感激してはしゃいでいた。
 ここまで来て登らない贅沢もありかななどと考えたりした。
 4人でヒュッテ大槍に戻り、「夕暮れの槍の穂」や「夜空の穂先」を眺め楽しんだ。撮影ロケーションとしては最高。
 ヒュッテの夕食はスタッフの手作りで、パスタやワインも出された。女性に人気があるはずだ。

 3日目の朝も、常念岳の方角からの御来光を拝み、槍の肩の小屋の上にかかる月齢18の月を振り返る。前穂高のゴジラ山の左側に富士山、南アルプスが浮かんでいた。
 名残を惜しみながら、槍ヶ岳をふり返りながら槍沢を下る。
 チシマギキョウの紫、イワツメクサの白、アキノキリンソウの黄、シシウドの白、ナナカマドの実と紅葉の赤などを愛でながらの下山。
 長い長い梓川沿いの道を歩いた上高地までの帰路は、空全体が雲に覆われていた。
 体は非常に疲れていたが、妙に充実感を感じながら上高地にたどり着いた。

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