槍ヶ岳に登りたガールと共に(好天の槍ヶ岳)
- GPS
- 21:43
- 距離
- 39.9km
- 登り
- 1,803m
- 下り
- 1,775m
コースタイム
上高地9:00〜河童橋9:07〜明神池10:15〜徳沢11:35
〜12:38横尾(昼)13:28〜14:48槍沢ロッヂ(泊)
9/21
槍沢ロッヂ6:15〜乗越沢分岐7:15〜水俣乗越8:20
〜10:17ヒュッテ大槍(昼)11:50〜12:23肩の小屋〜槍穂ピストン
〜肩の小屋13:50〜14:55ヒュッテ大槍(泊)
9/22
ヒュッテ大槍7:00〜槍沢ロッヂ9:45〜横尾11:25
〜徳沢12:20〜明神13:15〜河童橋14:05〜上高地14:15
天候 | 快晴(20日、21日) 晴れから曇り(22日) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
駐車料3日(1,500円)タクシー1台(4,000円) |
コース状況/ 危険箇所等 |
市役所4:00発 沢渡 8:00 上高地8:30 せせらぎの湯(竜島温泉)アルカリ性単純温泉@500 |
写真
感想
今回は「槍ヶ岳に登りたガール」を含めた4人パーティ。
彼女達は、タイミングが合わず3年越しの挑戦となったが、待った甲斐あって今日の天気は抜群。
初「上高地」の彼女達のために往路は、少し遠回りにはなるが、河童橋から梓川の右岸側から明神池を案内する。
明神池は「穂高神社奥宮」の神域で、一の池、二の池に神々しい明神岳が影を落とす。御祭神は穂高見命。山行の安全祈願をしてから嘉門次小屋前を通って、明神橋を左岸側に渡る。そして、徳沢、横尾を経て一日目の宿「槍沢ロッヂ」に着いた。
ロッヂでは夕食までの間、談話室で勿論アルコールをたしなんだ?
2日目もこれ以上は無い好天の中を出発。
赤沢岩小屋、ババ平、五郎沢を経て乗越沢へ着く。ここからは水俣乗越まで急登となる。
やっと水俣乗越に飛び出ると、遙か遠くに剱岳、鹿島槍などの勇姿が望めた。手前には高瀬ダムも見える。
乗越からは、幾つかのピークを長い鉄ハシゴや、木ハシゴを攀じながら越えていく。突然、槍ヶ岳が目に飛び込んで来た。4年ぶりの再会である。記念写真を撮りながら稜線を行く。
程なく、ヒュッテ大槍に着いて宿泊手続きを済ませ、サブザックで槍ヶ岳アタックとする。
槍の肩に着いたが私の体調が思わしくないため肩で留守番とし、彼女達3人のみで穂先を極めてもらう。
体を休めながら、青空をバックに「巨大なゴジラ」に取り付いている「ありんこの行列」を眺めていた。実に良い天気。
槍の穂は、連休にも関わらず空いていたが、頂上での写真の順番待ちでかなり時間がかかったと言いながら降りて来た。ありんこさん達は、とても感激してはしゃいでいた。
ここまで来て登らない贅沢もありかななどと考えたりした。
4人でヒュッテ大槍に戻り、「夕暮れの槍の穂」や「夜空の穂先」を眺め楽しんだ。撮影ロケーションとしては最高。
ヒュッテの夕食はスタッフの手作りで、パスタやワインも出された。女性に人気があるはずだ。
3日目の朝も、常念岳の方角からの御来光を拝み、槍の肩の小屋の上にかかる月齢18の月を振り返る。前穂高のゴジラ山の左側に富士山、南アルプスが浮かんでいた。
名残を惜しみながら、槍ヶ岳をふり返りながら槍沢を下る。
チシマギキョウの紫、イワツメクサの白、アキノキリンソウの黄、シシウドの白、ナナカマドの実と紅葉の赤などを愛でながらの下山。
長い長い梓川沿いの道を歩いた上高地までの帰路は、空全体が雲に覆われていた。
体は非常に疲れていたが、妙に充実感を感じながら上高地にたどり着いた。
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