記録ID: 3491415
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科
赤岳展望荘に泊まって見よう(横岳、硫黄岳)
2019年05月18日(土) ~
2019年05月19日(日)
体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 28:14
- 距離
- 17.3km
- 登り
- 1,421m
- 下り
- 1,408m
コースタイム
1日目
- 山行
- 4:28
- 休憩
- 0:47
- 合計
- 5:15
距離 6.3km
登り 1,070m
下り 41m
2日目
- 山行
- 4:13
- 休憩
- 2:24
- 合計
- 6:37
距離 10.9km
登り 345m
下り 1,379m
13:35
ゴール地点
今回は、赤岳展望荘に泊まってゆっくり八ヶ岳を楽しもうってことで、赤岳鉱泉から南沢ルートを通って、横岳、硫黄岳に登ってきました。
1日目は,業者小屋でランチ、2日目は赤岳鉱泉でランチとなりました。
1日目は,業者小屋でランチ、2日目は赤岳鉱泉でランチとなりました。
天候 | 1日目:晴れのち曇り 2日目:曇りのち晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2019年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
中央道の諏訪南インターを下りて左折、県道425号線(八ヶ岳ズームライン)を白樺湖・原村・富士見高原方面に進み、県道484号線につき当たったら蓼科高原・美農戸口方面へ左折、3kmほど先の五叉路を美濃戸口・八ヶ岳登山口の案内板に従い右折し、八ヶ岳山荘の脇より左手に延びる未舗装林道を約3キロ進むと駐車場に到着です。 林道は整備したばかりは綺麗な状況になっていますが、未整備だとわだちが多く、車高の低い車はなかなか厳しい道路となっています。 今回も、まだ整備がなされていないので、わだちだらけでした。 【駐車場】 赤岳山荘駐車場 1日:1,000円 約80台程度止めることが出来ます。 満車の時はやまのこ村の駐車場に回されます。1日:1,000円 【トイレ】 赤岳山荘前にトイレがあります。(100円) 登山道の途中では、行者小屋、赤岳展望荘、硫黄岳山荘、赤岳鉱泉にトイレがあります。(100円) |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆赤岳山荘駐車場〜(南沢ルート)〜行者小屋 赤岳山荘駐車場を出発し、橋を渡ると美濃戸山荘まで急傾斜の林道を登ります。 5分程度ですが、スタート直後なのできつめに感じます。 南沢ルートは、基本的に沢沿いに樹林帯を歩きます。 スタート直後は多少緩やかな登山等ですが、途中何度か急傾斜の箇所を登ります。 特段危険箇所はありませんが、変化があまり無く、チェックポイントとなる道標がないため、行者小屋まで長く感じます。 行者小屋手前あたりから、横岳、大同心等が見えるのでそこでテンションが上がると思います。 今回は、行者小屋手前から残雪がありました。 ◆行者小屋〜(地蔵尾根)〜赤岳展望荘 行者小屋から地蔵尾根を登り直接赤岳展望荘に入ることしました。 行者小屋から先は、雪がかなりのこっており、12本アイゼンで登りました。 久しぶりに地蔵尾根を使いましたが、階段等の整備がなされ大変歩きやすくなっていました。 雪は途中階段等のところは無くなっていましたが、ほぼ最後まで残っていました。 地蔵の頭直下の残雪が高度感があり下りは嫌だと思いました。 地蔵の頭から赤岳展望荘は、約10分で到着です。 ◆赤岳展望荘から〜横岳 赤岳展望荘から地蔵の頭までは約10分で到着、日ノ岳がよく見えます。 二十三夜峰を越え、日ノ岳直下の鎖場の前から残雪が出てきます。 ステップが切ってあるので、問題はありませんが、ぐずって滑るととまりません。 日ノ岳直下の鎖場はまだ鎖が出ていませんので、日影部は慎重に登りました。 ピッケルが本当にありがたいです。 日ノ岳から先も所々残雪があり、下りの使用箇所もあることから慎重に歩きました。 三叉峰まで基本的に細い岩場や残雪をあるきますので、気をつけて歩きましょう。 三叉峰を越えると広めの稜線を歩き、岩場を越えると横岳に到着です。 ◆横岳山頂 横岳の山頂は多少広くなって居るので休憩することが可能です。 展望は、赤岳、中岳、阿弥陀岳がよく見え、主峰の後ろに権現岳、ギボシ、編笠山を見ることが出来ます。 今回も多少雲がかかっていましたが、赤岳、中岳、阿弥陀岳等がよく見えました。 ◆横岳〜硫黄岳山荘〜硫黄岳 横岳をスタートすると、すぐに残雪が残った急傾斜な岩場を下ります。 ここは高度感もあり高所が怖い人は大変かもしれません。 その後、階段等を下り、カニの横バイも雪が中途半端に残っており、通過が大変でした。 台座の頭から硫黄岳山荘まではザレ場を下ります。 途中から急傾斜となりますので、転倒に注意して歩きましょう。 硫黄岳山荘から硫黄岳の登りは、ケルンに沿ってい石の敷き並べられた登山道を登ります。 急傾斜となりますので、ゆっくり登りましょう。 ◆硫黄岳山頂 硫黄岳山頂は大変広くなっていますので、ゆっくり休憩することが出来ます。 赤岳等を眺めながらゆっくり休憩するのも良いかもしれません。 展望は、赤岳、中岳、阿弥陀岳が大変よく見え、反対側には南アルプス、中央アルプス、北アルプス、立山連峰等を見ることが出来ます。 今回は雲が多いものの、アルプスがよく見えていました。 ◆硫黄岳〜赤岳鉱泉 硫黄岳から赤岩の頭までは、急なザレ場を下ります。 赤岩の頭から赤岳鉱泉までは、基本的に樹林帯をジグザクに下ります。 危険箇所ありませんが、残雪、土の緩み等があり今回は下りにくかったです。 ◆赤岳鉱泉〜(北沢ルート)〜赤岳山荘駐車場 特段危険箇所ありませんが、堰堤広間まで沢沿いの樹林帯を下ります。 今回は途中雪解け等の関係で、登山道が沢のようになり、道が分かりにくくなっていました。 堤防広場の直前に堤防がありますが、堤防を乗り越えると道が見えますので、迂回路に入らずに堤防を越えていきましょう。(増水時除く) 林道は大変歩きやすく危険箇所はありません。 ◆その他 美濃戸口から赤岳山荘までの林道は、結構ワダチが大きく車高の高い車で入らないと厳しいと思います。 |
その他周辺情報 | 【日帰温泉】 もみの湯 〒391-0115 長野県諏訪郡原村字 原山 17217-1729 TEL:0266-74-2911 URL:http://www.lcv.ne.jp/~mominoki/hotspa.html 日帰り入浴 650円/大人 営業時間 AM10:00〜PM 9:30(PM9:00までに入館) |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
昼飯
行動食
非常食
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ライター
登山地図
コンパス
笛
登山計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ツェルト
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
アイゼン
ピッケル
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感想
残雪が残る八ヶ岳、雪の具合により時間が読めないため、ゆっくりと登山できるよう赤岳展望荘に宿泊して登ることになりました。
今回は、会社の先輩とお友達の家族と一緒に登ることになりましたが、お友達の家族は、行者小屋まで一緒に登りましたが、赤岳展望荘はまでは厳しいということで、行者小屋で分かれ、私達は当初予定の赤岳展望荘、お友達は赤岳鉱泉に向かうことととなりました。
結果、分かれて良かったと思っています。
時間が押していることから、私達も地蔵尾根を登りましたが、残雪は結構上まで残っており、子供つれて登るのは大変だったと思います。
私達もはじめて八ヶ岳の稜線沿いにある小屋にとまりましたが、残念ながら夕日等を眺める事はできませんでした。
朝は微妙に日の出を見ることは出来ましたが、ピーカンの時に再度泊まって見たいとものです。
2日目の赤岳を諦め、横岳、硫黄岳と歩くことに、途中天気もよく、赤岳、中岳、阿弥陀岳が綺麗に見えていましたし、北アルプス、南アルプスもばっちり見ることができました。
天気のよい八ヶ岳はほんと眺めが良く最高です。
今回は天気もよく、1日目にはカモシカも見ることが出来、大変よい山旅となりました。
ご一緒した、会社の先輩、お友達の家族さんお疲れ様でした。
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無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科 [2日]
美濃戸(南沢)〜行者小屋〜赤岳(文三郎尾根)〜横岳〜硫黄岳〜赤岩の頭〜行者小屋〜阿弥陀岳(ピストン)
利用交通機関:
車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
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