本棚・下棚・下棚沢左岸尾根-畦ヶ丸-箒沢権現山-大滝沢・地獄棚・雨棚・鬼石沢-畦ヶ丸-善六山・ショチクボノ頭・焼山
- GPS
- 10:59
- 距離
- 23.0km
- 登り
- 2,350m
- 下り
- 2,349m
コースタイム
- 山行
- 9:02
- 休憩
- 1:57
- 合計
- 10:59
天候 | 曇り時々晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
<西丹沢ビジターセンターから本棚・下棚> 西沢の登山道は、写真に撮っている様に、小橋が水で流されている所が多々有りますが、この日の水位だと石や流木をつたって靴を濡らさずに渡れました。しかし雨後で水位が上がれば難しい時も有ると思います。 <下棚沢左岸尾根> 出だしはロープを越えて明瞭な道を進みます。暫く登ると道はかなり急になりますが、急な区間はそんなに長くは有りません。しかし終盤で登山道が近づいてくるとまた道はかなり急になります。尾根伝いで踏み跡は明瞭なので、登りだと路迷いの危険性は少ないと思います。 <畦ヶ丸〜箒沢権現山〜峰山〜箒杉> 畦ヶ丸からの出だしが不明瞭ですが、数メートルで踏み跡が明瞭になります。傾斜が急で細い尾根も有ります。下りだと尾根の分岐で迷い易いのでルート登録しておいた方が良いです。箒沢権現山の下りは金網フェンス沿いに下ります。途中の岩々帯が一番歩き難いです。 <大滝沢〜地獄棚〜鬼石沢・下棚> 地獄棚までは、トラロープや巻き道が明瞭です。下棚はその直前の滝が、土砂で滝壺が埋まって楽になったそうですが、大雨で土砂が流されて滝壺が復活しました。右側(左岸)をへつって滝の横に進んで、流水の直ぐ横を上るのですが、失敗すると滝壺にドボンなので、荷物を残して最悪泳ぐつもりでトライして下さい。地獄棚近くまで引き返して、鬼石沢の東側の尾根を登って登山道に戻りますが、距離は短いですがかなり急斜面です。チェーンスパイクが有ると楽です。一軒屋避難小屋の先まで巻いて鬼石沢に戻ります。その後は殆どの滝がフリーで登れますし、登れない滝も容易に巻けます。 <畦ヶ丸〜善六山〜ショチクボノ頭〜焼山> 善六ノタワからバリルートです。善六山までは明瞭な道が有ります。その先も踏み跡と赤テープが有りますが、ショチクボノ頭から先は、赤テープは別のバリルート用なので使えません。しかも尾根の分岐が分かり難いので迷います。最後の西沢に出る手前はかなりの急斜面で大変です。このルートは登りに使う事をお勧めします。 |
写真
装備
個人装備 |
ヘルメット
パドリングシューズ
手袋
タオル
チェーンスパイク
ヘッドライト
雨具
GPS
磁石
地図
トレランシューズ
ペットボトル1リットルx2個
惣菜パンと菓子パン合計6個
塩飴
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感想
8月26日の沢登でペットボトルを1本落としたので、ゴミ回収の為にまた大滝沢・鬼石沢に沢登に行きました。雨棚の直前の滝を登れず、雨棚を見損なったリベンジも有ります。前回は3つの沢を登るルートで時間切れで歩き損ねた所が多々有ったので、今回は時間にゆとりを持って沢登は大滝沢と鬼石沢のみに絞りました。前半のモロクボ沢〜畦ヶ丸〜一軒屋避難小屋〜マスキ嵐沢〜箒沢権現山を、本棚〜下棚〜下棚沢左岸尾根〜箒沢権現山に変えたので、箒沢権現山の到着時間が11時46分から9時12分に早める事ができました。
これで後半の大滝沢〜鬼石沢〜畦ヶ丸〜丹沢ビジターセンターの区間に、余裕を持ってのぞめます。2回目なので箒沢権現山〜大滝橋までのバリルート区間も、道迷いのロスタイムが無くって14分程短縮できました。前回は時間がおしていたので、大滝沢とマスキ嵐沢の分岐まで、ほぼ林道と登山道を歩きましたが、今回は計画通りに大滝沢を沢沿いに歩きました。前回から2週間ほど時間が経ち、雨も多かったので下流までペットボトルが流されている可能性が有ったので、大滝沢沿いにペットボトルを探しながら登るという意味も有りました。
ここで思わぬ奇跡が起こりました。前回は途中でお腹が空いて、林道からちょっとだけ大滝沢に降りて食事休憩を取ったのですが、その場所を探したら虫よけスプレー(蛭もOK)を発見したのです。ペットボトルを落としたのは一軒屋避難小屋まで登って分かりましたが、虫よけスプレーも落としていたのには気づきませんでした。こちらの方がペットボトルよりずっと高価です。落としたことに気づかず、探しもしていない物が見つかるなんて、こんな事が有るのですね。傍にまだ飲みかけの1.5ℓのお茶のペットボトルも発見しました。自分の落とした1ℓのペットボトルが回収できる可能性は少ないと思ったので、代わりにこのペットボトルを回収しました。300cc位残っていましたが、いつからそこに有るかも分からないので中身は捨てましたが。。。
その後も自分が落としたペットボトルを探しながら沢を登って、いよいよ前回登れなかった雨棚の直前の滝まで来ました。前回は濡れては困る物がザックに入っていて断念して引き返したのですが、どっちにしても雨棚はピストンなのだから、ザックを置いて行けば良かった事に後で気づいたので、今回は最初からザックを置いてのリベンジです。何とかへつって靴も濡らさずに直前の滝を登って下棚に到着。そこは行き止まりで周囲を断崖と木々で囲まれた不思議な空間でした。帰りは直前の滝は下りになります。滝つぼにドボンしそうで怖かったのですが、なんとかここもへつってザックに戻れました。ザックを背負って左岸尾根の登り口を目指して次の滝を下る際、この滝は登りでは直登したのですが、下りは右側を前回同様に少しだけ巻きました。そこの下りでなんと落としたペットボトルを見つけました。もしも見つけられなかった時の為に拾った1.5ℓのペットボトルと一緒に、神様に感謝してザックに入れました。
僕は落とし物が非常に多く、今までもアイゼン、サワーシューズ、ストック、チェーンスパイク等々、落とした物は数知れず、しかし不思議に別の日に回収に行くと殆どが見つかるのです。。。しかし今回の落とし物騒動はこれで終わりでは有りませんでした。。。
一軒屋避難小屋の先で鬼石沢に戻り沢登を続けたのですが、大石が載った堰堤を越えた所で登録したルートが違う事に気づきました。鬼石沢は一度最後まで登って畦ヶ丸の山頂近くに出たので、今回は途中で西にそれる予定でした。前回の登録したルート図のままだったので、このままだと畦ヶ丸の山頂近くまで沢沿いに登る事になります。そこでルート図は無視し、適当に西の尾根に登りました。ルート図やGPSをチェックしないで、適当にバリルートを歩くのも面白いもので、なんとなく正しいと思う方角に登ると踏み跡が現れ、それ沿いに進むと登山道に合流しました。畦ヶ丸には計画より50分早く、前回よりは2時間早く到着しました。さて下山ルートは善六ノタワまで一般登山道で、そこからは前回は時間が遅れてパスしたバリルートです。
このルート、思いのほか迷い易く、さらに西沢に下る最後の区間が思いのほか急斜面で、1度転倒してしまいました。その際にザックに着けたポケットに入れていたスマホ等が飛び出し、慌てて拾い集めたのですが車に戻ってからマスクが無い事に気づきました。誰もいないのでマスクもスマホと同じポケットにしまっていたのです。。。1.5ℓのペットボトルとマスクを比べると、回収したゴミの方が大きいのでマスクを回収しにまた来るのは止めます。。。ただこのルート、結構面白かったので、他の人を誘って歩くのも良いかな〜と思いますから、その際に気を付けてみます。
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