雨乞岳(甲津畑から)〜イハイガ
- GPS
- 08:59
- 距離
- 21.7km
- 登り
- 1,459m
- 下り
- 1,483m
コースタイム
8:30 避難小屋
8:40 ツルベ谷出合
9:00 蓮如上人御旧跡
9:40 一反ぼうそう
9:50 杉峠下小屋
10:05 杉峠(10分休憩)
10:50 雨乞岳
11:05 東雨乞岳(雨乞岳に戻り昼食)
12:00 行動再開
12:20 清水の頭
13:15 大峠
14:00 イハイガ
15:15 ツルベ谷出合
16:00 甲津畑登山口
天候 | くもりのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストに登山届の用紙はあるがボールペンが使えない。 台風18号の影響で林道でもかなりの箇所で崩落している。 雨の後などには林道でも落石の危険性が高い。 落橋している箇所もあるので通過する時には十分な注意が必要。 雨乞岳から清水の頭への道は180僂らいの高さの笹で道がふさがれている。 清水の頭から大峠へは広い尾根で迷いやすい。 大峠への下りは勾配がかなりきつい。 大峠からイハイガへの登りは道は不明瞭で急登。 イハイガへの尾根の反対側には崩落個所があり落差は100m以上。 イハイガから大峠への下りは降りる尾根を間違えた。 |
写真
感想
去年の秋に大峠から清水の頭。
冬に綿向山からイハイガまでと杉峠から雨乞岳を歩いた。
これをちょっと繋いでみたいと思い今回はこのルートを歩いてみた。
甲津畑からの林道は台風の影響をものすごく受けていて
崩落個所がたくさんあり、いつ落石があってもおかしくない。
単独で落石を頭にくらったら(o゜ω゜)チーンなのでヘルメットを装着。
それにしても大変だろうな〜この道の手入れ…
歩みを進めていくと意外なことに古い道は荒れてはいるが崩落はしていない。
はて、これの意味するところは?
杉峠に着いて、小腹を満たすためパンと炭酸を摂る。
雨乞岳はガスのなか…これも雨乞岳らしくていい。
笹の道は春に痛い目にあっているので注意深く歩く。
雨乞岳に到着。
すぐに東雨乞岳を目指す。
ここも歩きやすい笹の道。
東雨乞ピークは広いが風がきつい。
体が冷える前に雨乞岳に戻ってラーメンを食べることにする。
ラーメンを食べた後が今日のメインの清水の頭。
ここがもしかしたら鈴鹿で一番好きなところかもしれない。
そのタイミングで晴れてきた!
ここでまったり昼食でもよかったかな〜
ここから大峠までの道が広い尾根で迷いやすい。
テープもあるが、答え合わせ程度に考えた方がいい。
ここはしっかり地図とコンパス、GPS、尾根芯を外さないように注意する。
最後の大峠の下りはテープがいろいろあるのと激下り。
ここも注意が必要。
大峠に着いたのが13時過ぎ。
時間がなければあきらめるつもりだったが
なんとか行けると踏んでイハイガへ向かう。
強烈な登り返しである。
ここからイハイガに行く人はほとんどいないのか
踏み跡も不明瞭である。
落ち葉だらけのトラバースやザレた直登。
下りはお助けロープで懸垂した方が楽かもと考える。
強烈な崩落個所も無事通過、ついにイハイガに着く。
ここからの下山中にアクシデント。
何故かわからないが降りる尾根を間違えた。
GPSロガーで現在地をチェックすると電池切れ。
電池を交換して、衛星を捕捉するまで休憩。
落ち着きを取り戻す。
こういう時は時間が早く進む。
暗くなるまでに降りれるのかという不安が湧き起こり
焦りにつながり、急いで歩いて、滑落。
これは一番避けたいケース。
現在地から、降りれそうなところ、方角を定めて降りる。
大峠には戻れなかったが、ツルベ谷出合にいく
予定のルートに復帰する。
良いこと悪いこと、どちらもあった、久々の単独行。
本当はいけないのだろうが、
自分の五感を研ぎ澄ますには持ってこいである。
無事に下山できたことに感謝。
頂上でお出会いしました夫婦連れです。長時間の山行お疲れ様でした。秋山のシーズンも限られていますので沢山、鈴鹿の山に登ってください。
コメントありがとうございます!
ヤマレコユーザーさんやったんですね!
久しぶりにたくさん歩きました
masutyannさんもご夫婦で秋の山を楽しんでくださいね
いゃあ〜!
凄いなぁ!
あっちこっちでガッサり崩れてますねぇ。
暫く避難小屋まで管理人さんも車では行けませんね。
清水の頭、いいですねぇ!そこから大峠までの尾根もええ感じですよね♪
このレコを見て、ちょっとガッツリ歩いてみたくなりましたわ!!
senrakuyaさん、ソロで歩いたんですね
以前に雨乞岳へのルートを歩いたのですが、その時に比べて道の崩落など多く見られて驚きました。
下りで時間を気にするシーンなど、私のいつもの思考パターンとよく似ていてすっごく共感します
私も鈴鹿を歩きますので、五感を磨いておきますよ
「いろんな山歩きが好き」の中の「がっつり歩き」てのが最近少なかったのでちょっとやってみました
ホンマは竜王山から雨乞〜杉峠回って行こうと考えたんやけど自信がなくて登りの少ないこのルートにしました。
イハイガからの下りが攻略できてないのでリベンジしたいけど、あれはきつかったな〜
でも「ガッツリ歩き」翌日の疲労感が気持ちいいのは「あほ」の証ですね
そうそう、最近「ソロ」が少なかったんで
ちょっとやってみたくなりました!
賑やかなのも、一人も、高いも低いも、長いの短いの…
いろいろ楽しめるのが山ですね
本当に崩落の現場が多くてびっくりしました。
雪がついたら大変そうなところもあり、冬、どうしようかなと思案します。
下山の事故パターンはわかっていても陥ってしまう危険性があると、今回、実感しました。
端くれですが遭対の人間が遭難してたら笑われるので、落ち着きました。
五感はmonsieurさんの真骨頂ですよ
土山は膝に不安があったので今年はパスしました
がんばってくださいね
9月中旬の台風関連災害は大津市街が特に酷い印象を受けましたが広い範囲で色々と被害あったようですね。
未だに通行止の国道、県道があるので、登山道とかは歩いてみないと分からない場所も多そうです。
あと東近江市山岳遭難対策協議会が設置している200m.Postと119レスキューポイントについて。
個人的意見ですが200m.Postは設置する場所の選定が良くない様に感じます。
119レスキューポイントも携帯電話圏外の場所が殆どで難あり?
さらに材質も耐候性がないのか表示が消えかけていますし既に割れているものもありました。
あと経度緯度が表示されていますが測地系を書いて欲しいのと表記が度分なのでGPSでの表示(度分秒)とズレるので要注意です。
例)緯度N35°02.210→N35°02'12.6" 経度136°22.522→136°22'31.3″
公的機関の表示類では比良山系や金勝山近辺のレスキューポイントが充実且つ分かり易そうに感じます。
歩けないことはないですが、天候によっては危険度が増す様子です。
美しい古の千種街道とはかけ離れてしまいました。
200mポストに関してはいろんな意見があるでしょうね〜
レスキューポイントで携帯が圏外は杉峠でもそうでした。スマホならいけるのかな?本当は無線を持つべきなのでしょうが…
緯度経度の表記が違うのは以前に滋賀のある山岳会の会長さんと歩かせていただいた時に
「世界基準か日本基準かの違い」みたいなことをおっしゃられていました。
私のGPSロガーは世界基準だそうです。
少し補足します。
以前に東近江市山岳遭難対策協議会が設置している200m.Postについて質問した事がありまして。
その時聞いた話では測地系は世界測地系(WGS84)だそうです。
ただ表示板に書いている緯度経度が度分表記(DMM)なのでGPSや地図で使用している人が多い度分秒表記(DMS)だと変換しないといけないのです。
写真78だと
N35°01.008′⇒分の小数点以下×60⇒N35°01′00.48″
E136°21.998′⇒分の小数点以下×60⇒E136°21′59.88″
その場所は標高点1014mの少し西側辺りかと思いますがどうでしょうか?
どっちがどっちか(世界と日本)あんまり気にしてませんでした
今度、検証してみます
今、旅レコに写真78を入れてみたら
「緯度35°1’0”N 経度136°22’2”E」
と出ていました。
よって、東近江遭対協さんのポストは間違っていませんでした。
これを読んだときの私の読み違いでしたか
このレコを観た東近江遭対協の方へ
失礼しました。
写真のコメントを訂正しておきます。
senrakuya さん
UPが遅くなりましたが、同じ日にイハイガ岳に登りました。
私も今年の春に清水頭に行って一番のお気に入りになりました。竜ヶ岳の笹原とはまた違って、アルペン的な雰囲気があるからでしょうか?
イハイガ岳から大峠の下りは私も1個所間違えています。同じ所かもしれませんね。
コメントありがとうございます!
いいですよね〜清水の頭!
そうですね、アルペン的な雰囲気のせいかな!
イハイガから大峠の下りは時間的にも焦ってしまいました。今度、攻略に行きたいと思います
おはようございます!!
台風18号は色んなところに影響を残していきましたね〜
メット、購入されたのですか??churaさんもメットとロガーを購入されると言われていたので・・
広い尾根はホンマに迷いそうです・・
下山の尾根、間違われても復帰されるのはさすがsenrakuyaさんです!!
地形図読むのはモチロン、普段から五感を澄ましたり経験も必要ですね!!!
ホンマにひどい崩落でした…
ヘルメットは三重県の岳連遭対に入ったのでそこで購入しました。これは捜索費用の一部が使われている、意味の深いものです。
さすがって
心臓バクバクでしたよ
急いでいると、手に取る木がなぜか腐ったものばかりで
ボキボキ折れて、滑落しそうになります
登山道を離れると足場も悪いし緊張しました。
道標を見つけた時は本当に安心しましたよ。
大峠から先のこのログはおすすめできません
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