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記録ID: 3511861
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ハイキング
飯豊山

【飯豊作戦】飯豊山(山形県側・ダイグラ尾根)【乙56.1】

2021年09月12日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
10:05
距離
23.3km
登り
2,257m
下り
2,303m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
9:45
休憩
0:53
合計
10:38
距離 23.3km 登り 2,309m 下り 2,323m
4:39
24
5:03
47
5:50
9
池の平
5:59
31
長坂清水分岐
6:30
6:38
35
7:13
75
8:28
8:30
70
9:40
9:59
9
10:08
10:12
11
10:23
10:30
60
11:30
53
12:23
29
12:52
12:59
26
13:25
2
長坂清水分岐
13:27
13:28
4
長坂清水
13:32
13:35
8
長坂清水分岐
13:43
35
池の平
14:18
14:19
20
14:39
14:40
18
天候 晴れ!
過去天気図(気象庁) 2021年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
飯豊山荘上駐車場
コース状況/
危険箇所等
歩いても歩いても、全然高度が上がっていかない。
ロングコースな分、なだらかかというと、そんなことも無い。
ただ、下り時にはかなり危険と思われた急勾配も難無くこなすことができた。
その他周辺情報 飯豊山荘は休業中
日の出1時間ほど前に飯豊山荘近くの駐車場を出発。
2021年09月12日 04:19撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
9/12 4:19
日の出1時間ほど前に飯豊山荘近くの駐車場を出発。
しばらくは沢沿いを緩々と歩く。
2021年09月12日 04:59撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
9/12 4:59
しばらくは沢沿いを緩々と歩く。
桧山沢吊橋
2021年09月12日 05:03撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
9/12 5:03
桧山沢吊橋
ちょっとしたナイフリッジ
2021年09月12日 05:18撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
9/12 5:18
ちょっとしたナイフリッジ
2021年09月12日 05:27撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
9/12 5:27
雲が徐々に晴れつつある朝まだき
2021年09月12日 05:27撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
1
9/12 5:27
雲が徐々に晴れつつある朝まだき
下の土が流れて雪庇ならぬ土庇になっている。木のおかげでなんとか持ってはいるが、いずれ道は崩れよう。
2021年09月12日 05:34撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
1
9/12 5:34
下の土が流れて雪庇ならぬ土庇になっている。木のおかげでなんとか持ってはいるが、いずれ道は崩れよう。
秋はキノコの季節
2021年09月12日 05:41撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
9/12 5:41
秋はキノコの季節
朝日が森の中にも差し込んできた。
2021年09月12日 05:46撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
9/12 5:46
朝日が森の中にも差し込んできた。
池の平
2021年09月12日 05:50撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
9/12 5:50
池の平
朝日が稜線を越えて顔を覗かせる。
2021年09月12日 05:52撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
1
9/12 5:52
朝日が稜線を越えて顔を覗かせる。
2021年09月12日 05:54撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
9/12 5:54
男女3人組を追い抜いて休場ノ峰へ。峰の名前に従って少々休む。
2021年09月12日 06:29撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
9/12 6:29
男女3人組を追い抜いて休場ノ峰へ。峰の名前に従って少々休む。
すっきり快晴、雲海最高。
2021年09月12日 06:30撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
9/12 6:30
すっきり快晴、雲海最高。
道が険しくなってきた。
2021年09月12日 06:47撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
9/12 6:47
道が険しくなってきた。
2021年09月12日 06:48撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
9/12 6:48
立派な木々の間を徐々に詰めていく。
2021年09月12日 07:07撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
9/12 7:07
立派な木々の間を徐々に詰めていく。
何だか急なアップダウンだなと思ったら、千本峰の辺りを通過しているようだ。休場ノ峰も千本峰も特段標識らしきものは見当たらず。
2021年09月12日 07:17撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
9/12 7:17
何だか急なアップダウンだなと思ったら、千本峰の辺りを通過しているようだ。休場ノ峰も千本峰も特段標識らしきものは見当たらず。
アザミ
2021年09月12日 07:22撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
9/12 7:22
アザミ
後から振り返って、あれが千本峰かと当たりをつける。
2021年09月12日 07:22撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
1
9/12 7:22
後から振り返って、あれが千本峰かと当たりをつける。
2021年09月12日 07:22撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
9/12 7:22
森を抜けて日射の稜線歩きに移る。
2021年09月12日 07:36撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
9/12 7:36
森を抜けて日射の稜線歩きに移る。
赤岳沢と思うが、結構雪が残っている。破線になっている石転ビ沢も同様だろう。
2021年09月12日 07:51撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
9/12 7:51
赤岳沢と思うが、結構雪が残っている。破線になっている石転ビ沢も同様だろう。
おお〜、標高2000m付近では草紅葉が始まっている。これは期待大だ。
2021年09月12日 07:52撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
1
9/12 7:52
おお〜、標高2000m付近では草紅葉が始まっている。これは期待大だ。
2021年09月12日 07:55撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
9/12 7:55
滑りやすそうなので足元注意の箇所
2021年09月12日 08:01撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
9/12 8:01
滑りやすそうなので足元注意の箇所
ハイマツからニョキニョキ生える花が可愛らしい。
2021年09月12日 08:16撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
9/12 8:16
ハイマツからニョキニョキ生える花が可愛らしい。
山頂まであと何登りだろうと峰を数え始める。
2021年09月12日 08:21撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
9/12 8:21
山頂まであと何登りだろうと峰を数え始める。
トリカブトと言えば、鳥甲山も一度行ってみたい。
2021年09月12日 08:33撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
9/12 8:33
トリカブトと言えば、鳥甲山も一度行ってみたい。
こちらは真っ赤な紅葉が始まっている。
2021年09月12日 08:42撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
1
9/12 8:42
こちらは真っ赤な紅葉が始まっている。
大又沢
2021年09月12日 08:57撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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9/12 8:57
大又沢
2021年09月12日 08:58撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
9/12 8:58
はぁ〜。延々歩いてきてこの登りはしんどい。
2021年09月12日 09:14撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
2
9/12 9:14
はぁ〜。延々歩いてきてこの登りはしんどい。
と思ったら、意外と緩やかな箇所もある。
2021年09月12日 09:22撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
1
9/12 9:22
と思ったら、意外と緩やかな箇所もある。
時折、周囲を見渡しながら歩を休める。
2021年09月12日 09:25撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
1
9/12 9:25
時折、周囲を見渡しながら歩を休める。
もうあと一息。
2021年09月12日 09:30撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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9/12 9:30
もうあと一息。
念願の飯豊山頂登頂。
2021年09月12日 09:40撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
9/12 9:40
念願の飯豊山頂登頂。
本山小屋までは片道10分の距離。奥は吾妻連峰か。
2021年09月12日 09:41撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
9/12 9:41
本山小屋までは片道10分の距離。奥は吾妻連峰か。
それにしても美しい稜線だ。長々と歩いてきた甲斐があった。紅葉が進めばもっと美しいだろう。
2021年09月12日 09:41撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
1
9/12 9:41
それにしても美しい稜線だ。長々と歩いてきた甲斐があった。紅葉が進めばもっと美しいだろう。
飯豊で最も高い大日岳から北股岳の稜線
2021年09月12日 09:42撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
9/12 9:42
飯豊で最も高い大日岳から北股岳の稜線
米沢の盆地と、その向こうは蔵王かな。
2021年09月12日 09:55撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
9/12 9:55
米沢の盆地と、その向こうは蔵王かな。
本山小屋は営業していない。
2021年09月12日 10:07撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
9/12 10:07
本山小屋は営業していない。
本山小屋から大日岳
2021年09月12日 10:10撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
1
9/12 10:10
本山小屋から大日岳
標高2105mの主峰に戻る。
2021年09月12日 10:15撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
9/12 10:15
標高2105mの主峰に戻る。
色づきが良い感じ。
2021年09月12日 10:19撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
1
9/12 10:19
色づきが良い感じ。
福島県側の道の方が歩きやすいような気がするが、気のせいか。
2021年09月12日 10:21撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
1
9/12 10:21
福島県側の道の方が歩きやすいような気がするが、気のせいか。
再登頂
2021年09月12日 10:22撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
9/12 10:22
再登頂
おお、磐梯山の雲がとれた。
2021年09月12日 10:26撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
9/12 10:26
おお、磐梯山の雲がとれた。
下山開始。
2021年09月12日 10:31撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
1
9/12 10:31
下山開始。
宝珠山
2021年09月12日 10:49撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
9/12 10:49
宝珠山
雪渓は残っていると言っても、その下は結構空洞になっているようだ。
2021年09月12日 10:52撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
9/12 10:52
雪渓は残っていると言っても、その下は結構空洞になっているようだ。
2021年09月12日 10:54撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
9/12 10:54
ウメバチソウはもう覚えた。
2021年09月12日 10:54撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
1
9/12 10:54
ウメバチソウはもう覚えた。
2021年09月12日 11:00撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
9/12 11:00
大岩を乗り越える箇所
2021年09月12日 11:04撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
9/12 11:04
大岩を乗り越える箇所
宝珠山の手前で往路の3人組とすれ違い。やはり、宿泊装備で長丁場だと登るのはかなり大変なのだろう。アップダウンもあるし。
2021年09月12日 11:28撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
9/12 11:28
宝珠山の手前で往路の3人組とすれ違い。やはり、宿泊装備で長丁場だと登るのはかなり大変なのだろう。アップダウンもあるし。
晴れている時は良いが、雨で濡れるとどうだろう?まあ、コンディションが悪い時には基本歩かないから気にしなくていいか。
2021年09月12日 11:41撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
9/12 11:41
晴れている時は良いが、雨で濡れるとどうだろう?まあ、コンディションが悪い時には基本歩かないから気にしなくていいか。
道が上下にもジグザグなのがなんとも・・・。
2021年09月12日 11:42撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
1
9/12 11:42
道が上下にもジグザグなのがなんとも・・・。
真昼が近くなり、暑くなってきたところで木陰が復活して一息。
2021年09月12日 11:49撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
9/12 11:49
真昼が近くなり、暑くなってきたところで木陰が復活して一息。
単純な下りではなく、一峰一峰昇り降りしないといけない。
2021年09月12日 12:15撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
9/12 12:15
単純な下りではなく、一峰一峰昇り降りしないといけない。
千本峰の辺りにある標柱
2021年09月12日 12:25撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
9/12 12:25
千本峰の辺りにある標柱
この倒木は潜る。
2021年09月12日 12:25撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
9/12 12:25
この倒木は潜る。
2021年09月12日 12:32撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
9/12 12:32
展望の良い岩のピーク
2021年09月12日 12:42撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
9/12 12:42
展望の良い岩のピーク
暑さゆえに水分が減ってきたので、往路ではサクサク過ぎた長坂清水に立ち寄る。
2021年09月12日 13:24撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
9/12 13:24
暑さゆえに水分が減ってきたので、往路ではサクサク過ぎた長坂清水に立ち寄る。
危険な急坂を下って長坂清水で水をゲット。
2021年09月12日 13:27撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
9/12 13:27
危険な急坂を下って長坂清水で水をゲット。
2021年09月12日 13:38撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
9/12 13:38
池の平・復路
2021年09月12日 13:43撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
9/12 13:43
池の平・復路
水分を十分にとって元気が回復する。
2021年09月12日 13:46撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
9/12 13:46
水分を十分にとって元気が回復する。
木の根と岩の下りを過ぎ、
2021年09月12日 14:08撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
9/12 14:08
木の根と岩の下りを過ぎ、
道が落ち着いてくると、だんだん沢音が大きくなり、
2021年09月12日 14:14撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
9/12 14:14
道が落ち着いてくると、だんだん沢音が大きくなり、
桧山沢大吊橋に出る。
2021年09月12日 14:18撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
9/12 14:18
桧山沢大吊橋に出る。
桧山沢
2021年09月12日 14:18撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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9/12 14:18
桧山沢
沢沿いは崩れている所があるので要注意。もちろん未明は危険度が増す。
2021年09月12日 14:21撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
9/12 14:21
沢沿いは崩れている所があるので要注意。もちろん未明は危険度が増す。
車も通れる道に復帰。森の中だけでも十分楽しく歩けそう。
2021年09月12日 14:37撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
9/12 14:37
車も通れる道に復帰。森の中だけでも十分楽しく歩けそう。
温身平
2021年09月12日 14:39撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
9/12 14:39
温身平
飯豊山のヤチダモ
2021年09月12日 14:48撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
9/12 14:48
飯豊山のヤチダモ
2021年09月12日 14:52撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
9/12 14:52
確かに、ブナの温みを感じた森林行だった。
2021年09月12日 14:54撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
9/12 14:54
確かに、ブナの温みを感じた森林行だった。
最後までよく晴れてくれた。今度は福島県側から大日岳まで歩いてみたい。
2021年09月12日 14:57撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
9/12 14:57
最後までよく晴れてくれた。今度は福島県側から大日岳まで歩いてみたい。

感想

今年の天気でとてもありがたいことは、本州が全面的に悪天候ということはなく、各地を隈なく探せば、どこかが晴れているということだ。

飯豊山は長年ず〜っと歩きたい歩きたいと思いながら、長丁場ということで延々引き延ばして行くことが無かったのだが、この度、晴れているのが山形くらい(東北の他の地域も晴れてはいたが、今年は既に歩いているので除外)ということで、月山か飯豊山かに焦点を絞る。
しかし、月山は行こうと思えばいつでも行ける。この絶好の機会に飯豊山に行かない手は無いということで、急遽、山形は米沢方面へ進発。
ちなみに、今まで飯豊山は福島県側御沢登山口からの往復で計画を立てていたが、福島県は緊急事態宣言中ということで、比較的安全地域の山形県から登ることとした。

【かなりハードな行程】
もともと2000m強のこの山を舐めてかかることはしていなかったが、山行計画時にやたらコースタイムが長いなということは感じていた。
そして、実際に歩いてみると、確かにしんどいし、とても行程が長く、全く標高が上がっていかないような気がする。
そこで、歩きながら、過去に歩いた山との比較を始める。距離や標高差で近しいのは奥秩父の和名倉山がすぐに思いついたが、その和名倉山よりも疲れるような気がする。それは、和名倉山には林業用の道が残っていて歩きやすい箇所も幾ばくかあることもあるが、それにしても気持ちがだいぶ違う。
データで見てみると、
飯豊山は単純標高差1700mくらいで累積標高差は2000m弱。
一方で、和名倉山は単純標高差1500mくらいで累積標高差2400m。
本当かな?GPSの精度の問題もありそうな。
妙高山は単純標高差1300mくらいで累積標高差2100m程。黒金山は単純標高差1400mくらいで累積標高差1900m。
こうしてみると、飯豊山について急なアップダウンが〜みたいなことを書いたものの、データでは全然他の山の方がアップダウン激しいな。
唯一、今回の飯豊山行がこれらの過去の山行よりハードと言えるのは距離が最低4勸幣緜垢い海箸世、このことから概ね以下のような結論を得た。

1.過去山行は飯豊山行よりも距離が短い分、歩けばグングン高度が上がっていくので、士気が上がるが、飯豊山行では距離が長いので同じ距離を歩いても高度がさほど上がらず、失望から精神的疲労を生ずる。
2.また他のルートはわからないが、小国町からのダイクラ尾根ルートは足元が悪い箇所が多く、特に稜線に登るまでの間、これは下りの時にはかなり危険なのでは?と思う急坂箇所が次々と現れる。これは先にも述べた、林業用の歩きやすい道が残っている和名倉山とは大きな違いと言える。
3.しかし、何といっても、前夜の睡眠が不十分ではなかったか。
4.また、不惑を越えていよいよ筋体力が衰えてきているのではないか。

というわけで、基本的には歩きにくさと距離の長さからくる精神的疲労が、しんどさの直接の原因と考えるものの、睡眠時間の確保、筋力維持についても今後の山行に備えて留意していきたい。

飯豊山自体は、画像に掲げた通り、雄大で美しい稜線にとても魅せられた。体力のあるうちに、今度は紅葉の盛期に、福島県側から訪れてみることとしたい。

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