【飯豊作戦】飯豊山(山形県側・ダイグラ尾根)【乙56.1】
- GPS
- 10:05
- 距離
- 23.3km
- 登り
- 2,257m
- 下り
- 2,303m
コースタイム
- 山行
- 9:45
- 休憩
- 0:53
- 合計
- 10:38
天候 | 晴れ! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
歩いても歩いても、全然高度が上がっていかない。 ロングコースな分、なだらかかというと、そんなことも無い。 ただ、下り時にはかなり危険と思われた急勾配も難無くこなすことができた。 |
その他周辺情報 | 飯豊山荘は休業中 |
写真
感想
今年の天気でとてもありがたいことは、本州が全面的に悪天候ということはなく、各地を隈なく探せば、どこかが晴れているということだ。
飯豊山は長年ず〜っと歩きたい歩きたいと思いながら、長丁場ということで延々引き延ばして行くことが無かったのだが、この度、晴れているのが山形くらい(東北の他の地域も晴れてはいたが、今年は既に歩いているので除外)ということで、月山か飯豊山かに焦点を絞る。
しかし、月山は行こうと思えばいつでも行ける。この絶好の機会に飯豊山に行かない手は無いということで、急遽、山形は米沢方面へ進発。
ちなみに、今まで飯豊山は福島県側御沢登山口からの往復で計画を立てていたが、福島県は緊急事態宣言中ということで、比較的安全地域の山形県から登ることとした。
【かなりハードな行程】
もともと2000m強のこの山を舐めてかかることはしていなかったが、山行計画時にやたらコースタイムが長いなということは感じていた。
そして、実際に歩いてみると、確かにしんどいし、とても行程が長く、全く標高が上がっていかないような気がする。
そこで、歩きながら、過去に歩いた山との比較を始める。距離や標高差で近しいのは奥秩父の和名倉山がすぐに思いついたが、その和名倉山よりも疲れるような気がする。それは、和名倉山には林業用の道が残っていて歩きやすい箇所も幾ばくかあることもあるが、それにしても気持ちがだいぶ違う。
データで見てみると、
飯豊山は単純標高差1700mくらいで累積標高差は2000m弱。
一方で、和名倉山は単純標高差1500mくらいで累積標高差2400m。
本当かな?GPSの精度の問題もありそうな。
妙高山は単純標高差1300mくらいで累積標高差2100m程。黒金山は単純標高差1400mくらいで累積標高差1900m。
こうしてみると、飯豊山について急なアップダウンが〜みたいなことを書いたものの、データでは全然他の山の方がアップダウン激しいな。
唯一、今回の飯豊山行がこれらの過去の山行よりハードと言えるのは距離が最低4勸幣緜垢い海箸世、このことから概ね以下のような結論を得た。
1.過去山行は飯豊山行よりも距離が短い分、歩けばグングン高度が上がっていくので、士気が上がるが、飯豊山行では距離が長いので同じ距離を歩いても高度がさほど上がらず、失望から精神的疲労を生ずる。
2.また他のルートはわからないが、小国町からのダイクラ尾根ルートは足元が悪い箇所が多く、特に稜線に登るまでの間、これは下りの時にはかなり危険なのでは?と思う急坂箇所が次々と現れる。これは先にも述べた、林業用の歩きやすい道が残っている和名倉山とは大きな違いと言える。
3.しかし、何といっても、前夜の睡眠が不十分ではなかったか。
4.また、不惑を越えていよいよ筋体力が衰えてきているのではないか。
というわけで、基本的には歩きにくさと距離の長さからくる精神的疲労が、しんどさの直接の原因と考えるものの、睡眠時間の確保、筋力維持についても今後の山行に備えて留意していきたい。
飯豊山自体は、画像に掲げた通り、雄大で美しい稜線にとても魅せられた。体力のあるうちに、今度は紅葉の盛期に、福島県側から訪れてみることとしたい。
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