裏銀座 高瀬ダム〜烏帽子〜三俣〜新穂高
- GPS
- 44:11
- 距離
- 42.0km
- 登り
- 3,333m
- 下り
- 3,583m
コースタイム
- 山行
- 6:15
- 休憩
- 1:56
- 合計
- 8:11
- 山行
- 8:25
- 休憩
- 2:34
- 合計
- 10:59
- 山行
- 9:09
- 休憩
- 2:01
- 合計
- 11:10
天候 | 一日目 晴れ 二日目 曇り時々雨 風あり 三日目 曇り時々雨 風あり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
└無料、トイレあり ◆七倉→高瀬ダム タクシー 09月06日(月) 〜 09月30日(木)6:00〜18:00 https://kanko-omachi.gr.jp/news/68004/ ※七倉から高瀬ダム所要時間15分 料金片道2,400円 ◆マイカー回送サービス ・アルペンキャリーサービス http://www.alpencary.com/ryoukin.html →七倉〜新穂高 23,000円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆テント場(2021年情報) 烏帽子小屋:予約不要 http://home.384.jp/eboshi2628vera/custom.html 2,000円(1人につき) 水場なし、小屋にて1リットル:200円 三俣:指定日予約制 8月7日、11-15日 https://kumonodaira.net/mitsumata/index.html |
その他周辺情報 | ひらゆの森 http://www.hirayunomori.co.jp/ |
写真
感想
初日は晴れ、実によい登山日和でした。
元気だったと思うのだけど、夕食途中ですこんと寝落ち。
夕飯食べきれないし残してしまってご迷惑を……。反省。
2日目、朝から雨風に打たれ、体が冷えてしまった模様。
その後、小屋で温かいものを飲んでも食べてもストーブに当たっても体が温まらず、ひたすら寒気がする状態に。
最初半袖Tシャツ&雨具でとにかく腕が寒かったのでそこから冷えたかな?
ウィンドブレーカーやダウン持っていたけど雨の中で着込む余裕がなかった。
(そして雨蓋の中でウィンドブレーカーはびちゃびちゃになっていた)
行動中に着れるようなフリース持っていけばよかった。。
その後回復することなく、全然歩けず力が出なくなってしまいピークハントはすべて回避、
3日目の双六登頂時も元気なし……
防寒着を貸してもらったり荷物を持ってもらったりすることになってしまった。
迷惑かけまくりで本当に反省。。
行動中にフリース&ダウンを着て歩いていても温まらず、どんな絶景を見てもとにかく「寒い」しか言葉が出なくなった。。
軽く低体温症っぽくなってたのかな?冷えはイカン。夏でもやっぱり防寒は大切!!!
9月の北アルプスを舐めていたかも。。
縦走が久しぶりだったし、勘が鈍っていたり体力不足もあり、いろいろと不足していたなーと実感。
重荷の縦走とかはちょっともう無理かなと思った。相当体力づくりしないと厳しそうだ……。衰えって切ない。
今後は体力アップなり、身の丈にあった山行を心がけないとダメかもだ。
フォローしてもらったmcさん、mxさん本当にありがとう。
迷惑かけまくって本当に申し訳ないです。
でも久しぶりの北ア行けてよかった!!
裏銀座縦走 烏帽子→三俣→新穂高私にとっては結構なチャレンジ山行。
裏銀座は8年前ぶり。この数年北アに入っていなかったので、景色も道のりも天候も、ああ〜〜〜〜北アルプスってこんなだったよな〜〜〜やっぱ大きいよな〜〜〜〜厳しいよな〜〜〜〜といろいろなことを思い出した山行だった。
■一日目:
緊張と興奮か、前夜一睡もできず。ブナだて尾根は北アルプス三大急登、樹林帯で真夏のような暑さ。途中でばてるかと心配だったが、しりとり合戦がもりあがり覚醒したままテント場へ。
平日だったためかさほど混雑もなく、テントを張ったあと烏帽子岳へ。最高のお天気で360度の絶景を満喫した。
三人そろっての山が久々だったこともあり、宴会がもりあがり、酔っ払いどもは夕食もそこそこに就寝。
翌日の大展望を夢見ながらこの日はぐっすりと眠れた。
■二日目
起床、みな二日酔いもなく元気そう。だが、どうも天気はいまいち。雨と風の音に耳を澄ませながら朝食をとることになった。
今回は、天気がどうであれ、歩ける範囲なら行くしかない。予報は好転。それを信じて稜線へ向かった。
しかし・・・ 風は強くなり、ガスは濃くなり、雲行きは怪しくなるばかり・・・・雷鳥の登場にテンションが上がるが、天候的にはこれでとどめをさされた感があり、もう今日は天気悪いや、と覚悟を決めた。
とりあえず小屋で休憩。ストーブとコーヒーであたたまり、ほっこり。
元気を取り戻してトレッキング再開。ガスガスの野口五郎山頂で記念撮影。
mmatsuxxさんは水晶ピークハントをするためここから先行。
私とhirotkさんはいつものように二人でてくてくマイペースで歩き続けた。
水晶までの道はアップダウンと岩場が続き、気を遣う箇所が多く気が抜けない。
寒さで疲労がたまってきたため、まめに休憩をとりながら、でも大きく停滞することのないよう遅くても一定のペースで進むようにした。
水晶でピークハントを終えがmmtsuxxさんと合流。するとmtsuさんの手にテーピングが・・・
浮石に足をとられ転倒しそうになり、ひどく突き指してしまい痛みが出てきたとのこと。
湿布を張って応急手当、小屋でおでんをいただきながらゆっくり休憩。
ここからmmatsuさんは鷲羽へ、私とhirotkさんはコースタイムの短い黒部源流コースへと別行動。
手を負傷しているmmatuさんを一人で行かせるのはどうかかなり迷ったけれど、mmatsuさんの力量ならば大丈夫だろうと判断し、
ほんの少しだけmmtasuさんの荷物を軽くして鷲羽に送り出した。
お互い無事に三俣小屋で合流できたが、手を痛めていたmmtasuさんと別行動したのはよくなかったなあ、、、と思っている。
※mmatuさんのケガは、下山後の診断で指の骨に小さなヒビがはいっていたことが判明。動ける範囲のケガでまだよかったが、3週間の患部固定。
大きな荷物で行動するときはちょっとしたことでも大けがにつながりかねない。やはりいつも以上に慎重にならなければならないなと思った。)
三俣にてテント設営。この日はさすがにくたびれたので、三日目の好天を信じてお酒もそこそこに就寝した。
■三日目
起床、星がでていて今日こそは☀!と期待。
しかし、出発するとだんだんガスが濃くなってきて霧が峰状態に・・・・
おまけに、なんだか吐き気がする。昨夜寝る時からなんとなくおなかの調子がいまいちだったけど、高山病かしら?いや、アミノバイタルをビールで飲んだのがまずかったにちがいない。
申し訳ないとおもいつつ、気持ち悪いと二人に申し出て、ゆっくりぺースで歩いてもらい歩きながら様子見。
三俣蓮華に着いたときはやはりガスガス、しかししばらく休んでいるとやがてガスは晴れ、槍穂高の姿が!一気にテンションアップ!
気持ち悪さも忘れ、写真を撮りまくった。もしかしたら、気持ち悪かったのはガスガスでモチベーションが下がってしまったせいだったかも??。
景色が見えたことで元気を取り戻し双六へ。しかしこの日も風の影響でとても寒かった。双六小屋でラーメンを食べ栄養補給。
あとはひたすら下り、下り、下り、、、、。ブナ立ての登り同様、しりとりをしながら無事(mmtasuさんのケガ以外は)下山完了。
久しぶりの北アルプス、久しぶりのテント装備全荷縦走ということで、かなり緊張して山に入ったけれど、自力で歩き切ることができ、ほっと一息。
最後まで元気に歩くことができたのは、今年はコンスタントに山に行き足慣らしができていたことと、いつも以上に荷物の軽量化や寒さ対策を行ったこと、そして何より、気心の知れたメンバーと一緒で楽しく過ごせたおかげだと思う。
北アルプスの二泊三日の縦走ははっきりいって結構きつい。でも、やっぱり面白い。そしてあの景色はやっぱり絶品です。また行きたいと思います!
hirotkさん mmtasuさん、お疲れ様でした。そしてありがとうございました!
憧れの裏銀座、天気もまずまず良く、行くことができてよかった。とても充実した楽しい3日間だった。
できたこと
・初めての山域を楽しく歩くことができた
・百名山2座(水晶・鷲羽)を登った
・三俣蓮華岳からの最高の眺めを満喫した
・日本三大急登と言われる残り1つを味わえた
・楽しい酒を飲めた
反省点(残念だった点)
・水晶、鷲羽の山頂はガスの中で何も見えなかった
・1日目に飲み過ぎて、せっかくのmacorin様の夕食を完食できなかった(すみません・・)
・転倒して指を負傷した
特に転倒は今後も気をつけなければと強く思った。最近は全荷での岩場歩きにも慣れてきた油断があったのだと思う。浮石でバランスを崩し、リカバリーできなかった。あらためて十分注意して歩くように心がけたい。
お二人にもご迷惑かけました。サポートありがとうございました。
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