御嶽山



- GPS
- 12:38
- 距離
- 14.8km
- 登り
- 1,468m
- 下り
- 1,476m
コースタイム
- 山行
- 3:53
- 休憩
- 0:13
- 合計
- 4:06
- 山行
- 6:43
- 休憩
- 1:30
- 合計
- 8:13
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・五の池小屋はシュラフ、マット持参が必要。マスクも必要。 |
その他周辺情報 | 濁河温泉は日帰り入浴出来ない旅館も有るが、可能な旅館で日帰り入浴した |
写真
装備
個人装備 |
雨具
昼ご飯
非常食
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
ツェルト
カメラ
ストック
ヘルメット
シュラフ
マット
|
---|---|
共同装備 |
無し
|
感想
9月15日
中央自動車道中津川ICを降りて国道19号線を通り、御嶽山の広大な裾野の東側を回り込んで濁河温泉の駐車場に到着したのが正午過ぎ、名神高速道のリニュ-アル工事による渋滞に巻き込まれ1時間以上の遅れです。平日ですが駐車場はほぼ満車。本日登るのは我々が最後の様です。
ネヅコ林の遊歩道を進み、直ぐに右折してなだらかな登山道を辿ります。下山中のパーティ-と行き違いながら登り硫黄の鼻をつく香りがし出すと湯の花峠に到着。
此処から本格的な登りになりますが、登山道は木の階等が設置されよく整備されています。のぞき岩まで登ると継子岳と摩利支天の間で五の池小屋の有るコルが真っ青な空の下に見えて来ます。此処にはコンテナ-を利用した避難小屋が有り中は人工芝の敷物が敷かれており清潔そうです。
8合目のお助け水は残念ながら水は無いようで、森林限界となっていますが、実際の森林限界はもう少し上の様で、登山道はハイマツの中を継子岳の山腹を巻く様に登り五の池小屋に到着。
小屋のテラスからは摩利支天への稜線が聳え立っていますが、五の池は水が殆ど有りません。コロナ禍で「満室」となっていますが宿泊しているのは30人程度でしょうか。我々が割り当てられた場所も仕切りが有るもののゆったりしています。早速持参したマット、シュラフを敷き終わった後、テラスで乾杯。就寝前に外に出て見ると上弦の月で天の川は見えませんが、白鳥座(ディネブ)、琴座(ベガ)、いて座(アルタイル)の「夏の大三角」ははっきりと見えています。
9月16日
本日も晴天なりそうで、オリオン座、おおいぬ座等の冬の星座が真上に輝いています。南アルプスの甲斐駒から南の上河内岳付近まで雲海の上に浮かんでおり、中央アルプスの三ノ沢の左側には富士山も顔をのぞかせています。ご来光を見た後朝食。30分早くして頂き、6時過ぎに出発。
先ず摩利支天へ向かいます。摩利支天分岐への登りで、後ろを振り向くと乗鞍岳を中央に左手は薬師岳、笠ヶ岳、遠くは剣岳、立山、裏銀座の山々。右手は槍ヶ岳、穂高連峰、常念岳等が見えています。白山連峰も雲海の上に頭を出しています。摩利支天の狭い山頂からは剣ケ峰を目の前にして360度の大展望ですが、早くも雲が上がって来て段々見えなくなってしまいます。
分岐まで戻り、ケルン、石仏が林立する賽の河原迄下り、登り返すと二の池小屋です。目の前の二の池小屋はすっかり干上がってしまい、細かな砂が堆積した広大な平地になっています。
此処からひと登りし、最後の82段の階段を登ると剣ヶ峰。山頂下には火山弾の避難シェルタ-が有り7年前の噴火の犠牲になられた方々の慰霊碑が有り、合掌。山頂から眼下の一の池も二の池と同様水は無く、砂の平坦地です。
帰りは賽の河原避難小屋の上から五の池小屋に直接下るトラバ-ス道を辿り五の池小屋に到着。すっかり雲が上がって来て、上空は青空ですが、南、中央アルプス、北アルプスの展望は無くなって来ました。
何時もの通り下山路は気が緩んでしまい、長く感じられますがほぼ予定通り駐車場まで下山。
折角ですから濁河温泉に入浴すべく浴場を探します。日帰り入浴していない宿が多い中、入浴できる宿で素早くに入浴後帰路につき、途中でソバを食しながら、幸いにもリニュ-アル工事に当たる事も無く予定通り帰宅。好天に恵まれた久しぶりの御嶽山は矢張り良い山でした。
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