筱見四十八滝〜小金ヶ嶽 (多紀アルプス・篠山市)

2013年10月02日(水) [日帰り]

• GPS: 05:04
• 距離: 11.6km
• 登り: 955m
• 下り: 950m

コースタイム

10:47 筱見四十八滝キャンプ場
11:01 長滝
11:25 大滝
11:31 一の滝・二の滝（四十八滝最上部）
11:40 岩場頂上
11:58 キャンプ場・縦走路分岐
12:10 峠山山頂
12:17 ベンチにて休憩…
12:27 出発
12:35 筱見集落・川阪集落方面林道出会い
12:37 上筱見集落分岐
12:51 小倉タワ（山に定）
13:07 634mピーク
13:52 小金ヶ嶽〜休憩
14:01 発
14:34 634mピーク
14:47 小倉タワ
15:00 上筱見集落分岐
15:10 筱見四十八滝2.8�劵櫂好�
15:26 上筱見集落ゲート
15:40 筱見観音
15:50 筱見四十八滝キャンプ場

天候

くもり　のち　はれ

最寄のアメダス観測点『園部』当日の気温
朝の最低気温 20.3℃ (03:30)
日中最高気温 28.2℃ (14:59)

アクセス

利用交通機関：

自家用車

筱見四十八滝キャンプ場駐車スペース？利用。
※5〜6台は止められそうですが枠等はありません。

キャンプ場に東屋、トイレ、水道有。
当日は利用できましたが、キャンプ場は利用できない季節のようで、使っていいものかは未確認。
国道173号線より山側には自動販売機もなし。コンビには大阪方面の『丹波細工所』交差点のミニストップが最寄？

コース状況／危険箇所等

山域全般、ハイキングコースとして整備されています。但し路面状況は場所により大きく異なり、遊歩道のように安全に歩けるコースではありません。新旧道標も設置されており、ルートは解りやすいものの不明瞭な所もあります。

■筱見四十八滝〜岩場
標高差約200m、滝の連なる岩場の急登が続きます。岩場にはクサリ場も数ヶ所ありますが近年に整備されたもののようで、しっかりしていました。岩場は大半が2足歩行が困難な急斜面となっており、下りはかなり苦労しそうです。
高さの割には足元は見え難く、高所が苦手な方でも怖さはあまり感じないと思われます。

■縦走路〜小倉タワ
コースは幅の広い尾根筋が基本、近年伐採整備されたルートのようです。急斜面は階段が整備されており、安心して歩けるルートです。
峠山西側に地刑図上表記のない新しい林道が整備されているようです。それ以外は概ね地図上の破線道通りに分岐も見られるようです。

■小倉タワ〜小金ヶ嶽
尾根筋を外さず歩くのが基本ですが、一部で岩を迂回する必要もあり、ルートが解りにくい所も見られました。下りに苦労する急斜面や岩尾根等、一部に危険箇所のある山道となっており、特に悪天時は要注意！

■上筱見集落分岐〜上筱見集落
道標は整備されているものの、利用者は少ないようです。尾根を外れてから数百m程度で荒れた林道に合流しますが、未舗装の砂利道となっています。
集落手前に獣よけフェンスのゲートがありますが、山側から開け難い構造となっており、当日は乗越えました。立派な道標が整備されているのにこのゲートは何とかならないものでしょうか？あまりお奨めできないルートでした。。。


【過去の記録】
火打岩登山口〜三嶽〜小金ヶ嶽　2012年05月07日
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-188838.html

写真

10/2 10:46

筱見四十八滝の説明。8つの滝が始終（しじゅう）流れているから『四十八滝』だそうで…座布団1枚！？

10/2 10:46

簡易な説明地図ですが、結構的を得ています。クサリは表記以外に複数ヶ所有。一の滝より縦走路の破線は岩場を表しているのでしょうか？

10/2 10:47

車を止めたキャンプ場手前のスペース。東屋より川を挟んだ向こう側にトイレが有ります。

10/2 10:48

登り1時間はともかく、下りの30分は？…急いで下るのは危険かと。。

10/2 10:48

早速小さな滝？…数には含まれていません＾＾;

10/2 10:49

しばらく遊歩道レベル。

10/2 10:51

一つ目…手洗い滝。各滝には『名札』が設置されています。

10/2 10:51

滑りやすい岩場を登り…

10/2 10:52

岩の奥に祠が見えます。手洗い滝より3分程度で…

10/2 10:54

祠の隣に、2つ目弁天滝、その上が3つ目肩ヶ滝。
区別が良く解りません^^;　

10/2 10:54

木の根を登るのがコース。

10/2 10:58

岩場…

10/2 10:59

4つ目の長滝へは10m程度コースから離れ、下ります。

10/2 11:01

ターキーブリッジ（≒木の橋）の上より。3つ目より10分足らず。

10/2 11:03

説明地図の『急な坂道』は近年クサリが設置されたようで…

10/2 11:05

お助けロープも有。

10/2 11:06

坂というより急な岩場登りが続く。

10/2 11:07

5つ目、シャレ滝。長滝より約7分で到着。

10/2 11:10

説明地図の『岩場』。倒木で見難い案内表示、その手前にクサリ有。

10/2 11:12

クサリ場が続く。難易度はそれ程でもなく。。

10/2 11:15

勾配は何とか2足歩行が可能な程度？

10/2 11:18

振返ると眺望有。

10/2 11:19

ルートは谷筋へ…

10/2 11:24

ガレ場と化した沢を登る。

10/2 11:26

6つ目、大滝。シャレ滝より20分足らず。

10/2 11:26

岩混じりの急斜面が続く。

10/2 11:29

ルートは右。正面左奥には四十八滝の終点、標高613.2mとの表記があるものの、精々450m程度の筈です？

10/2 11:29

再びクサリ場。

10/2 11:31

一の滝方面にはコースを10m弱外れ…

10/2 11:32

上が一の滝、下が二の滝？大滝より5分程度。

10/2 11:32

一の滝、滝つぼ。

10/2 11:33

滝の上には大きな岩場が続く…

10/2 11:36

なんとかクサリに頼らず登ったものの、頂上手前でクサリに頼る。。

10/2 11:37

素手はちょっと…岩場で滑り難い手袋を色々物色中です。。

10/2 11:39

あいにくの曇り空ながら、見応えのある眺望。

10/2 11:40

道標はあるものの、示す方角は大雑把？

10/2 11:44

明るい森が続きます。

10/2 11:45

踏み跡は希薄ですが、雰囲気のいい森です。

10/2 11:46

ルートを示す道標。

10/2 11:47

一応近道を選択しましたが…

10/2 11:52

程なく合流するようです？

10/2 11:53

足元のしっかりした歩き易い道です。

10/2 11:57

振返って左が歩いてきた道、右は『歩行困難』と書かれていました。

10/2 11:58

同じく振返って、左が歩いてきた道。右へ下るとキャンプ場。

10/2 12:03

歩き易い尾根道が続き…

10/2 12:06

登りもそれ程急でもなく…

10/2 12:10

峠山山頂。三等三角点『村雲村』。

10/2 12:14

西への下りは九十九折れ。。

10/2 12:17

休憩用のベンチ。ここで昼食休憩。

10/2 12:27

階段…

10/2 12:32

階段は不人気に付き？藪化！

10/2 12:35

地形図にない？林道。

10/2 12:37

上筱見集落への分岐を示す道標。おそらくこちらが地形図の破線道？

10/2 12:41

再び階段。

10/2 12:47

地形図上の544mピーク辺り？

10/2 12:51

小倉タワ。概ね南北に伸びる縦走路に交差する南北の峠越えルートは荒れ気味の様子。。

10/2 12:57

634mピークへ向けて、見上げるような急坂が続く。

10/2 12:58

急坂って、画像で表現し難いものですが…横を向けば斜面の木々はこんな感じ。。

10/2 13:02

分岐はないものの、道標。

10/2 13:03

小金ヶ嶽に近付く程道幅は狭く、並みの山道レベル。

10/2 13:07

634mピーク付近？

10/2 13:14

眺望の広がる岩場より。右が篠山市街。

10/2 13:15

研石と呼ばれる岩場？より、西の694mピークを望む、小金ヶ嶽はその裏辺り。足元…少し怖いです！　

10/2 13:21

時折り岩場…

10/2 13:25

痩せ気味の尾根。

10/2 13:28

いい雰囲気の尾根筋が続く。。

10/2 13:30

少し邪魔な倒木。

10/2 13:32

そろそろ694mピーク？

10/2 13:34

ようやく、小金ヶ嶽が！奥は三嶽。

10/2 13:35

手の支えが必要な岩場。

10/2 13:40

大きな岩は一旦下って迂回！

10/2 13:45

次第に迫る小金ヶ嶽。

10/2 13:48

山頂手前は岩交じり。。

10/2 13:52

山頂〜約1年半振り！

10/2 13:53

南が大阪方面、北が舞鶴方面。

10/2 13:53

北の眺望。大江山が薄っすらと見えるようですが、若狭湾は見えないようです。

10/2 13:54

南は木々の隙間から篠山市が望める程度。

10/2 14:01

歩いてきた東側の尾根。右奥が京都の愛宕山。

10/2 14:14

もと来た道を戻る…岩場の表情が全く変わります！

10/2 14:22

岩尾根をトラバース…

10/2 14:22

南の眺望。右奥に六甲の山並み。

10/2 14:47

小倉タワ。

10/2 14:52

峠山。

10/2 15:00

上筱見集落への分岐を下る。

10/2 15:02

いきなり倒木！

10/2 15:04

道標は設置されていますが…

10/2 15:04

林道でしょうか？結構な荒れ具合！

10/2 15:06

峠谷…村雲林業組合と書かれた地名を示す看板。

10/2 15:06

倒木が折り重なり、路上は川！

10/2 15:08

下るとやがて、植物に覆われる。。

10/2 15:10

未舗装路に合流。

10/2 15:10

下ってきた林道？を振返る。道標は立派ですが。。

10/2 15:12

車で走るのは結構勇気がいるかも？

10/2 15:12

またも地名看板。手前の碑には、『明治100年記念樹』とあります。

10/2 15:14

盗人谷だそうです。。

10/2 15:17

新旧の？地名看板。

10/2 15:20

右の地名看板は『東ヨーサコ』。

10/2 15:25

上筱見集落手前。

10/2 15:26

獣よけフェンス。獣側から開けるのは困難…要注意！

10/2 15:30

鉱山跡でしょうか？

10/2 15:31

しばらく舗装路歩き。

10/2 15:40

筱見観音。

10/2 15:41

同上の説明文。

10/2 15:50

キャンプ場入口付近の説明図。

撮影機器：

EX-H20G CASIO COMPUTER CO.,LTD.

感想

inakabus

久し振りに、あまり人のいない静かな山が歩くたくなり、気になっていた筱見四十八滝へ。
朝から用事を済ませた都合、11時前スタート。頂上部分はガスが掛かった曇り空、スタート時は霧雨とコンディションも悪いものの約半月ぶりの山。2〜3時間程度でも気晴らしに歩ければと思って歩き始めると正午を過ぎた頃より天候も回復♪…結局、多紀連山縦走路を以前歩いた小金ヶ嶽まで歩き東半分を完歩。分割ながら縦走完成まであと西側を残すのみとなりました。

縦走路の三嶽より西は未踏ながら、歩いた東側コースの印象としては、小金ヶ嶽エリアの岩場の険しさが特に印象に残ります。筱見四十八滝エリアと共に通過には時間とそれなりの体力・技量が必要であり、長距離縦走の途中にある関門としてはかなりの難関と感じます。
岩場以外にも急登箇所があり、悪天時などはかなり苦労しそうです。歩き易く整備された階段もあり、ありがたいものの好まない方も多いでしょう。
単独で全山を縦走するにはアクセス面にも難有ですが、無理に続けて歩くよりもそれぞれエリア毎に楽しむのがベターなようにも感じます。但し、縦走路以外の枝道は、あまり歩かれていないルートが多いようで、事前の下調べが好ましい状況のようです。ハイペースで歩けるコースではなく、時間にゆとりのある計画が必要でしょう。

コメント

才丸

おはようございます
同じコースの日にち違いでしたね。
３日の朝はかなりの雨が降り出してあきらめました。
悪天に歩いても楽しくありませんから。
午後には回復したようですね。
私のレコに紹介させていただきました。
悪しからず。
紅葉のころもう一度歩きたいルートです。
小金から東は静かに楽しめますからね。

inakabus

コメントありがとうございます☆
tanbazaruさん丹波方面はいつもレコを参考にさせていただいております

感想にも少し触れておりますが、事前に予定があり当日急遽決めた山行でしたので、天気は気にせず気軽に出掛けましたが。。
三田辺りならともかく、篠山まで行くと住まいの宝塚とは随分空模様も異なるようですね〜
スタート〜昼前まで何度か霧雨が降った程度、コースも湿らない程度とほぼ影響なく歩けました。

レコを拝見しました ご紹介頂き光栄です

あまり見掛けない多紀アルプスの地名がが数日違いで掲載されるのも珍しい！と驚きつつ、tanbazaruさんの記事でしたので妙に納得いたしました
黒枝豆の季節になりましたので、紅葉の時期を待たず１０月中にあと１度は篠山を訪れる予定です

ゲスト

こんばんは。
なかなか、楽しそうな風景が魅力的でした。
いつか行けたらと　計画書へ　うふ。

inakabus

是非！
tengu-さんコメントありがとうございます。

遠そうですが、亀岡の隣！？と考えれば近いような気も
記録楽しみに待ってます