槍ヶ岳 横尾泊ピストン 地震発生！

2021年09月18日(土) ~ 2021年09月20日(月)

• GPS: 16:29
• 距離: 40.2km
• 登り: 1,900m
• 下り: 1,897m

コースタイム

1日目

• 山行: 2:31
• 休憩: 0:08
• 合計: 2:39

距離 10.1km 登り 175m 下り 61m

12:33 上高地バスターミナル
12:36 12:37 無料トイレ
12:46 小梨平
13:17 明神館
13:22 徳本口
14:02 徳沢公衆トイレ
14:11 14:18 徳澤園
14:31 新村橋
15:12 横尾

2日目

• 山行: 9:37
• 休憩: 1:32
• 合計: 11:09

距離 19.8km 登り 1,680m 下り 1,679m

4:17 横尾
4:51 槍見河原
5:00 一ノ俣
5:07 二ノ俣
5:31 5:39 槍沢ロッヂ
6:03 6:14 ババ平
6:38 槍沢大曲り
7:14 7:15 槍沢・天狗原分岐
8:12 坊主岩屋下
8:23 8:24 播隆窟
9:25 9:59 槍ヶ岳山荘
10:29 10:37 槍ヶ岳
10:51 11:09 槍ヶ岳山荘
11:40 11:41 播隆窟
11:45 11:46 坊主岩屋下
12:22 槍沢・天狗原分岐
12:56 槍沢大曲り
13:33 13:34 ババ平
14:02 14:07 槍沢ロッヂ
14:33 14:34 二ノ俣
14:41 14:42 一ノ俣
14:50 14:51 槍見河原
15:26 横尾

3日目

• 山行: 2:20
• 休憩: 0:15
• 合計: 2:35

距離 10.3km 登り 57m 下り 172m

7:28 横尾
8:13 新村橋
8:27 8:40 徳澤園
8:43 徳沢公衆トイレ
9:17 9:18 徳本口
9:22 明神館
9:50 9:51 小梨平
9:57 河童橋
10:03 上高地バスターミナル
10:03 ゴール地点

天候

1日目　雨
2日目　快晴
3日目　晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

松本駅ー新島々駅間の一部が通行止めのため、松本駅〜新村駅まで代行バス
バス→電車→バスと乗り換え必要。

コース状況／危険箇所等

雨のため横尾までの道にはぬかるんだ場所が少しありましたが、ほとんど全コース歩きやすい。

写真

9/18 12:32

電車とバスを乗り継いで、やっとお昼過ぎに上高地をスタート！

9/18 13:12

台風通過中ですが、思ったほど雨風は強くない。

9/18 14:13

徳澤通過。

9/18 15:12

横尾テント場到着。
槍沢までは行かずにここでテン泊。
明日はここから槍ヶ岳ピストンの方針としました。

9/18 18:11

雨の中でもそこそこのテント数。

9/19 6:04

2日目は4時過ぎに出発。
真っ暗だったので写真はババ平から。

9/19 6:09

ババ平からのモルゲンロート。

9/19 6:44

カール地形のU字谷とグリーンバンドが美しい。

9/19 6:51

超至近距離に猿。
全く逃げようとしません。

9/19 7:28

標高が上がるにしたがって色付いてきました。

9/19 8:03

やっと槍が見えた！
スタートから約4時間。

9/19 8:19

播隆窟通過。
こっからがきつかった。

9/19 8:38

見えてるのに、なかなか近づいてこない。

9/19 9:43

槍ヶ岳山荘到着。
横尾テン泊で、荷物が軽いため、CT時間を大幅にカットできました。

9/19 10:04

では、槍の穂先へ突入！

9/19 10:07

手掛かりはしっかりしていて、危ないところは金具が打ってあるので、見た目以上に登りやすい。

9/19 10:10

梯子でました。

9/19 10:16

最後の頂上への梯子。
ワクワクが止まらない。

9/19 10:21

槍ヶ岳登頂！

9/19 10:21

快晴で360度の大パノラマ。
水晶岳、鷲羽岳方面。

9/19 10:21

槍ヶ岳山荘に笠ヶ岳。

9/19 10:24

穂高連峰、ジャンダルムも見えます。

9/19 11:00

名残惜しいですが、少しだけ休憩して、11時に下山開始。

9/19 11:55

水場通過。

9/19 12:19

何とも美しいスイスのような氷河地形。

9/19 12:51

9/19 14:00

下山開始から3時間で槍沢ロッジ到着。

9/19 14:33

朝は真っ暗だった二ノ俣。

9/19 15:26

横尾山荘に到着。
何とか明るいうちに帰ってきました。

9/19 17:24

17時20分頃、地震発生！奥又白谷あたりが崖崩れを起こして粉塵が舞い上がっていました。
幸い、横尾山荘付近では大きな崖崩れはありませんでした。
しかし、この後も10回以上余震が続き、不安な一夜を過ごすことになりました。

9/20 7:48

翌日、各方面から下山して来た方たちの話を聞くと、泊まる予定だった槍沢キャンプ場は近くで崩落があり、槍沢ロッジへ避難したとのこと。
また、涸沢でも崩落があって数人が避難したとのこと。
更に東鎌尾根は崩落で通行できなくなったとのこと。
北鎌尾根で事故があったことなどの情報をお聞きしました。

横尾〜徳澤間の道にも数か所、生々しい崩落のあと。

9/20 9:58

河童橋到着。
色々ありましたが無事到着。

撮影機器：

iPhone X Apple

iPhone XS Apple

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 着替え 靴 サンダル ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル ライター 地図（地形図） コンパス 笛 ヘッドランプ GPS 常備薬 保険証 携帯 サングラス タオル ストック ポール テント テントマット シェラフ ヘルメット

感想

ikeboo

今回も、このご時世、極力接触を避け、テント泊とし、人の多いところではこまめにマスクをしています。

当初は槍沢テント泊の槍ヶ岳ピストンや2日目に槍ヶ岳山荘までテン泊装備で登って宿泊なども考えていました。
しかし、時間の都合で1日目に横尾までしかたどり着けなくなり、色々相談した結果、横尾泊での槍ヶ岳ピストンにしました。
距離やコースタイムが長いので、時間的にギリギリかと思っていましたが、
①何といっても荷物が軽くてコースタイムの短縮が可能だった。
②1泊目と同じ場所での2泊目なので、テントの再設営が不要だった。
以上の利点があり、自分たちにはあっていたと思いました。

さらに今回に限っては、槍沢や槍ヶ岳山荘、涸沢に泊っていたら、大変だっただろうなと感じました。
きっと僕たちよりもはるかに怖い思いをしたんじゃないでしょうか。
20日には北鎌尾根のニュースも入ってきて、つくづく地震の恐怖を感じた山行でした。

横尾にもパトロールの方が来られていましたし、山小屋の方々や救助にあたった方々、安全な登山のために尽力してくださった方々、本当に感謝いたします。