日本に槍ヶ岳がある幸せ

2021年09月18日(土) ~ 2021年09月20日(月)

• GPS: 51:59
• 距離: 45.5km
• 登り: 2,335m
• 下り: 2,326m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:01
• 休憩: 0:41
• 合計: 4:42

距離 14.8km 登り 388m 下り 78m

11:32 上高地バスターミナル
11:38 11:39 無料トイレ
11:46 小梨平
12:20 明神館
12:24 徳本口
13:05 徳沢公衆トイレ
13:10 13:33 徳澤園
13:45 新村橋
14:31 14:48 横尾
15:26 槍見河原
15:36 一ノ俣
15:45 二ノ俣
16:14 槍沢ロッヂ

2日目

• 山行: 7:39
• 休憩: 2:04
• 合計: 9:43

距離 9.0km 登り 1,607m 下り 560m

5:57 槍沢ロッヂ
6:33 6:39 ババ平
7:11 7:17 槍沢大曲り
8:05 8:28 槍沢・天狗原分岐
9:36 9:42 坊主岩屋下
9:52 播隆窟
11:20 11:38 槍ヶ岳山荘
12:02 12:37 槍ヶ岳
13:06 13:07 槍ヶ岳山荘
13:15 飛騨乗越
13:43 13:47 大喰岳
14:05 飛騨乗越
14:20 14:45 槍ヶ岳山荘
15:40 ヒュッテ大槍

3日目

• 山行: 7:16
• 休憩: 1:31
• 合計: 8:47

距離 21.6km 登り 332m 下り 1,703m

6:36 ヒュッテ大槍
7:03 坊主岩屋下
8:16 8:36 天狗池
9:17 槍沢・天狗原分岐
9:50 9:54 槍沢大曲り
10:18 ババ平
10:43 10:59 槍沢ロッヂ
11:22 二ノ俣
11:30 一ノ俣
11:38 槍見河原
12:17 12:49 横尾
13:26 新村橋
13:41 14:00 徳澤園
14:02 徳沢公衆トイレ
14:38 徳本口
14:43 明神館
15:12 小梨平
15:18 河童橋
15:23 上高地バスターミナル

天候

1日目 基本的に小雨
2日目 快晴
3日目 晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

松本〜上高地
電車・バス合計 片道￥2,710

コース状況／危険箇所等

槍ヶ岳の山頂付近はやっぱり渋滞します。
時間にゆとりを持って登りましょう！

東鎌は疲れた身体には優しくありませんでした。
昭文社の地図のコースタイムの倍の時間がかかりました。
現在、ヒュッテ大槍〜槍ヶ岳山荘の東鎌尾根は地震の影響で物理的に通行できない状況のようです。

その他周辺情報

徳沢園 カレーライス ￥950
横尾山荘 缶ミルクティ ￥250
槍沢ロッヂ 1泊2食 ￥13,000
槍沢ロッヂ Gokuri グレープフルーツ ￥350
槍ヶ岳山荘 カレーライス￥1.200
槍ヶ岳山荘 ＣＣレモン ￥400だったような
ヒュッテ大槍 1泊2食 ￥13,000

槍沢ロッヂ ポカリスエット(消費期限切れ)￥300
消費期限は2022年4月だったような、消費期限切れではない！？
ちなみに消費期限切れでないポカリは￥400で売切だった

横尾山荘 カレーライス ￥1,200
横尾山荘 缶コーヒー ￥250くらい
徳沢園 ソフトクリーム ￥400か￥450くらいのはず

上高地インフォメーションセンター　更衣室利用　￥100
COVID-19の影響でシャワーは使えませんでした

写真

9/18 11:37

今日は奥穂は見えません
残念！

9/18 13:25

徳澤のカモ

9/18 15:15

9/18 15:35

一ノ俣

9/18 15:39

9/18 16:12

ようやく槍沢ロッヂに到着

9/18 17:55

夕食　鶏肉

9/18 19:00

寝床から見える景色

9/19 4:57

朝食　

9/19 5:56

出発

9/19 6:39

ババ平
ロッヂから意外に遠い

9/19 7:08

槍沢のサル

9/19 7:19

9/19 7:31

9/19 8:50

紅葉はこんな感じ

9/19 9:23

見えてきた！
テンションだだ上がり

9/19 9:31

少しずつきつくなってきた

9/19 10:41

9/19 11:20

歩いてきた道

9/19 11:22

槍ヶ岳山荘はもうすぐだ

9/19 11:50

登ります

9/19 12:03

穂高連峰

9/19 12:05

笠ヶ岳
奥に白山

9/19 12:07

噂には聞いていたが
想像を上回る狭さ！

9/19 12:08

常念・大天井

9/19 12:22

下ります

9/19 13:28

西鎌尾根
奥に黒部五郎
よ〜く見ると鏡平の小屋も見える！

9/19 13:37

大喰岳にて

9/19 13:53

日本に槍ヶ岳がある幸せ

9/19 14:52

疲れた体には優しくない東鎌をヒュッテ大槍に向かう

9/19 15:38

ヒュッテ大槍

9/19 17:20

地震発生　岩雪崩の砂煙

9/19 17:30

9/19 18:00

9/19 19:08

夕食　鶏肉

9/20 5:01

日本の夜明けぜよ！

9/20 5:33

Morgenrot

9/20 6:34

今日も晴れ！

9/20 8:24

天狗池にて
さかさやりがたけ

9/20 11:18

9/20 14:43

まもなく河童橋

撮影機器：

PENTAX K-3 Mark III RICOH IMAGING COMPANY, LTD.

感想

ninotsugi

地震発生直後の動画　ヒュッテ大槍から撮影





11年前に私が山の登りを始めるきっかけが槍ヶ岳の存在でした。

それは中学1年の時に北穂高の小屋の確かトイレから眺めた夕日に染まる
雄大な槍ヶ岳の姿でした。

あの山にいつか登る。

山の登りを始めてから登ろうと思えばいつでも登れる。
そう思いながら11年も経ってしまったのは、人気ゆえの最繁忙期の混雑と
登ったあとの目標の喪失感というか、うまく言葉では表せませんが、
そんな思いもあったからだと思います。

COVID-19の影響は多くの場合はマイナスに作用しますが、
唯一良い点を挙げるとすれば、山小屋が完全予約制となり、
最繁忙期においても一人に布団1枚は保証され、快適な山小屋ライフを
過ごすことができるようになったことでしょうか。

個人的なことを云えばCOVID-19が終息したあとも、
引き続き山小屋が完全予約制を続けて頂きたいと思いますが、
どうなっていくのでしょうか。

山行中に地震もあり、不安な点もありました。
「釜トンネルが崩落していたらどうしよう」
そんな思いも過りなしたが、さすがは日本人、皆様パニックにならず
冷静に行動していたと思います。

実際に被害に遭われた方もいるとは思いますが、私自身は運よく被害に遭うこともなく、無事に下山できたことを素直に嬉しく思っています。
事実、私が歩いた東鎌尾根は登山道の一部が崩落しており、時間が少しずれていたら、巻き込まれていたかもしれません。

そんなこともありましたが、日本を代表する山であり、北アルプスのランドマーク的な存在の槍ヶ岳は、これからも多くの人を魅了し続けることでしょう。


これで一つの目標を達成したわけですが、
早くも来年のアルプスの山行のことを考えております。

北にするか、南にするか。
そろそろ南も行ってみるかな。
来年は南部の山小屋も東海フォレストのバスもやっていたらいいなぁ。
そんな感じですかね。


「北アルプストレイルプログラム（仮）」
https://nationalpark-japanesealpstrail.jp/
北アルプスの登山道を未来につなごう！