仙丈ヶ岳【北沢峠-小仙丈ヶ岳-仙丈ヶ岳-藪沢-大平山荘】
- GPS
- 05:03
- 距離
- 9.8km
- 登り
- 1,201m
- 下り
- 1,206m
コースタイム
- 山行
- 4:44
- 休憩
- 0:18
- 合計
- 5:02
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
仙流荘-北沢峠間をバス利用 |
コース状況/ 危険箇所等 |
藪沢のルートは、結構荒れています。下りの際には特にご注意を。 |
予約できる山小屋 |
|
写真
装備
個人装備 |
AKU クレスタGTX
|
---|
感想
台風一過の晴天を狙って、南アルプスの女王、仙丈ケ岳を日帰り山行しました。
広河原からのバスが今シーズンは運行しないということで、伊奈谷側からの仙流荘からの入山になりました。
バスの始発の5時30分よりも余裕をもって到着しようと早めに出発し、5時ちょうどに仙流荘に着きましたが、そのころにはバス停には長蛇の列ができていました。
混雑を予想して早めに臨時バスを出してくれていて、ほぼ予定の時間にバスに乗れ、北沢峠を7時に歩き出すことができました。
北沢峠からは甲斐駒ヶ岳を目指す人の方が多いかな、と思いながら、尾根に取り付き、苔むした樹林帯をジグザグに登っていきます。
すぐに1合目の看板のあるピークに到着し、ここからは尾根の上を歩くことになります。
急登があらわれ、それを30分ほど登ると、藪沢小屋への道の分岐に到着します。そのまま尾根を登れば、すぐに森林限界を超えて、ハイマツが続く斜面に取り付きます。
ひと登りで小仙丈ヶ岳に到着し、北岳の景色を楽しもうと思いましたが、残念ながら、北岳、間ノ岳は雲の中でした。
谷からはどんどん雲が上がってきていて、この段階では仙丈ヶ岳の頂上も見えていましたが、時間の問題のように感じました。
小仙丈ヶ岳からは、ちょっとした岩場をいくつか越えると頂上に到着です。
小仙丈ヶ岳を過ぎたところから、年配の女性のソロの方と頂上までご一緒させていただきました。ご本人は自分は体力がないとおっしゃっていましたが、かつては大キレットや笠新道を歩いた猛者で、頂上まで思い出話に花を咲かせながら歩くことができました。
頂上でしばらく休憩をしましたが、一向にガスが晴れる様子がないため、下山を開始しました。
仙丈藪沢カールの底には仙丈小屋があり、そこから見上げるカールはとてもきれいで、紅葉がもう少し進んでいれば、大絶景だったと思います。
仙丈小屋からは、いったん馬ノ背に向かいましたが、実際に馬ノ背に立ってみると、馬ノ背感があまり感じられず、早々に戻り、馬ノ背ヒュッテから藪沢経由で下山しました。
藪沢にはいくつかの滝があり、水量はそれほど多くはありませんが、落差が数十メートルのものもあり、滝めぐりをしながら歩くことができました。ただ、沢沿いのルートなので、ところどころ荒れており、特に下りの際には注意が必要です。
ルートが藪沢から離れ、斜面をひと下りするとトラバース気味の道になり、しばらく歩くと大平山荘に到着しました。大平山荘から登り返し、北沢峠に到着しました。
頂上付近はどの山もガスっていたため眺望はほとんど楽しめなかった山行でしたが、紅葉も一部始まっていたり、仙丈ヶ岳を象徴するふたつのカールを堪能したり、楽しく歩くことができました。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する