紅葉の飯豊連峰(飯豊山・大日岳・三国岳)
- GPS
- 49:59
- 距離
- 33.0km
- 登り
- 2,550m
- 下り
- 2,553m
コースタイム
8日-6:47切合小屋-7:14草履塚-7:34御秘所-7:49御前坂-8:20本山小屋-8:34飯豊山山頂-9:09玄山道分岐-9:39御西-9:45御西小屋-10:22文平ノ池-11:13大日岳山頂12:15-13:18御西小屋-14:38飯豊山山頂-水場-15:20本山小屋
9日-6:34本山小屋-6:56御前坂-7:10御秘所-7:57切合小屋8:01-9:00七森-9:13三国小屋9:31-10:24疣岩分岐-12:22被川山荘-12:40弥平四郎登山口
天候 | 7日〜曇り、8日〜曇りのち晴れ、9日〜晴れ 行程中最低気温10℃(8日飯豊山山頂、9日稜線) |
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過去天気図(気象庁) | 2013年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは林道入口に有 被川山荘から松平峠を通り疣岩分岐に行く新長坂ルートは下山に使いましたが、 上部は岩場で中盤は樹林帯の中の根が多い道で歩きづらかったです。 |
写真
装備
個人装備 |
ヘッドランプ 1 ブラックダイヤモンド、ストーム
ホイッスル 1 ハイマウント
防虫ネット 1
サバイバルシート 1 ハイマウント
インセクトポイズンリムーバー 1
テーピング 1
包帯 1
靴ひも予備 1
水筒 1 プラティパス2ℓ
非常食 2 フリーズドライ
手袋 1
帽子 1
コンパス 1 スント、コメット
コッヘル 1 エバニュー
バーナー 1 プリムス
デジタルカメラ 1 パナソニック
スマートフォン 1 富士通
腕時計 1 Gショック
ダウンジャケット 1 ユニクロ
Tシャツ 1
タオル 1
双眼鏡 1 タスコ
ラジオ 1 ソニー
バンダナ 1
ザック 1 ドイター
登山靴 1 AKU
100円ライター 1
ビクトリノックスナイフ 1
トレッキングポール 1 マスターズ
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感想
ついに念願の飯豊山に行くことができました
今回、友人が朝日連峰と月山に1泊で行く計画がありましたが、
自分は、遅い夏休みで、今年最後のまとまった休みだったので
迷いましたが休みを最大限に利用し2泊計画で飯豊山に向かいました
福島県側からのメジャーな登山口である川入は、7月18日の大雨で道が崩れ
通行不能のため弥平四郎口から登ることにしました
弥平四郎登山口からは新長坂ルートともうひとつルートがありましたが、登
りは破線ルート(新ルート)である土ノ越経由で三国岳に向かいました
このルートは急登で、土ノ越まではエアリアマップとほぼ同じタイムでしたが、
そこから先は、両足膝上がつりそうになり、休み休みで何とか三国
小屋に到着しました
ここから先の切合小屋までは約2時間、他のハイカーが言うに切合には
水場があるとのことだったので、自分は切合小屋に向かいました
三国小屋から降下して鎖・階段のある七森を過ぎて
草履塚の西側斜面が紅葉のピークを迎えていたようで奇麗でした
切合小屋に着きましたが、水場は撤去され、沢に細い水がありましたが、ほとんど水は汲めませんでした
切合小屋の宿泊者はだいたい12人くらいでした
自分は、2階に寝ましたが、そこには年配の御夫婦がいて、朝にはコーヒーを
御馳走してくれました
その御夫婦は、8日は御西、その先行けたら大日まで行って切合小屋に
戻るとのことでした
早朝は西から雲が移動し、あまり良い天気でない感じだったので
下山する人もいました
6時50分に自分は先に出発して、飯豊山に向かいました
先に先行した老人がいて頂上で写真を撮りあいましたが、
天候悪いので下山するとのことでした
前夜大変な事に気づいてしまいました。
何と雨衣を忘れてしまったのです
今まで日帰りの山でも忘れることはなかったのに・・
インターネットが繋がらなかったのでラジオで五島列島付近にある
台風24号の動きを確認しました
明日は天気は持ちそうなので、計画どおり飯豊山・大日岳方面に
向かいました。
御前坂で一人が長靴を履いたおじさんの二人組に遭い、「縦走ですか」
と聞かれ、いえ大日岳まで行けたら行こうと思っている旨答えたら、
「いけるでしょう、水場は、テン場の1か所だけだから」と言われました
その言葉が心強い励みになり飯豊山に向かいました
長靴で登るなんて、本山小屋の人だったのかも
切合小屋で遭った人の話だと昨日は本山小屋に管理人がいて飲み物の
セールをしていたと言っていました。飯豊山に向かう時もしかしたら
飲み物を安く売ってもらえるかもしれませんと言われましたが、その
二人組の荷物を見るとそんな大荷物でなかったので違うのかも
飯豊山頂から御西方向へは表示板もなく、道を下りましたが、
ほとんど標もなく途中木に赤ペンキが塗られたところで左に
方向変換して御西に向かいました。
御西小屋にも誰もおらず、大日岳へ向かいました
途中で文平ノ池を右に見て、200メートルを登って大日岳へ着きました
山頂標記があるところより手前のピークの方が標高が高く、飯豊山方面の
展望も良かったので、そこで昼食にしました
相変わらず誰も人気がせず、静かな山を堪能しました
下山途中、玄山道分岐で男2人組で遭った以降は、翌日の三国小屋から新長坂
ルートを下った松平峠手前で2人組みの男性に遭うまで25時間以上
人に遭いませんでした
本山小屋に着いても誰もいなくて、この日切合小屋までいってしまおう
かとも思いましたが、テン場下に水を汲みに行き結局本山小屋に泊まりました
宿泊者は自分ひとりでした
翌日は朝方は雨が降ったようですが、天気は回復し、大日岳までの稜線
が良く見えました
新長坂ルートの上部は滑りそうな岩場で、中盤は樹林滞の中の根っこの
多い歩きにくい道でした
今回も1日目は登りで両足が吊そうになり、休み休みでなんとか切合小屋
に辿り着きました
疣岩分岐から松平峠に下ると男2人組みが登ってきました
25時間ぶりに人に会い、うれしくホットしました
この方たちは日帰りで三国岳へ行くと言っていました
登ってくる途中に3組の下山者に会ったようでした
祓川山荘手前の水場で昼ご飯を食べようと思いましたが、何だか
低い鳴き声がして、動物の気配がしたので祓川山荘を少し見て
早々と下山しました。
今回の山行も1日目のヘタレがありましたが、前回の針ノ木岳に行った際に
生じた左膝の痛みはなかったので良かったと思いました
弥平四郎コースは飯豊のコースの中では楽な方だそうです
自分としては、結構しんどかったです
帰りは西会津の温泉ロータスインに立ち寄って帰路に向かいまし
飯豊山は本当に良い山です。アプローチにはロープウェイや奥までの
林道もなく、自然の山が残っている数少ない場所だと思います
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