大鐘原ヶ岳〜榛名天狗山〜鏡台山 ゴ・ドーハンの山旅 秋の石碑まつり

2021年09月29日(水) [日帰り]

• GPS: 05:44
• 距離: 7.6km
• 登り: 562m
• 下り: 540m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:08
• 休憩: 1:43
• 合計: 5:51

9:06 榛名神社バス停
9:50 9:53 地蔵峠
10:25 10:31 大鐘原ヶ岳
10:47 10:52 小鐘原ヶ岳
11:47 12:59 天狗山
13:58 14:15 鏡台山
14:57 榛名神社バス停

天候

曇りのち霧雨少々

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

9/29 9:06

榛名歓迎ゲートタワー(大鳥居)をスタート。昔からあったような気がするが、平成27年竣工。

9/29 9:14

随身門、橋の手前の林道(芦田小屋線)へ右折します。

9/29 9:15

キツネフリソウ

9/29 9:18

天狗方面へ向かう御一行と別れて地蔵峠方面へ。

9/29 9:42

暫くは沢沿いの道。明瞭でした。ケルンが軽石っぽいのが火山のエビデンス？

9/29 9:45

峠の直下はまあまあの急登です。

9/29 9:47

噴石の胎内潜りは信用できないので巻きました。

9/29 9:50

地蔵峠。直進して下ると唐松方面。進路は右、

9/29 9:52

大鐘原ヶ岳を目指します。

9/29 10:04

ナナママド。葉はまだ青いですが、実は真っ赤っか。

9/29 10:08

これも噴石の壁

9/29 10:11

ダイモンジソウが咲いていました。

9/29 10:20

展望が無い分、幻想的であった。と日記には書いておこう。

9/29 10:24

山頂のようです。

9/29 10:25

大鐘原ヶ岳山頂。

9/29 10:27

素敵な山名板がありました。

9/29 10:30

1252m最高点はちょい先のようです。

9/29 10:42

ヒメシャラの小径

9/29 10:42

日本三大美幹。赤いエレキングのよう。

9/29 10:47

小鐘原ヶ岳山頂。この撮影前に一度転落して、数珠が落ちました！でもまだ気づいていません。

9/29 10:47

天然の手洗石か、ドーハンのハーフパイプか。

9/29 10:49

1224.9m、「内野」二等です。まだ気づかず。

9/29 10:52

美味しい噂のヤマボウシの実をいただこうとしたら、
「数珠がない！」先程の標柱下に落ちてました。

9/29 10:56

突然山の雰囲気が変わった、と思ったら石碑群がありました。

9/29 10:58

「尾張　大物主命」その他の銘なし。大国主命。

9/29 11:00

「三河　八千戈命」こちらも大国主命の別名。
西日本の國名と神名がお決まりのようです。

9/29 11:01

巨石の上に一際大きな石碑が。表面が楽しみ！

9/29 11:01

その前に「伊賀　金山彦命」鉱山や鍛冶関係の神ですね。

9/29 11:02

そして真打登場！「國常立命」天地開闢の神、御嶽大神の主神でもあります。この碑だけに「昭和七年三月吉日」、願主銘らしきものがありました。

9/29 11:06

こんな感じで建っています。さらにまだまだ続きます。

9/29 11:06

「大和　大己貴命」、大国主命別名、こちらもお御嶽大神のお一人。

9/29 11:08

「駿河　木花開耶姫命」言わずと知れた富士浅間の女神。

9/29 11:11

左「摂津　中筒男命」、住吉大神。右「三河　別雷命」賀茂神社。

9/29 11:13

さらにいい感じの苔石の上に

9/29 11:15

「□□　玉柱屋姫命」

9/29 11:16

「伊勢　猿田彦命」天孫降臨の道案内をしたことから道祖神、「猿」から庚申信仰、さらにこの旅のメインテーマ天狗信仰にも結び付き、我々にお馴染みな神。

9/29 11:18

笹原の隠れて見逃す所だった「和泉　日本武命」、

9/29 11:19

「河内　天兒屋根命」春日権現、中臣氏の祖、藤原氏の氏神。

9/29 11:23

そしてこのエリア最後の碑が「上野　經津主命」香取神社

9/29 11:32

主要路に合流、左が天狗山、右が榛名神社方面。

9/29 11:37

トリカブト

9/29 11:40

ノコンギクでしょうか、この花が一番咲いていました。

9/29 11:43

天狗山東峰西峰の分岐、九合目。赤鳥居があります。小っちゃいのも沢山、♬マイフェイバリットシングスが聴こえてきそう。

9/29 11:44

この先に石碑がいっぱい見えて超ワクワク状態、

9/29 11:45

「安藝　市杵島姫命」宗像三女神、もちろん厳島神社も。

9/29 11:47

天狗山東峰1166m山頂。

9/29 11:47

「＜種子＞月ノ大神」　月読？それとも月天のこと？背面に「昭和七年三月」○種子はシャ(月天)

9/29 11:51

「＜種子＞日ノ大神」天照？日天？

9/29 11:54

「歳徳神/素盞鳴命/稲田姫命」年神様、この神にいる方向が恵方/牛頭天王祇園神、八坂、氷川神社)/スサノウの妃、氷川神社

9/29 11:56

八将神(牛頭天王の八王子)第一〜第八王子の下にそれぞれ「太歳神/太将軍/太陰神/歳刑神/歳破神/歳殺神/黄幡神/豹尾神」とあります。この場合、素盞鳴、稲田姫ご夫婦のお子達ということか。

9/29 12:00

「大山低神」低は祇でしょうね。我らが山の神ですが総本社は瀬戸内の大三島です。しまなみサイクリングの途中で寄りました。
背面「昭和六年十月/祭主中嶋氏」

9/29 12:04

このお方はお天狗様でしょうか。羽団扇みたいのをお持ちです。背面に銘がありますが判読できず。

9/29 12:07

山頂部に点在する巨石に、それぞれ建っており、

9/29 12:07

ヒヤヒヤしながらの調査でした。

9/29 12:09

「摩利支天」お馴染みのマリ様。バックは天狗山西峰。

9/29 12:13

「榛名山/大天狗小天狗」碑。前後に講人銘が仰山です。

9/29 12:15

「長門　表筒男命」住吉三神、航海の神。

9/29 12:18

「大天狗　小天狗」の下に

9/29 12:20

それぞれの天狗像が線刻されています。

9/29 12:22

「紀伊　石凝姥命」

9/29 12:25

石灯籠iの一部。側面に「中室田村」、反対に「下室田村」とそれぞれ数名の講人銘があります。

9/29 12:31

正面「奉納□□大天狗御宝前/別当/(大□)山□照寺」

9/29 12:43

十合目の大天狗(右)小天狗(左)の石祠。昭和47年。

9/29 12:45

二頭立てのイルカ岩。ではなくこれが天狗岩というみたい。右端に今回最後の石碑が見えます。

9/29 12:48

「＜種子バイ＞多聞天」

9/29 12:49

その先の展望、かろうじて麓方面が見えました。晴れていたら絶景でしょうね。

9/29 12:49

天狗山西峰を望む。あちらが最高点山頂のようです。

9/29 12:50

岩場好きなヘビ君がいました。岩を登る際、伸ばした手先に・・・と妄想すると何か怖いなぁ。

9/29 12:50

天狗岩の背面は絶壁です。

9/29 12:58

もう一つ石祠がありました。「昭和□年三月吉日」と願主銘？文字に朱が少し残っていました。

9/29 12:59

大日陰、下室田方面への道。宿題にして、天狗山西峰に向かいます。

9/29 13:03

コルを過ぎて登り返すと、朽ちかけた鳥居がありました。

9/29 13:03

明らかに神社の建屋があった感じの平場。

9/29 13:04

山頂はすぐそこ。

9/29 13:06

天狗山(西峰)1179m山頂。さらに西に向かう明瞭な踏跡もありました。

9/29 13:09

サラシナショウマ。薬草みたい。

9/29 13:23

セキヤノアキチョウジ(関屋の秋丁字)

9/29 13:30

何かあるかな、と思いましたが特になし。

9/29 13:49

四合目、本日ラストの鏡台山へ向かいます。

9/29 13:51

まずは左(展望台)へ。

9/29 13:53

左右どちらでも巻けます。

9/29 13:56

最後の登り。

9/29 13:57

小広地に1072.9m四等三角点。

9/29 14:14

左:大鐘原〜小鐘原ヶ岳の尾根から

9/29 14:14

天狗山が展望できます。

9/29 14:18

鏡台山最高点へ向かいます。その途中にモミジハグルマ。

9/29 14:26

鏡台山1079m山頂、こちらは展望ありません。

9/29 14:32

四合目から神社方面へ。お助けロープのある急な下り。

9/29 14:45

9/29 14:46

登山口の赤鳥居

9/29 14:53

神社参拝は辞退し次のミッションへ向かうが、達成できず。

9/29 18:13

里見梨数々。手前左:豊水、右:かおり、上2つが新星(ゴールデンデリシャス)。梨は終わりかなと思ったら、逆にいろんな種類が出回るそうです。

撮影機器：

COOLPIX W100 ニコン

iPhone 8 64GB SIMフリー Apple

感想

godohan

・近隣のお天狗山はあちこちピックアップしてありましたが、なかなか巡る機会がなかったのですが今回下山後の梨カレーを楽しみに、榛名山の天狗山に行ってみました。榛名の山頂周辺の峰々は何度か登りましたが、この界隈は初めてでした。鐘原ヶ岳の前後は急登急坂が多少ありましたが、全体的に歩きやすいコースでした。紅葉には早かったですがその時期に歩けばさらに楽しい山歩きができると思います。
・今日は秋空を期待しましたが、残念ながら曇り&ガスり気味の山行となりました。ただ、私的には青空や絶景に匹敵するくらいの沢山の石造物に出会えて大満足でした。天狗山に石碑が多いことは何となく承知していましたが、実際に歩いてみると、小鐘原ヶ岳からの下りにも石造物エリアがあり、しかも御嶽系に思えたので、余計にテンションがあがりました。里の石造物もいいのですが、やはり山歩きで出会うそれは格別です。お山の石分たっぷり補給できました。
・梨カレーは今は作ってない、とのことで結局、お昼を食べそびれてしまいました。

コメント

chii1961

godohanさん　こんばんは

ほんとにカレーがお好きなのですね！自分は、お蕎麦派かな…カレーを食べるのであれば、給食に出るようなカレーが好きです。
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　埼玉のchii　　　　　

godohan

chii1961さん　こんにちは

そうなんですよ、カレー三昧で自分でも縛られているなと感じてはいるのですが･･･chii1961さんのように時にはドレスコードのあるお店でオシャレなディナーがしてみたいものです。
いよいよ宣言が解除され存分にお山に行けますね。ちょうどあちこちの新蕎麦もおいしい頃だし。逆に人出は多くなりそうで帰りの高速が心配ですが。とにかくお互いに秋山を十分に楽しみましょう！
コメントありがとうございました。　　　godohan

umimin

godohanさん、こんばんは。
激遅コメントで申し訳ありません。
榛名の天狗山に行ってきたので、石造物の答えあわせに、拝見させていただきました。
ありがとうございました。