燕岳〜餓鬼岳 ◆紅葉真っ盛りハイク◆

2021年09月29日(水) [日帰り]

• GPS: 10:59
• 距離: 21.9km
• 登り: 2,766m
• 下り: 2,763m

コースタイム

日帰り

• 山行: 10:15
• 休憩: 0:44
• 合計: 10:59

4:17 スタート地点
4:23 4:23 中房温泉登山口
4:40 4:41 第１ベンチ
4:54 4:54 第２ベンチ
5:09 5:10 第３ベンチ
5:26 5:26 富士見ベンチ
5:43 5:44 合戦小屋
5:54 5:55 合戦山
6:10 6:10 ベンチ
6:25 6:38 燕山荘
6:41 6:42 いるか岩
6:49 6:50 めがね岩
6:53 6:55 燕岳
7:02 7:03 北燕岳
7:26 7:26 平
8:02 8:03 東沢乗越
8:37 8:40 東沢岳
9:20 9:20 2508ピーク
10:47 10:48 餓鬼岳小屋
10:59 11:03 餓鬼岳
11:06 11:08 餓鬼岳小屋
12:17 12:18 2508ピーク
13:00 13:05 東沢岳
13:24 13:25 東沢乗越
13:47 13:47 西大ホラ沢出合
14:11 14:11 北燕沢出合
14:22 14:23 奥馬羅尾沢出合
15:05 15:08 中房温泉
15:11 15:11 中房温泉登山口
15:16 ゴール地点

天候

高曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

中房温泉登山者用駐車場
第1駐車場は午前4時すぎ到着で、あと数台でした。

コース状況／危険箇所等

【中房温泉→燕山荘（合戦尾根）】
「北アルプス三大急登」の一つですが、とてもよく整備された歩きやすい道。途中3ヶ所に休憩用のベンチもあります。

【燕山荘→東沢乗越】
燕岳〜北燕岳までは一般登山道。その後は東側の山肌をトラバース気味に進みます。2723地点から乗越へ一気に高度を下げます。ザレている砂地はスリップ注意、またササが覆ったエリアは道迷い注意です（踏み跡は明確にあります）。

【東沢乗越↔餓鬼岳】
最初のピーク、東沢岳までは急登＆ハイマツやシャクナゲを漕ぐ部分があります。以降は尾根または尾根下トラバースの、歩きやすい道です。巨岩は基本的に巻きます。ペンキかピンクテープがあります。「剣ズリ」前後で木製のハシゴがたくさんありますが、難しくありません。

【東沢乗越→中房温泉】
前半はササ原、その後ザレた急斜面をくだります（スリップ注意）。中房川の河原に出てからは5〜6回の渡渉および高巻きを混ぜて下ります。道なりに進むと中房温泉の敷地内に入ります。

写真

9/29 5:36

午前4時半に中房温泉をヘッデンスタート、合戦小屋手前で東側はこんな空になりました。

9/29 5:44

モルゲン合戦小屋（笑）

9/29 5:48

大天井への稜線もまた歩きたい。

9/29 6:19

燕山荘到着、ベンチをお借りして朝食にしました。

9/29 6:20

槍・穂高連峰

9/29 6:20

10日前に登ったワリモ岳、鷲羽岳、三俣蓮華岳＆ちょこんと黒部五郎岳

9/29 6:21

このあたりは未踏エリア。水晶岳、野口五郎岳、赤牛岳とか。

9/29 6:21

まずは燕岳へ。

9/29 6:42

いるか岩

9/29 6:49

先行されていた男女ペアさんが「ライチョウがいます」と教えてくれました。この後ハイマツに潜ってしまったので、バックショットの1枚だけ。

9/29 6:55

燕岳登頂、山頂は団体さんで大賑わいだったので写真はこれだけで。

9/29 7:00

そのまま北燕岳へ向かいます。

9/29 7:04

北燕岳からは東斜面をトラバースするように進みます。

9/29 7:19

気持ちいい白砂のセカイ。

9/29 7:20

進む左手はこのパノラマです。

9/29 7:27

チングルマの果穂

9/29 7:50

東沢乗越にはぐんぐん高度を下げていきます。こんな感じの道や・・・

9/29 8:00

ササが覆っているところもあったり。

9/29 8:03

東沢乗越を過ぎると、餓鬼岳小屋からのメッセージが現れます。
はい！わかりました。

9/29 8:13

振り返って燕山荘〜燕岳〜北燕岳

9/29 8:25

乗越からしばらくは急登、その後ハイマツ＆シャクナゲを漕ぎます。

9/29 8:29

北西方面はこんな景色

9/29 8:30

進む先に巨岩が目立ちます。

9/29 8:32

（文字は読めませんが、たぶん）東沢岳

9/29 8:32

はい！わかりました。

9/29 8:50

気持ちのいい尾根歩きです。

9/29 9:03

ここが一番「岩場」らしかったかな。花崗岩なのでグリップはしっかりしています。

9/29 9:05

巨岩も秋に彩られています。

9/29 9:20

左が剣ズリ、右が餓鬼岳山頂。

9/29 9:43

はい！わかりました。

9/29 9:48

確かにこのあたりは足元狭くて「滑落注意」でした。

9/29 9:50

大きな岩を巻くように進みます。

9/29 10:01

林の中で高度を上げていきます。

9/29 10:04

はい！わかりました。

9/29 10:05

林を抜けました。まずこのハシゴ。

9/29 10:06

ハシゴを上るとこの岩稜の風景（この時点では相当ワクワクしていましたが）。

9/29 10:06

彼方に高瀬川の青い水面が見えています。

9/29 10:10

（文字は読めませんが、たぶん）剣ズリ

9/29 10:13

年季の入った木製梯子を下ります。

9/29 10:16

グレートトラバースでやっていたのはこの部分。ハシゴからの1本柱「果たして田中、無事に抜けられるか？」

9/29 10:16

頭の中では「果たしてyoisa、無事に抜けられるか？」のナレーションが流れていましたが、あまりにあっけなく通過・・・(^^;

9/29 10:36

岩場、ハシゴ場は期待したものではありませんでしたが、それにしても紅葉が素晴らしい！これだけでも大満足です！！

9/29 10:44

はい！ありがとうございます。

9/29 10:47

餓鬼岳小屋

9/29 11:09

山頂標識よりも、この画に会いたかった。小屋の受付脇に貼られています。

9/29 10:52

で、餓鬼岳登頂。

9/29 11:04

だーれもいなかったのでセルフで撮ってみた（山名切れてるし・・・苦笑）

9/29 11:18

さぁ、来た道を戻りますよ。復路も紅葉が素晴らしい！

9/29 13:25

東沢乗越、ここから中房温泉へ。

9/29 13:26

ササ刈りしていただいてあり、ありがたいです。

9/29 13:32

ザレている急斜面（下り）、スリップ注意です。

9/29 13:49

中房川の河原に出ました。ここから何度か渡渉したり、山側に高巻きしたりしながら下ります。

9/29 14:10

たぶんここが一番大きかった渡渉ポイント

9/29 15:06

中房温泉の敷地内で迷子になりかけました。見えている低い赤屋根を進んで、建物内を突っ切る形で表（バス停側）に出られます。

撮影機器：

OLYMPUS Tough TG-6 オリンパス

感想

yoisa

その山名に惹かれ、いつか登ってみたいと思っていた餓鬼岳。グレートトラバース3で田中陽希氏が燕岳から餓鬼岳に向かう途中、剣ズリというポイントが「難所」と紹介されていたので、併せて歩いてみたいと中房温泉へ向かいました。

燕山荘まではリズムよく登り、燕〜北燕へ。北燕岳から先はトラバース気味に山肌を進み、その後東沢乗越まで一気に高度を下げます。歩く人は少ないらしく、「荒れている」ことはありませんが、燕までのメジャーなルートとは雰囲気が変わります。ザレた斜面もあったり、ササが覆っている道もあったりしながら、東沢乗越へ。
ここからは再び標高を上げます。角度のある斜面を登り、ハイマツやシャクナゲをしばらく漕ぐと、視界が開けました。ここからは気持ちのいい稜線歩きです。進む先には剣ズリ、そして餓鬼岳が見えています。空に向かって突き上げられた巨岩を巻いたり越えたりしながら進んでいきました。
一旦大きく下ると、いよいよ「剣ズリ」へ。急登で標高を上げ、林を抜けるとハシゴが現れました。どれほどスリリングな岩場、ハシゴ場かと思ったのですが・・・木製ハシゴはいくつか現れるものの特にスリリングということもなく、GT番組で「難所」と紹介されていた箇所も拍子抜けするほどあっさり通過してしまいました。
物足りなさを感じつつ進んでいくと、その先に素晴らしい紅葉が拡がっていました。特に餓鬼岳に近づいた山肌は見事で、今日はこれだけでも見ごたえがありました。

「難所」は期待ほどではありませんでしたが、ロングハイクとすれば面白いコースだと思います。

コメント

tom-tom0318

富山です。私は、9/24に穂高駅近くの駐車場からバスで中房温泉登山口へ、そこから燕山岳登頂後、燕山荘に宿泊。翌日夜明け前出発で大天井岳に登頂してから同じルートで下山しました。眼前に迫る槍ヶ岳に是非とも登りたいと思いました。

yoisa

tom-tom0318さん、こんにちは。何とこちらもニアミスだったのですね！
燕山荘から大天井までの表銀座は素晴らしい縦走路ですよね。文面からも北アルプスを楽しまれたのがよーくわかります
今年はどっぷり山にハマったみたいですね