御嶽山（中の湯〜剣ヶ峰〜摩利支天〜飛騨山頂〜継子岳〜三の池〜女人堂〜中の湯）

2021年10月02日(土) [日帰り]

• GPS: 08:22
• 距離: 15.4km
• 登り: 1,604m
• 下り: 1,604m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:06
• 休憩: 1:16
• 合計: 8:22

距離 15.4km 登り 1,604m 下り 1,604m

5:11 黒沢口六合目・中の湯
5:22 日野小屋跡
5:32 5:33 飯森小屋(八海山支店)
5:39 5:40 黒沢口七合目・行場山荘
6:14 6:15 黒沢口八合目・女人堂
6:52 6:53 石室山荘
7:00 7:01 覚明堂休泊所
7:05 二ノ池・頂上・黒沢口分岐
7:20 御嶽頂上避難シェルター
7:32 7:33 御嶽山
7:42 黒沢十字路
7:48 7:55 二ノ池山荘
7:59 二の池ヒュッテ
8:06 賽ノ河原
8:24 8:25 白竜教会避難小屋
8:26 三ノ池乗越分岐
8:32 8:36 摩利支天乗越展望台
8:44 8:52 摩利支天山
9:04 9:13 摩利支天乗越展望台
9:13 9:14 摩利支天乗越
9:47 9:48 五の池小屋
9:48 9:49 飛騨頂上
10:08 10:25 継子岳
10:32 10:33 継子岳２峰
10:52 四ノ池渡渉点
11:06 三・四・五ノ池分岐
11:18 三ノ池
11:22 11:23 開田頂上（三ノ池避難小屋）
12:03 大岩
12:28 12:29 黒沢口八合目・女人堂
12:51 13:09 黒沢口七合目・行場山荘
13:15 飯森小屋(八海山支店)
13:23 日野小屋跡
13:33 黒沢口六合目・中の湯

天候

昼過ぎにはたまに太陽が陰る時もありましたが、基本は快晴でした！

アクセス

利用交通機関：

自家用車

中の湯駐車場にバイクを停めて登りました。
駐車場は無料で舗装。4:40頃に到着したら、上の方は満車だったようですが、少し下の駐車場はまだ余裕がありました。
リッターオンロードバイクも特に問題なく停められました。
駐車場にはトイレあり、トイレットペーパー完備です。
14時頃下山して来たら、道路の路肩にも車が並んでいました。

コース状況／危険箇所等

前日は台風が通過していますが、特にぬかるんだりしていることもなく、基本的にはよく整備された道です。
でも、岩場のところは浮石が多い印象を受けました。
わりと大きな石でも足を乗せるとグラっと動くことが頻繁にあり、少し注意が必要かもしれません。

その他周辺情報

山小屋も多く、トイレや飲食には困らないかなと思います。
トイレはもちろん有料です。

写真

10/2 13:33

中の湯の駐車場。
到着時は4:40で真っ暗だったので、下山後13:30の様子。

10/2 5:34

夜明け前、真っ暗な中登り出し。
写真は明るくなってから撮り始めた。
私の安物のヘッドランプは夜に登山するにはちと明るさ足りないけど、この辺はずっと階段なので、まあ足元だけ見えれば特に危険はありません。

10/2 5:39

行場小屋。
5:39はもちろん営業してませんw

朝日が綺麗だー。

10/2 6:09

8合目・女人小屋。
ここで駐車場で隣に止まってた車のおじさんに追いついた。
おじさんは常連さんで、「君速いね、その足なら継子岳まで行って帰ってこれるよ」とルートのアドバイスをいただいたので、素直に従ってみることに。

女人小屋から見上げる剣ヶ峰。
天気最高。久しぶりの3000m超。
燃えるー！

10/2 6:20

あしこちに祠や仏像や鐘がある。
信仰の山なんだなあ。

10/2 6:30

植物なくなってきた。
人がいないので、この辺から鐘を「ゴーン」と鳴らしながら進むw
鐘を打つための木槌もちゃんと用意されています。

10/2 6:44

おー高いとこきたなー！

10/2 6:51

石室山荘。
先に進むにはこの小屋を通過しなくてはいけません。
マスク、マスク（汗）

10/2 6:59

覚明堂休泊所。
なんか崖っぷち感！

10/2 7:19

御嶽頂上避難シェルター。
ここまでの階段が辛かった〜。
酸素も薄くてめっちゃゼーハーしながら登ってきたw
風も強くてヨロヨロしちゃう。
体も持ってかれるし、体温も持って行かれます（汗）

山頂からの眺め。
二の池は泥に埋まってる感。

百名山54座目！

10/2 7:32

10/2 7:32

水たまり凍ってるじゃん！
寒いはずだ〜。

10/2 7:47

二ノ池山荘。
ここでトイレ利用。
チップ200円。
紙はないので要持参。

10/2 7:58

二の池ヒュッテ。

賽の河原。

10/2 8:12

三の池！
この風景を見た時は、ほんと声も出なかったー！！
登頂した時よりも感動した。
珍しく座り込んでこの景色を見ながらゆっくりパンを食す。
死にそうな思いで真っ暗な山道運転してきたのは、この風景を見るためだったんだなあ。

なんか眼鏡をかけた銅像って面白いなーと思ってw

10/2 8:45

摩利支天山頂。

摩利支天山頂からの眺め。

摩利支天で会ったお兄さんに、五ノ池山荘のケーキが美味しいと教えてもらったので寄ってみる。

10/2 9:41

アップルパイ700円。
都内のケーキ屋さんより高ぇ！！
でも多分、この風景も込みの値段なんだと思う。
私、めっちゃ御嶽山満喫してる。

10/2 9:55

継子岳に向かいますー。
こっちまで来る人はほとんどいなくて、とても静か…。

10/2 10:05

めちゃくちゃ岩がトゲトゲしてきた。

10/2 10:15

継子岳山頂！
そして駐車場と女人堂でお会いしたおじさんとここで3度目の対面！
「遅かったね、どっかで休んでたでしょ」とのご指摘。
はい、五の池小屋でケーキ食ってましたw

継子岳を過ぎ、四ノ池を望む光景。
こっちまで来る人はほとんどいなくて、熊鈴も音消して、風の音と鳥の声しか聞こえない中、 たった1人でただただ迫力の風景に圧倒される。
足を伸ばして良かった。
睡眠時間も削って、命削ってバイク運転して、頑張って頑張って自分の力で手に入れた感動！

10/2 10:48

なんとなくカラフルな登山道。

10/2 10:49

10/2 10:57

三ノ池。
もうため息しか出ない。

10/2 11:19

三の池避難小屋から女人堂に向かうコース。
ついこの間まで、落石で通行不可だった場所。
9月28日頃から10月12日までの期間限定での開通です。

10/2 11:36

道はこんな感じ。

紅葉が綺麗！

10/2 11:45

軽く沢を渡ります。

10/2 11:49

何回も御嶽山を訪れている、噴火の日にも登っていたんだという方と何人もお会いした。
あんな事件があっても、それでも来たくなる。
それくらい魅力あるのすごいわかります。
私、18キロ8時間20分歩き続けたけど、道中感動しっぱなしでした。

でも、常連のおじさまたちの話によると、今年の紅葉はイマイチらしいー。
私にはとても綺麗に見えるんだけど、もっと綺麗ならそれも是非見てみたいなあ。

10/2 12:29

女人堂まで戻ってきました。
そしてここから人がワッサワサw
さっきまでの山奥に入り込んだ感は消え失せ、ただのハイキングコースに戻ってきた感。

10/2 12:29

おじさんに勧められたので、行場小屋でちから餅を食す。
ぜんざいときな粉から選べます。500円。

10/2 12:56

行場小屋の中。

翌日。
友達と御嶽を望む展望台で。
「私、昨日はあの山のてっぺんにいたんすよ！」って指差してお話w

撮影機器：

iPhone 8 Apple

装備

個人装備

長袖シャツ ソフトシェル タイツ 靴下 グローブ 防寒着 雨具 靴 ザック 行動食 飲料 笛 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 携帯 時計 カメラ 携帯トイレ ヘルメット

感想

ゆま

北海道で知り合ったバイク仲間に郡上八幡でのキャンプに誘われたので、じゃあ途中で御嶽山に登ろう！と計画立ててみました。
天気が最高に快晴で、三の池〜女人堂のコースも開通して、たまたまだけど最高にいいタイミングで来れた！
18キロ8時間20分の山行の間、素晴らしい風景にひたすら圧倒され続けてました。

今回たまたま隣に停まった車のおじさんに、女人堂で再会して「君ならこのルートで行って帰って来れるはずだから、継子岳まで足を伸ばしてごらん」とアドバイスをいただき、言われた通りのルートで心底楽しんでいたら、継子岳山頂で3度目の対面を果たしw
おじさんのおかげでここまで御嶽山登山を楽しめました✨

他にも五ノ池山荘のケーキの情報をくれたお兄さん、途中で何度もお会いした方たち、火山の研究のために訪れていた教授と助手の方々、いろんな人と出会いお話し、そういうのもあってものすごく充実した登山となりました。
多分みんな御嶽山を大好きだからこんなに親切にいろいろ話したり教えてくれたりするんだと思う。
ほんといい山だなあとしみじみ思いました。