山行記録: 北八ヶ岳縦走（白樺湖～八子ヶ峰～蓼科山～北横岳～麦草峠）

天候	晴
過去天気図（気象庁）	2021年10月の天気図
アクセス	利用交通機関：タクシー自家用車南白樺湖駐車場を利用(無料) 麦草峠から白樺湖へタクシーで戻る(11300円！) アクセスを調べる my出発地登録
コース状況／危険箇所等	今年は八ヶ岳エリアを行ってなかったので、赤線繋ぎも兼ねて蓼科山に登った。ルートは白樺湖からスタートして八子ヶ峰、蓼科山、北横岳を経由して北八ヶ岳ロープウェイで下山を予定していたが、ロープウェイからの最終バスに間に合わなかったので、そのまま登山を続けて麦草峠をゴールとした。以前に麦草峠～天狗岳は歩いているので、タクシー代がかかったが、麦草峠まで歩けたのは結果的には良い選択だった。 ▪️白樺湖～八子ヶ峰南白樺湖駐車場からすぐに八子ヶ峰への入口がある。八子ヶ峰へは案内が乏しいので、過去レコを参考にすると良い。まず舗装路をしばらく進み、白樺湖ロイヤルヒルスキー場に出る。次はまさかスキー場の中をリフトと並行に登っていく。登りきって振り返ると霧ヶ峰の山々が良く見える。ここからは藪漕ぎ地獄だ。夜露で濡れると聞いていたので、大袈裟とも思いながらも、下だけレインウェアを着て出発したが、大成功。着て無かったらと思うとゾッとする。藪漕ぎに入ってからは大きなアップダウンもなく、どこが八子ヶ峰山頂かわからないまま進んでいく。最後、分岐があるので、分岐左手の蓼科山登山口方面へ進むと、間もなく道路に出て、蓼科山登山口がある。 ▪️蓼科山登山口～蓼科山山頂最初は樹林帯を進む。紅葉が始まっていた。特に難所もなく、標高2113m地点に着く。ここを過ぎると大きな岩の登山道になる。これが山頂まで続く。樹林帯が終わるとあたり一面岩の景色になる。山頂は真上にあるのだが、登山道は右手に巻くように進む。蓼科山頂ヒュッテの付近で山頂へのルートがある。山頂は驚くほど広大たが、これでもかと言う位、岩だらけだ。なので散策しようという気分になれない。よくもまあこんな景色が出来上がったものだ。ヒュッテでバッチを購入した。 ▪️蓼科山山頂～将軍平(蓼科山荘) 登ってきたのとは反対側に降りる。こちらの登山道の方がメジャーなのか、人でいっぱいだった。登山道は岩のゴロゴロで渋滞気味だった。 ▪️将軍平(蓼科山荘)～天祥寺原ここからは一気に人気がなくなった。途中までは樹林帯だが、まもなく岩のゴロゴロ登山道となる。地図を見ると涸沢のようだ。大きな岩でも浮いているのがあるので、気を付けて下っていく。こういう登山道は苦手だ。 ▪️天祥寺原～亀甲池分岐～亀甲池亀甲池分岐まではフラットで楽しい区間だ。登った蓼科山がきれいに見える。この区間は泥気味で汚れると聞いていたが、この日は乾いていた。分岐を過ぎると少し標高を上げたのち、再びフラットな道になり、しばらく行くと亀甲池に着く。 ▪️亀甲池～北横岳樹林帯をひたすら登っていく。蓼科山に登った後なので、非常にしんどかった。まあまあの急登だが、登山道はしっかりしている。滑りやすい箇所もあるので注意。北横岳山頂からは北には蓼科山が、南には赤岳を始めとする南八ヶ岳の面々がお目見えだ。北横岳の後は、北八ヶ岳ロープウェイで降りてバスで白樺湖に帰る予定だったが、15:25の終バスに間に合うか微妙になってくる。 ▪️北横岳～坪庭ここからはロープウェイでやってくる普通の観光客も通る区間だ。途中、北横岳ヒュッテでバッチを購入した。もう終バスには間に合わないので、ゆっくり坪庭も見物した。ここは冬季も有名だが、その時期にまた来てみたいものだ。 ▪️この後の行動終バスがないので、今後の計画を練るためにタクシー会社に電話して聞いてみた。ロープウェイから白樺湖は6000円位、参考に麦草峠から白樺湖も聞いたら11000円位。ロープウェイで降りた場合、ロープウェイは1200円でタクシー6000円を合わせると7200円。この際、麦草峠まで赤線を延ばせれるなら、以前の天狗岳～麦草峠と繋がるので、それは嬉しい。別途、麦草峠～坪庭の区間を歩きに来るのも交通費がかかる。坪庭から麦草峠までは、五辻経由なら緩い下りが続くだけで、1時間半あれば着くはずで日没まで十分余裕がある。ということで、高いタクシー代も納得できたので、麦草峠まで歩くことにした。 ▪️坪庭～麦草峠この区間の一部はハイキングコースにもなっているようで、とても歩きやすかった。歩き始めてすぐに麦草峠にして良かったと思った。最後、国道を少し歩き麦草峠に到着した。タクシー代はかかったが、とても納得の行く麦草峠選択だった。