白山（美濃禅定道・加賀禅定道を2泊3日）

2021年09月19日(日) ~ 2021年09月21日(火)

• GPS: 56:00
• 距離: 34.6km
• 登り: 3,034m
• 下り: 3,425m

コースタイム

長くて、きつくて、なかなか移動速度も稼げない。修行でした。

天候

おおむね晴れ

アクセス

利用交通機関：

タクシー 自家用車

石徹白登山口駐車場からスタートし、一里野へ下りる。
戻りはいろいろ考えたがタクシーしかなかったので鶴来町のタクシー会社に定額で石徹白まで送ってもらった。

コース状況／危険箇所等

木道や赤テープなどはほぼ無い。特に岐阜側は。
道は見分けやすいため迷うことは無いと思う。分岐の道標はある。
だけどとにかく長い。あと理由がいまいち分からないんだけどなぜか時間がかかる。

その他周辺情報

石徹白は白山中居神社から先は林道。店舗などは特にない。コンビニなどの買い出しはかなり手前で済ませる必要あり。一里野もこの時期人気は無い。ゆっくりご飯食べるという感じでもなかった。

写真

9/19 7:59

白山中居神社。この時点ですでに厳かな雰囲気。
ここを左折、その先右折で石徹白登山口駐車場への林道へ入る。

9/19 8:47

石徹白登山口駐車場。舗装された駐車スペースと東屋、トイレ、水場（湧水）あり。少し下がった芝生のエリアもあり。

9/19 8:47

入山前に案内図をチェック＋写真に残しておくと結構役に立つ。

9/19 8:48

今回はこの「美濃禅定道」と「加賀禅定道」を行く。
室堂まで19キロ。。

9/19 8:49

清水が湧いている。冷たくて美味しかった。顔も洗ってすっきりスタート。

9/19 9:03

歩きはじめてすぐに石徹白大杉。でかい。

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最後は舗装道路を15分くらい歩いて一里野へ。スキー場ゴンドラの脇へ出る。おつかれさまでした。

撮影機器：

ILCE-7C SONY

SOV42 Sony

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 行動食 飲料 コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS ガイド地図（ブック） ファーストエイドキット 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル カメラ

備考

思ったより山域が大きく、距離も長かったためもう少し軽量化に努めればよかった。水場が少ないので予備の水筒は役立った。

感想

dama3

もう二週間前の山行になるけど今思い出してもしんどい気持ちの方が勝っているような状態。この道は長いし、微妙に歩きにくく移動速度も出せない、水場も少ない、累積高低差も結構ある、しんどかった。
最初に共有しておきたいのは時間がかかるということ。自分は山と高原地図の標準コースタイム x 0.75くらいで休憩時間も含め計画しますが、ここは1.0で精いっぱいという感じだった。なんでだろうとずっと歩きながら考えていたのだが、今だにはっきりとは分からない。道は明瞭だが登山道というより藪をはらっただけという感じのところも多く、石や木の根、道脇が急に角度がついていたりと足元への注意をずっとしていなくてはならなく気が疲れるし、歩幅も慎重にならざるを得ない。単純に距離も長い。
そのような道を岐阜から石川県まで南北縦走するというのは大分無茶なルートだったかも知れない。それに自分はその2日後、大朝日に1泊2日で登っている。まあ無茶だったと思う。都心のサラリーマンだし年一のチャンスなので欲張りたくはなるけど。
この道は登山道ではなかったです。修行道でした。体力というより気持ちが軽く追い込まれました。長い、しつこい、と一里野までの最後の追い込みはずっと考えていたし、室堂までも遠かった。南竜ヶ馬場が見えるまでも遠かった。白山は大きかった。白山は平瀬道から2回、通行止めになってたときその反対側から計3回登っていたが、このルートはまったくの別レベルだった。あんまり歩く人もいないように思うが自分と向き合いつつ軽く追い込まれつつ頑張りたい人にはいいと思う。この山行を消化するにはもう少し時間がかかりそうだ。