怪鳥「鳥甲山」に旧友苦しむの巻
- GPS
- 08:30
- 距離
- 8.0km
- 登り
- 1,154m
- 下り
- 1,302m
コースタイム
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ムジナ平、屋敷ともに登山ポストあり。ムジナ平は20台、屋敷はトンネル北側に8台程度駐車可能。 下山後、和山温泉の民宿「鳥甲荘」に宿泊。二食付で6500円。 |
写真
感想
学生時代の山のクラブの仲間が私の百名山祝いをしてくれたのをきっかけとして一緒に登ろうとの話が急浮上、同期のM君と一年後輩のA君が参加した。彼らと登るのは30年ぶりだ。
私は前日房総でゴルフしそのまま直行、21時に道の駅南魚沼で集合し早速宴会に。M君は最近奥武蔵あたりを頻繁に歩いているが、A君は直近が2年前、その前は11年前とのことで不安がよぎる。無難に苗場にした方がよいかなとふと思ったが・・・・
朝6:00に出て秋山郷に向かう。屋敷口に一台置いて、ムジナ平から登ることにする。ムジナ平Pはほぼ満車。早速A君「水はどこで汲むの?」、私「水はねえぞ。持ってくるんだよ」から始まる。標高1000M付近は紅葉なし、まだ青々とした木々間を進む。いきなり急登だ。九十九折となっておらず直線の急登。M君快調に進む、A君は既にハアハアと。1400M付近から段々と紅葉が始まる。真赤ではないが十分な紅葉だ。
小水の頭から白瑤瞭まで標高差500M。すぐクサリ場あるが左側から行けば足がかりは十分で全く問題はない。小灌木多くて見晴らしは良いがずっと急登。A君大分苦しそうだがよくM君に付いている。白瑤瞭から一旦100M下り、登ってまた下り、再度登ると屋敷口への分岐だ。標識は全くない。ここから3〜4分で鳥甲山頂到着。苗場山・佐武流山、岩菅山始め志賀方面、四阿山。妙高・火打。遠く槍穂も望める。
昼食取ってコーヒーのんで50分。屋敷口まで3時間と踏んで下山開始。始めは緩い下りで稜線散歩であったが、赤瑤瞭を過ぎた頃からA君に異変が現る。さらに屋敷山鞍部1450Mから屋敷口860Mまで恐ろしい急傾斜となって、しかも粘土質の直下行の道だ。A君は登りの消耗に加えて下りの膝への負担でアンコントローラブル、横向きでしか歩けなくなった。あとは休み休み、騙し騙しあるいて、ほぼコースタイムで16:30屋敷口到着。
ムジナ平の車を回収して民宿鳥甲荘へ。鳥甲荘では苗場山に行ってきた私の山友W君が13:00から飲んで待っており、温泉入って早速宴会&反省会に突入。1人暮らしのおばちゃん交えて居間でおいしい酒を楽しんだ。岩魚や見たこともない山菜が幾つもでてきた。
快晴の翌朝、民宿のカーテンを開けると、両翼を広げた怪鳥鳥甲山が圧倒的な存在感であった。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する