鈴鹿300山 メインディッシュは西岨＋デザートは不動明王とタカノス直登＋裏メニューは三連続双耳峰踏破＋カプサイシンのトッピング付き

2021年10月03日(日) [日帰り]

• GPS: 09:21
• 距離: 12.4km
• 登り: 1,387m
• 下り: 1,369m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:51
• 休憩: 2:29
• 合計: 9:20

距離 12.4km 登り 1,388m 下り 1,386m

7:54 望仙荘
8:01 8:02 石水渓バンガローサイト
9:14 ちっぱい山（東峰）
9:16 ちっぱい山(西峰）
9:32 西岨
10:35 10:44 おっぱい山（南峰）
10:50 11:08 おっぱい山（北峰）
11:39 12:02 滝谷不動
12:10 12:50 滝谷不動
12:56 13:24 法印ノコバ
13:39 13:47 タカノス直下のキレット
13:50 14:03 タカノス
14:18 仙鶏尾根No6標識 タカノス分岐
14:36 14:38 仙の石
14:39 仙ヶ岳（東峰）
14:53 14:56 仙ヶ岳
15:55 15:56 白谷コース・御所谷コース分岐
16:25 16:26 白雲の滝
16:28 南尾根・白谷コース分岐
16:40 16:41 小矢場峠
17:02 17:03 白糸の滝
17:07 石水渓バンガローサイト
17:14 望仙荘

鈴鹿300山位置特定の思い入れ
西岨　新規登録
　鈴鹿300山の根拠となる　鈴鹿の山万能ガイドの西岨の「岨」漢字表記が全て間違えであった。
　300山一覧表・・・・・・・・・・・・　西祖　　祖
　概念図鈴鹿山地の三角点の山巡り・・・　西租　　租
　鈴鹿山地の三角点一覧・・・・・・・・　西租　　租
　
　国土地理院地図基準点成果閲覧サービスにて　西岨　岨　と判明した。
　位置特定については、鈴鹿の山と谷に紹介があったので難しくなかったです。　

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

石水渓キャンプ場東屋駐車場
石水渓キャンプ場上の駐車場は緊急事態宣言が解除されても閉鎖状態でした。

コース状況／危険箇所等

今回は、ヤマレコ山行記録にない不動明王直登ルートと山行記録が少ないタカノス直登ルートへのアタックのため、フル装備です。
登りで行き詰まった時の懸垂降下用です。
ピッケルは主に山抜け対応ですが、激斜面でも活躍します。
ハーネス（懸垂降下ガチャ物一式）、30mロープ、ヘルメット、ピッケル
山行結果は風波評価　ヘルメット推奨　と　お助けロープでOKかなと思いました。
ただし、岩場登攀が出来るが条件かな

1　西岨尾根　
　　バリエーションルートですが踏み跡あります。
2　おっぱい山西峰の登りから不動明王　
　　アルパイン気分の戯れた岩尾根、急斜面など多数あり。
　　特に最後どん詰まりが、その時現場で気が付きませんでしたが不動明王でした。
　　2m程度のマントルを乗り越えれば、激下りで巻く必要がありませんでした。
　　大岩の足場は、幅2mに満たない尾根の上です。
　　もし、大岩に取り付き剥がれて変な着地をすると尾根から飛び出し東側は崖、西側は深い谷なので一人だと無理かな。
　　大岩を登って、その先が何もなく絶壁で懸垂降下支点無ければこれまた、2m程度ですが大岩から尾根への降下がとても危険なことになります。
　　この大岩が不動明王の最上段と分かったので次回登攀の機会があれば、二人以上なら空荷とサポート（お尻を押してもらう）で結構簡単に登れると思います。
3　不動明王（大岩）の巻き
　　下りが、今回山行で一番の激下りでした。
　　斜面の木に掴みながら下りましたが、途中でピッケルを使用しました。
　　でも、ピッケルは5mほど下ったら不要になり・・・時間の無駄でした。
　　大岩から15m程下ったら、不動明王から法印ノコバ、不動大滝へのルートでした。
4　不動明王~法印ノコバ　赤テープあり
　　急斜面ですが、要所には鎖、トラロープあり
5　タカノスの尾根
　　風波が取り付いた付近は少し下山側へ歩き確認したのですが実線ルートの様な登山道でした。　
　　登り始めると急登となり踏み跡が薄くなります。
　　タカノス直下のキレットは、5m程の痩せの岩尾根（蟻の戸渡り）と10m程度の非常にもろい岩場があります。
　　タカノスから仙鶏尾根は問題なしですね。
6　仙鶏尾根　
　　戯れ尾根の実線ルート
7　白谷ルート　
　　少し荒れた、実線谷ルート

写真

10/3 7:53

今日はフル装備なので、チョット重いです。
なんか最近の鈴鹿300山、フル装備が多いな〜〜

10/3 7:55

石水渓キャンプ場東屋駐車場

10/3 7:57

今日も鬼が牙はイイ感じです。

10/3 8:02

石水渓キャンプ場
緊急事態宣言も解除されて、バンガロー外で朝食を食べている方が居ますね。

10/3 8:02

左の植林帯へ入ります。

10/3 8:06

人差し指で指している尾根を登ると、鬼が牙東峰へ行けます。
風波は親指が差している右側へ進みます。

10/3 8:09

石谷川を渡河します。

10/3 8:10

石谷川
シャワークライミングの入渓地点にしています。

10/3 8:14

砂防ダム上　駐車場
この駐車場も何度か利用したことがあります。
今日はこの林道を下ります。

10/3 8:22

この橋を渡って、西岨の尾根に取り付きます。

10/3 8:23

橋を渡って直ぐの所です。
等高線間隔が広いので、下草や藪があるかと思いましたが・・・
下草無いです。良かった〜〜〜〜

10/3 8:27

尾根に取り付きました。
踏み跡在りますね。

10/3 8:30

これは、実線ルートの様な尾根道です。

10/3 8:56

尾根に小岩が出てきました。

10/3 9:02

チョット
ワイルドな尾根ですね。
でも、ここだけでした。

10/3 9:13

何か、山頂プレートがありますね。
誰が作成したのかな。

10/3 9:14

鈴鹿300山＋α
ちっぱい山　東峰　440m山頂　踏破
風波

10/3 9:16

東峰のすぐ先に西峰があります。

10/3 9:16

西峰にも、山頂プレートがありますね。

10/3 9:16

鈴鹿300山＋α
ちっぱい山　西峰440m山頂　踏破
風波
山頂プレートは風波のCG合成です。!(^^)!

10/3 9:29

西岨　三角点

10/3 9:29

西岨　三角点タッチ

10/3 9:29

鈴鹿300山　西岨　482m点標　164山目踏破
風波

10/3 9:30

この西岨山頂プレートは
尾張Yさんの本物です。

10/3 9:44

戯れ尾根
松の幼木　
軽く、漕ぎ漕ぎです。

10/3 9:44

新名神高速道路の奥中央
明星ヶ岳

10/3 9:53

戯れ尾根
松の幼木、灌木
軽く　漕ぎ漕ぎです。

10/3 10:03

展望ポイント
新名神高速道路　奥中央
明星ヶ岳

10/3 10:03

臼杵岳~御所平　
県境稜線

10/3 10:04

野登山

10/3 10:09

おっぱい山手前
展望ポイントにてヘルメット着用
トレッキングポール収納
風波

10/3 10:09

進行方向
おっぱい山方向ですが、
おっぱい山南峰ではありません。

10/3 10:21

戯れ尾根
松の幼木　
避けて、三点確保を確実にして登攀します。
「登る」ではなく、「登攀」です。

10/3 10:30

ピークに出ました。
ピークの境界杭タッチ

10/3 10:31

臼杵岳方向

10/3 10:42

おっぱい山　南峰　
追記　2023.11.24
みっちろさんの山行記録において、この岩は
〇くび岩とのことです。

10/3 10:42

おっぱい山　南峰
山頂プレート擬き
黄色テープにマジック書き

10/3 10:43

鈴鹿300山＋α
おっぱい山　南峰　600m山頂　踏破
風波

10/3 10:50

鈴鹿300山＋α
おっぱい山　北峰　600m山頂　踏破
風波

10/3 10:50

おっぱい山　北峰から不動明王直登ルート
激下りでお出迎えです。

10/3 10:59

激下りから先　不動明王までの直登ルートはヤマレコ山行記録初登場になります。
懸垂降下撤退もあり得ますので、安全なこの場所でハーネスを装着します。

10/3 11:02

激下り

10/3 11:04

激下りのコルから
風化が激しい　もろい岩場の登攀です。

10/3 11:06

痩せ尾根

10/3 11:10

ここは、右に巻きます。

10/3 11:10

痩せ尾根
岩がもろいです。

10/3 11:13

岩がもろいです。
不用意にホールドすると、岩が剥がれ落ちます。
岩だけなら良いのですが
（お一人様でも「ラク」なので良くないです。）
我が身も一緒はノーサンキューです。
左斜めのルーファイしました。

10/3 11:18

こんな所を、登攀します。
岩場登攀が苦手だと、ロープが必要かもしれません。
もし、風波が下山するとするなら、クライムダウンより、懸垂降下か、お助けロープ使用を選択すると思います。
岩がもろいので、登攀できても降りるのは厳しいと思います。

10/3 11:27

歩きやすい尾根になりました。

10/3 11:29

不動明王方向に向かって少し右側の尾根からアプローチします。

10/3 11:32

灌木を避けながら
急登を登攀します。

10/3 11:33

前方に大岩あり
古いトラロープありますね。
やはり、登っている方も居たんだなぁ〜。
登山者？修験道者？杣人？

10/3 11:36

10/3 11:49

正面の大岩があります。
不動明王なのかな？不動明王なら誰かいるかな？
2m程のマントルですね。
不動明王だったら、先程の大岩の様にトラロープがあってもよさそうですが？
乗り越えは難しいかな？なにせ、細い尾根の上、岩から落ちたら、崖か谷へ真っ逆さまになるかもしれません。
大岩　左に細いルートがあります。
左側は崖なので、慎重に進んだ時です。
ななななんと、ザック右サイドポケットに装備していた、熊除けカプサイシンスプレーが誤噴射しました。
風波は、カプサイシンを被って大変な事になりました。
詳細は、感想に記入しました。

10/3 11:49

ザック右サイドポケットの熊除けカプサイシンスプレーです。

10/3 11:50

大岩　左細いルートです。
大岩　左細いルート先は崖でした。

10/3 11:50

大岩　左細いルートです。
こんな所で、カプサイシンスプレーの誤噴射です。
カプサイシン騒動で、大岩の全貌写真を忘れています。

10/3 11:54

大岩のマントルを断念して
少し戻って、大岩を右から巻くため、谷を下るのですが
生半可な下りでないですが、立木間隔が狭いので立ち木を掴みながら慎重に下ります。
立木間隔が広ければ懸垂降下します。

10/3 11:57

降りてきた、激下りを写してます。

10/3 12:00

ピッケルを出しましたが
直ぐに不要となりました。
時間の無駄でした。

10/3 12:02

斜面が少し落ち着くと、赤テープが沢山あります。

10/3 12:03

ダブルテープ
ヤマレコアプリを確認すると、既に不動明王から法印ノコバへ下るルート上に居ます。？

10/3 12:10

確認のため登り返すと、左斜めに鎖場があります。
やはり、不動明王へのルート上でした。
不動明王へ向かいます。

10/3 12:14

不動明王

10/3 12:15

不動明王

10/3 12:19

右脇腹がヒリヒリと痛いのでシャツを脱ぐと
カプサイシンスプレーの内容物が黄色で付いています。
カプサイシン誤噴射の時、着替えて入れは今ほど脇腹痛くなかったと思います。

10/3 12:26

不動明王岩場の上に登ります。
上にある三石仏の先に進むと
あらまあ、先ほどカプサイシンをぶちまけた所です。

10/3 12:27

先ほど居た、尾根です。

10/3 12:27

この尾根に居たのです。
2mでしょうか
誤噴射が無く、岩をクリアー出来れば50分の時短だったと思います。

10/3 12:28

尾根から、大岩をクリアーすれば、この風景でした。
この先に三体の石仏があります。

10/3 12:29

不動明王　最上部からの風景
中央西岨ですね
その右がおっぱい山です。

10/3 12:29

これから向かうタカノスの尾根の下側です。

10/3 12:29

タカノス付近と思います。

10/3 12:32

三体の石仏の奥
チョット広くなった所で昼食です。
焼肉弁当

10/3 12:44

昼食が終わり　不動明王から降りました。

10/3 12:45

法印ノコバへ下ります。
激下りですが、危険な所は鎖やトラロープがありました。

10/3 12:49

右のストックが不動明王からの下り
左のストックが直登尾根からの下り
どちらも激下りです。

10/3 12:56

法印ノコバ

10/3 13:07

法印ノコバ横の沢で
カプサイシンで痛い、右脇腹と顔を洗いました。
洗ったら、また一段とヒリヒリします。
収まると思ったのにな〜
しばらくすると、痛みは治まりました。

10/3 13:08

当初計画は法印ノコバから不動大滝まで下る予定でした。
カプサイシン事案で時間ロスしたので、ここからタカノスの尾根へ取り付きます。

10/3 13:14

沢から少し登るとはっきりした踏み跡在り
ただし、谷沿いにある？
少し進みましたが、このルートは尾根へ上がることなくこのまま谷沿いを行くルートと判断して、尾根の取り付き地点へ戻りました。

10/3 13:17

尾根の取り付き地点付近です。
実線登山道ですねこれは？

10/3 13:18

少し下って様子を見てみます。

10/3 13:19

完全に実線登山道な感じです。
戻って、尾根を登ります。

10/3 13:22

これだけしっかりと踏み跡在りなのでハーネスを外しました。

10/3 13:31

しばらく登ると、急斜面となり
しっかりした踏み跡は？
登りやすそうな所をルーファイします。

10/3 13:33

岩尾根になりました。

10/3 13:36

踏み跡在りになりました。

10/3 13:36

実線登山道になりました。

10/3 13:41

岩尾根がガッチリ前方をガードしています。
岩はしっかりしています。

10/3 13:42

蟻の戸渡りですね。
5m程度で短いですが。

10/3 13:42

10/3 13:44

戸渡りが終われば
ザレ岩場を5m程下ります。

10/3 13:48

もろい岩尾根
10m程の登攀です。

10/3 13:48

これは、もろいぞ
30cmほどの岩がグラグラしています。
もろい岩尾根の登攀が終わり少し進むと

10/3 13:58

タカノスに到着しました。
先程の岩場を
「タカノス直下のキレット」として
この尾根の危険個所として、新規地名登録しました。

10/3 13:58

タカノス　2日目です。
風波

10/3 13:58

タカノスから
南尾根

10/3 14:18

仙鶏尾根ータカノス　分岐

10/3 14:32

不動明王は何処かな？

10/3 14:33

10/3 14:37

仙の石

10/3 14:37

仙の石　横からの眺望

10/3 14:37

仙の石　横からの眺望

10/3 14:37

おっぱい山

10/3 14:37

西岨

10/3 14:38

南尾根　獅子岩

10/3 14:38

獅子岩　仙ヶ岳西峰

10/3 14:50

仙ヶ岳西峰　風波
12回目です。

10/3 14:50

南尾根　獅子岩

10/3 14:51

南尾根

10/3 14:59

奥　雨乞岳ー御在所岳ー鎌ヶ岳

10/3 15:02

白谷コースで下山します。

10/3 15:02

白谷コースは結構荒れています。
激下り

10/3 15:06

激下り

10/3 15:11

涸沢

10/3 15:37

赤テープ　ケルンでルーファイです。

10/3 15:43

砂防ダムの脇を下るのですが
道が流されています。

10/3 15:55

御所谷が合流します。
御所谷出合い

10/3 16:03

朽ちかけた木の橋
寄木をしています。

10/3 16:11

谷へ梯子で降りて

10/3 16:11

梯子で登ります。
山抜け対応です。

10/3 16:28

南尾根・白谷ルート分岐です。

10/3 16:30

林道に出ました。

10/3 16:52

新名神高速道路
平尾

10/3 16:52

鬼が牙

10/3 16:57

砂防ダム駐車場へ出ました。

10/3 16:57

令和2年　
熊の目撃情報

10/3 17:07

石水渓キャンプ場のバンガローエリア

10/3 17:12

石水渓キャンプ場東屋駐車場

10/3 17:13

今日も盛り沢山　
想定外のトッピングが付いて
予想以上に時間がかかり疲れた風波です。

10/3 17:13

日没まじかです。
東屋駐車場で後片付けをしていたら、鬼が牙東峰直登ルートをアルパインクライミングして来た男性二人の方車で乗り付けました。
風波がクライミング装備をしていたので見に来たとあり、少し山談義をしました。

10/3 17:23

ザックサイドポケット
熊除けカプサイシンスプレー

10/3 17:24

誤噴射防止カバーがあるのですが・・・

10/3 17:24

誤噴射防止カバーが外れてました。
紛失しなしように、インシュロックタイで縛着してます。

10/3 17:25

紙テープで更に誤噴射防止カバーを固定しました。
これ以上の固定は、いざ使用の時、手間がかかり駄目ですね。

撮影機器：

EX-H15 CASIO COMPUTER CO.,LTD.

感想

風波

お品書き
1　オードブル
　　今回の山行を我が家の赤線へ繋ぐ
2　メインディッシュ
　　鈴鹿300山　西岨　踏破
3　デザート　
　　不動明王及びタカノスの直登ルート踏破
4　裏メニュー
　　三連続双耳峰踏破
　　ちっぱい山　おっぱい山　デカ・・・イヤイヤ仙ヶ岳でした。
5　カプサイシンのトッピングは、想定外です。

お味は・・・
1　オードブル
　　今回の山行を我が家の赤線へ繋ぐは、使用した石水渓キャンプ場東屋駐車場が既に自宅赤線に繋がっているのでOKです。
2　メインディッシュ
　　鈴鹿300山　西岨　は、問題なく踏破
　　鈴鹿300山　西岨　482m点標　164山目踏破
3　デザート
　　不動明王及びタカノスの直登ルート踏破については、
　　不動明王の直登はヤマレコ山行記録初登場なのでフル装備で対応しました。
　　どちらの直登ルートも踏み跡があることを確認しました。
　　タカノスの尾根は風波が取り付いた付近までは、しっかりした登山道でした。
　　次行くことがあるなら、不動明王の尾根は最後の大岩不動明王最上部に乗り込みの挑戦ですね。　　
4　裏メニュー
　　三連続双耳峰踏破は、ちっぱい山、おっぱい山、仙ヶ岳の三連続踏破にて、美味しく頂きました。
5　カプサイシンのトッピング　
　　熊除けカプサイシンスプレーの誤噴射で自爆しました。
　　カプサイシントッピングは、全く予定にありませんでした。
　　そして、本当にお味を堪能しました。
　　不動明王大岩の横をすり抜ける時、ザック右サイドポケットに入れていた熊除けカプサイシンスプレーの噴射レバーが大岩と接触し風波の歩く前方に約1秒程度噴射されました。
　　まるで、アニメです、スカンクが放屁した様でした。
　　ブシュ―と黄色い気体が右脇腹付近から突然前方に噴出されたのです。
　　左は崖、右は大岩、道幅は一人やっとの細い場所で、一歩踏み出している風波は前に進むしかなく・・
　　直後、激しく咳き込み、顔周辺はヒリヒリ痛くなり、涙目です。
　　サングラスをしていたので、直接目に被害は無かったです。
　　顔はドリンクで洗い、喉もドリンクを飲みで何とかなったのですが、暫く顔はヒリヒリしました。
　　しばらくして、左脇腹が痛くなり、不動明王でシャツを脱いで見ると、黄色く変色していたので着替えました。
　　カプサイシンが大量についたようです。
　　誤噴射直後に確認して着替えていれば良かったと後悔です。
　　ここでも、ドリンクで脇腹を洗い流しましたが痛みはなかなか引きません。
　　最終的には、法印ノコバ横の沢で、顔、脇腹などを沢水で洗ったのですが、それでもしばらくはヒリヒリしていました。
　　熊除けカプサイシンスプレーは、誤噴射防止カバーが付いているのですが、それも灌木漕ぎか、岩に擦った時外れたものと思います。
　　誤噴射防止カバーを紙テープで更に固定処置をしました。
　　ザックに仕舞い込むと、いざの時役に立たないので悩みどころです。

　　カプサイシンが付いたシャツを帰宅後風呂のバスタブに掘り込みお湯を掛けながら足ふみで洗ったのですが、この時も、カプサイシンで咳き込みました。

「カプサイシン　我が身で経験　これ効くぞ」　　　
　熊さんの気持ち 風波山行川柳　　
　　
　　
今回の山行は、ヤマレコ鈴鹿300山のパイオニア　beggioさんの
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3535690.html
【鈴鹿中南部】西岨・オッパイ山・タカノス〜仙の石😄湿っぽいバリルートを歩くも奇跡的に奴らには出会わず！
を、参考としています。
　　

コメント

shige1966

風波さん、こんばんは。

なんか凄い事やってますね。(￣□￣;)!!
仙鶏尾根からタカノスはしってますが、
不動明王、タカノスへ直登ですか？

ヤマレコ見てる人でも、この凄さがわからないんじゃないですか？
僕もマネしたくありません。(^^)

風波

シゲさん　コメントありがとうございます。

今回は、アクシデント発生とルーファイしながらだったので時間がかかりましたが
次回があればかなりの時短ができると思います。

今回の直登ルートは、９月の藤内沢に比べれば、かなり簡単ですよ。
藤内沢は冬が簡単です。　雪が積もり、アイゼン、ピッケルで安全確保が出来ます。　
夏が難しいです　コケでズルズル、滝の巻は藪漕ぎ　ドロドロになります。

シゲさんの山行記録は何時も山飯、思考を凝らし豪華ですね。
風波も、昼食を作り、山飯を楽しむ　を思う事もあるのですが
何故か何時も、時短の昼食になってしまいます。
風波

y_macky

初めまして尾張Y-mobaileです。
昭和35年1月生まれなので、風波さんよりすこしだけ年上です。
2012年から登山を始め、今年が10年目です。
山行日数は482日。
ヤマレコは見るだけで投稿したことはありません。

最近、友人から鈴鹿300山のレコが増えた。
お前の付けた山名標が写っていると教えられて見始めました。
元々鈴鹿の山を中心に歩いていたのですが、鈴鹿300山を意識したのは2016年です。
西内氏の著書で鈴鹿300山のリストを見てからです。
その時にはすでに125座踏破していたので、これはやるしかないと決意しました。
山名標を付け始めたのは148座目からです。
2020年5月に鈴鹿300山踏破を達成いたしました。
現在は岐阜の山を中心に登っています。
今年8月には日本百名山も達成いたしました。

先週は、先述の友人の鈴鹿300山踏破に同行してきました。
もうすでに取れてしまった山名標もずいぶんあるようです。

鈴鹿300山踏破頑張ってください。
レコを追っかけます。

風波

尾張Y-mobaileさん
メッセージありがとうございます。

鈴鹿３００山の大先輩
鈴鹿３００山 山頂プレート 謎の岳人　
尾張Y-mobaileさん、ご本人からメッセージ
感激しています。

３００山リストから、「鈴鹿の山と谷」「国土地理院基準点成果等閲覧サービス」等を使い位置特定し、寂しい３００山の頂きに尾張Y-mobaileさんの山頂プレートを見つけた時は
「ここで間違いなかったのだ、良かったと」
本当にほっとします。

思わず「あったー」と大声を出したことが何度もあります。
これ本当です。

最近鈴鹿３００山でない山行をしていますが
これからも３００山踏破は地道に続けるつもりです。

尾張Y-mobaileさんは、岐阜の山を中心に登っておられるとのことで
これからも、安全登山で活躍されることを祈念しています。
stkazenami