両神山_八丁尾根_都内公共機関日帰り_クサリ三昧企画
- GPS
- --:--
- 距離
- 11.1km
- 登り
- 1,505m
- 下り
- 1,385m
コースタイム
8:23_坂本(バス停) 8:15-10:55
8:40_登山道入口(新設・ポスト有)
10:00_大岩
11:23着_八丁峠(ハーネスその他装着)
11:48発_八丁峠 10:55-11:45
12:20道間違え後、八丁峠再出発
13:09_西岳 11:45-12:35
14:38着_東岳西肩(昼食)
14:53発_東岳西肩 12:35-13:15
--:--_前東岳-剣が峰(分岐注意) 13:15-13:35
15:25着_剣が峰
15:40発_剣が峰 13:35-14:05
16:00_両神神社 14:05-14:40
16:37着_清滝小屋(ハーネス脱)
16:45発_清滝小屋 14:40-15:50
17:49_会所 15:50-16:15
--:--_日向大谷口 16:15-16:20
18:15_日向大谷口バス停 16:20
過去天気図(気象庁) | 2013年10月の天気図 |
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アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
takayuki <武蔵野線>5:10府中本町->5:14新秋津/5:14新秋津徒歩->5:23秋津 <西武池袋線>5:31秋津->5:41小手指/5:42小手指->6:00飯能 Pleiades <八高線>5:17八王子->5:50東飯能 <西武秩父線>6:04飯能->6:06東飯能->6:48西武秩父 <西武バス>7:00西武秩父->7:40小鹿野町役場/7:40小鹿野町役場->8:10坂本 復路 <小鹿野町営バス>19:20日向大谷口->(直通)薬師の湯->20:10?小鹿野町役場 <西武バス>20:28小鹿野町役場->21:00西武秩父 <西武秩父線・特急レッドアロー->21:25西武秩父->22:22所沢 <西武池袋線>22:28所沢->22:31秋津->22:38新秋津(徒歩) <武蔵野線>22:51新秋津->23:00西国分寺->22:50府中本町 Pleiades <中央線>23:07西国分寺->23:25八王子 takayuki <南武線>23:13府中本町->23:15分倍河原 <京王線>23:27分倍河原->23:34調布 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■坂本-八丁峠コース 渡渉ポイントが非常に多く、ピンクリボンが少ない(倒木のためリボン消失)や踏み跡が不明瞭(間違い踏み跡が多い)なため、ルート・ファイインディング力が求められるので、読図力を含めた経験が必要です。初心者の方は、決して一人では行かないで下さい。 ■八丁峠-西岳-龍頭神社奥社 クサリクサリの連続。1本だけツルツルのフェースでしたが、後は傾斜はかなり立っていますが、ホールドが多く、岩も安定しています。クライミングでグレード5.7を登れる人なら、まず問題ないと思います。上級者でも、腕のホールド力と、爪先立ちになることが多いので脚力に自信のない方は、途中で引き返した方がよいです。 =★事故情報★= この日、西岳から八丁峠までの下山途中と思われますが、遭難事故が発生しました。消防のヘリが到着し、救助。岩場へ行くときは、ヘルメットを被って行きましょう。ご無事である事お祈りしております。 ■龍頭神社奥社-東岳 龍頭神社奥社から1番目のクサリ場は、両脇が切れ落ちた馬の背ナイフリッジ。 問題なのは、クサリがリッジ中央(稜線頭)に付いておらず、龍頭神社奥社を背にして、左側1.5mくらい下がった所に付いています。 以前は、これを手に持ち、リッジ下部に細い道があったようですが、この土砂が崩れてなくなってしまっています。岩の表面は立ち込めるような突起や窪みはほとんどありません。(クライミングシューズなら立ち込めるかも?) 馬乗りになり、少しずつ進むしかありません。風雨で濡れている時は、通過は避けた方が、よいと思います。 ■剣が峰-日向大谷口 ピンクリボンの誘導は、細かく付けられており、坂本からのコースを歩いてきた私たちには、大変整備が行き届いていると感じました。私たちは、日没になってしまいましたが、安心して歩けました。 気をつけるとすれば、渡渉ポイントが4箇所あるので、沢のほとりまで道で誘導されてきたときは、対岸の誘導リボンを探して行けばまず問題は起きないと思います。 ■日向大谷口バス停 下山後、ビールが飲みたい人は、両神山荘へ行けば、おいしいお新香付きで買い物ができますよ。入口に大きなお犬様がいますが、大変おとなしいお犬ですので、ご安心ください。 |
写真
感想
今回、両神山を選んだ理由として、「近場で岩場の登攀ができるは両神山だよ」とPleiadesさん情報により今回の山行の計画し、実行に至った。
最近登攀意欲が俄然沸いている二人は、一般ルートの日向大谷口のピストンでは、なんだか味気ない!!、の考えから岩場&鎖がたんまり有り、うってつけのコースであった。(家に帰ってから、家人に好きだよねー、と言われた)
ただ、このコースは熟達者が入るコースであることを、後から気がつかされる。既にPleiadesさんが書かれているが、コースが荒れておりルートファインディング能力が必要であることを強く感じたからである。また一人での入山は迷ったらアウト。二人であれば判断する人が増える分、危険回避もできる。尚、このコースは過去にも遭難し不幸な結果に終わった例が絶えないからである。
東岳山頂では雲の上に出たこともあり、やや曇りでは有るものの眺望が楽しめた。絶景かな!!
今回の反省
1.滑らない靴を選ぶこと。
雨も影響しているが、トレッキングシューズが滑りやすいソールで、下山途中で転倒し、胸と右脚ひざを強打。岩場も滑らない靴を検討する。
2.ヘッドライトは明るいものを選ぶこと。
夜間の山行では明るいものを選ぶことが肝要。ルートファインディングが格段の違いありを痛感した。値段がはってもスペックが高いものを!
■Pleiades
天気が一日曇り。早朝4:00の時点では、ポツポツと雨。登り始めも、パラパラ雨が降っていましたので、八丁峠から岩場へ行き、岩が濡れているようであれば、引き返すつもりでした。
八丁峠展望スペースで、ハーネスその他を装着して、いざ出発しようとしたら、何やら下から、大きな声で話をしている人たちが登ってきました。
丁度、分岐でお会いしたら、無線である事が分かりました。何故無線を使っているのか聞いてみましたら、「秩父山岳警備隊です!」と。
「おおおおーー。日頃からからありがとうございます。」と咄嗟に言葉を交わしたら、「気をつけて、行ってきて下さい。」と声を掛けてくださり、思わず敬礼して「気をつけて行って来ます。」と、なぜか興奮していたみたいです。
カッコよかったー!!
よく見れば、隊員の方たちもしっかりとハーネス、スリング数本帯同しているでは、アーリマセンカー。安全装備に越した事はないのだ。自分らも持ってきて正解でした。
しかーし、この後がまずかったです。分岐では、地図を出し行く方向を道標や周囲の位置関係から確認する作業を怠り、不用意にも隊員の方たちが登ってきた道ではない方向へ自然と降りて行ってしまいました。
上り下りがあるとはいえ、1500mまで登ってきて、50-60mも下らせるのかなー?おかしいなー?そうこうしている内に、道標が出てきてびっくり。両神山と逆方向を歩いている事に気が付き、再び登り返しました。約往復で、一時間近く道迷いロスタイムを発生させてしまいました。大反省。
また、山岳警備隊の方と折角会ったなら、岩場の様子を聞いてみればよかった。写真も一緒に撮ってもらえばよかった。あーあー。と、大反省x2乗。
このお陰で、下山時は、日没後真っ暗になってしまいましたが、誘導リボンへの配慮、分岐での読図、きちんと出来ましたので、なんの不安も無く下りてくる事ができました。一箇所、ライトで等高線がきれいに見えなかったため、「会所」からの登り傾斜が疑問に思ったくらいでした。
午前中の「坂本」からの沢歩き、「大岩」からの急登。ここまでは、ルートファインディング力が無いと時間ばかり掛かります。今回の経験で、踏み跡を見つける力がだいぶ付いたと思います。
午後からのクサリ場、ここは今年「北穂高東稜(ゴジラの背)」へ登れなかった腹いせに、選んだクサリ三昧でしたが、お腹一杯楽しませて頂きました。岩のホールドを見極めて登る達成感はなんともいえません。
クサリは登るためではなく、カラビナがうまく引っかかることが分かったので、自己確保のために使いました。これだと、安心してクライミングに集中できます。
両神山の鎖場とても楽しそうですね!
もう少ししすれば紅葉も楽しめそう?
めちゃくちゃ興味湧きました。
濡れた岩場は擦り傷が絶えないですよね。
私も晴れた日にヘルメットかぶって行きたいと思いました。
今度話聞かせてね!
kusakiさん、八海山で奮闘されたことで、
登攀魂を覚醒しましたか?
結構、萌えます。ちゃうちゃう、燃えます。
なんか、リポビタンDの世界なんですよねー。
より安全に登る上で、ロープワークや体の使い方など、ご紹介しますので、使えるものから取り入れていって下さい。
前半の坂本からのコースが有ったおかげで、色々な楽しみが経験できました。
私としては、沢の次に、岩登りの順に好きかなー。
写真見る限り、雨はそれほどひどくなかったようですね。
それにしても、鎖場に地図読み、ワクワクするようなルートで、十分楽しめたのでは?
山は最近ちょっとごぶさたですが、山行記録拝見して、また行きたい山が増えちゃいました!
登りはじめ登山口探すまでと、下山後のバス待ちでシトシトで、あとは登山中は曇り、若干のガスでした。
坂本の沢遊びは、なかなか面白かった。濡れた岩場で滑りにくいソールを履いていくことをお薦めします。
結構太ももが筋肉痛です。
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