プチキレット？ 硫黄～横岳～赤岳～権現～編笠縦走

2013年10月18日(金) ～ 2013年10月19日(土)

• GPS: 15:07
• 距離: 25.9km
• 登り: 1,990m
• 下り: 2,768m

コースタイム

18日
5:40 北沢・南沢分岐
8:54 硫黄岳山頂 10分休憩
10:18 横岳山頂　20分休憩
12:22 赤岳山頂
13:40 キレット小屋
15:30 権現岳
16:16 青年小屋

19日
6:15 青年小屋発
6:37 編笠山
8:10 雲海　ゲートより1時間車道を反対へ
10:41 小淵沢CC
11:36 小淵沢駅

天候

18日 晴天
19日 早朝雨のち曇　お山は晴れていたと思います

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

茅野駅～美濃戸口バス　11月4日まで
https://www.alpico.co.jp/access/suwa/pdf/minotoguchi2013.pdf

コース状況／危険箇所等

森林限界を超えたら全般的に岩をよじ登るか下る道
梯子、鎖はあり、場所によっては良くメンテされています。
しかし、鎖の支点は一部ずぼっと抜けそうなところも見受けられました。
ですので鎖を使わずに登ったほうが安定しているような気がします。

ガバと思ってしっかり掴んだらグラグラする場所多数
全体重を預ける前に岩の安定性は確認が必要かと思いました。
が、岩の性質上、濡れてもそれほど滑らない場所といったイメージ

写真

今日は前泊でやまのこ村まで。

もみじがきれい

水きれーい

鹿の白いお尻。逃げて行きました

前泊はやまのこ村でツェルト。アルコールコンロでお湯を沸かして。この風防使えます

北沢へ

勢いある水、プチナメです

水が多いとかなり塗れそう

こんな橋をいくつか渡ります

うん、いい天気になりそう

苔むす森の気持ちいいトレイル

赤岳鉱泉、アイスキャンディ建設中

硫黄岳の稜線が見えてきた

あれ、甲斐駒は雪をかぶってますね
誰か登ってるかな

刷毛で刷いたような雲。午後から曇るかな

気持ちいい稜線

ぽっこり浮かんでるのは御嶽！？

槍・穂・キレットがくっきり

霜柱・・もう冬の支度です

雲海に浮かぶ東アルプス(笑)

ロボット雨量計

はい、硫黄岳

景色が素晴らしくて立ち止まります

火山らしい色

岩岩してきました

保護用ロープに厚く氷がついています。
日が当たると落ちてパリーン！と音がする

横岳で記念撮影。撮ってくださった方、ありがとうございます。

岩峰は鋭い、でも楽しい＾＾

これから向かう方向

信仰の山なんですね

お地蔵さん、存在感があります

ドアを開けるとそこはあったかーい休憩室です
トイレも綺麗でした

大事なモノを購入出来て安心。ありがとうございました。

これから向かいます

少しガス・・これも綺麗
赤岳は厳しいよって言われたけど

ぐいぐい登って頂上

存在感のある南アルプス
こうやって見ると以外とたおやか

こんな鎖場も面白くてわくわく

キレット方面へ

御機嫌なトラバース

高度をずいぶん下げました。山小屋、すごいところにあるなぁ

だんだんザレてきます

南アルプス、進行方向に見えていてとてもテンションアップ

天狗の鼻の形の岩

高度下げますが踏み後はしっかり

ルンゼ。下から登ってくる方がいらして、久しぶりに人と会った安ど感でホッ。石を落とさないよう細心の注意を払います

ホシガラスかな

キレット小屋

源治ハシゴ、60リットルザックの女の子二人、手が冷たい～、と。

うん？山頂はどこだ？

権現はこっちだ！

見つけた！この山頂碑を見たかったのです

振り返る

まだ気の抜けない道が続きますが、楽しい♪

編笠が間近に

ホント、遠い飲み屋です＾＾

ご飯、お味噌汁共におかわり、そしておしゃべりも楽しかった～！

3時半～4時頃雨が降ったけれどやんでよかった！

後少しで編笠頂上

はい、つきました

15分じゃ無理かな

雲の平

ガスってきましたが幻想的でこれもスキ

里でもこんな季節。地蜂を探している地元の方とおしゃべり

ぱぁっと開けてきて嬉しい

小淵沢CCへ至る道は車道を通りません。里に降りたら道を間違えてしまいました

のんびり～

八ヶ岳ありがとう～

感想

pokoro

15日の週は遅い夏休み、
それじゃ縦走！と八峰キレットを目指すも敗退、
それならば前泊で登山口まで入り、1泊で駅まで行ける八ヶ岳を選択。

前日は美濃戸口の「やまのこ村」でツェルト泊。

マイナス6度まで下がったとのことでしたが、
3シーズン用のシュラフにエマージェンシーシートをかぶせ、暖かく眠れました。
夜中ふっと目が覚めたら鹿の気配、あちらのほうがおびえてピィ～ッと警戒の声。
そうこうするうち、駐車場に車が入る音。出発の時間です。

北沢沿いの道は気持ちのよいトレイル。
そして、硫黄岳からは岩の道。

これがまた気持ちいい～

眺めも最高！

事情があって前半はちょっと落ち付かなかったのですが
心配が解消されてからはワクワクしっぱなし！
鎖場も殆ど自分の身体を使って降りたり登ったり、楽しい～＾＾

思い切り手足を延ばして岩を掴む感覚は本当に気持ちいい。
キレットからは整備されていない、と聞いていたのですが
ペンキマークも綺麗についていて問題ないと感じました。
やりきった感満載で権現岳へ。

権現岳の標識。
これを見たかった！
ヤマレコ有志の方の手による標識です。
眺めることしばし。

青年小屋は宿泊と決めていたので気持ちは楽です。
ここも気持ちいい宿でした。
岩場は地図上のコースタイムより遅い私
食事を摂る時間が惜しく、行動中はほぼ行動食だけで済ませていたので
夕食はがっつりおかわり。

夕食後はギアの話、冬山の話、とても盛り上がりました＾＾

翌日の編笠山もトントン、とテトラポットを歩くように岩を渡って
樹林帯を登りきったら頂上。
下りは小淵沢CCに出るところを車道に過って出てしまい、1時間ほどロストです。

全力を使い切り、帰りの各駅停の電車では乗換駅まで爆睡でした。

※今回の歩荷
9Kg強 7Kgは遠い・・