4年振りの再来 明神岳主稜〜ジャンダルムまで穂高周遊


- GPS
- 32:08
- 距離
- 18.8km
- 登り
- 2,654m
- 下り
- 2,639m
コースタイム
- 山行
- 6:52
- 休憩
- 3:27
- 合計
- 10:19
- 山行
- 5:58
- 休憩
- 1:33
- 合計
- 7:31
天候 | 初日 快晴〜夜中までガス 2日目 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
明神岳主稜はバリエーションルートですが、全体的に踏み跡はしっかりしています。 明神岳2峰からは懸垂下降が必要ですが、残置ロープもありました。(これを利用して降れるかは技量によるかと思います。) 個人的には明神岳1峰〜奥明神沢のコル〜前穂高岳の間が踏み跡がやや薄く感じました。 前穂高からは基本的には一般ルートになりますが今回1番高度感を感じたのはやはりウマノセの通過でした。また、天狗のコルから天狗沢の下山も上部は足場が脆く、慎重に歩きました。天狗沢は基本的には左岸のスラブ沿いを歩くのがルートになっています。 |
写真
感想
4年前の再来で明神岳主稜からジャンダルムを経て天狗沢で下山の穂高周遊ルートへ。前回来た時はほぼ連れて行ってもらった感じだったので、今回のソロ山行でも新鮮な気持ちで楽しめた。以前はルーファイミスしたら修正してもらえたり、ずーっと喋くりながら歩いていた為、ルートをあまり覚えていなかったのか、今回は色々な面で緊張感があった。ただ、歩いていて思ったのは、同行者がいたと言え「4年前の俺、よくここ歩いたなぁ」と思うことが多々ありました。
このルートは基本的に稜線上を行くので水は必須。今回は5L程持参。また、2峰からの懸垂下降もあるのでロープも必要。その為テント泊だと荷物はかなり重くなる。それでも行く価値はあるルートかなと個人的には思う。ただ、2峰からの懸垂下降の為に終始重いロープとハーネスを担ぐのは大変でした。
そして今回は2峰の懸垂下降が終了してからが本番の始まり。1峰に着いてから奥明神沢のコルに一旦降る必要があるがそのルートが分からず。2峰のコルと1峰を行ったり来たりして最終的には1峰を岳沢側から無理矢理巻いて何とか通過したものの、この巻き道がかなり悪かった…。多分稜線沿いの行けばそのまま降れたはずだったが。。 また、奥明神沢のコルから前穂高岳は踏み跡も薄く感じた。基本的には稜線沿いを歩くんだけど所々巻いたり、と前穂高岳まで気が抜けなかった。明神5峰手前から前穂高岳の間は所々に幕営適地があるので、割とテン場には困りません。1日目の明神方面は終始誰とも会わず、静かな山行を楽しめた。2日目は破線とは言え一般ルートだから…と侮ってはいけないなと自分に言い聞かせながら歩く。前穂高岳からは人とスライドする様になり、吊尾根はやや渋滞気味。奥穂高〜ジャンダルム方面もそれなりに人が多く賑わっていた。それでもウマノセの下山はやっぱり緊張。なんだかんだ今回で1番高度感を感じたかな。
ジャンダルム通過後から天狗沢の降りも気は抜けず、長い時間集中しながら降る。降り途中から見上げる穂高、明神方面を見ると特別な想いが込み上げてくる。天気、紅葉共に最高な2日間で、4年前の思い出に浸りながら楽しく歩く事ができました。
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