三本松周回小回り大回り

2021年10月10日(日) [日帰り]

• GPS: 09:24
• 距離: 19.8km
• 登り: 1,218m
• 下り: 1,196m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:12
• 休憩: 1:33
• 合計: 9:45

7:00 スタート地点
7:31 7:36 別荘分岐
7:49 富士権現
7:57 7:59 別荘分岐
8:13 8:15 三本松三角点
8:19 0:00 女の川分岐
8:34 8:36 女の川
8:55 9:27 別荘地から柳沢ため池へ移動
9:27 0:00 柳澤農村公園
9:30 9:46 休み（地元の人とお話）
9:51 9:54 多賀神社
9:56 9:58 愛宕神社
10:07 10:11 竜ケ井城跡
10:17 10:18 二の堀入口
10:34 10:40 百貫石
10:59 329ピーク
11:12 11:28 富士権現
11:45 三本松、北坪尾根分岐
11:50 11:52 三本松
12:17 湯袋沢西尾根分岐
12:27 筑波高原キャンプ場
13:26 筑波山
14:10 カタクリの案内板
14:16 ユースホステル跡地
14:52 女の川
15:02 筑波高原キャンプ場
15:11 湯袋沢西尾根分岐
16:02 裏筑波登山口
16:41 柳澤農村公園
16:45 ゴール地点

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

1.桜川市真壁町羽鳥の別荘地に駐車し、三本松を小回り周回
2.車を移動し、柳沢ため池に駐車して三本松から筑波山を8の字に大回り周回

コース状況／危険箇所等

三本松周辺の2本の周回コースをご紹介。
最近手入れが進んでおり、近いうち一般コースの仲間入りを果たせないか期待を込めての登山だ。

写真

10/10 6:50

裏筑波高原キャンプ場に車で向かうとき、別荘地方面に左折する地点にある、八坂神社。

10/10 6:51

すぐ近くに二十三夜供養塔がある。寛成や羽鳥の文字が読み取れる。
二十三夜は勢至菩薩を本尊とし、旧暦の23日に月待ちの行事が行われていたらしい。月待を行う日は、毎月又は正月、5月、9月、11月など地方によって異なっていたらしいが、ここ、八坂神社周辺ではどんな行事が行われていたのだろうか。

10/10 7:01

八坂神社から左折してどん詰まりの標高220m付近に、別荘地がある。

10/10 7:02

別荘地の左奥。小さな沢の奥が、入口。

10/10 23:02

今日1回目の三本松周回は、別荘地→富士権現往復→三本松→女の川→別荘地の小回りコース。
私の足で1時間45分。

10/10 7:04

草に覆われた入口を入ると

10/10 7:04

うっそうとしたヒノキの林。沢沿いに登山道が続く。最近、ボランティアの手で倒木の処理や、草刈りが行われ、だいぶ歩きやすくなった。

10/10 7:17

沢から離れて、ロープの下がる、急な斜面を登る。

10/10 7:19

「BSのカベ」の標識が下がっている。今まで「BSアンテナの取り付け角度のような急斜面」と解釈をしていたが違ったようだ。

10/10 7:21

オレンジのテープが道案内をしてくれる。

10/10 7:32

竜ケ井城跡から三本松への主脈に合流した。いわゆる別荘分岐だが、標識は「BS分岐」。しばらく考えた末に、BESSOU分岐だと解釈するのが素直だと思った。
別荘地からここまで、特に道迷いの不安をほとんど感じるまでもなく、登ってこられるようになった。

10/10 7:44

富士権現を目指す。途中、ニセ三角点の小ピークを踏む。

10/10 7:46

ニセ三角点を降りてすぐに、富士権現の分岐。

10/10 7:52

標識の方向に2分ほど辿ると、

10/10 7:49

富士権現に到着。

10/10 8:03

ミヤマシキミの実。

10/10 8:04

再び稜線に戻り、三本松を目指す。稜線は木に覆われ、眺望は良くないが、木々の向こうに筑波山のピークが見えた。

10/10 8:10

頂上直下にある標識。「三本松」や

10/10 8:13

「至竜ヶ井城」の標識に従って、

10/10 8:16

三本松頂上に到着。

10/10 8:15

三本松頂上の三等三角点三本松443.5m。

10/10 8:19

三本松から下り、約5分で、

10/10 8:22

「三本松」と「キャンプ場」を分ける分岐点。

10/10 8:22

この分岐点を右にトラバースする道があり、

10/10 8:22

「女の川」の方向を示す標識がある。
これが、別荘地に戻る入口だ。

10/10 8:26

踏み跡は比較的はっきりしている。

10/10 8:29

境界見出標や

10/10 8:35

ピンクのテープに導かれて、

10/10 8:38

女の川の沢につけられた登山道に降りる。降り立った地点には「三本松・キャンプ場」の標識がある。

10/10 8:38

別荘地方面へ道を辿る。

10/10 8:38

道が良いので迷うところもないが、

10/10 8:41

倒木が少し残っていた。倒木の数は、つい1年程前と比べて激減し、歩きやすくなった。→3週間後の10月31日に逆コースで歩いたら、見事に処理されさらに歩きやすくなった。

10/10 8:47

このような道が続く。

10/10 8:50

オトコエシと思われる花。

10/10 8:55

別荘地に抜けた。ここにも「三本松・キャンプ場」の標識。

10/10 8:55

別荘地の風景。

10/10 8:57

駐車地に帰着。

10/10 7:03

駐車地に咲いていた、ノコンギク又はヨメナ。→葉がザラザラしているようなのでノコンギクか。

10/11 23:00

今日2回目の三本松周回は、柳沢ため池→竜ヶ井城跡→百貫石→富士権現→別荘地分岐→三本松444m→筑波高原キャンプ場→筑波山→ユースホステル跡→キャンプ場→柳沢ため池の大回りコース。
所要時間は私の足で6時間25分。

10/10 9:29

柳沢ため池の駐車場に移動して駐車。多賀神社の登り口方面を望む。

10/10 9:32

加波山と燕山を望む。

10/10 9:31

出発してすぐ、ソバナの花。

10/10 9:50

多賀神社の入口に到着。八坂神社の入口近くでも見た二十三夜供養塔がここにもあった。字体も似ているが、多賀神社のほうが素朴な感じがする。

10/10 9:51

階段を上がり、鳥居をくぐる。

10/10 9:54

多賀神社。

10/10 9:56

多賀神社から、愛宕神社への稜線を行く。途中、雲をかぶった筑波山の頂上が顔を見せた。

10/10 10:00

愛宕神社。

10/10 9:59

愛宕神社の手前を左折。入口にあった倒木はなくなり、入りやすくなった。

10/10 10:03

踏み跡のすぐ下は一の堀。

10/10 10:07

真壁トライアルランドを望む。オートバイの音がしたが、姿は見られなかった。

10/10 10:08

今辿ってきた多賀神社からの道と、日月亭や桃山中方面から真壁トライアルランドを通って登ってくる道の合流地点。

10/10 10:08

この合流地点の先は、バイクは入ってこないので、静かな山旅を楽しむことができる。

10/10 10:11

竜ヶ井城跡。木が伐採され、草刈りもされて明るくなった。

10/10 10:18

二の堀の跡。

10/10 10:24

三の堀の跡。

10/10 10:39

百貫石に到着。

10/10 10:39

百貫石の標識。

10/10 10:40

すぐ下に、山口氏の祠がある。

10/10 10:42

四の堀の跡。

10/10 10:42

四の堀の右側の急斜面をロープを頼りに登る。

10/10 10:49

やや藪っぽい所や

10/10 10:55

倒木もあるが、迷うところもなく、

10/10 11:01

329m峰。

10/10 11:02

このピークにラクダ檜がある。

10/10 11:12

富士権現の分岐に到着。

10/10 11:15

今日2回目の富士権現。もともと3基あったようだが、1基だけ残り、残りは倒木にあって、倒れてしまっている。

10/10 11:16

富士権現境内の碑。

10/15 21:36

鈴木敏信さんの「筑波山系の山路を辿る」に描かれたイラストでは2基の塔と祠が1宇と富士権現境内の碑が描かれている。

10/10 11:34

ニセ三角点の木札が下がる350m峰。

10/10 11:40

別荘分岐。

10/10 11:49

三本松の頂上の下。標識に従って迂回気味に登る。

10/10 11:52

この標識は、下りに使うときの案内。

10/10 11:55

三本松の頂上に到着。

10/10 11:55

三等三角点三本松443.5m。

10/10 12:01

さっき降りた、女の川方面と

10/10 12:02

これから行くキャンプ場方面を分ける分岐点。標識に従うが、この分岐の少し先は左のトラバース道を行く。
ただし、トラバース道は分かりにくいので要注意だ。目印は黄色のビニールテープが下がっているだけなので、見落とさないようにしたい。

10/10 12:03

オクモミジハグマではないかと思う。

10/10 12:19

関東ふれあいの道の近くの分岐。逆に辿るときは枝尾根に入り込まないように注意。
このあたり、以前はあった、手掛かりとなるテープ類がみあたらなくなった。

10/10 12:22

関東ふれあいの道に抜けると、石の標識がある。

10/10 12:24

仙郷林道に出る。

10/10 12:30

筑波高原キャンプ場の駐車場を通過。今日も車が多い。

10/10 12:39

ヒヨドリバナの花。

10/10 12:40

キャンプ場の上部から、加波山と燕山を望む。

10/10 12:40

クガイソウの花に似ている。→ナギナタコウジュかと思われる。

10/10 13:30

筑波山頂上のすぐ下。多くの登山者がいる。

10/10 13:32

筑波山、女体山頂上の神社。

10/10 13:33

一等三角点「筑波山」876m。

10/10 13:35

頂上は雲の中。加波山方面が辛うじて見えた。

10/10 13:48

アザミの花。

10/10 13:49

御幸ヶ原から男体山を望む。男体山の頂上部も雲の中だ。

10/10 14:15

旧ユースホステル跡地を目指して下る。

10/10 14:19

旧ユースホステル跡地には車が3台ほど停まっていた。

10/10 14:28

アメリカセンダングサ。もうすぐひっつき虫に。

10/10 14:34

ミズヒキの赤い花。

10/10 14:50

筑波高原キャンプ場に向かう林道から、先ほど辿ってきた、竜ヶ井城跡→三本松の稜線を望む。

10/10 14:52

奥の山は、左から燕山、加波山、丸山、足尾山。
手前左は三本松。

10/10 15:02

ジシバリの花。

10/10 15:06

筑波高原キャンプ場を通過。

10/10 15:08

サラシナショウマの白い花。

10/10 15:12

仙郷林道から、関東ふれあいの道へ。

10/10 15:44

沢沿いの道、木の橋を渡る。

10/10 15:57

左岸の尾根を下降するときの合流地点。

10/10 16:01

三本松から右岸の尾根を下降するときの合流地点。

10/10 16:04

車道に到着。

10/10 16:07

ツリフネソウの花。

10/10 16:15

岩清水の冷たい水がおいしかった。

10/10 16:26

センダングサの仲間のようだ。これもひっつき虫らしい。

10/10 16:44

柳沢ため池から望む、いつもの権現山。

10/10 16:47

駐車場に帰着。

撮影機器：

RICOH WG-50 RICOH IMAGING COMPANY, LTD.

EP-879A Series SEIKO EPSON CORP.

装備

個人装備

Tシャツ ズボン 靴下 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 行動食 飲料 地図（地形図） ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 携帯 時計 タオル カメラ

感想

山とハム

三本松周辺の除草や倒木の処理は予想以上に進んでおり、手書きの道標や赤テープの類も数多い。ただし、登山者の少ないマイナールートでもあり、当面は地図を読める中級者向にお勧めのコースだろうと思った。

コメント

てらやん

yamatohamさん、こんにちは。
最後から4枚目の岩清水知りませんでした。
ここなら筑波連山縦走時の水分補給ポイントとして使えそうです
次回縦走時に立ち寄ってみたいと思います
有益な情報ありがとうございました。

山とハム

terrajanさん、こんばんは。
岩清水は「筑波の湧き水　つくば新聞」で検索するとヒットする名水です。
ただし、過去に大腸菌が検出されたことがあるとかで、飲料不適なようです。
私は沢水などどこでも飲んでいます。そのためにおなかをこわしたこともありませんが。現在、障壁に囲まれ風情がなくなったせいか水汲みの人もめっきり減ったので、ほとんど順番待ちもありません。わたしの2年前の記録にも取り上げましたが、駐車スペースもありますので、一度お試しになる価値はあるかもしれません。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2108761.html

てらやん

検索してみました。筑波山系にも意外と多くの湧き水があるんですね。
かすみがうら市の「金命水」には大昔（30年ぐらい前？）に、わざわざ飲みに行ったことがあります。

やっぱり、そのまま安全に飲める湧き水は、なかなか無いのかもしれないですね
ずっと使う機会が無かった未使用のミニ浄水器を一応持っているので、次回縦走時に携行し、
ピンチの時には、ここに立ち寄って水分補給したいと思います