伊吹山(登り:上野道、下り:弥高尾根)
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- GPS
- 08:04
- 距離
- 14.2km
- 登り
- 1,234m
- 下り
- 1,229m
コースタイム
- 山行
- 6:19
- 休憩
- 1:45
- 合計
- 8:04
天候 | 晴れ、曇り、雨、曇り 天気予報通りでした。朝、快晴だったので安心して登っていたら、7合目を過ぎたあたりから降ったりやんだりの雨。傘が無いとだいぶ濡れるくらいの雨でした。 10月にしては湿度が高かったような。5合目から上はそよ風で気持ちよかったですが、山頂はかなり横風が強かったです。 |
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過去天気図(気象庁) | 2021年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
登山口入り口、ゲートをくぐってまだ上に昔から駐車場があるのですが、以前はゴンドラ駅の駐車場だったと思います。アクセス道路が狭くなるので、なかなか行きにくいのですが、最近は300円で駐車できるようです。おじさんが登山道入り口でパンフレットを配っていました。300円なのでよかったら使ってね、とのことでした。 上野のこのあたりはだいたい500円ですが、400円のところもあります。昔はどこも1,000円だったのですが、日本経済がデフレスパイラルに陥ってからこのかたずっとほとんどの駐車場は500円にさがったままです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【上野地区から山頂】特に問題なし。ですが、落石注意の看板ができていて、あれれ、と思っていたのですが、7合目を過ぎたあたりでほんとに落石がやってきました。20mぐらい先の目の前を一抱えもありそうな岩がすごい勢いで転がっていきました。あれに当たると無事では済まない。伊吹山ってこんな感じだったかな? あと、雨で下が濡れると石灰岩がかなり滑りやすくなります。要注意。 【弥高尾根の道】下りで使いました。6合目の下、山小屋のすぐ下から分岐しますが、分岐点はほぼわからないです。こっちかな、と行く手のほうを見て、開けたところがあるのでそこを目指して下ります。下ると道標があったり、赤テープがあるので、目印に従って歩きます。 最初はしばらく(尾根に着くまで)巻き道です。尾根に着いたあたりが弥高山ですが、わかりませんでした。巻き道は、途中、谷に到達したところで道迷い箇所があります。道標もテープもあまりあてになりません。あと、巻き道はかなり細く、笹や枝の張り出しもあります。 尾根筋に出ればまだ歩きやすいです。 途中、上平寺尾根分岐点=四島三角点(弥高山?という表示)に出ますが、そこまであまり高度が下がりません。かなり遠回りな感じです。その分岐点から先、高度が下がっていきます。 下って、弥高寺跡も過ぎてしばらく行くと林道にでます。まだ標高650mほどもあるのに林道です。林道をしばらく歩いた後、どなたかのGPSの軌跡に追随して登山道へと入ったのですが、これが失敗でした。かなり荒れた道で、完全藪漕ぎ場所もあり、かつての道と思われる通路の上には葉っぱや枝の堆積物が堆積していて、かなり気持ち悪いです。 【追記】帰ってきてから他のかたのレポートを読んでいると、この道は山ヒルが多い道だそうです。知らなかった。ヒルの季節も終わりなのか、晴天が続いたからなのか、幸い見かけることも被害に会うこともありませんでした。 |
写真
上野のこのあたりはだいたい500円ですが、400円のところもありました。昔はどこも1,000円だったのですが、日本経済がデフレスパイラルに陥ってから500円になりました。まだ値下げが続いているということは....日本経済危うし。
感想
会社は古いカレンダー通りの休日ですが、世間は平日なので、伊吹山も人は少ないはずとお出かけしてみました。お天気が心配でしたが、朝起きると快晴だったので、速攻、出かけました。
日記を紐解くと、なんと2016年7月18日以来、5年ぶりの伊吹山でした。そんなにあいていたとは。さすがに5年もたつと、登山道のあちこちが様変わりしていて多少驚いたところもありました。あと、鹿が異様に多いのにも驚かされました。ひょっとして斜面の草はほとんど食べつくされてしまって、そのせいで落石が発生しているとか?
落石と言えば、ほんの20mほど前を大きな岩が転がっていくのを見たのにはほんと驚きました。危ない山になっていないですか?
下り道は弥高尾根ルートというのを使ってみました。上野道以外ほかにルートがあると知らなかったので、試しに使ってみることにしました。結果、あまりよくなかったです。Stressfulな場面も多々あり、私のようなしろうとにはあまりお勧めできません。それと、まあまあ遠回りです。弥高寺跡を訪ねてみたいかたは一度歩かれてもいいかもしれません。
とは言いながら、上平寺へ下るルートも歩いてみたいと思いました。
【追記】コース状況にも書きましたが、帰ってからほかのかたのレポートを読む機会があり、いろいろ拝見していると、このコースは山ヒルが多いコースみたいです。確かに、歩いているといそうなところがあちこちにありました。被害がなくて良かったー。
今回、登山口から山頂までなんと4時間もかかってしまいました。最遅記録です。荒島岳の余韻が残っているのはわかっていたのですが、もうそろそろ回復済みのはず、と出かけたのですが、やはり五合目あたりで太ももがピンチになってきました。いつもは五合目で休憩なんてことをしたことが無かったのですがね。 記録的には、多少体調の悪かった前回でも3時間10分、ふつうは2時間20分くらいで登っていたのになあ。これが今の実力か。病気している間にすっかり弱った体力は、もう年なのでもとにはもどらないかも。
朝は快晴だったのに、七合目を過ぎたあたりから雨。霧雨が降りだしたと思ったらすぐにパラパラ雨になり、ときおりざっと降ることも。降ったり止んだり。しかし
降るとまあまあ濡れるので、雨具があって良かったです。山頂付近は風もあって傘では心もとない感じでした。下山時は雨も止んでくれたのですが、コース上の石灰岩が滑りやすくなってしまったので慎重に降りました。
登るときから聞こえていた、さび付いたドアを開ける時の音のような鳴き声が下りではひっきりなしに聞こえてきました。鹿の鳴き声のようでした。かなりぶきみな声に聞こえました。以前はそんな声きいたこともなかったのですが、この日は止むことなく聞こえていました。朝は目にしなかったのですが、下り道、ふと目をやると、予想もしなかった多数の鹿の姿が目に入ってきてぎょっとしました。いつもはあまり目にしないオス鹿も何頭も見かけました。持っているカメラがポンコツなので望遠できれいに焦点が合わず、画像に収めることができませんでした。カメラ、変えようかな。
こんなに大量の鹿、伊吹山の野草に対して食害というのはないのかかなり心配になりました。
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