二軒小屋尾根-芋ノ木ドッケ-雲取山-野陣尾根 秋の奥多摩が楽しい
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- GPS
- --:--
- 距離
- 19.5km
- 登り
- 1,773m
- 下り
- 1,771m
コースタイム
7:25 富田新道下降点
7:55 大ダワ林道下降点
8:00 長沢谷渡渉点 8:20
8:35 二軒小屋尾根取り付き
9:00 1300
9:50 1594 10:30
11:00 1726
11:30 芋ノ木ドッケ
12:00 大ダワ
12:35 雲取山 12:45
14:30 富田新道下降点
14:55 ゲート
天候 | 台風一過の晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
ゲートから富田新道下降点までは折りたたみ自転車を使用する。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
核心部は渡渉点 浅く広い所があるので冷たいのを10歩耐えれば大丈夫 二件小屋尾根はひたすら登れば自動的に芋ノ木ドッケに到着します |
写真
感想
秋の奥多摩のシーズンがやって参りました。
本当はテント泊したいのだが休みが1日なので日帰りに挑戦する。
車と自転車で機動力を活用した。
日原林道は歩きが長いので敬遠していたのだが、地形図を眺めると
芋ノ木ドッケに至るいい感じの尾根がある。
歩いている人もいるようだ。
ポイントは橋が撤去された長沢谷の渡渉だろうか。
ゲートから自転車を漕いだ。
最初のうちは元気なのだが、勾配がきつくてスピードがでない。
歩く早さの2倍ぐらいだとおもうが疲れ方も2倍だ。
結局自転車半分押して歩くのが半分ぐらいか。
所々沢への下降点らしき所とか、天租山に続きそうな取り付きらしき階段がある。
この林道、結構楽しいかも。
富田新道の下降点で自転車を置く。
後ろから自転車氏が追いついた。
やっぱり同じことを考える人がいるもんだ。
ヘルメットを被っていたのでもしや沢?
と思ったら流線型の自転車用だった。
富田新道から上がるようだ。
また1人でトボトボ進む。
林道周辺が色づいて来ていて楽しい。
小雲取山から雲取山、大ダワが落ち込んで芋ノ木ドッケに至る稜線がよく見える。
朝日があたって黄色が映える。
沢に下りると水が多くてちょっと緊張。
下はジャージも脱いでパンツ1枚(許してください)で渡渉!
水が冷たい、というか痛い。
転ばないようにゆっくり渡った。
上陸したらすかさずタオルを出す。
やれやれ。
対岸を上がると尾根を乗っ越すので、右の尾根に乗る。
あとはひたすら登るだけだ。
最初のうちは若い雑木だがしばらくするといい感じの広葉樹の森になる。
落ち葉が敷き詰められてふかふかだ。
黄色や赤に染まって、カメラが忙しい。
1時間半ぐらいあるくとピークらしき所がある。
この辺が1594だろう。
まだそれほど疲れていないし時間も早いのだが、この場所が気に入ってしまった。
105円の薄っぺらの銀マットを出して、雨具を枕にして昼寝した。
日が差して暖かくて気持ち良い。
日帰りでも昼寝ができる事を発見してしまった。
のんびりしたのでそろそろ歩こうかと荷をまとめていると、下から鈴の音がした。
それまでずっと1人だったので少しびっくり。
お会いするとゲートで出会った方だった。
自転車のアドバンテージを昼寝で抹消してしまった。
鈴の方は今回が初めてではないとの事。
今日は雲取の避難小屋泊まりだそうで、何とも羨ましい。
私は下りないといけないのでお先に失礼する。
右からの尾根に乗り換えて傾斜が増して周囲が見渡せるようになると、暫くして芋ノ木ドッケに到着した。
やっぱり日帰り装備は快適である。
1200mぐらい登ったが結構元気だ。
尾根を下って三峰神社からの道と合流する。
すると早速1人2人と行き違う。
さすがは人気のルートだ。
大ダワを過ぎて雲取山荘を過ぎて、雲取山に着いた。
富士山が良く見える。
甲武信岳や八ヶ岳も見える。
昼時なので皆さんお食事中だ。
久しぶりに石尾根を歩いて、小雲取山から左に折れる。
また、人が少なくなって野陣尾根を下りる。
二軒小屋尾根もこのルートも初めてなのだが何れもいい尾根だ。
ただ、太い広葉樹伐採跡がたくさんある。
切り倒した幹がそのまま放置されているので、計画的なのではなく
台風とか酸性雨とかで折れたり枯れてしまったのだろうか。
残念な感じだ。
標高を下げるとブナの森が楽しい。
唐松谷の林道と合流してしばらく行くと大雲取谷の沢の橋に出た。
こんな沢を遡行する人がいるんだから凄い。
林道に上がって自転車に乗った。
途中歩いている人を抜いてしまった。
自転車は楽チンだった。
コメント
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楽しくレコ読ませていただきました
紅葉キレイですね〜。
kiha58 さんが渡った川、足場になるポイント、ほぼ無しでしたか〜。
ジャージを脱いだ!?ということは、それなりに深かったと推測。
(私だったら、流されてたかも
水が多い時の渡渉はいつもながら冷や冷やですね
途中、昼寝ができて良かったですね〜
(山での昼寝は、幸せなひとときです)
今回は、自転車も大活躍でしたね!
コメントありがとうございます。
奥多摩は広葉樹がたくさん残っていてとても癒されます。
高層天気があやしい時とかお金がなくて遠出できない時とか(笑)歩いています。
日帰りが苦手なのですが、休みが1日だったので挑戦しました!
渡渉点はそんなに深いわけでもなく脛ぐらいだったのですが、ギャラリーも居ないし面倒くさかったので脱いじゃいました!
本当はりっぱな橋があるのですが、大ダワ林道が激しく崩壊しているらしく、通行を阻止するためにあえてはずしていると思われます。
お陰で入る人も殆ど無く、山を独り占め出来ちゃいます(笑
こんにちは
奥多摩各地の水場で、豊富な水量が報告されています。これは本年、「すでに梅雨ひとシーズン分の降雨量があった」ためと思われます。
長沢谷の沢も水量、水流の勢いともにぐっとましており、昨年、kiha58さんとほぼ同時期に小生が渡渉したころと格段の差がありました。やや上流にあった岩伝いになんとか渡れた個所も水の下に隠れていました。(いずれも2014.6.14現在)
今回、下はパンツを除きすべて脱いで渡渉しましたが、水深が深くなっていることに加え、昨年体感したのと比較にならない流れの速さに体ごともっていかれそうになりました。今後、落ち着いてくるのかもしれませんが、当分、この個所を渡渉する際は、相当な注意が必要だと思います。
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