八ヶ岳(小淵沢-白樺湖)
- GPS
- 12:55
- 距離
- 52.3km
- 登り
- 4,394m
- 下り
- 3,946m
コースタイム
02:00 道の駅小淵沢
06:10 赤岳
07:10 硫黄岳
09:30 麦草ヒュッテ
11:00 北横岳
12:40 蓼科山
13:50 女神茶屋
15:00 南白樺湖バス停
水たくさん、おにぎり2, コンソメ1
天候 | 快晴微風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
南白樺湖のバス停15:15発茅野駅行きに乗り 16:05頃に茅野駅到着。 16:20-16:50の特急あずさ44号で小淵沢駅に降りたら15分歩いて道の駅小淵沢に戻る。 |
その他周辺情報 | 下山後の風呂はスパティオ小淵沢。 830円と高めだが暑いサウナに冷たい水風呂。浴場に冷たい水飲み場があるのがよい。 |
写真
感想
八ヶ岳は観音平と夏沢峠の間しか歩いたことが無い。その北、北八ヶ岳エリアは未踏だった。南の端の観音平から北の端の蓼科山まで繋いでみたかったが、夏は標高が低くて暑いし昼前にはガスガスになる。休日はアクセスの良さから北八ヶ岳は激混みと聞いていたので「いつか秋の平日にやろう」と思っていた。先週土曜は仕事だったので今日は休み。秋の平日でバッチリ晴れる。条件が揃ったので行ってみよう。木曜定時に仕事を終えたら2時間半クルマを走らせて小淵沢へ。長野県は縦に長いが小淵沢は南の方なので比較的自宅から近い。来週から涼しくなるらしいが今日はまだ暑い。毛布一枚で快適な車中泊だった。
1時半起床の2時出発。いつもは屏風山から山に入っているが今日は観音平までロードを走ってみた。こちらの方が整備されていて斜度がユルいので楽かと思ったが迂回しすぎだ。素直に屏風山から入った方がよい。お盆に来た時より日の出はだいぶ遅いが出発時間はそのままなので赤岳の近くまで真っ暗。長い梯子も真っ暗だったが特に問題は無かった。赤岳からは目指す蓼科山がちょこんと見える。綺麗な富士型の山だ。いつも見えていたはずだが、あそこまで行くと意識するとちゃんと蓼科山と認識できる。気合い入れていこう。稜線は平日なので人が少ない。いつもの夏沢峠までサクサク進んだらここから先は初めて歩く山。楽しみだ。
下り始めると涼しい樹林、登り始めるとカンカン照りで暑い。山は北向きに進むと「暑い南面の登りはより暑く、暗くて滑りやすい北面の日陰で下る」ということになり条件が悪い。南向きだと「滑りやすく涼しい北面で登り、暑い南面で下る」ということになる。デメリットは逆光が眩しいことくらい。水場の位置関係などもあるが、一般的には北から南へ抜けた方が身体への負担は少ない。さらに八ヶ岳の場合は標高が低くて暑くて人が多い北八ヶ岳を涼しい夜明け前に通過できる、気温が上がってくる昼過ぎから標高の高くて涼しい硫黄岳-赤岳に入るので北から南へ抜けた方が楽なのは明らかだ。次にやるならそうしよう。
麦草ヒュッテからは茶臼山を経由していく予定だったが道を間違えて五辻の方へ入ってしまった。しかしこちらはとてもよく整備されていて歩きやすく、結果的に時間を短縮できてよかった。今回は茶臼山や白駒池、にゅうなど寄らなかったところもあるので次にやる時は今回行かなかった場所を歩きたい。北横岳は平日にも関わらずたくさんの観光客で賑わっていた。平日に実行して本当によかった。北横岳を亀甲池に向かって下るとさっきまでの喧騒が嘘のように誰もいない。3~4人しか会わなかった。蓼科山の登りはまあキツい。ここまで結構頑張って歩いてきたので脚が終わりかけている。膝に手をついて力を振り絞りながら最後600m登りきって振り返ると赤岳は遥か遠く。人間の脚ってすごい。蓼科山はたくさん人がいたがみんな大河原の方から登ってくるようで、女神茶屋へ下りる人は誰もいなかった。なので下山口がわからず20分くらいガレ場をうろうろしてタイムロス。白樺湖15時15分のバスに乗れるか怪しくなってきたのでここからも頑張る。この先はスキー場の上のひらけたススキ斜面で起伏も少ないので気持ちよく走れる。最後は別荘地を縫うようにロードを下れば白樺湖ゴール。自販機で冷たい飲み物をガブ飲みしてバスを待った。スズラン峠でバスに乗ってもよかったが、最後に青く澄んだ美しい白樺湖を見て、ここまで頑張ってよかったと思った。
来年またやるならスズラン峠スタートの小淵沢駅ゴールかな。このルートは八ヶ岳山麓に宿泊したり小淵沢駅ステビすればクルマを運転しなくても行くことができそうだ。覚えておこう。いや、でもやっぱりお気に入りの"小淵沢-夏沢峠-海尻駅"くらいが丁度いいわ。後半は新鮮な景色だったとはいえただただ暑くて人が多かった。
いいねした人