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Yamareco

記録ID: 3658082
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

破線ルートから白峰三山の大展望!甘利山・千頭星山から大ナジカ峠を経て辻山(2500m峰)へ

2021年10月23日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
10:26
距離
15.7km
登り
1,752m
下り
1,753m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:24
休憩
2:01
合計
10:25
6:49
11
7:00
7:01
4
7:05
7:05
20
7:25
7:34
33
8:10
8:10
11
8:21
8:21
7
8:28
8:38
13
8:51
8:55
47
9:42
9:52
100
11:32
11:32
14
11:46
12:36
12
12:48
12:48
91
14:19
14:21
51
15:12
15:27
8
15:35
15:45
7
15:52
15:52
10
16:02
16:03
30
16:33
16:34
18
16:52
16:59
2
17:01
17:02
11
17:13
17:13
1
17:14
ゴール地点
天候 晴れ(夕方から風強し)
過去天気図(気象庁) 2021年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
甘利山広河原駐車(約80台)/無料
駐車場の標高は1,641m 早朝の気温は4℃以下
前日夜まで降り続いた雨による凍結(スリップ)が心配でスタッドレスタイヤにしましたが、結果的にノーマルタイヤでも問題ない路面状況でした。
コース状況/
危険箇所等
<道の状況>
前日の雨で標高2,000mから上は雪が付いていました(積雪2〜3cm位)
後には殆ど融けましたが日陰等はしばらく雪が残りそうです。
千頭星山からの下りで滑り止めにチェーンスパイクを使いましたが、雪に慣れていれば無くても通過は可能でした。

■甘利山〜千頭星山
千頭星山まではハイキングコースのため危険箇所はありません。
晴れていても笹原が雨や朝露で濡れている時はレインパンツ必須。
レンゲツツジが有名な山なので、いつか開花時期の6月にまた登ってみたくなりました。

■千頭星山〜大ナジカ峠(大馴鹿峠)〜辻山
・破線ルートですが随所に標識やマーキングテープがあるので見落とさないようにすれば道迷いはないと思います。それでも2回程ルートを踏み外しましたが、すぐに足場が悪くなるので「おかしいな〜」と思ったらすぐに目印のあるところまで戻ればルートに復帰できます。特に大ナジカ峠から辻山の登りは九十九折になっているので、折返しに気をつけて直進しないよう注意です。
・千頭星山と2004m峰の間にロープが2箇所あります。千頭星山側(鳳凰山展望地直下)のロープの下りは少し緊張しますが、登りはそれほど難しくありません。
2004m峰前後は痩せ尾根や足場の悪いトラバースがあるのでこのルートの核心部。

<水場・トイレ>
ルート上に水場やトイレはありません。
トイレは登山口の広河原駐車場のみです。
その他周辺情報 温泉:武田乃郷白山温泉 大人700円
http://www.hakusanonsen.com/
泉質は良いのですがぬるめの温泉。この時期あたたまるには長湯が必要。
前日金曜夜に雨の中自宅を出発。途中のSAで仮眠をとり翌朝韮崎に到着すると山の上はすっかり雪で白くなっていた。
前日金曜夜に雨の中自宅を出発。途中のSAで仮眠をとり翌朝韮崎に到着すると山の上はすっかり雪で白くなっていた。
車窓から朝焼けの富士山
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車窓から朝焼けの富士山
6:40広河原駐車場に到着。写真は駐車場のトイレ。この先トイレはありません。
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6:40広河原駐車場に到着。写真は駐車場のトイレ。この先トイレはありません。
駐車場には水道もありました。
駐車場には水道もありました。
駐車場の案内板でルートの全体像を把握して出発。
駐車場の案内板でルートの全体像を把握して出発。
登山口の分岐。どちらからでも山頂に行けますが、展望の良い左手の道から登ることにしました。
登山口の分岐。どちらからでも山頂に行けますが、展望の良い左手の道から登ることにしました。
ハイキングコースだけあってとても歩きやすい道
ハイキングコースだけあってとても歩きやすい道
この日は10月にしてはとても寒く気温は4℃以下。霜が降りてます
この日は10月にしてはとても寒く気温は4℃以下。霜が降りてます
鐘を鳴らして進みます
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鐘を鳴らして進みます
木道も霜で真っ白です
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木道も霜で真っ白です
前日の雨が嘘のようにとても良いお天気
前日の雨が嘘のようにとても良いお天気
登山口から15分程で甘利山山頂に到着
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登山口から15分程で甘利山山頂に到着
甘利山から千頭星山
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甘利山から千頭星山
次は奥甘利山を目指して進みます
次は奥甘利山を目指して進みます
大笹池分岐を通過
大笹池分岐を通過
奥甘利山分岐から登山道を離れて少し登ると…
奥甘利山分岐から登山道を離れて少し登ると…
奥甘利山山頂。この頃から一時的にガスが広がり展望ゼロ
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奥甘利山山頂。この頃から一時的にガスが広がり展望ゼロ
奥甘利山から登山道に戻って先へ進みます
奥甘利山から登山道に戻って先へ進みます
木々の間から富士山
木々の間から富士山
この辺りに2本だけ紅葉が残っていました
この辺りに2本だけ紅葉が残っていました
今年は秋が短くすでに冬の気配がします
今年は秋が短くすでに冬の気配がします
甘利山から千頭星山間では、木々から垂れ下がるサルオガセがよく見られます
甘利山から千頭星山間では、木々から垂れ下がるサルオガセがよく見られます
御所山・青木鉱泉分岐を通過
御所山・青木鉱泉分岐を通過
そして標高2,000m付近から雪景色
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そして標高2,000m付近から雪景色
千頭星山までの道のりが一気に楽しくなってきた
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千頭星山までの道のりが一気に楽しくなってきた
笹原の向こうに富士山
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笹原の向こうに富士山
気持ちの良い笹原を往く
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気持ちの良い笹原を往く
霧氷と霧藻(サルオガセ)を纏った大木
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霧氷と霧藻(サルオガセ)を纏った大木
ここから千頭星山への最後の登り
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ここから千頭星山への最後の登り
登りきって千頭星山に到着
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登りきって千頭星山に到着
山頂付近には休憩適地がありますが寒くて休憩どころではないので先へ進みます。
山頂付近には休憩適地がありますが寒くて休憩どころではないので先へ進みます。
さて千頭星山から先は破線ルート。鳳凰山の展望台を過ぎるといきなりロープの下り
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さて千頭星山から先は破線ルート。鳳凰山の展望台を過ぎるといきなりロープの下り
雪が付いて滑るので緊張したけど、下ってみればそれほど難しくはない
雪が付いて滑るので緊張したけど、下ってみればそれほど難しくはない
そしてすぐに分岐。尾根を直進しないよう注意!ロープで道を塞いでいるのでその心配はありませんが、ここから左手に折れます
そしてすぐに分岐。尾根を直進しないよう注意!ロープで道を塞いでいるのでその心配はありませんが、ここから左手に折れます
左手に折れて1つ目のピークの南側を巻く。
左手に折れて1つ目のピークの南側を巻く。
ここは沢筋を下るのですが結構下ります。
ここは沢筋を下るのですが結構下ります。
その後、道を巻いて登り返し。実はここで登り返しに気づかず直進してルートミス
その後、道を巻いて登り返し。実はここで登り返しに気づかず直進してルートミス
帰路では岩室の横を通過したけど、往路では別ルートを通ったのか、それに気づかなかった
帰路では岩室の横を通過したけど、往路では別ルートを通ったのか、それに気づかなかった
1つ目のピークを巻いたあと2回目のロープの下り。ここはロープが無くても大丈夫ですが、砂礫で足元が崩れやすいので掴んだ方が楽に下れます
1つ目のピークを巻いたあと2回目のロープの下り。ここはロープが無くても大丈夫ですが、砂礫で足元が崩れやすいので掴んだ方が楽に下れます
ここも間違って尾根を直進しないようロープが張ってあります。2つ目のピークは尾根の北側を巻きます
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ここも間違って尾根を直進しないようロープが張ってあります。2つ目のピークは尾根の北側を巻きます
2つのピークを巻いて振り返ってみた。この2つのピークが本ルートの核心部。山頂部は霧氷で白くなっていた。
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2つのピークを巻いて振り返ってみた。この2つのピークが本ルートの核心部。山頂部は霧氷で白くなっていた。
あとは大ナジカ峠まで100m程の下り。
あとは大ナジカ峠まで100m程の下り。
下り切ると一気に視界が広がって大馴鹿峠(オオナジカ)。気持ちの良い笹原です
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下り切ると一気に視界が広がって大馴鹿峠(オオナジカ)。気持ちの良い笹原です
その名の通り笹原に鹿道が沢山あるので、踏み跡を間違えそうになる
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その名の通り笹原に鹿道が沢山あるので、踏み跡を間違えそうになる
大ナジカ峠から芦安方面。昔は芦安温泉と青木鉱泉を結ぶ古道があったようです
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大ナジカ峠から芦安方面。昔は芦安温泉と青木鉱泉を結ぶ古道があったようです
こちらは青木鉱泉方面。道あるの?って感じです
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こちらは青木鉱泉方面。道あるの?って感じです
大ナジカ峠の三角点
大ナジカ峠の三角点
気持ちの良い場所なのでここで少し休憩。クマが出そうなので辺りを警戒しながら休みます
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気持ちの良い場所なのでここで少し休憩。クマが出そうなので辺りを警戒しながら休みます
休憩後は辻山方面に向けて出発。最初は気持ちよく笹原を進みます
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休憩後は辻山方面に向けて出発。最初は気持ちよく笹原を進みます
しかし辻山までは約700mの激登りが待っています。
しかし辻山までは約700mの激登りが待っています。
南小室小屋?南御室小屋の間違いか?
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南小室小屋?南御室小屋の間違いか?
激登りだけど九十九折になっているので意外と登りやすい。逆に九十九折の折返しを見落として直進するとルートミスしやすい
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激登りだけど九十九折になっているので意外と登りやすい。逆に九十九折の折返しを見落として直進するとルートミスしやすい
レトロな看板
樹木の間から時々現れる富士山
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樹木の間から時々現れる富士山
破線ルートですが、道もしっかりしているし…
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破線ルートですが、道もしっかりしているし…
ルート指導標やピンクテープがあります
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ルート指導標やピンクテープがあります
だんだん傾斜がきつくなってくると…
だんだん傾斜がきつくなってくると…
崩壊地の横に出ました。しばらく崩壊地の脇を進みますが登山道も崩壊に巻き込まれつつあり、新たに山側に道が付け替えられていました。
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崩壊地の横に出ました。しばらく崩壊地の脇を進みますが登山道も崩壊に巻き込まれつつあり、新たに山側に道が付け替えられていました。
崩壊地上部から下を見ると吸い込まれそう。眼下の明るい笹原の鞍部が大ナジカ峠
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崩壊地上部から下を見ると吸い込まれそう。眼下の明るい笹原の鞍部が大ナジカ峠
2,100m付近からまた雪道になりました。
2,100m付近からまた雪道になりました。
積もりたての新雪。足跡がないのでこのルートを通るのは私達が一番乗りのようです。
積もりたての新雪。足跡がないのでこのルートを通るのは私達が一番乗りのようです。
2,524ピークの北側を巻きます。日陰で雪が融けないためルート1の積雪。もふもふ楽しー!
2,524ピークの北側を巻きます。日陰で雪が融けないためルート1の積雪。もふもふ楽しー!
そして夜叉神峠からのルートと合流
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そして夜叉神峠からのルートと合流
合流地点の目の前には苺平の鉄製ケルン。登山を始めた年に登って以来16年目の再会。懐かしい
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合流地点の目の前には苺平の鉄製ケルン。登山を始めた年に登って以来16年目の再会。懐かしい
苺平から夜叉神峠方面
苺平から夜叉神峠方面
さて目的地の辻山は、苺平のこの看板の裏から進みます
さて目的地の辻山は、苺平のこの看板の裏から進みます
辻山へ出発
辻山への途中に南御室小屋への近道があります
辻山への途中に南御室小屋への近道があります
苺平から辻山までは散歩道。
苺平から辻山までは散歩道。
登山道の途中に辻山(2,585m)の三角点。ここが辻山の山頂ですが展望もなく山頂という感じは一切なし
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登山道の途中に辻山(2,585m)の三角点。ここが辻山の山頂ですが展望もなく山頂という感じは一切なし
しかしもう少し先へ行ってみると…
しかしもう少し先へ行ってみると…
視界一面に飛び込んでくるのは白銀の南アルプス北部の山々!これを見に来た!!
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視界一面に飛び込んでくるのは白銀の南アルプス北部の山々!これを見に来た!!
右から鳳凰山・仙丈ヶ岳・北岳・間ノ岳・農鳥岳。農鳥岳から伸びる大唐松尾根にガスがかかっている。大唐松山(2500m峰)もいつか登らなくては。
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右から鳳凰山・仙丈ヶ岳・北岳・間ノ岳・農鳥岳。農鳥岳から伸びる大唐松尾根にガスがかかっている。大唐松山(2500m峰)もいつか登らなくては。
左から農鳥岳・西農鳥岳・間ノ岳
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左から農鳥岳・西農鳥岳・間ノ岳
左から間ノ岳〜北岳。北岳手前のボーコン沢の頭が目立つ
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左から間ノ岳〜北岳。北岳手前のボーコン沢の頭が目立つ
北岳と小太郎山の尾根。奥に仙丈ヶ岳
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北岳と小太郎山の尾根。奥に仙丈ヶ岳
雪の仙丈ヶ岳
右に見えるのは早川尾根のアサヨ峰
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右に見えるのは早川尾根のアサヨ峰
鳳凰山方面。手前に見える岩場は砂払岳。地蔵岳のオベリスクはここから見えません。
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鳳凰山方面。手前に見える岩場は砂払岳。地蔵岳のオベリスクはここから見えません。
白峰三山を眺めながらお湯を沸かしてカップラーメンを食す。←これがやりたかった!
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白峰三山を眺めながらお湯を沸かしてカップラーメンを食す。←これがやりたかった!
辻山のビバーク適地。ロケーションは最高
辻山のビバーク適地。ロケーションは最高
名残惜しいけどそろそろ下山。陽が短くなってきたので暗くなる前に駐車場に戻らないと。
名残惜しいけどそろそろ下山。陽が短くなってきたので暗くなる前に駐車場に戻らないと。
正面に見えるのが千頭星山。これから戻る道筋がよく見えます
正面に見えるのが千頭星山。これから戻る道筋がよく見えます
一時期雲がかかっていた富士山もくっきり
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一時期雲がかかっていた富士山もくっきり
大ナジカ峠まで下ってきました。これから千頭星山まで約250m登り返します。
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大ナジカ峠まで下ってきました。これから千頭星山まで約250m登り返します。
手前が2,004m峰。朝は霧氷で白かったのにすっかり融けました
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手前が2,004m峰。朝は霧氷で白かったのにすっかり融けました
登り返しは意外ときつい
登り返しは意外ときつい
1つ目のピーク2,004m峰を巻いた後のこの地点で片足のチェーンアイゼンを拾得。誰かの落とし物かな?と思ったら私のでした(笑)
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1つ目のピーク2,004m峰を巻いた後のこの地点で片足のチェーンアイゼンを拾得。誰かの落とし物かな?と思ったら私のでした(笑)
最後に長いロープを登れば…
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最後に長いロープを登れば…
鳳凰山の展望台です。右奥に地蔵岳のオベリスクがはっきり見えます
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鳳凰山の展望台です。右奥に地蔵岳のオベリスクがはっきり見えます
八ヶ岳もくっきり!朝は白かった八ヶ岳の雪も融けたようです
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八ヶ岳もくっきり!朝は白かった八ヶ岳の雪も融けたようです
そしてここから一番見たかった景色は辻山に登る途中で通った崩壊地(左側の崩壊地の左脇を登った)
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そしてここから一番見たかった景色は辻山に登る途中で通った崩壊地(左側の崩壊地の左脇を登った)
この付近は糸魚川静岡構造線のため崩壊が激しい所。糸静線は近くの大崖頭山を通り伝付峠入口(早川新倉の露頭)まで続いている
この付近は糸魚川静岡構造線のため崩壊が激しい所。糸静線は近くの大崖頭山を通り伝付峠入口(早川新倉の露頭)まで続いている
楽しみにしていた景色だけど、朝はガスで見えず、午後は逆光でよく見えないという残念な結果に。
楽しみにしていた景色だけど、朝はガスで見えず、午後は逆光でよく見えないという残念な結果に。
千頭星山付近はまだ雪が残っていました。そしてこの頃から風が強くなり気温も低下、急ぎ足で戻ります。
千頭星山付近はまだ雪が残っていました。そしてこの頃から風が強くなり気温も低下、急ぎ足で戻ります。
登山道脇の木には熊の爪痕?
登山道脇の木には熊の爪痕?
そして鹿の食害かな?幹の皮が殆どありません
そして鹿の食害かな?幹の皮が殆どありません
甘利山と富士山。手前の平らな山頂が甘利山。
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甘利山と富士山。手前の平らな山頂が甘利山。
甘利山に着くと富士山が赤く染まりつつありました。
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甘利山に着くと富士山が赤く染まりつつありました。
誰もいない山頂で富士山独り占め
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誰もいない山頂で富士山独り占め
寒風が吹いて寒いけど、刻々と変わる色合いは見てて飽きません
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寒風が吹いて寒いけど、刻々と変わる色合いは見てて飽きません
今は落葉してるレンゲツツジ。6月のシーズンにはオレンジのツツジ越しの富士山が綺麗だろうな
今は落葉してるレンゲツツジ。6月のシーズンにはオレンジのツツジ越しの富士山が綺麗だろうな
なんとか暗くなる前に登山口に到着。この時期は日没後あっという間に暗くなります。
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なんとか暗くなる前に登山口に到着。この時期は日没後あっという間に暗くなります。
広河原の駐車場。この時間は登山者よりも赤富士や夜景を撮影するカメラマンが多い
広河原の駐車場。この時間は登山者よりも赤富士や夜景を撮影するカメラマンが多い
この日の予定では近くの椹池でキャンプするつもりでしたが、寒さに負けて道の駅で車中泊。
この日の予定では近くの椹池でキャンプするつもりでしたが、寒さに負けて道の駅で車中泊。
移動中のコンビニで見かけた「山の上ニューイ」。「山の上ウェーイ」かと思った(笑) 発売したら山の上で飲みたいな〜。さて明日は茅ヶ岳に登ります。
移動中のコンビニで見かけた「山の上ニューイ」。「山の上ウェーイ」かと思った(笑) 発売したら山の上で飲みたいな〜。さて明日は茅ヶ岳に登ります。

感想

10月は槍ヶ岳近辺の百高山に登る予定でしたが、9/19に槍ヶ岳近辺でおこった地震の影響で今年は諦め、また今月に入って急に寒くなり雪も積もり始めたことから、標高の低い2,500m峰を登ることにしました。
残っている百高山や2,500m峰の殆どは、近くまで登ったものの先を急いで通過してしまったピークが多く、今回の辻山もその一つ。当初は登山を始めた年に登った懐かしい夜叉神峠ルートから登ろうかと思いましたが、千頭星山からの破線ルートを調べているうちに、この付近に糸魚川静岡構造線の断層が通る崩壊地があることを知って興味津々、早速登ってみることにしました。

登山口の甘利山から千頭星山の先の鳳凰山展望地まではハイキングコース。
ここまでは何人か登山者がいましたが、その先の破線ルートでは誰とも会わず、時々鹿の鳴き声や気配がするとても静かな山歩きができました。
破線ルートと言っても酷い藪こぎや危険箇所はなく、迷いやすい笹原と、見落としやすい踏み跡と、クマ遭遇率が高いということに気をつければ問題のないルート。随所にピンクテープと標識版があるので、道が怪しいと思ったらすぐに引き返して確認すれば迷うことはないと思います。
また、辻山東斜面の崩落地と、大ナジカ峠の笹原、辻山からの大展望は一見の価値あり!特に破線ルートを越えて辿り着いた辻山の先に広がる大パノラマは、このルートから登ったからこそ味わえる達成感と感動でした。

今回は「辻山で白峰三山を眺めながらカップラーメンを食べる」というのが目的だったので、念願かなって大満足です。


↓翌日は茅ヶ岳に登りました↓
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3672879.html

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