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Yamareco

記録ID: 3669288
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
日光・那須・筑波

雪化粧の那須岳(茶臼岳・朝日岳・三本槍岳)〜三斗小屋温泉テント泊♪〜

2021年10月24日(日) ~ 2021年10月25日(月)
情報量の目安: S
都道府県 福島県 栃木県
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
12:22
距離
19.6km
登り
1,513m
下り
1,499m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
7:44
休憩
1:32
合計
9:16
距離 13.0km 登り 1,110m 下り 1,113m
7:09
27
7:38
29
8:07
14
8:21
8:36
14
8:50
8:51
18
9:09
9:10
8
9:18
9:23
18
9:41
9:46
23
10:09
10
10:19
10:29
5
10:34
10:38
15
10:53
8
11:01
11:02
17
11:19
11:32
12
12:22
12:39
10
13:57
14:11
106
15:57
15:58
1
2日目
山行
2:50
休憩
0:10
合計
3:00
距離 6.6km 登り 405m 下り 399m
9:20
9:21
60
10:21
10:26
6
10:32
27
10:59
11:00
9
11:09
11:10
18
11:28
11:29
3
11:46
11:47
11
天候  
・1日目(10月24日)
天候:朝のうち曇り、9時半頃より晴れ
 風:全般的には微風程度、場所により10m/s前後のやや強風
  *前日の降雪と寒気の影響で風はかなり冷たかった。

・2日目(10月25日)
天候:早朝〜10時過ぎまで晴れ。その後は高曇り
 風:樹林帯内は無風〜微風、茶臼岳上部はやや強めの寒風
 
過去天気図(気象庁) 2021年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
 
・自宅出発(山行前日の10月23日、22:55)
・高速:圏央道〜八王子&鶴ヶ島JCT〜久喜白岡JCT〜東北道/那須IC
・下道:那須IC〜県道17号〜”峠の茶屋駐車場”着(2:25頃着)
*途中、コンビニ休憩等20分ほど含めて自宅から約3時間30分で移動

■下道の距離と移動時間は以下の通り
<東北道/那須IC〜峠の茶屋駐車場まで>
・距離:約19km
・所要時間:渋滞無しの直行で約40分で移動

■駐車場について
・上記の通り”峠の茶屋駐車場”を利用
(那須ロープウェイの山麓駅を過ぎてその先にある大駐車場)
・駐車料金:無料
・駐車台数:167台
・ゲート無し、夜間入出庫可
・駐車場内にトイレ、水道有り
*詳細情報はこちら↓
https://tozanguchinavi.com/trailhead/trailhead-10568

*この日は紅葉期の日曜日で晴天予報でしたが、深夜の2時半ごろ着で
 大よそ半分くらいの駐車状況でした。仮眠後、朝6時の起床時点で
 すでに満車に近い状態になっていました。

■コンビニについて
・那須IC周辺及び県道17号線沿いに数軒あります。

<参考情報>
・今回は利用しませんでしたが、茶臼岳の山頂直下までを繋ぐ
 ”那須ロープウェイ”の情報はこちら(公式HP)
 https://www.nasu-ropeway.jp/
 
コース状況/
危険箇所等
 
【山小屋、テント場、登山ポストなど】 2021/10/24-10/25 現在

1)トイレ、山小屋について
・本行程のトイレは実際に確認できたところでスタート地点の
 峠の茶屋駐車場を最後に今回の宿泊地である三斗小屋温泉の
 煙草屋旅館と大黒屋までルート上にはありません。
*実際に確認していませんが、茶臼岳の那須ロープウェイの
 山頂駅にはトイレやその他の施設があると思われます。

・山小屋については三斗小屋温泉の煙草屋旅館と大黒屋以外、
 今回のルート上に有人の営業小屋はありません。煙草屋旅館では
 水や食料の購入、日帰り入浴、通常の宿泊(要予約)も可能です。
*但し、小屋内へ立ち入る際はマスクの着用など今では当たり前と
 なったコロナ感染防止対策が必要となります。
・上記の営業小屋以外に無人の”峰の茶屋跡避難小屋”があります。
 中は開放されており利用できる状態でした。水などはありません。

2)煙草屋旅館のテント場について
・完全予約制のテント場で予約には多少のルールがあります。
(詳細は下記サイト内でご確認ください)
・10/24現在、張り数の上限は既存のテン場に4張、プレオープン中の
 新規のテン場に1〜2張で計5〜6張となっていました。
(将来的には新規のテン場だけで5〜6張ほど張れる広さがあるので、
 トータルで10張程度に拡張されるとのことです)
・幕営料:2,000円/人(野天風呂の利用料含む)
*テン泊者は野天風呂のみ利用できます(館内の内湯は不可)
・水は小屋に引き込んでいる沢水(そのまま飲料可)もしくは、
 市販のペットボトルの水を購入。缶ビールなどの販売もあり。

*その他、三斗小屋温泉・煙草屋旅館の詳細情報はこちら
 https://www.tabakoyaryokan.com/

3)登山ポスト
・スタート地点の峠の茶屋駐車場の上にある”登山指導所”にあります。


【ルート状況など】 2021/10/24-10/25 現在
<全般>
・今回の周回ルートは一般実線ルートということもあり、全線に渡り
 道標有り、マーカー多数、明瞭な踏み跡がしっかりついています。

<各区間の状況、危険個所など>
・茶臼岳から朝日岳までの区間は基本的に火山帯らしい岩場が続きます
 一部切れ落ちのトラバース区間や鎖場などの登降箇所も含まれます。
 しかし登山道の整備は非常に行き届いており、危険個所に常設された
 鎖などもしっかり設置されているので、険しい地形ながらも安心感が
 あるルートといった印象。

・朝日岳を過ぎるとそれまでの険しい岩場から一変し、穏やかで丸みを
 帯びた山容となります。道自体も岩場から一般的な登山道となり、
 特に問題なく歩けます。
・三本槍岳までは多くの登山者とすれ違いましたが、その先の大峠〜
 三斗小屋温泉までの区間は人と出会うことは殆どありませんでした。
 途中に3ヶ所の渡渉があるものの、それ以外は踏み跡も明瞭で特に
 問題なく歩けますが、登山者が少ない分、何かあった場合のリスクは
 増すので注意が必要です。

<前日からの残雪について>
・今回のルート上(登山道上)の残雪については、その殆どがこの日の
 日中に溶けてしまったため、道が酷い泥濘状態でした。
 一応、チェーンスパイクを持参しましたが未使用で終わりました。
(但し、これからの時期は滑り止めなどの冬装備は必須となります)
 
その他周辺情報  
■下山後の温泉はこちらを利用しました↓
・鹿の湯源泉かけ流しの”小鹿の湯”
https://www.tochinavi.net/spot/home/?id=17904

*入浴料は500円と低料金だが、シャンプーや石鹸の常設は無し。
 受付にてそれぞれ50円/1パックで購入する必要有り。
(50円でボディーソープを1パック購入して使ってみたが、
 正直、泡立ちが足りない感じだった。十分な泡立ちを求めるなら
 2パック以上は必要だと思った)
*脱衣所は鍵付きロッカーがなく、入口に貴重品ロッカーはあるものの
 100円で戻らないタイプなので、シャンプー&ボディーソープの
 購入も含めると実質700〜800円くらいになってしまう。

*お湯は白濁の源泉かけ流しということで、泉質・湯温ともに
 ちょうど良い感じでゆっくり温まれるいい湯だった。
*洗い場にはシャワーが3基ほど有り。シャンプーとボディーソープを
 購入すれば普通に体を洗うこともできる。
 
10/23:出発前夜の自宅にて
今回の那須岳縦走は昨年の8月5日以来、実に1年2ヶ月ぶりのテン泊山行
当然ですがこれくらいの荷物量となり、これらを全て85Lザックに詰め込む
久々なのでパッキングにメチャクチャ手間取ってしまった…(^^;
(こんなんでまともに歩けるのか?…と、気が重くなってきた。。。)
2021年10月23日 20:34撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/23 20:34
10/23:出発前夜の自宅にて
今回の那須岳縦走は昨年の8月5日以来、実に1年2ヶ月ぶりのテン泊山行
当然ですがこれくらいの荷物量となり、これらを全て85Lザックに詰め込む
久々なのでパッキングにメチャクチャ手間取ってしまった…(^^;
(こんなんでまともに歩けるのか?…と、気が重くなってきた。。。)
久々の出撃となるテン泊山行用のバルトロ85L
よく見るとポケットのチャックが汗の結晶?で固着して動かないし…💦
やっぱり1年以上放置していると、思わぬところで手間取らされるものです
2021年10月23日 20:42撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/23 20:42
久々の出撃となるテン泊山行用のバルトロ85L
よく見るとポケットのチャックが汗の結晶?で固着して動かないし…💦
やっぱり1年以上放置していると、思わぬところで手間取らされるものです
一応、バーナーの着火点検なども行い、トータル1時間以上かけてようやく完了
(シュラフとマットは車中泊の為に一旦出したが、結局、未使用だった)
これでも水の運搬がないので16.2kgほど。コロナ禍以前なら余裕の重さだったが
現在の山体力では正直自信がない(かなりヤバい予感がする…)
2021年10月23日 21:08撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/23 21:08
一応、バーナーの着火点検なども行い、トータル1時間以上かけてようやく完了
(シュラフとマットは車中泊の為に一旦出したが、結局、未使用だった)
これでも水の運搬がないので16.2kgほど。コロナ禍以前なら余裕の重さだったが
現在の山体力では正直自信がない(かなりヤバい予感がする…)
自宅から約3時間半ほどで登山口のある”峠の茶屋駐車場”に到着
今日は晴天予報の日曜日。深夜のこの時間で5割くらいの駐車状況でした
これから6時ごろまで約3時間半ほど仮眠です…
2021年10月24日 02:26撮影 by  DSC-WX350, SONY
3
10/24 2:26
自宅から約3時間半ほどで登山口のある”峠の茶屋駐車場”に到着
今日は晴天予報の日曜日。深夜のこの時間で5割くらいの駐車状況でした
これから6時ごろまで約3時間半ほど仮眠です…
おはようございます。今日は予報通りの晴れ!久々となる県外の山&テント泊山行
高ぶる気持ちを抑えつつ、軽く朝食を済ませて出発の準備をします
2021年10月24日 06:26撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/24 6:26
おはようございます。今日は予報通りの晴れ!久々となる県外の山&テント泊山行
高ぶる気持ちを抑えつつ、軽く朝食を済ませて出発の準備をします
こちらは朝日岳方面。山上は雲がかかっているけれど、予報では快晴のハズ
まさかスタジオ合成用素材の山行にならないことを祈りつつ…
(久々の県外山行なんだから、それだけはカンベンしてよね〜)
2021年10月24日 06:44撮影 by  DSC-WX350, SONY
3
10/24 6:44
こちらは朝日岳方面。山上は雲がかかっているけれど、予報では快晴のハズ
まさかスタジオ合成用素材の山行にならないことを祈りつつ…
(久々の県外山行なんだから、それだけはカンベンしてよね〜)
準備万端でいざ出発!
久々のテン泊装備がかなり重く感じる。正直、どこまで行けるか分からないけれど、
とにかく今日はペースを乱さずゆっくり慣らしながら歩くことを心掛ける
2021年10月24日 06:45撮影 by  DSC-WX350, SONY
4
10/24 6:45
準備万端でいざ出発!
久々のテン泊装備がかなり重く感じる。正直、どこまで行けるか分からないけれど、
とにかく今日はペースを乱さずゆっくり慣らしながら歩くことを心掛ける
駐車場から少し登ると登山指導所があります(登山ポストも有り)
ここで予め記入しておいた登山届を提出しました(未だにアナログなワタクシ…)
2021年10月24日 06:49撮影 by  DSC-WX350, SONY
3
10/24 6:49
駐車場から少し登ると登山指導所があります(登山ポストも有り)
ここで予め記入しておいた登山届を提出しました(未だにアナログなワタクシ…)
那須岳も霊峰ということで、登山口からこんな感じになっています
2021年10月24日 06:50撮影 by  DSC-WX350, SONY
3
10/24 6:50
那須岳も霊峰ということで、登山口からこんな感じになっています
那須岳(茶臼岳)までの登山道はご覧の通り
幅もありこれでもかというくらいのよく整備された道
基本的には火山群の岩山ですが、傾斜も緩やかで歩きやすい道でした
2021年10月24日 07:02撮影 by  DSC-WX350, SONY
5
10/24 7:02
那須岳(茶臼岳)までの登山道はご覧の通り
幅もありこれでもかというくらいのよく整備された道
基本的には火山群の岩山ですが、傾斜も緩やかで歩きやすい道でした
前方に那須岳の主峰・茶臼岳が見えてきました。まずはあの頂を目指します
2021年10月24日 07:10撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/24 7:10
前方に那須岳の主峰・茶臼岳が見えてきました。まずはあの頂を目指します
正面のコルに”峰の茶屋跡避難小屋”があります
あそこから左へ行けば茶臼岳、右が朝日岳方面になります
2021年10月24日 07:16撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/24 7:16
正面のコルに”峰の茶屋跡避難小屋”があります
あそこから左へ行けば茶臼岳、右が朝日岳方面になります
この時間の朝日岳方面はこんな感じ(まさか今日は真っ白のままじゃないよね!?)
2021年10月24日 07:33撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/24 7:33
この時間の朝日岳方面はこんな感じ(まさか今日は真っ白のままじゃないよね!?)
峠の茶屋駐車場から1時間弱で”峰の茶屋跡避難小屋”に到着
ここから画面反対方向の茶臼岳へ進みます
2021年10月24日 07:38撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/24 7:38
峠の茶屋駐車場から1時間弱で”峰の茶屋跡避難小屋”に到着
ここから画面反対方向の茶臼岳へ進みます
峰の茶屋跡避難小屋から先はやや急登となり、石ゴロの登山道となります
しかし道幅が広く整備状況も良いので無問題で歩けました
(それにしても山頂方面のガス、晴天予報にしては怪しい雰囲気だなぁ…)
2021年10月24日 07:45撮影 by  DSC-WX350, SONY
4
10/24 7:45
峰の茶屋跡避難小屋から先はやや急登となり、石ゴロの登山道となります
しかし道幅が広く整備状況も良いので無問題で歩けました
(それにしても山頂方面のガス、晴天予報にしては怪しい雰囲気だなぁ…)
「またスタジオ合成の山頂なのか?」と思いつつ歩いていると突然の青空!
おー、ヨシヨシ、いいぞいいぞ〜、それでいいんだよっ(^^♪
2021年10月24日 07:55撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/24 7:55
「またスタジオ合成の山頂なのか?」と思いつつ歩いていると突然の青空!
おー、ヨシヨシ、いいぞいいぞ〜、それでいいんだよっ(^^♪
昨日の降雪で上部は雪化粧でした(昨日も予報はそれなりに良かったハズなのに…)
まさか今日も予報外れとかじゃないことを祈りつつ…
2021年10月24日 08:01撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/24 8:01
昨日の降雪で上部は雪化粧でした(昨日も予報はそれなりに良かったハズなのに…)
まさか今日も予報外れとかじゃないことを祈りつつ…
風の通り道にはこんなものまで…
昨日の風雪はそれなりのものだったようです
2021年10月24日 08:17撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/24 8:17
風の通り道にはこんなものまで…
昨日の風雪はそれなりのものだったようです
いよいよ山頂が見えてきましたが、、、
なんか微妙な雰囲気。分単位でガスったり切れたりする感じか?
2021年10月24日 08:19撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/24 8:19
いよいよ山頂が見えてきましたが、、、
なんか微妙な雰囲気。分単位でガスったり切れたりする感じか?
ハイ。どうなることかと思いましたが、結局これ。スタジオ合成用素材に最適です
まったくもぅ、久々の県外山行でしかも晴天予報だったのに…なんでこうなるの〜〜〜
2021年10月24日 08:27撮影 by  DSC-WX350, SONY
5
10/24 8:27
ハイ。どうなることかと思いましたが、結局これ。スタジオ合成用素材に最適です
まったくもぅ、久々の県外山行でしかも晴天予報だったのに…なんでこうなるの〜〜〜
まぁ、これも山なんで、仕方ないので記念にパチリ。ありがとうございました
取りあえずここまで重ザックを担いで無事に登れただけでも良しとしましょう(^^)
2021年10月24日 08:27撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/24 8:27
まぁ、これも山なんで、仕方ないので記念にパチリ。ありがとうございました
取りあえずここまで重ザックを担いで無事に登れただけでも良しとしましょう(^^)
先ほどの祠での撮影から約3分後、ちょこっと青空が出たので山頂標でパチリ
ちなみにあのマスクはこの日の寒風対策用に最適でした(*^^)v
2021年10月24日 08:30撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/24 8:30
先ほどの祠での撮影から約3分後、ちょこっと青空が出たので山頂標でパチリ
ちなみにあのマスクはこの日の寒風対策用に最適でした(*^^)v
どうやらこの鳥居を通らずに反対側から登頂してしまったようなので
左上の山頂から下りて改めて通り直しました(一応、霊峰ということなので)
2021年10月24日 08:35撮影 by  DSC-WX350, SONY
4
10/24 8:35
どうやらこの鳥居を通らずに反対側から登頂してしまったようなので
左上の山頂から下りて改めて通り直しました(一応、霊峰ということなので)
昨日の風雪で鳥居もこんな状態になっていました
2021年10月24日 08:36撮影 by  DSC-WX350, SONY
4
10/24 8:36
昨日の風雪で鳥居もこんな状態になっていました
取りあえずガスガスの山頂でしたが、初登頂の記念撮影(スタジオ合成用)も
無事に?終わったのでお次の山へ向かいます
それにしてもこのガス&雪化粧の中、普段着の一般観光客の多さにビックリですよ💦
2021年10月24日 08:39撮影 by  DSC-WX350, SONY
2
10/24 8:39
取りあえずガスガスの山頂でしたが、初登頂の記念撮影(スタジオ合成用)も
無事に?終わったのでお次の山へ向かいます
それにしてもこのガス&雪化粧の中、普段着の一般観光客の多さにビックリですよ💦
茶臼岳からお次の頂、朝日岳へ。今登ってきた道で峰の茶屋跡避難小屋まで戻ります
ん〜・・・これから行く朝日岳方面。まだ真っ白だなぁ。。。
2021年10月24日 08:46撮影 by  DSC-WX350, SONY
3
10/24 8:46
茶臼岳からお次の頂、朝日岳へ。今登ってきた道で峰の茶屋跡避難小屋まで戻ります
ん〜・・・これから行く朝日岳方面。まだ真っ白だなぁ。。。
ここが茶臼岳の山頂部にある中央火口になるのかな?
ということはこの道がお鉢めぐり?ガスでよく分かりませんでしたが…
2021年10月24日 08:48撮影 by  DSC-WX350, SONY
2
10/24 8:48
ここが茶臼岳の山頂部にある中央火口になるのかな?
ということはこの道がお鉢めぐり?ガスでよく分かりませんでしたが…
下界の眺望が素晴らしい…
こちらは予報通り晴れなんだけどね…なんだかなぁ。。。
2021年10月24日 08:55撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/24 8:55
下界の眺望が素晴らしい…
こちらは予報通り晴れなんだけどね…なんだかなぁ。。。
山頂から35分ほどで峰の茶屋跡避難小屋に戻りました
久々の重ザックがさすがにキツイのでここで本日最初の休憩です
小屋の中も利用できる状態でしたが人でいっぱいでした💦
2021年10月24日 09:14撮影 by  DSC-WX350, SONY
4
10/24 9:14
山頂から35分ほどで峰の茶屋跡避難小屋に戻りました
久々の重ザックがさすがにキツイのでここで本日最初の休憩です
小屋の中も利用できる状態でしたが人でいっぱいでした💦
休憩していると見事に下山あるあるが発生!
「おーい、やっぱりそういうことだったのかい!?」
もー、元々晴天予報でさらに久々の遠出なのに…この仕打ちはないでしょー。。。
2021年10月24日 09:22撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/24 9:22
休憩していると見事に下山あるあるが発生!
「おーい、やっぱりそういうことだったのかい!?」
もー、元々晴天予報でさらに久々の遠出なのに…この仕打ちはないでしょー。。。
で、これから行く朝日岳方面は相変わらずのコレですよ。。。
どこまで嫌がらせをすれば気が済むの?なんかもぅ、ヒドすぎでしょ??
2021年10月24日 09:27撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/24 9:27
で、これから行く朝日岳方面は相変わらずのコレですよ。。。
どこまで嫌がらせをすれば気が済むの?なんかもぅ、ヒドすぎでしょ??
恨めしい気持ちでもう一度振り返る。しかし今日が初登頂の茶臼岳
こうして見ると火山群の山らしい荒涼とした雰囲気と
この南面のフラットな山容は独特のもので一見の価値があると思う
2021年10月24日 09:34撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/24 9:34
恨めしい気持ちでもう一度振り返る。しかし今日が初登頂の茶臼岳
こうして見ると火山群の山らしい荒涼とした雰囲気と
この南面のフラットな山容は独特のもので一見の価値があると思う
テンションだだ下がりで進んでいると朝日岳の本峰(真ん中)が見えてきた
ただ、時間が経つにつれて徐々にガスが薄くなってきた感じ
2021年10月24日 09:35撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/24 9:35
テンションだだ下がりで進んでいると朝日岳の本峰(真ん中)が見えてきた
ただ、時間が経つにつれて徐々にガスが薄くなってきた感じ
これが”恵比寿大黒”と呼ばれるツインの岩峰。かつては3本だったとか。このように茶臼〜朝日岳間は完全な岩場地帯。ただし道自体はよく整備されているので安心感はある
2021年10月24日 09:42撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/24 9:42
これが”恵比寿大黒”と呼ばれるツインの岩峰。かつては3本だったとか。このように茶臼〜朝日岳間は完全な岩場地帯。ただし道自体はよく整備されているので安心感はある
今日は茶臼岳の下りからこの先の朝日岳〜三本槍、そして大峠の手前付近まで
約5時間近く粘土質の泥濘ロードが続いていた。昨日の雪が溶けてこうなったようだが
久々の重装備にはこれもかなり堪えた…(特に下りがヤバかった💦)
2021年10月24日 09:43撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/24 9:43
今日は茶臼岳の下りからこの先の朝日岳〜三本槍、そして大峠の手前付近まで
約5時間近く粘土質の泥濘ロードが続いていた。昨日の雪が溶けてこうなったようだが
久々の重装備にはこれもかなり堪えた…(特に下りがヤバかった💦)
泥濘ロードに気を遣いつつ、トボトボと登っていると背後に絶景が!
手前右の剣が峰と正面に茶臼岳。いゃ〜久しぶりに味わう高山の雰囲気と絶景
やっぱりいいもんだね♪(^−^)
2021年10月24日 09:51撮影 by  DSC-WX350, SONY
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泥濘ロードに気を遣いつつ、トボトボと登っていると背後に絶景が!
手前右の剣が峰と正面に茶臼岳。いゃ〜久しぶりに味わう高山の雰囲気と絶景
やっぱりいいもんだね♪(^−^)
岩場地帯だけにこのような場所やトラバース区間などで鎖場も出てきます
しかし整備状況はすこぶる良いので実際に歩いてみると安心感があります
この日は普段着に近いような人もチラホラ見かけましたが、
この泥濘ロードで普段履きの靴は悲惨なことになってましたよ(^^;
2021年10月24日 09:53撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/24 9:53
岩場地帯だけにこのような場所やトラバース区間などで鎖場も出てきます
しかし整備状況はすこぶる良いので実際に歩いてみると安心感があります
この日は普段着に近いような人もチラホラ見かけましたが、
この泥濘ロードで普段履きの靴は悲惨なことになってましたよ(^^;
そしてこちらが朝日岳のピーク。左の肩から回り込むように上がっていきます
2021年10月24日 09:56撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/24 9:56
そしてこちらが朝日岳のピーク。左の肩から回り込むように上がっていきます
久々の重荷と足元の泥濘に苦戦しつつも、ゆっくりジワジワと登り詰めていくと
さっきよりも高度感が増してより爽快な景色に感じられるものです♪
これが自らの足で歩むことの素晴らしさ。登山の良いところだと思う
2021年10月24日 09:57撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/24 9:57
久々の重荷と足元の泥濘に苦戦しつつも、ゆっくりジワジワと登り詰めていくと
さっきよりも高度感が増してより爽快な景色に感じられるものです♪
これが自らの足で歩むことの素晴らしさ。登山の良いところだと思う
左に振るとロープウェイの山頂駅も見える。あれに乗ってもいいんだけどね…
2021年10月24日 09:57撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/24 9:57
左に振るとロープウェイの山頂駅も見える。あれに乗ってもいいんだけどね…
そして朝日岳の肩に到着。こちらはこれから行く1900m峰と清水平方面
これまでの荒々しい山岳風景とは一変して、まあるい穏やかな山容になります
2021年10月24日 10:10撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/24 10:10
そして朝日岳の肩に到着。こちらはこれから行く1900m峰と清水平方面
これまでの荒々しい山岳風景とは一変して、まあるい穏やかな山容になります
肩から望む朝日岳の山頂。すぐそこなのでザックをデポって行ってみます
2021年10月24日 10:10撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/24 10:10
肩から望む朝日岳の山頂。すぐそこなのでザックをデポって行ってみます
昨日の霧氷がこんなに残っている。これまでの荒々しい岩稜帯のエリアから
この付近を境に灌木が覆う穏やかな山へと変わっていきます
2021年10月24日 10:13撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/24 10:13
昨日の霧氷がこんなに残っている。これまでの荒々しい岩稜帯のエリアから
この付近を境に灌木が覆う穏やかな山へと変わっていきます
肩から10分ほどで山頂に到着。本日の二座目・朝日岳、初登頂です(*^^)v
2021年10月24日 10:21撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/24 10:21
肩から10分ほどで山頂に到着。本日の二座目・朝日岳、初登頂です(*^^)v
朝日岳から望む茶臼岳。すっかりガスも消えて最高の景観を大満喫♪
今朝あの頂に立ち、今ここにいるんだと思うと、とても感慨深いものがある
2021年10月24日 10:22撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/24 10:22
朝日岳から望む茶臼岳。すっかりガスも消えて最高の景観を大満喫♪
今朝あの頂に立ち、今ここにいるんだと思うと、とても感慨深いものがある
茶臼岳の山頂を超ズームで捉える
予報通りの晴天に恵まれてロープウェイもあるのでやっぱり賑わってますね
2021年10月24日 10:23撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/24 10:23
茶臼岳の山頂を超ズームで捉える
予報通りの晴天に恵まれてロープウェイもあるのでやっぱり賑わってますね
こちらはこれから行く1900m峰〜清水平〜三本槍岳方面へ続く稜線
穏やかで中々いい感じの稜線です。正面の奥は流石山方面の稜線かな
2021年10月24日 10:24撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/24 10:24
こちらはこれから行く1900m峰〜清水平〜三本槍岳方面へ続く稜線
穏やかで中々いい感じの稜線です。正面の奥は流石山方面の稜線かな
こちらは白河〜いわき方面の風景でしょう
こうして上から見おろす爽快感がこの上なく心地よい♪
2021年10月24日 10:26撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/24 10:26
こちらは白河〜いわき方面の風景でしょう
こうして上から見おろす爽快感がこの上なく心地よい♪
池のようなものが見えたのちょっと拡大してみる
左は調整池かな。右は池じゃなくてソーラーパネル?もしくはビニールハウス?
2021年10月24日 10:27撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/24 10:27
池のようなものが見えたのちょっと拡大してみる
左は調整池かな。右は池じゃなくてソーラーパネル?もしくはビニールハウス?
少し右(南)に振ってみる。ちょうど雲の下あたりに太平洋があるみたい
画面右の山腹には那須ロープウェイも見える
2021年10月24日 10:26撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/24 10:26
少し右(南)に振ってみる。ちょうど雲の下あたりに太平洋があるみたい
画面右の山腹には那須ロープウェイも見える
豪快な茶臼岳と一緒に撮っていただきました。ありがとうございました
予報通りの青空の下、最高の那須岳縦走を大満喫中〜♪
2021年10月24日 10:30撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/24 10:30
豪快な茶臼岳と一緒に撮っていただきました。ありがとうございました
予報通りの青空の下、最高の那須岳縦走を大満喫中〜♪
朝日岳から20分弱で”熊見曽根”に到着。あの先に見えるのが1900m峰のピーク
2021年10月24日 10:51撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/24 10:51
朝日岳から20分弱で”熊見曽根”に到着。あの先に見えるのが1900m峰のピーク
熊見曽根から見る朝日岳と茶臼岳
こうしてみると朝日岳までは火山群ならではの荒々しい岩山だったことがよく分かる
2021年10月24日 10:52撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/24 10:52
熊見曽根から見る朝日岳と茶臼岳
こうしてみると朝日岳までは火山群ならではの荒々しい岩山だったことがよく分かる
ここまで植物なしの荒涼とした岩山の連続だったのが、
朝日岳の北面(左斜面)から灌木に覆われ始め、山容も穏やかになってくる
2021年10月24日 10:53撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/24 10:53
ここまで植物なしの荒涼とした岩山の連続だったのが、
朝日岳の北面(左斜面)から灌木に覆われ始め、山容も穏やかになってくる
あの茶臼岳の山頂からこんな感じの区間を辿ってきました
しかし道自体は険しい山肌とは裏腹に整備が行き届いておりそれなりに安定して歩けます
2021年10月24日 10:53撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/24 10:53
あの茶臼岳の山頂からこんな感じの区間を辿ってきました
しかし道自体は険しい山肌とは裏腹に整備が行き届いておりそれなりに安定して歩けます
北側から望む朝日岳は楽園のような雰囲気を感じる
それとは裏腹に南(茶臼側)から望む険しいザレガレの荒れた山容とは大違いだね
2021年10月24日 10:57撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/24 10:57
北側から望む朝日岳は楽園のような雰囲気を感じる
それとは裏腹に南(茶臼側)から望む険しいザレガレの荒れた山容とは大違いだね
1900m峰の少し手前で振り返る。朝日岳から北の稜線はこんな感じ
起伏も緩やかで切れ落ちもなく、やさしい稜線歩きが楽しめます♪
2021年10月24日 11:02撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/24 11:02
1900m峰の少し手前で振り返る。朝日岳から北の稜線はこんな感じ
起伏も緩やかで切れ落ちもなく、やさしい稜線歩きが楽しめます♪
朝日岳からゆっくり歩いて30分ほどで”1900m峰”に到着
ここもトンガリピークではなく、緩やかな稜線上の小ピークです
2021年10月24日 11:04撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/24 11:04
朝日岳からゆっくり歩いて30分ほどで”1900m峰”に到着
ここもトンガリピークではなく、緩やかな稜線上の小ピークです
1900m峰より、清水平・三本槍岳方面を望む。穏やかな地形に心も和みます
左がこれから向かう三本槍岳。右下の清水平に一旦下り、あの稜線に登り返します
2021年10月24日 11:04撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/24 11:04
1900m峰より、清水平・三本槍岳方面を望む。穏やかな地形に心も和みます
左がこれから向かう三本槍岳。右下の清水平に一旦下り、あの稜線に登り返します
緩やかな稜線上には平場もたくさんあります
ついさっきまでのキレキレ岩峰群の稜線歩きがウソのような世界ですよ
2021年10月24日 11:05撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/24 11:05
緩やかな稜線上には平場もたくさんあります
ついさっきまでのキレキレ岩峰群の稜線歩きがウソのような世界ですよ
こちらが”清水平”。なんかもう、北ア奥地の楽園感が漂ってきたような感じだね♪
2021年10月24日 11:11撮影 by  DSC-WX350, SONY
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こちらが”清水平”。なんかもう、北ア奥地の楽園感が漂ってきたような感じだね♪
清水平に下り立ちました。振り返って1900m峰を望む
ここから少し間ですが尾瀬のような木道が続きます
2021年10月24日 11:31撮影 by  DSC-WX350, SONY
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清水平に下り立ちました。振り返って1900m峰を望む
ここから少し間ですが尾瀬のような木道が続きます
木道が終わり稜線への登り返しに入るとまたこの状態に…この付近はこれまで以上に雪解け水が多く、泥濘具合いも最悪だった💦
2021年10月24日 11:36撮影 by  DSC-WX350, SONY
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木道が終わり稜線への登り返しに入るとまたこの状態に…この付近はこれまで以上に雪解け水が多く、泥濘具合いも最悪だった💦
清水平から泥濘ロードを登り返してやっとの思いで”三本槍岳”に到着
ここまでの登り返しの斜度はそれなりに緩めだったんですけどね…
でも今の自分の歩荷力ではこれが精一杯な感じ。ホントに落ちたもんです。。。
2021年10月24日 12:25撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/24 12:25
清水平から泥濘ロードを登り返してやっとの思いで”三本槍岳”に到着
ここまでの登り返しの斜度はそれなりに緩めだったんですけどね…
でも今の自分の歩荷力ではこれが精一杯な感じ。ホントに落ちたもんです。。。
既にヘトヘトですが、取りあえず初登頂なので記念にパチリ
三本槍岳(1917m)ここが那須五岳の最高峰だそうです
2021年10月24日 12:26撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/24 12:26
既にヘトヘトですが、取りあえず初登頂なので記念にパチリ
三本槍岳(1917m)ここが那須五岳の最高峰だそうです
三本槍岳の山頂より、流石山〜三倉山方面を望む
いゃ〜壮大な景観とこの稜線美。素晴らしいのひと言ですね
2021年10月24日 12:27撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/24 12:27
三本槍岳の山頂より、流石山〜三倉山方面を望む
いゃ〜壮大な景観とこの稜線美。素晴らしいのひと言ですね
稜線をアップで。画面中央が流石山で左が大倉山、
そして右の一番高いところが三倉山になるのかな
2021年10月24日 12:28撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/24 12:28
稜線をアップで。画面中央が流石山で左が大倉山、
そして右の一番高いところが三倉山になるのかな
左に振るとこれまた深い山並みが…
方角的には恐らく尾瀬〜奥只見方面だと思う
2021年10月24日 12:29撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/24 12:29
左に振るとこれまた深い山並みが…
方角的には恐らく尾瀬〜奥只見方面だと思う
この山頂はフラットな場所も多く広々としているのですが、
いかんせん今日はこの泥濘なので、皆さん荷物の置き場に苦慮していました
2021年10月24日 12:31撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/24 12:31
この山頂はフラットな場所も多く広々としているのですが、
いかんせん今日はこの泥濘なので、皆さん荷物の置き場に苦慮していました
一応、初の山域でさらに初登頂のお山でもあるので記念に撮っていただきました
(それしても酷い猫背だなぁ…顔も身体も完全に疲れ切っているし…)
2021年10月24日 12:34撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/24 12:34
一応、初の山域でさらに初登頂のお山でもあるので記念に撮っていただきました
(それしても酷い猫背だなぁ…顔も身体も完全に疲れ切っているし…)
こちらは今日踏んできた山々。正面に茶臼岳、その左にある小ピークが熊見曽根
左手前の丸い1900m峰の後にチョコンと朝日岳の頭も見えるね
2021年10月24日 12:35撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/24 12:35
こちらは今日踏んできた山々。正面に茶臼岳、その左にある小ピークが熊見曽根
左手前の丸い1900m峰の後にチョコンと朝日岳の頭も見えるね
三本槍岳の説明板。これにこの山の概要が記されています
2021年10月24日 12:42撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/24 12:42
三本槍岳の説明板。これにこの山の概要が記されています
三本槍岳から次の目的地”大峠”まで下って行きます。すると急に道幅が狭くなり
藪のせり出しも激しくなってきて、一瞬ドキッとしましたが…
(正直なところ、ここまでは泥濘でも道幅が広かったのでまだ良かったのだが…)
2021年10月24日 12:53撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/24 12:53
三本槍岳から次の目的地”大峠”まで下って行きます。すると急に道幅が狭くなり
藪のせり出しも激しくなってきて、一瞬ドキッとしましたが…
(正直なところ、ここまでは泥濘でも道幅が広かったのでまだ良かったのだが…)
あの狭い区間を通過すればその後はこのような見晴らしの良い尾根道が続きます♪
この辺から徐々に道も乾いてきたし、この景色を見ながらルンルンハイク〜♪
(なんだけど、いかんせん体力不足で足がついてこない。。。)
2021年10月24日 12:56撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/24 12:56
あの狭い区間を通過すればその後はこのような見晴らしの良い尾根道が続きます♪
この辺から徐々に道も乾いてきたし、この景色を見ながらルンルンハイク〜♪
(なんだけど、いかんせん体力不足で足がついてこない。。。)
振り返って三本槍岳を見上げる
もうこの辺まで来ると登山者とすれ違うことも殆どなくなる
ここから先はひとり静かな山歩きを思う存分楽しめるエリアだ♪
2021年10月24日 12:58撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/24 12:58
振り返って三本槍岳を見上げる
もうこの辺まで来ると登山者とすれ違うことも殆どなくなる
ここから先はひとり静かな山歩きを思う存分楽しめるエリアだ♪
そして眼下に”鏡ヶ沼”が現る。これがさっきまでいた三本槍岳の噴火跡だそう
2021年10月24日 12:59撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/24 12:59
そして眼下に”鏡ヶ沼”が現る。これがさっきまでいた三本槍岳の噴火跡だそう
拡大してみる。ひと気もなく静かに佇む鏡ヶ沼。神秘的だね
2021年10月24日 13:00撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/24 13:00
拡大してみる。ひと気もなく静かに佇む鏡ヶ沼。神秘的だね
ようやく道も乾いて正面の流石山への稜線を眺めながら気持ちよく下ります
一応、事前の計画では大峠から流石山まで空身でのピストンを考えていたものの
残りの時間と現状の体力ではやっぱり無理。潔く諦めました
2021年10月24日 13:14撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/24 13:14
ようやく道も乾いて正面の流石山への稜線を眺めながら気持ちよく下ります
一応、事前の計画では大峠から流石山まで空身でのピストンを考えていたものの
残りの時間と現状の体力ではやっぱり無理。潔く諦めました
大峠で小休止後、三斗小屋温泉への道を辿ります
途中の紅葉がいい感じでした(標高1300〜1400m付近)
2021年10月24日 14:39撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/24 14:39
大峠で小休止後、三斗小屋温泉への道を辿ります
途中の紅葉がいい感じでした(標高1300〜1400m付近)
大峠から三斗小屋温泉までの道は明瞭でしたが、途中に3ヶ所の渡渉があります
この日は無問題で渡れましたが増水時は要注意です
それと一部ですが常設のお助けロープで下降するポイントがあります
2021年10月24日 14:42撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/24 14:42
大峠から三斗小屋温泉までの道は明瞭でしたが、途中に3ヶ所の渡渉があります
この日は無問題で渡れましたが増水時は要注意です
それと一部ですが常設のお助けロープで下降するポイントがあります
出発から約9時間20分、やっとの思いで三斗小屋温泉に到着。まずは大黒屋さんから
それにしても、久々となる9時間超のテン泊歩荷。本当に心底堪えましたよ。。。
(以前ならこの程度の距離と重さだったら難なく歩けたんだけどな…)
2021年10月24日 15:59撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/24 15:59
出発から約9時間20分、やっとの思いで三斗小屋温泉に到着。まずは大黒屋さんから
それにしても、久々となる9時間超のテン泊歩荷。本当に心底堪えましたよ。。。
(以前ならこの程度の距離と重さだったら難なく歩けたんだけどな…)
そしてこちらが今回お世話になる三斗小屋温泉の”煙草屋旅館”さん
もう夕方なので、早速テントの受付を済ませて設営にかかります
2021年10月24日 16:04撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/24 16:04
そしてこちらが今回お世話になる三斗小屋温泉の”煙草屋旅館”さん
もう夕方なので、早速テントの受付を済ませて設営にかかります
テン場はこんな感じ。こちらが従来のテン場で計4張
既に予約でいっぱいでした。この向かい側に新しいテン場が出来ています
2021年10月24日 16:22撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/24 16:22
テン場はこんな感じ。こちらが従来のテン場で計4張
既に予約でいっぱいでした。この向かい側に新しいテン場が出来ています
こちらが新しくできたテン場。広さは詰めれば5〜6張くらいはできそう
現在はプレオープン中で1〜2張とのこと。今回はここならOKとのことで即決し、
前日に運良く予約が取れました。出来たてホヤホヤのテン場なので、
通常のテン場では有り得ないほどのフラットな良場。寝心地最高でした♪(*^^)v
by  DSC-WX350, SONY
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こちらが新しくできたテン場。広さは詰めれば5〜6張くらいはできそう
現在はプレオープン中で1〜2張とのこと。今回はここならOKとのことで即決し、
前日に運良く予約が取れました。出来たてホヤホヤのテン場なので、
通常のテン場では有り得ないほどのフラットな良場。寝心地最高でした♪(*^^)v
隣のお兄さんに「眺めが良いから明るいうちに野天風呂に入った方がいいですよ」
といわれてササっと設営・・・とはいうものの、実際は久々の幕営作業で
外張にフレームを差し込もうとしてお兄さん達から「それフライですけど…」
と突っ込まれるなど、手こずりまくって散々な幕営作業でした。。。(^^;
2021年10月24日 16:53撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/24 16:53
隣のお兄さんに「眺めが良いから明るいうちに野天風呂に入った方がいいですよ」
といわれてササっと設営・・・とはいうものの、実際は久々の幕営作業で
外張にフレームを差し込もうとしてお兄さん達から「それフライですけど…」
と突っ込まれるなど、手こずりまくって散々な幕営作業でした。。。(^^;
我が家を建てたら今回のメインイベントでもある、お楽しみの野天風呂へ
最初は数人入っていましたが、皆さん小屋泊のようで、夕食の時間になると
一斉に上がってしまい貸し切りに。ちなみに左が中温で右が高温の湯なります
2021年10月24日 17:10撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/24 17:10
我が家を建てたら今回のメインイベントでもある、お楽しみの野天風呂へ
最初は数人入っていましたが、皆さん小屋泊のようで、夕食の時間になると
一斉に上がってしまい貸し切りに。ちなみに左が中温で右が高温の湯なります
沈む夕日を眺めながらひとり静かに疲れを癒す…
あぁ〜山の中でゆっくり浸かる野天風呂。サイコーだよ〜♪
2021年10月24日 17:11撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/24 17:11
沈む夕日を眺めながらひとり静かに疲れを癒す…
あぁ〜山の中でゆっくり浸かる野天風呂。サイコーだよ〜♪
普段はシャワーだけで済ませることが多い私ですが、
今回はやわらかいお湯に癒されて30分ほど浸かっていました
ちなみに脱衣所はこんな感じ。夜間は灯りがないのでヘッデン必須です
2021年10月24日 17:36撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/24 17:36
普段はシャワーだけで済ませることが多い私ですが、
今回はやわらかいお湯に癒されて30分ほど浸かっていました
ちなみに脱衣所はこんな感じ。夜間は灯りがないのでヘッデン必須です
【二日目】おはようございます。今日は当初の計画では沼原まで下り、
白笹山から南月山を回る予定でしたが、やはり昨日までの疲労が残っていたので
ここは無理をせずショートで姥ヶ平経由のひょうたん池に寄って帰ることにしました
2021年10月25日 08:17撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/25 8:17
【二日目】おはようございます。今日は当初の計画では沼原まで下り、
白笹山から南月山を回る予定でしたが、やはり昨日までの疲労が残っていたので
ここは無理をせずショートで姥ヶ平経由のひょうたん池に寄って帰ることにしました
こちらは今回お世話になった煙草屋旅館の館内風景
レトロな雰囲気が昭和を思い起こさせる
2021年10月25日 08:53撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/25 8:53
こちらは今回お世話になった煙草屋旅館の館内風景
レトロな雰囲気が昭和を思い起こさせる
午前9時、行程をショートに変更したので余裕の出発です
ここはテン場も温泉も最高のお宿でした。ありがとうございました
今度は季節を変えて再訪したいと思います
2021年10月25日 08:59撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/25 8:59
午前9時、行程をショートに変更したので余裕の出発です
ここはテン場も温泉も最高のお宿でした。ありがとうございました
今度は季節を変えて再訪したいと思います
小屋から暫くは樹林帯の山腹歩きですが、ひょうたん池の手前まで来ると
視界が一気に開けて茶臼岳がドーンと現れます
2021年10月25日 10:19撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/25 10:19
小屋から暫くは樹林帯の山腹歩きですが、ひょうたん池の手前まで来ると
視界が一気に開けて茶臼岳がドーンと現れます
少しアップで。こうして西側から見る茶臼の雄姿も中々のものです
あの煙が現在も噴気を上げている”無間地獄”。後で寄ってみます
2021年10月25日 10:20撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/25 10:20
少しアップで。こうして西側から見る茶臼の雄姿も中々のものです
あの煙が現在も噴気を上げている”無間地獄”。後で寄ってみます
小屋から1時間半ほどで”ひょうたん池”に到着
こじんまりとした小さな池で薄氷も浮いてます。今回は運良く逆さ茶臼も見れました
やっぱり無理せずこちらのルートを選択して正解でしたね
2021年10月25日 10:25撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/25 10:25
小屋から1時間半ほどで”ひょうたん池”に到着
こじんまりとした小さな池で薄氷も浮いてます。今回は運良く逆さ茶臼も見れました
やっぱり無理せずこちらのルートを選択して正解でしたね
ここはひょうたん池からすぐのところにある”姥ヶ平”。広い公園のような場所です
かつてこの一帯は高木類に覆われていたものの、明治14年の茶臼岳の大噴火で
樹林はほぼ枯れてしまったんだそう。現在は当時の枯木とハイマツが広がっている
2021年10月25日 10:33撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/25 10:33
ここはひょうたん池からすぐのところにある”姥ヶ平”。広い公園のような場所です
かつてこの一帯は高木類に覆われていたものの、明治14年の茶臼岳の大噴火で
樹林はほぼ枯れてしまったんだそう。現在は当時の枯木とハイマツが広がっている
茶臼岳西面の登り。振り返ると流石山から三倉山への稜線が見える
この区間は基本的に緩やかですが、稜線手前の最後の部分だけ少し急傾斜になります
2021年10月25日 11:01撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/25 11:01
茶臼岳西面の登り。振り返ると流石山から三倉山への稜線が見える
この区間は基本的に緩やかですが、稜線手前の最後の部分だけ少し急傾斜になります
茶臼岳の西面を登りきって北側へ巻いて行くと、下から見えた”無間地獄”を通過します
2021年10月25日 11:14撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/25 11:14
茶臼岳の西面を登りきって北側へ巻いて行くと、下から見えた”無間地獄”を通過します
このように現在でも沸き立つ噴気。まさに火山群の茶臼岳らしい一面です
これが明治14年に大噴火したというのだから、結構リアルな話ですよね
2021年10月25日 11:12撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/25 11:12
このように現在でも沸き立つ噴気。まさに火山群の茶臼岳らしい一面です
これが明治14年に大噴火したというのだから、結構リアルな話ですよね
茶臼岳の西面を巻きながら峰の茶屋跡避難小屋へ向かいます
この区間は展望が開けて非常に気持ちいい。昨日諦めた流石山〜三倉山の稜線も良く見える
2021年10月25日 11:17撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/25 11:17
茶臼岳の西面を巻きながら峰の茶屋跡避難小屋へ向かいます
この区間は展望が開けて非常に気持ちいい。昨日諦めた流石山〜三倉山の稜線も良く見える
名残惜しい気持ちで眺めてました。かつてのような体力があればな…
まぁ、焦らずにこれから少しずつ回復させて行けばいいと思う
2021年10月25日 11:18撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/25 11:18
名残惜しい気持ちで眺めてました。かつてのような体力があればな…
まぁ、焦らずにこれから少しずつ回復させて行けばいいと思う
先ほど辿ってきた姥ヶ原を上から眺める
この一帯が噴火前は高木類で覆われていたというのだから、
火山の大噴火がいかに凄まじいものだったのか思い知らされる
2021年10月25日 11:18撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/25 11:18
先ほど辿ってきた姥ヶ原を上から眺める
この一帯が噴火前は高木類で覆われていたというのだから、
火山の大噴火がいかに凄まじいものだったのか思い知らされる
こちらはひょうたん池。なるほどね、何となくだけどそんな感じだね
2021年10月25日 11:19撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/25 11:19
こちらはひょうたん池。なるほどね、何となくだけどそんな感じだね
これは飯豊かな?遮るものがなくかなり遠くの山まで見渡せるのは良いのですが
いかんせん、初の山域なのでさっぱり分からないのが正直なところ
2021年10月25日 11:19撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/25 11:19
これは飯豊かな?遮るものがなくかなり遠くの山まで見渡せるのは良いのですが
いかんせん、初の山域なのでさっぱり分からないのが正直なところ
昨日から茶臼岳〜朝日岳〜三本槍岳〜三斗小屋温泉を
ぐるっと回って峰の茶屋跡避難小屋まで戻ってきました
あとは右下にある麓の駐車場へ下るだけです
2021年10月25日 11:31撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/25 11:31
昨日から茶臼岳〜朝日岳〜三本槍岳〜三斗小屋温泉を
ぐるっと回って峰の茶屋跡避難小屋まで戻ってきました
あとは右下にある麓の駐車場へ下るだけです
左手に朝日岳を見ながら駐車場まで下って行きます
それにしても、このお山はこちらから見る荒々しい南面と
逆側の穏やかな北面とのギャップがあり過ぎる。まさに二面性のお山ですね
2021年10月25日 11:37撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/25 11:37
左手に朝日岳を見ながら駐車場まで下って行きます
それにしても、このお山はこちらから見る荒々しい南面と
逆側の穏やかな北面とのギャップがあり過ぎる。まさに二面性のお山ですね
そして無事に下山完了です。今回は久々となるテント泊山行でしたが、
その重荷に苦しむ一方で、やはり衣食住を全て担いで山を楽しむという
テン泊山行の醍醐味や達成感を久々に味わえました。やっぱりいいな〜テント泊♪
2021年10月25日 12:05撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/25 12:05
そして無事に下山完了です。今回は久々となるテント泊山行でしたが、
その重荷に苦しむ一方で、やはり衣食住を全て担いで山を楽しむという
テン泊山行の醍醐味や達成感を久々に味わえました。やっぱりいいな〜テント泊♪
最後は佐野SAエリアにて”佐野つけ麺”で〆(税込1,080円)
麺にも味がしっかりついており、カツオ出汁のつけ汁と合わせてまいうーでしたっ♪
このサービスエリアの新名物だそうです(^^)/
2021年10月25日 15:03撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/25 15:03
最後は佐野SAエリアにて”佐野つけ麺”で〆(税込1,080円)
麺にも味がしっかりついており、カツオ出汁のつけ汁と合わせてまいうーでしたっ♪
このサービスエリアの新名物だそうです(^^)/
撮影機器:

感想

 
今回の山旅は昨年8月の北ア・八峰キレット縦走以来、約1年2ヶ月ぶりとなるテント泊で行く那須岳の周回山行。以前から気になっていた三斗小屋温泉・煙草屋旅館の野天風呂もセットで久しぶりの山泊を楽しんできました。

日本百名山の一座でもある那須岳。その主峰である茶臼岳をはじめ、朝日岳、三本槍岳も含めて全て初登頂のお山でしたが、特に茶臼岳から朝日岳までの印象は、岩石だらけの荒々しい山肌と、現在も噴気を上げる無間地獄など、火山群らしい荒涼とした雰囲気が非常に印象的でした。その中でも茶臼岳については朝日岳から望む北面と、姥ヶ平から望む西面の山容がとても美しく心に残りました。

また、那須岳の西側で唯一存在する温泉として三斗小屋温泉があります。ここの煙草屋旅館にある野天風呂も今回のお楽しみのひとつでしたが、そのお湯は肌触りの良いやわらかめの泉質が好印象で、個人的には湯温もちょうど良い感じ。小屋泊の皆さんが夕食の時間で全員上がってしまったあとは貸し切り状態となり、湯舟にひとり静かに浸かりながら、山の向こうに沈む夕陽を眺めるという贅沢な時間。心も身体も癒される至福のひと時でした。

それと久々となるテン泊装備の重荷は想像以上に堪えました。足どりは重く、ペースも信じられないほど上がらずで、かつての勢いは完全に失われていました。しかし体力は落ちても過去の経験というものは生きているもので、体力的にダメならダメなりにコースを削るなど柔軟に計画を変更して帳尻を合わせ、結果的にはそれなり(ダメなり)に山を楽しむことができたと思います。

そして何より背負う荷物は重くとも、衣食住を担いで山を登り、山の中で過ごす時間の素晴らしさ、それを無事にやり終えた時の達成感はやっぱり良いものだなぁと感じました。今回は山小屋ありきでルートも短めの小規模な山行でしたが、以前はこんなことを当たり前のようにやっていたんだなぁと、改めて当時と今のギャップを実感したのでした。

今後は落ち込んだ体力を徐々に取り戻して、またかつてのように”山で必要なことは全て自分で賄う”。そんな山旅ができるように少しずつ慣らしていこう思います。
 

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コメント

 こんにちは。

 私もまったく同じコースを10月5日6日と歩いてきました。

 紅葉がまだある時期でしたが2日目天候が良く無く、ひょうたん池の逆さ茶臼と姥ヶ平からの紅葉と茶臼岳コラボ景観が駄目で残念でした。しかし、昨年にひき続きのテント泊、煙草屋旅館の天場は近くて良い天場お気に入り、来年こそは二日間良い天気の日にまた行きたいです。

 lifter175さんが歩かれた初日は雪景色が綺麗だったでしょうが峠の茶屋避難小屋辺りから茶臼岳往復間の風の冷たさと朝日岳以降の泥濘ロードの歩きずらさが想像できます。

 何時も色々な情報が詰まったレコありがとうございます。来年は小鹿の湯に寄ってから帰ろうかなです。

 お疲れ様でした。 
2021/10/28 10:09
henke1956さん、こんばんは
今回の那須岳山行はhenke1956さんのレコを参考に行ってまいりました。ありがとうございました。

それにしても那須岳は良いお山ですね。標高の割に高木の樹林帯が少なくて展望が良いし、キレた岩場の歩行なども登山道がしっかり整備されているので安心感がありましたね。
しかしあの泥濘にはかなりヤラレましたが…💦
ちなみにこの日は茶臼岳山頂の下り始めから大峠の手前あたりまでずっとですよ。いい加減ウンザリしましたけどね。

今回のテント泊復帰戦は、henke1956さんから初めてコメをいただいた八峰キレットの縦走以来なので、身も心もクタクタになり心底堪えました。やっぱり長らくやっていないとダメですね。
でも、あの野天風呂とプレオープンの新しいテン場は最高でかなり癒されました(^^)
今度来る時は三倉山や流石山方面、そして沼原・南月山なんかも歩いてみたいですね。
2021/10/28 23:27
おんせーん♨!!いいな(●♡∀♡)!そして
めっちゃいい野天風呂!!あぁ、その後にビールなんてものを口にできたらなんて最高なんでしょう!!
旅館のサイトを拝見しましたが、めっちゃ行きたくなりました!
那須は未知の世界。。。テクちゃんに言わせると
海外並みに遠い存在(笑)あ、
お山の感想は、久々にテント担いでお疲れさまでした!!
私は未だテント担いで1時間以上歩いたことがありません(^_^;)来年は2時間ぐらいチャレンジしようかな。
合成写真から青空写真、秋と冬の季節を味わい尽くしたような、
いい山行でしたねo((*^▽^*))o
2021/10/28 20:22
ochadaさーん
やっぱり温泉!いいでしょ〜(^^♪
これ、たぶんちゃださんにいいんじゃないかなぁと思っていたんですよ。
煙草屋旅館のサイトも親切で分かりやすいですよね。
主峰の茶臼岳はあれだけ険しい岩山なのに、実際の登山道は幅が広く傾斜も緩めで急登も一部です。鎖などの整備状況もバッチリなので安心して歩けますよ。
今回のように三本槍岳まで行かず、茶臼と朝日を踏んで三斗小屋温泉へ下りれば距離も短く、お手軽にあの野天風呂が楽しめます。小屋泊の評判も良くリピーターも多いようなのでぜひぜひお勧めです。
2021/10/28 23:41
イナゴライダ−さん こんにちは

昨年に同様予約は3日前ということで22日7時に予約いれました。
いっぱいです

本当に3日前の予約かpunch
いつも思うのですがここは感じ悪いですが優っているcoldsweats02
2021/10/30 15:43
ten-no-kiさん こんばんは

予約の件は確かに宿泊希望日3日前の午前7時から受付開始ということですよね。
特に土曜日の予約は3日前の7時5分くらいには埋まってしまうこともあるとか。
実際、1回目は自分もダメでした。しかしダメ元でキャンセルが出ていないかと、前日の昼間にもう1回聞いてみたら、プレオープン中の泥の方なら1張OKですとのことで予約が取れた次第です。
今回はプレオープンという特殊な状況だったのでラッキーだったと思います。
それとキャンセルを期待して念のためもう1回聞いたのもよかったのかなと…
2021/10/30 20:11
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体力レベル
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技術レベル
2/5
体力レベル
3/5
積雪期ピークハント/縦走 日光・那須・筑波 [2日]
茶臼岳〜三斗小屋温泉〜三本槍岳〜朝日岳
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
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