多紀連山 中央分水嶺 藤坂峠 P616 小倉タワ 川阪
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- GPS
- 04:55
- 距離
- 6.6km
- 登り
- 580m
- 下り
- 706m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
出来るだけ中央分水嶺を忠実に辿るので、藤坂峠からP616 まで尾根の登り、途中の林道二ヶ所が横切る所の法面が崩れ易く危険。 峠山からの降り、登山道が九十九折で分水嶺を離れるベンチから直接尾根を降る個所も急傾斜で要注意。 |
写真
感想
兵庫県内の中央分水嶺を東端の三国岳から縦走を始めて藤坂峠まで繋げ、筱見四十八滝北のCa.616峰へ登ろうとした(2018/11/02)が、標高490mと500m付近の二ヶ所で林道が横切り法面の斜面を登る事が出来ず、距離にして僅か250m程を残したままになっているので、季節の良いこの時季に再挑戦しました。
下山口の川阪地蔵堂脇の道路の少し広い場所に車一台を駐車、もう一台で藤坂峠登山口の薬師寺入口脇に駐車。傍の田圃一面に咲くチカラシバの穂先が、差し込む朝日を受けて銀色に輝き幻想的な田園風景が広がってます。
名物の丹波霧も消えて雲一つない青空の下、薬師寺へのゲートから入山。
僅かに紅葉が始まった境内を抜け裏の尾根に取付く。
国土地理院の地形図を見ると、もう一つ西の尾根が分水尾根に相当する様ですが、道路拡幅工事の影響からか法面が壁の様になっていて登れないので、沢状の斜面を登り尾根上に乗る。此処からは忠実に尾根を登り傾斜が増してくると、いよいよ林道のザレた斜面が見える。滑り易い斜面を這い登り林道で一本立てる。休みながら斜面を観察し登れそうな所を探すが梯子でも掛けないと無理です。
体重の軽いクライミング経験者の同行者が挑戦するが、あと少しという所で掴んだ木が抜けて敢え無く滑り落ちる。怪我は無いが安全を期して、法面の低い所から回り込んで法面上からロープで確保して全員分水嶺上に上がりP616 へ到着一本立てる。
その後も分水嶺上を離れず歩き峠山で一本。
この後も登山道と分水嶺が離れる所は全て分水嶺を辿り小倉タワへ。
お昼は、小倉タワから鍔市ダム側に少し降った源流部のクリンソウ群生地で済ませ、タワへ登り返し川阪へ荒れた杣道を辿り林道出合の二俣迄降りて、林道をのんびりと咲き残ったアケボノソウやセンブリを愛でながら、害獣防御柵を通り無事川阪地蔵堂へ戻って来ました。
畑や水路脇にもヤマラッキョウ、フユノハナワラビ、ゲンノショウコ等も見掛けました。
懸案の250mの分水嶺を何とか無事に繋げる事が出来ました。
兵庫県内の中央分水嶺全てを辿る山旅を無事辿り終われるかどうか判りませんが、これからも少しずつ歩きたいと思っています。
今回お付き合い頂きました山仲間の協力に感謝します。
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