神崎川、クラシ、イブネ、御在所岳 紅葉無限ループ

2021年11月03日(水) [日帰り]

• GPS: 09:14
• 距離: 19.7km
• 登り: 1,345m
• 下り: 1,345m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:59
• 休憩: 1:06
• 合計: 9:05

距離 19.7km 登り 1,346m 下り 1,348m

5:51 武平トンネル西登山口
6:24 沢谷峠
6:35 6:38 クラ谷分岐
7:30 コクイ谷出合
7:41 7:45 上水晶谷出合左岸分岐
7:52 7:55 上水晶谷出合
8:10 タケ沢出合
8:20 クラシ谷出会
8:28 オゾ谷出会
8:43 9:03 大瀞
9:18 9:21 オゾ谷出会
10:41 クラシ
10:55 10:59 イブネ北端
11:11 11:20 イブネ
11:29 11:31 佐目峠
11:39 タイジョウ分岐
11:44 杉峠の頭
11:52 11:55 杉峠
12:03 杉峠の下のキャンプ適地
12:11 御池鉱山旧跡
12:41 12:42 コクイ谷出合
12:52 12:57 上水晶谷出合左岸分岐
12:59 上水晶谷出合
13:25 地獄谷出合
13:45 13:50 ハンバーガー岩
14:06 14:09 御在所山 一等三角点
14:13 御在所岳
14:27 武平峠下山口
14:35 天指岩
14:51 14:52 武平峠
14:56 武平トンネル西登山口

天候

小雨後晴れ　気温10〜15℃　イブネで最大風速5m/s

アクセス

利用交通機関：

自家用車

武平峠のトンネルを越えてすぐの西側駐車場に駐車。あちこち5〜10台位の駐車場やスペースがあるので沢山駐車可能ですが、下山後は路駐がたくさんありました。自分たちは5:15頃着で、余裕でした。なお、グーグルマップでは、武平峠の国道477のどこかで通行止めの表示が出ましたが、通行止めはありませんでした。グーグル先生、なんだったの？

コース状況／危険箇所等

・武平峠〜コクイ谷出合：危険箇所無し。山と高原地図では道が荒れているとの記載あるが、多少、小さな倒木や踏み跡が薄い場所がある程度。道はしっかりしていて、むしろ歩きやすい。登山口から少し歩くと紅葉はかなりきれい。歩いて損はない。
・コクイ谷出合〜小峠（鈴鹿の上高地）〜大瀞〜オゾ谷出合：一部、破線もあるが道はとても歩きやすい。渓流と紅葉、素晴らしい。
・オゾ谷出合〜クラシ：バリエーションルート区間。テープあり。クラシとワサビ峠の分岐点までは、多少荒れているが歩きやすい。そこから先は、かなりの急登で、滑りやすい。木が生えていない区間をトラバースしたり登ったりするところもあり、滑落の危険性あり。それなりに歩ける方以外はやめた方が良い。ここはアイゼン履いて登っても良いくらい。本当に危険な場所は、お嫁様（そう呼べと命令されている）が滑落しても抱きかかえられるようにすぐ下の斜面でスタンバイした。連れてきてちょっと後悔した。紅葉はきれい。
・クラシ以降は素晴らしくきれいな景色のみ。特にクラシ、イブネのビロードの苔の景色と雨乞岳、御在所岳の紅葉斜面が素晴らしい。小峠から国見峠の上水晶谷の紅葉も素晴らしい。御在所だけから武平峠へ降りて行くときの鎌ヶ岳の紅葉もこれまた素晴らしい。道も素晴らしく良いが、踏み跡が薄い場所もあるのでGPSは必須。

全体通して、紅葉最盛期で、これ以上ないほどの絶景だった。

写真

11/3 5:44

今日も夫婦登山で鈴鹿の紅葉狩りです。渋滞回避、駐車場確保のため、5時少し過ぎに武平峠着としました。

11/3 6:31

早くも紅葉！10月30日にもきたが、さらに紅葉が進んでる！

11/3 6:35

お嫁様(そう呼べと命令されている)もテンションアップ。これで今日のミッションは半分完了だ。

11/3 6:39

まずは沢谷、クラ谷を攻めます。今日の狙いは、谷筋、沢沿いの紅葉、イブネクラシからの雨乞、御在所の斜面の紅葉た！沢もコクイ谷、神埼川、オゾ谷、上水晶谷と徹底して攻めるのだ！

11/3 6:47

今日は谷、沢沿いの岩場も多い。

11/3 6:48

コクイ谷に合流。こんな標識あったかな？

11/3 6:50

沢谷から離れます。

11/3 6:57

多少荒れてますが基本、良い道です。

11/3 6:59

水量が増え、紅葉の規模も増えてきます。

11/3 7:02

11/3 7:08

11/3 7:13

鈴鹿の上高地へ向けてコクイ谷を下ると、石垣が！
ここで一休み。
こんな先人たちの息づかいが聞こえて来る。今や自然との調和が素晴らしい遺構となっている。

11/3 7:15

巌と紅葉のマッチングが素晴らしい

11/3 7:15

だんだんと赤が映えてくる

11/3 7:19

11/3 7:26

11/3 7:30

コクイ谷出合。ここからは神崎川だ！そして鈴鹿の上高地と呼ばれている小峠へ向かう。

11/3 7:30

11/3 7:40

紅葉の規模がグッと大きくなります。

11/3 7:42

11/3 7:43

炭焼き跡。これ、好きです。沢山の先人達の生きた証です。

11/3 7:51

ここからは、しばし紅葉鑑賞。

11/3 7:54

鈴鹿で、これほどのタイミングで、これほどの紅葉を見たのは初めてだ。本当に凄い！

11/3 7:55

11/3 7:56

11/3 8:01

11/3 8:07

11/3 8:11

11/3 8:32

赤、朱、紅！

11/3 8:32

11/3 8:45

お嫁様(そう呼べと命令されている)に見せたかった。大瀞だ！

11/3 8:46

11/3 8:46

神崎川の名所の一つ。連れて来れて良かった。

11/3 9:13

赤

11/3 9:13

朱　紅。
ここからは一旦戻ってオゾ谷へ向かいます。オゾ谷は未踏のバリルートだ。

11/3 9:19

オゾ谷からクラシへ登って行くとなんとひょうしきが！

11/3 9:19

隣にはこんな案内もあった。
ここまでは良かった。それなりの道だ。

11/3 9:34

オゾ谷の紅葉もかなり良いです。

11/3 9:37

11/3 9:37

11/3 9:40

ここからが問題。ズルズル滑る土と落ち葉のフカフカ急登。
当初計画では右折してワサビ峠へ行き、クラジャン通過してクラシの予定だったが、リスク回避でクラジャンエスケープルートとしてました。しかし、これが大失敗。クラジャンの方がよほど安全でした。ただ、ワサビ峠までの道がどんな感じなのかは不明ですが・・・。もしかしたらもっと酷かったりして。

11/3 9:42

11/3 9:49

始まった。危険地帯。

11/3 9:52

これは危険だ！滑落しそう。

11/3 9:54

11/3 10:01

11/3 10:02

11/3 10:08

お嫁様(そう呼べと命令されている)の足元がおぼつかない。一滑りで落ち葉の斜面を滑落するだろう。滑りながらの滑落なら、まだ軽傷で済むだろうが、転がったらかなりやばい。
ここは、連れてくるにはまだ早かった。後悔した。

11/3 10:09

稀にこんなロープもあるが、掴む立木のない場所は、滑落リスクがグント上がる。

11/3 10:14

本当に危険なトラバースなどでは、お嫁様のすぐ下で、滑落しても受け止めらるように構えていた。

11/3 10:27

11/3 10:35

ほぼ尾根にでた。やっと危険地帯ご終了。こんな標識があったが、こここらさっきのルートを下るのは絶対にやめた方が良い。距離は短いが、笊ヶ岳のランカン尾根の下りより危険だ、

11/3 10:37

ここはクラシ。戦場のあとは天国だ。ここも連れてきたかった鈴鹿のピカイチポイントだ！

11/3 10:45

素晴らしい。ここだけの景色だ！

11/3 10:46

お嫁様、テンション、凄く上がっている。連れて来れて本当に良かった。

11/3 10:46

11/3 10:47

モフモフダラケ

11/3 10:48

11/3 10:49

そしてイブネへ

11/3 10:50

満喫

11/3 10:51

11/3 10:52

11/3 10:54

11/3 10:55

11/3 10:59

ご満悦！

11/3 11:03

11/3 11:04

11/3 11:18

ひたすらたのしい！ひたすら感動！鈴鹿、凄え！

11/3 11:19

11/3 11:24

ここからの紅葉も素晴らしい、

11/3 11:26

雨乞はパッチワーク

11/3 11:27

実は今日は紅葉に服もザックも合わせてきました！

11/3 11:28

11/3 11:32

11/3 11:32

11/3 11:33

お尻岩！いつもは割れ目に標識が刺さってたのに、、、。なんだか物足りない。

11/3 11:34

紅葉でお腹は満腹すぎる。

11/3 11:35

11/3 11:35

11/3 11:44

ここは杉峠の頭！！
この辺から愛知川が始まります。

11/3 11:48

雨乞岳の紅葉がとにかくすごい。

11/3 11:49

良かった。これであと一年は夫婦でいられそうだ（笑）。

11/3 11:51

11/3 11:51

時々、お日様の光で紅葉が光り輝きます。

11/3 11:54

凄すぎる！！
写真、なーんも盛ってなくてこれですからね。

11/3 12:03

再び谷沿いにコクイ谷へ向かいます。

11/3 12:05

この辺か御池高山の跡地なので、先人の暮らしがうかがえる遺構が沢山あります。ここは石垣ですね。
でも、すでに自然に帰っていて、相当に自然と調和しているので、目を凝らさないと見つかりません。

11/3 12:07

ん？ここ、よく見ると石畳の階段がありました。
登ってみます。

11/3 12:08

上は広場となっており、祠の跡らしき石垣が残されてました。
ここでお祭りとかしたのかな？

11/3 12:09

この道も先人が通ったのだろう。

11/3 12:10

御池鉱山跡地に来ました。明治後期に金銀採掘してたとか。300人が住んでいて、学校や神社もあったとか。昔の人たちは、山の中での生活があったのだ！ここで家を建て、集落を作り、学校が建てられ、神社を祀っていた。神崎川や愛知川の水を飲み、鹿や猪などを食べ、木々を切り、薪を作り、、、そういった山での生活があったのだ。

11/3 12:11

ここにも階段！！
この上も広場でした。

11/3 12:35

11/3 13:07

この辺からは上水晶谷を行きます。
ここもとても良い谷です。

11/3 13:08

なかなかの滝もあります。

11/3 13:46

御在所岳への登りに差し掛かるとハンバーガー岩が！今は何故かゴジラに変身していた。

11/3 13:48

ゴジラ退治します！
弱点を探して、まず登る。

11/3 13:48

おりゃっ

11/3 13:48

成敗！

11/3 13:49

降りよう

11/3 13:49

うりゃっ、、、。
これだからお嫁様(そう呼べと命令されている)から子供と言われる。

11/3 13:50

振り返ると紅葉

11/3 13:51

どこもかしこも

11/3 13:52

紅葉

11/3 14:01

御在所岳を登る

11/3 14:06

山頂。人多過ぎですぐに撤退

11/3 14:13

降りて行きます

11/3 14:15

武平峠は正面の鎌ヶ岳方面だ！

11/3 14:22

四日市や名古屋の町

11/3 14:33

ここの下りは岩岩で楽しいです

11/3 14:33

11/3 14:34

鎌も綺麗だ

11/3 14:35

このアングル、格好良い！

11/3 14:37

11/3 14:41

11/3 14:49

11/3 14:55

あと少し

11/3 14:57

下山しました。
紅葉素晴らしすぎで、めちゃくちゃ楽しかった！ちなみに駐車場付近は、自分たちが山にいる間、渋滞凄かったらしい。
自分たちは、イブネクラシと御在所以外は、ほとんど人に会わなかったけれど。
おしまい。

撮影機器：

TG-6 OLYMPUS CORPORATION

装備

個人装備

モンベルウィックロンジオサーマルロング ウィックロンロングTシャツ ミレードライナミックシャツ ダウン上 レインウェア上下 ロングパンツ（モンベルリッジラインパンツ薄手） 非防寒テムレス サロモントレランシューズ（スピードクロス５） ザック(OMMクラッシック32） 非常食（柿の種とクッキーパワーバランス） 水1.0L（0.3L消費） お湯0.5L（0.4L消費） 地図（地形図） ヘッドランプ（レッドレンザーＭＨ5を2個） 予備電池 GPS(ガーミンmap66sを2個) カメラ（TG-6） 筆記用具 ファーストエイドキット 保険証 スマホ ココヘリ ツェルト（juzaのEMシェルター） サングラス おにぎり3個+パン1個（消費） 貴重品 熊鈴 ホイッスル トイレットペーパー 総重量約9kg

コメント

shige1966

greenriverさん、お嫁様(僕もそう呼ばせて頂きます。(^^))、こんにちは。

鈴鹿レコ、待ってましたよ。🎵
いい天気だったから、どこに行っても最高だったろうけど、やっぱり神崎川あたりは静かでいいよね。僕も大好きです。
紅葉もピークで素晴らしいね。👍
僕は、月火で鈴鹿の上高地テン泊予定だったけど、嵐みたい(T-T)で延期かな？
紅葉は終わってるな。

いつも思うんですけど、
greenriverさん単独の山行が凄すぎて、お嫁様との山は軽く書かれてるのかな？
でも、お嫁様も凄いと思うんですけど〜
(￣□￣;)!!
一般女性登山者にはキツイとこばかりだし、ふつうお嫁様を連れていくルートじゃないよね。(^^)
お嫁様、相当スキル高いですよね。

ゆっくりブログ拝見しました。👍
僕も自分の人生に大満足してるけど、greenriverさんも、いい生き方してきてますね。🎵
あとは家族に理解されるか？だけだね。(^^)
メチャクチャ面白かったですよ。
現在のお歳も知りませんが、ブログ若いね〜！(^^)

グリーン☕⛷

shigeさん、こんにちは。
月曜日は、ちょっと天気ダメそうですね。その後は風吹いて紅葉も終わりかもしれませんね。
でも、紅葉はタイミングがタイトで毎年凄いのが見れるわけではないからこそ、遭遇した時は価値あるものだと思いますので、残念な年があってもよいのかもしれません。
それに、山ごとに時期も違いますから、別の場所で楽しめると思いますし。

神崎川ですが、少なくとも鈴鹿の上高地の小峠あたりはテント泊、増えてますね。水も沸かせば飲めそうですし、テント場、いくらでもありますからね。イブネクラシもテント、激増えですね。水場は無いけど（一部情報ではあるらしいですが）、町の夜景が見れますし、景色は最高ですから、まあ、あのシチュエーションなら誰で同じ欲求を感じますよね。それと、多分、shigeさんのレコも影響してるのだと思います(笑)。

山行については、自分は普通の方より少し体力がある程度だと思いますよ。本当に！。
自分の倍以上の体力の持ち主や怪物はいくらでもいますので、張り合う気持ちもありません。危ないところ（怖い場所じゃなくても）は、実は好きではありません。1回で良いです。怖いところでリスクがそれほどない場所は、嫌いじゃないです。

お嫁様（そう呼べと命令されている）は・・・。もっと早く長距離歩けて、技術的にも上の女性はいくらでもいますね。ただ、自分のように毎週山に行っているわけではないのに、あれだけこなせるのだから、多分、体力、骨格のベース、ポテンシャルは自分より上だと思います。柔軟さやバランス、体の使い方、足の置き方などの技術は自分はかなり研究しているので、二回り位、上だと思ってます（思いたいです）。それでも、お嫁様（そう呼べと命令されている）は、結構器用に慎重に体を操作してます。ただ、注意力が少し散漫なので、技術的にそれほどでなくても長時間の緊張を強いるようなコースやワンミスおさらば的な場所はまだ連れていけません。例えば下ノ廊下とか、大杉谷とかは、まだリスク高いと思っています。逆に槍ヶ岳とか鈴鹿のヴィラフェラータは危ない区間は短いし、技術的にもＯＫで、いつでも連れていけると思っていますが、怖いと言っていきたがりません。本人の自信次第ですが、もったいないです。ヴィラフェラータなんて、相当に景色良いし、今は岩と紅葉で最高だと思うのですが。

mildpapa

こんばんは、greenriverさん、お嫁様（私もそう呼ばせて貰います）。
シゲさんも仰られてますが、お嫁様相当なスキルをお持ちで健脚です事・・・
どだい普通の方が行かれるコースでは無いですよね。(^^;

今年は稜線の紅葉がもう一つだったので、
鈴鹿はハズレ年って思ってたのですが、違ってたんですね。
素晴らしい紅葉情報をありがとうございます。
こんな素晴らしい紅葉を見せて貰ったら、
う〜ん、明日は他を考えてたのですが、行きたくなっちゃいました。
予定変更で雨乞い方面と神崎川方面で考えようかと、
でも同じコースは私には無理なので、もう少し軽い目で。（笑）

ご苦労様でした。

グリーン☕⛷

mildpapaさん、こんにちは。
なんだか、どんどん自分が脇役になっていくような、、、。今回の山行では、お嫁様(そう呼べと命令されている)的には、ちょうど良いくらいだったそうです。物足りなかったら、鎌ヶ岳も考えてたのですが、景色良すぎて歩が進まず、時間切れとなり、体力的にも景色にも満足したので行きませんでした。
ちなみに明日の鈴鹿はかなり良いと思いますよ！
標高高いところでは黄金の落葉降り注ぎ、低いところでは紅葉真っ盛りだと思います。でも人も凄いでしょうね。早出をお勧めします。
それと他の方のレコも見てましたが、雨乞、東雨乞の稜線や鎌ヶ岳に登ってもかなり良さそうです。
また、気温の割に風が冷たく、意外と登りは少ないので、身体は温まりませんでした。防寒はしっかりしたほうが良いと思いました。