秋の終わりの乾徳山/大平牧場起点で
- GPS
- --:--
- 距離
- 8.0km
- 登り
- 789m
- 下り
- 792m
コースタイム
10:30 徳和方面登山道と合流
11:10 月見岩(標高1740m)
(三角点探訪10分)
12:00 乾徳山山頂着(標高2031m) 以上往路所要2時間00分(標高差約731m)
(昼食30分)
12:30 山頂発
13:40 高原ヒュッテ
13:45 国師ヶ原(標高約1570m)
14:05 徳和方面分岐で道満山方面に進む
14:30 大平牧場駐車場着 以上復路所要2時間00分
合計所要時間 4時間30分(山頂休憩30分含む)歩行距離約8.0km
天候 | 天気/ 快晴(AM9)〜やや雲出現(PM1-) 気温/ 11℃(AM10;大平牧場)〜10℃(PM0;乾徳山山頂) 風 / 無風。一時微風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
その先は林道状帯の道を約6kmで大平牧場の駐車場に到着。 駐車場に停めるとすぐに牧場のおばちゃんが集金(800円)に来る。 --[参考タイム]---------------------------------------------------------------------- 09:00 国道20号線「向町二」交差点 (国道140号線=約22km) 09:30 下釜口で大平高原方面に分岐 (一般道=約6.4km) 09:50 大平牧場駐車場着(駐車料金 800円/日) |
コース状況/ 危険箇所等 |
[登山道] 乾徳山から「水ノタル」方面に向かう道は日陰で完全に凍結状態。チェーンスパイクは必須。 水ノタル分岐から標高1850m付近までも同じように凍結がある。岩とのミックスで判断難しい。 その他の道は明瞭で整備された登山道。 |
その他周辺情報 | [最終コンビニ] 国道140号線日下部警察署手前にセブンイレブン。 [日帰り入浴] 牧丘市街に山梨市営の「花かげの湯」 http://www.city.yamanashi.yamanashi.jp/sight/tour/spa/2012-0724-1042-53.html 国道140号線沿いに「はやぶさ温泉」 http://www.hayabusaonsen.net/ [写真] 下の写真のうち主なものは地図上に撮影ポイントが落としてあります。 なお写真は巾1600pxあります。各写真クリック(巾800px)よりも「スライドショーで見る」か「元サイズ」をクリックして頂いた方が大画像になります。 |
写真
感想
月曜日からずっと晴天続きでしたが、晴天なのは甲府盆地の上だけ。
南アルプスも八ヶ岳も毎日凶悪そうな黒い雲に覆われて、とても行けるような雰囲気ではありませんでした。
で、木曜日も朝から同じ天気です。周りを見回せば東の方は山がくっきり。
こうなれば、あっちに行ってみるか? もう我慢がならずに朝の仕事を切り上げて遅めの出発。もう8時過ぎですが(^^)
時間がないのと、軽めのハイキングで新しい登山靴の履きならしをしたいのとで目的地は乾徳山(けんとくさん)。
標高1300mの大平牧場まで車で登れば数時間のハイキングで登頂、周回可能です。
もくろみどおり天気は最高、青空の中に乾徳山がそそり立って見えます。
前回靴擦れした靴が怖いのでちょっと慎重に歩いて行くことに。
山の木々はもうすっかり葉を落として冬木立の様相。足下にはびっしり落ち葉が積もってどこが登山道かよくわからないほどです。
それでも標高が上がってくると道も明瞭になって、やがて月見岩のある扇平に到着。ここではすぐ横の小ピークにあるらしき三角点を確認したいと思い、道草を喰いました。
そこから再び樹林帯に入り歩いて行くと髭剃岩。そこから一気に岩場歩きです。鎖場、ハシゴなど次々と。なかなかバラエティに富んだコースです。
そんな道を進むと山頂直下の大鎖場に到着。見上げれば15〜20mくらいでしょうか。
岩がすべすべなので足がかりにならず、腕力で鎖にしがみつきながら靴のつま先を岩の割れ目に入れて、そこで登って行きます。こりゃなかなか面白い。
そしてここを登り切れば、そこが山頂。ちょっと劇的な幕切れでした。
(ちゃんと迂回路があるので自信の無い方でも安心して山頂に登れます)。
天気良いのにあまり人がおらず、静かな山頂。周囲360度の見晴らしは最高です。
岩場に腰を下ろし昼食。そして周りの景色を堪能。富士山が大きいのに驚きます。
山頂からはいったん北に向かって下りて、分岐で山腹を縫うようにターンして国師ヶ原。その後はまっすぐ大平高原に戻らず、ちょっとだけ道満山方面に歩いてみたりしました。
午後2時過ぎに大平牧場に帰着しましたが、その頃にはもう日が傾いて長く延びた自分の影を踏むように林道を帰ってきた。
やはり秋の日は短かったけど、久しぶりにのんびりした山行を楽しむことができて大満足の一日でした。
こんばんは!
「やっぱりあっち行ってみよう。」って朝に決めて…(^^)v
やはりうらやましい。
乾徳山、行きそびれちゃってます。
いろんな表情が凝縮した山ですね。
髭剃岩の隙間からの眺め、いい〜〜〜ねっ!
靴、馴染みそうですね。
軽めのハイキング♪ではないと思います
三角点「乾徳山」気が付きませんでした。さすがです。
冬は木の葉の落ちた森の中は気持ちいいですよね
それににあそこのススキの原は印象的。
このところ山の上は荒れた天気が続いてますね
目で見た天気予報が一番確実!!
山梨はやはり登山環境いいです。
毎月、勝沼に用事があっていくんですが、乾徳山はよく目立ちますよね〜!!
ついでにケーヨーD2の塩山店に寄るんですが、駐車場から乾徳山が良く見えます!
扇平・国師が原のススキ原(カヤ?)も見えてます。
今年の1月徳和から登ったんですが、その時は新雪でヘロヘロになってしまい大変でした(笑)
夏になったら再訪し、黒金山にも行きたいなナンテ思っていたんですが後回しになっています。
もう今冬は無理かな
そういえば大平牧場登り口には確か、鹿の骨が置いてあったような気がしますがありましたか??
乾徳山お疲れ様でした!
いやいや、やっぱりハイキングでした。
乾徳山の「正規の」登山口と言えば徳和というバス停の方らしい。でもそちらは標高も1000m未満で距離もぐっと長い。
で、800円払っても大平牧場ということになってしまう私でした。歩きながらなんだか罪なことをしているような気分で、誰かに「そんなとこから登ったんじゃ登山じゃない。」と言われそうな気がしていました。
実際のんびり歩いて往復4時間ほどですから、帰着してもちょっと歩き足りないようなくらいでした。
ただ、山としてはご覧の通り樹林あり、ススキ原あり、岩場に鎖場とバラエティーあり、満腹感のあるハイキングではありました。
東京方面から比較的近いですし、楽しめる山ですからぜひいつかは一度お試し下さい。
おはようございます。
いつものように国土地理院の地形図をネットから印刷してポケットに入れて歩いていたのですが、途中で三角点マークに気がついたのでした。
で行って見たら「三等」ではなく「二等」。なんだか得した気分でした(^^)
逆に、乾徳山の山頂には三角点、当然あるものと思い込んでいたら何も無い・・。地形図を見てもやっぱりマークありません。
こういうのもなんだか不思議なものですね。
牧丘や三富の方は私の自宅からだと富士見や美濃戸よりずっと遠い感じがして、もともと日帰りで持ち時間が少ない私はなかなか足が向きませんが、たまに行ってみるとやはりまた別の山地の雰囲気が感じられて新鮮でした。
やはり「百の頂きに百の喜びあり。」ですね。
「毎月、勝沼に用事があって・・」。なるほどそれであの辺に詳しかったのですね。
お仕事はワインの買い付けですか(^^)
そう、塩山や山梨市内から見える乾徳山はススキ原のカヤトがよく見えますね。
私も登山前に「ああ、あそこきっと扇平だぁ」と思いました。
さらによく見るとなんだか山頂あたりに岩々が見え、あれ最後の鎖場の岩かな?と思わせます。
乾徳山も徳和から登ると意外と大変な山登りになりますね。標高差も1000mを越える。大平牧場からだと「手抜き!」の声が聞こえてきそうで怖い(^^)。
鹿の骨には気がつきませんでした。
そういえば鹿がいっぱいの国師ヶ原にも一頭も姿無く、ちょっと寂しかったです。
きれいな青空・・
紺碧の空ですねぇ〜〜
ススキといい。冬枯れの木立と蒼・・
最高ですね・・
ああ〜好きなだけ・・山を歩きたい
でわでわ
uedayasuji様、なにかとお忙しそうな休日にコメント感謝致します。
今週は連日このような好天続きで甲府盆地にいる限りは、小春日和ののどかな日々ばかりです。
ところが、盆地から周囲を見回せば、どちらを向いても山は「好天」ならぬ「荒天」らしく、灰色の雲に覆われて恐ろしげでした。
それで数日は山行を控えていたのですが、この日になっても同じ天気なのに業を煮やして「じゃあ、晴れているとこを目指せばいいんだろ!」とちょっと遠い奥秩父方面に出かけた次第です。
手抜きで高いところまで車で登ってしまったので往復4時間ほどの山行でしたが、やっぱり山に入ると心浮き立つと言うか落ち着くものがありますね。枯葉をサクサクと踏みしめて歩くのも楽しかった。
好きなだけ山歩きできる身の幸せを痛感します。
でもueda様も自身おっしゃるように「疲れたら・・ちょいとザックをおろして・・一息ついたら・・また、山道にトライすればいいじゃない?」
とも思います。
まだまだ冬の入口。これからですよ。焦らずゆっくり行きましょう。
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