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Yamareco

記録ID: 373265
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥多摩・高尾

三頭山〜御前山【沢登り?×トレラン?】

2013年11月22日(金) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
19.2km
登り
1,497m
下り
2,155m

コースタイム

都民の森(9:30)―入渓(9:45)―三頭大滝(10:30)―三頭山(11:15)―鞘口峠(12:00)―下河内峠(13:10)―御前山(14:00)―大ダワ(14:50)―奥多摩町(16:15)
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2013年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
JR武蔵五日市駅より西東京バスで都民の森まで
JR奥多摩駅に下山
コース状況/
危険箇所等
三頭沢はやたら滑る 少し結氷してたのかも
道も全体的に歩きやすく、道標も多い
鋸尾根はハシゴや鎖場が少しある
都民の森
2013年11月22日 09:24撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/22 9:24
都民の森
入渓点
2013年11月22日 09:29撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/22 9:29
入渓点
最初はちょっと荒れてる
2013年11月22日 09:45撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/22 9:45
最初はちょっと荒れてる
最初の滝 ドボンしたくない緊張がともなう
2013年11月22日 20:50撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/22 20:50
最初の滝 ドボンしたくない緊張がともなう
函地形の始まり
2013年11月22日 20:50撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/22 20:50
函地形の始まり
腰まで浸かるので、右岸からこの滝だけ巻く
2013年11月22日 20:50撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/22 20:50
腰まで浸かるので、右岸からこの滝だけ巻く
2つ目の滝に巻いて出た
2013年11月22日 20:50撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/22 20:50
2つ目の滝に巻いて出た
小さい函地形が続く
2013年11月22日 20:50撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/22 20:50
小さい函地形が続く
意外と滑る
2013年11月22日 20:51撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/22 20:51
意外と滑る
樋状の流れ
2013年11月22日 20:51撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/22 20:51
樋状の流れ
小滝
2013年11月22日 20:51撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/22 20:51
小滝
三頭大滝1段目
2013年11月22日 20:51撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/22 20:51
三頭大滝1段目
なかなかの大きさ 左岸から簡単に登れる
2013年11月22日 20:52撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/22 20:52
なかなかの大きさ 左岸から簡単に登れる
吊り橋で横切る登山道
2013年11月22日 10:20撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/22 10:20
吊り橋で横切る登山道
近くから
2013年11月22日 20:52撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
11/22 20:52
近くから
三頭大滝 中段くらいまで登って左に逃げて道へ
2013年11月22日 20:52撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/22 20:52
三頭大滝 中段くらいまで登って左に逃げて道へ
中段からの写真 水量のせいか迫力は少なめ
2013年11月22日 20:52撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/22 20:52
中段からの写真 水量のせいか迫力は少なめ
なんかつららとか出てる
2013年11月22日 20:52撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/22 20:52
なんかつららとか出てる
吊り橋まで戻って
上からだと印象が変わる
2013年11月22日 20:52撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/22 20:52
吊り橋まで戻って
上からだと印象が変わる
三頭大滝の説明
2013年11月22日 10:33撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/22 10:33
三頭大滝の説明
森林浴体にいいよ的な看板
さすが都民の森
2013年11月22日 10:33撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/22 10:33
森林浴体にいいよ的な看板
さすが都民の森
同じく
2013年11月22日 10:33撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/22 10:33
同じく
滝上から吊り橋を望む
2013年11月22日 20:52撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/22 20:52
滝上から吊り橋を望む
ちょこっとだけいい渓相
2013年11月22日 20:53撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/22 20:53
ちょこっとだけいい渓相
これが続くとおもいきや・・・
2013年11月22日 20:53撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/22 20:53
これが続くとおもいきや・・・
ただのゴーロへ・・・
2013年11月22日 20:53撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/22 20:53
ただのゴーロへ・・・
沢沿いの道を登る
2013年11月22日 20:53撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/22 20:53
沢沿いの道を登る
植物の説明
2013年11月22日 10:44撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/22 10:44
植物の説明
防鹿柵も見られる
2013年11月22日 10:47撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/22 10:47
防鹿柵も見られる
凍結してる
ここで、沢がやたら滑ったのに合点がいく
2013年11月22日 20:53撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/22 20:53
凍結してる
ここで、沢がやたら滑ったのに合点がいく
シモバシラという植物が作る氷の花
2013年11月22日 20:53撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
11/22 20:53
シモバシラという植物が作る氷の花
毛細管現象で上昇した水が茎の割れ目から滲みでて凍るらしい
2013年11月22日 20:53撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
11/22 20:53
毛細管現象で上昇した水が茎の割れ目から滲みでて凍るらしい
ミズナラの巨木
2013年11月22日 20:53撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/22 20:53
ミズナラの巨木
最後だけちょっと登山道を外れて源頭をめざして詰める
2013年11月22日 20:53撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/22 20:53
最後だけちょっと登山道を外れて源頭をめざして詰める
ブッシュこぎのない快適な詰め(笑)
2013年11月22日 20:53撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/22 20:53
ブッシュこぎのない快適な詰め(笑)
三頭山山頂 10年ぶりくらい?
2013年11月22日 20:54撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/22 20:54
三頭山山頂 10年ぶりくらい?
木の間から富士山が見える
2013年11月22日 11:18撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/22 11:18
木の間から富士山が見える
武蔵五日市方面が見える
2013年11月22日 11:32撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/22 11:32
武蔵五日市方面が見える
御前山と大岳山
2013年11月22日 11:33撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
11/22 11:33
御前山と大岳山
鞘口峠
2013年11月22日 20:54撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/22 20:54
鞘口峠
途中の展望図
2013年11月22日 12:09撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/22 12:09
途中の展望図
実際はこんな感じ
2013年11月22日 12:10撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/22 12:10
実際はこんな感じ
落ち葉が降り積もる
2013年11月22日 20:54撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/22 20:54
落ち葉が降り積もる
風張峠
2013年11月22日 20:54撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/22 20:54
風張峠
カラマツの紅葉
2013年11月22日 20:55撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/22 20:55
カラマツの紅葉
三頭山を振り返る
2013年11月22日 12:32撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/22 12:32
三頭山を振り返る
月夜見山 マイナーピーク?
2013年11月22日 20:55撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/22 20:55
月夜見山 マイナーピーク?
青々としているヤドリギ 縁起物です
2013年11月22日 13:08撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
11/22 13:08
青々としているヤドリギ 縁起物です
小河内峠
2013年11月22日 20:55撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/22 20:55
小河内峠
こんもりとした御前山
2013年11月22日 20:55撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/22 20:55
こんもりとした御前山
植生回復中らしい 防鹿柵もある
2013年11月22日 13:47撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/22 13:47
植生回復中らしい 防鹿柵もある
コガラ 間近でとれた
2013年11月22日 20:55撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/22 20:55
コガラ 間近でとれた
御前山 13年前に登った初めてのピーク
2013年11月22日 13:57撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
11/22 13:57
御前山 13年前に登った初めてのピーク
山頂はこんな感じ 昔より綺麗?
2013年11月22日 13:59撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/22 13:59
山頂はこんな感じ 昔より綺麗?
一気に下って大ダワへ
2013年11月22日 14:40撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/22 14:40
一気に下って大ダワへ
鋸山の急登にうんざり・・・
2013年11月22日 20:56撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/22 20:56
鋸山の急登にうんざり・・・
鋸尾根の名の通り岩岩してる
2013年11月22日 20:56撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/22 20:56
鋸尾根の名の通り岩岩してる
低木の紅葉
2013年11月22日 20:56撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/22 20:56
低木の紅葉
暮れなずむ森
2013年11月22日 15:19撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/22 15:19
暮れなずむ森
スギ林を見上げる
2013年11月22日 15:19撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/22 15:19
スギ林を見上げる
下のほうが紅葉が綺麗
2013年11月22日 20:56撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
11/22 20:56
下のほうが紅葉が綺麗
ウラハグサの草紅葉
2013年11月22日 20:56撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/22 20:56
ウラハグサの草紅葉
神社が出てくる
2013年11月22日 15:40撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/22 15:40
神社が出てくる
夕暮れに映える紅葉
2013年11月22日 20:57撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/22 20:57
夕暮れに映える紅葉
夕暮れに映える紅葉2
2013年11月22日 20:57撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/22 20:57
夕暮れに映える紅葉2
サザンカ?
2013年11月22日 20:57撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/22 20:57
サザンカ?
愛宕神社
2013年11月22日 16:00撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/22 16:00
愛宕神社
187段あるという石段
2013年11月22日 20:57撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/22 20:57
187段あるという石段
下から見るとこんな感じ 昔苦しめられた
2013年11月22日 20:58撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/22 20:58
下から見るとこんな感じ 昔苦しめられた
もえぎの湯へ続くもえぎ橋
2013年11月22日 16:24撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/22 16:24
もえぎの湯へ続くもえぎ橋
もえぎ橋より
2013年11月22日 16:25撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/22 16:25
もえぎ橋より
もえぎの湯で汗を流して帰路につく
2013年11月22日 20:58撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/22 20:58
もえぎの湯で汗を流して帰路につく

感想

晩秋、寒い、けど・・・
ちょっとでもいいから沢登りもしたいし、縦走もしたいなという欲張りなことを考えながら地図を見ていると奥多摩三山が目についた。

中高時代にどれも登ったことあるが、繋いだことはない。意外といい感じでつながっているようだ。
ということで、今度は三頭山に沢はないか調べてみると、あったあった。
その名も三頭沢。まんまである。
遡行時間はほんのちょっとだが、ちょこちょこ滝もあり、うまくやれば濡れなさそうだ。
あとは、奥多摩三山どこまでいけるかといったところか。

ということで、武蔵五日市駅からバスに揺られて都民の森まで。
平日だが、座席が埋まるくらいには登山客がいる。

都民の森で、彼らとは逆方向に道を少し下ってカーブに差し掛かったところにある道へ入る。
踏み跡で沢に降りるとハシゴのかかる堰堤が出てきて入渓となる。

さっそく沢足袋に履き替えて遡行開始。
なんとしても濡れない決意で出発。目標はひざ下だ。

最初は少し荒れ気味だが、すぐに小滝が出てくる。
意外と釜が深い。登りやすそうなのは右岸だが、釜に入らなければならない。
仕方なく左岸からへつりあがるのだが、なんか岩がツルッツルっでフリクション効かない。
別に落ちても怪我はしないが、寒くて死ぬ・
妙な緊張感とともに突破。謎に緊張した。

すぐ上の堰堤は右岸から超えて少し進むと、函地形となり中に7・8mくらいの滝がかかる。
とりあえず最初は左岸をへつっていけたが、滝の取付きはもはや腰まで浸かるような釜。
うん、巻こう。夏ならつっこみたいところだ。

巻きは左岸。そこそこの高巻き。ホールドとなるブッシュは乏しく、足元も脆いところもあるので要注意。
降り口もよく見ていかないと面倒臭そうだ。
早めに戻ることを心がけ、函の中の2つ目の滝の中段くらいにでた。

その先も小さい函地形が続きなかなか綺麗。が、よく滑る。
そんな函地形を終え、少し歩くと今度は10mくらいの滝が出てくる。
上を見上げると吊り橋が見えるので、三頭大滝の下らしい。
この滝は左岸を簡単に登れる。スリップだけ注意。

滝上に出ると三頭大滝の下へ出た。高さはあるが水量は少ないので、こんなもんかといったところ。
上から見るのとは大分印象が変わる。
とりあえず中段くらいまで登ってみるが、中段以上はけっこう立っている。
ここまでの滑りまくりな感じからして登るのはためらわれる。つららも出てて寒そうなので、左岸の灌木帯へ逃げ込む。

適当に登って行くと道へ出た。少し戻って今度は吊り橋から鑑賞。
上から見るとかなり立ってる細長い滝に見える。不思議なもんだ。
三頭大滝と森林浴についてのパネルがあった。

滝上から少し沢中をいってみるが、すぐにゴーロになってしまうったので、沢沿いの登山道を進むことにする。
さすが都民の森だけあって整備されてて歩きやすい。ところどころ自然を解説するパネルが多く見られた。
それにしても、木と見間違うようなサルナシには驚いた。
また、シモバシラの氷の花をみることができた。

そんなこんなで、登山道を登っていく。ほとんど沢沿いの道だが、最後だけ尾根に出てしまう。
せっかく三頭沢を登ったので、最後は沢を詰めようということで、沢型を詰める。
ブッシュこぎのない快適な詰め(笑)。三頭山まで直登する。

あれ、意外と人がいない。木の間からは綺麗に富士山や丹沢の山々が見えている。
軽食をとったりしていると、ちょっと先に展望台があることに気がついた。
みんなこっちにいたのね。

展望台は東に開けているので、御前山や大岳山がよく見える。
この前、石尾根を歩いた時も思ったが大岳山はわかりやすい形をしている。
これから向かう方だがどこまでいけるかな〜。

適当にピークをあとにする。一瞬、どっちに下るか迷った。
最近の朝トレランの影響下、下りではスピードが上がる。あっというまに標高を下ろす。
しかし、都民の森は道がいろんなところから入ってきて分岐が多い。看板がしっかりしているので、問題はないが面倒だ。
鞘口峠を過ぎ、なだらかな尾根を進むと石尾根がよく見えるところがあった。
雲取山から鷹ノ巣山まで1ヶ月前に歩いたところを綺麗に望むことができた。

風張峠まで奥多摩周遊道路のすぐ脇を歩く。
月夜見山の手前で再び登山道に入るが、一瞬伐採道に入りかける。
道が不明瞭になり尾根上からどんどん離れるので気がついた。適当に尾根上に出たら正しい道があった。クワバラクワバラ。
そんなこんなで、マイナーピーク?月夜見山へ。特に何もない。ささっと通過。

さぁ、次は御前山だといきたいが、小河内峠までは下らなくては。面倒だがしょうがない。
バーっと進んでいく、標高をおろしたほうが紅葉は綺麗だ。というか上の方は全部散っていて落ち葉が降り積もった道がいい感じなくらいだ。

途中、尾根上と巻きと道が分かれているが日和って全部巻きを選ぶ。
小河内峠からは登りとなる。さすがにギアチェンジがしんどくなってきた。
山と高原の地図には惣流岳の手前に危険マークがあるが、どこのことだったんだろう。
ひいこら言いながら惣流岳を登る。最後の方は階段が整備され、柵もめぐらされていた。御前山までこんな感じ。植生回復中らしい。シカと人間両方なのだろうか。

惣流岳からひと踏ん張りで御前山へ到着。
何を隠そうこの山、13年前に初めて登山をした山だ。
急登に苦しめられ、雨に濡れて寒さに震え、少なくとも最高の登山と言えるものではなかった。
訪れるのはあの時に登って以来だ。どうころんで、こうなったが分からないが、その13年間いろんな山に登った。
いつも快適、楽しいばかりだと言えるものではなかったが、どれも思い出に満ちている。
その始まりの山を踏んだ。湧いてきた感情はなんてことのない通過点だなといったものだ。
そう、通過点。これからもいろんな山に登っていこう。

と、まぁそれらしいことを考えて大ダワ目指して下って行く。
しかし、この道は段差やアップダウンが多くて下りづらい。ここまでの疲れが出てきてペースも上がらなくなってきた。
大ダワについた時点で3時前、残念ながら大岳山は無理そうだ。
かつて、御前山を目指したところに使った鋸尾根を下って思い出を振り返るとしよう。

最初の鋸山の登りは急登すぎてつらい。こんなところで、こんな登りがあるとは・・・。気合で登る。
鋸尾根はその名の通り、岩がボコボコ出ている。途中、ハシゴや鎖場もある。
中盤はなだらかな尾根だが、所々急。今下ってみてもしんどそうなので、当時はもっとしんどかったのだろう。

スギ林の林床の低木が紅葉している。沈みかけの太陽に照らされ林内ともどもいい雰囲気だ。
ウラハグサの草紅葉も綺麗だし、標高を下ろすとちょこちょこきれいな紅葉も見れる。反対側の石尾根も夕焼けに染まっている。

そんな風景を楽しんでいると愛宕神社へ着いた。今日の登山のお礼参りをする。
愛宕神社のちょっと下には長〜い石段が続いている。ここは、昔の記憶にも鮮明に残っている箇所だ。しょっぱなからしんどかった。
山と高原の地図には石段の数まで書いてあるので、数えながら下ったらその通りだった。そりゃそうか。

そして、奥多摩町へ。今回は前回行きそびれたもえぎの湯に行くことにする。
きれいな渓谷を望めるもえぎ橋を渡り、もえぎの湯へ行き汗を流し、奥多摩をあとにした。

次は丹沢あたりにいきたいな〜。

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