二ノ塔〜岳ノ台〜大山:マイナールートで大山参り
- GPS
- 09:53
- 距離
- 21.0km
- 登り
- 1,814m
- 下り
- 1,921m
コースタイム
- 山行
- 8:46
- 休憩
- 1:07
- 合計
- 9:53
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
https://www.odakyu-freepass.jp/tanzawa/ |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所は特になし。 二ノ塔尾根・大山〜不動尻は丹沢のメジャールートに比べると荒れ気味。 |
写真
感想
そろそろ丹沢のほうも紅葉が始まる頃かと思い、偵察を兼ねて久しぶりに大山へ。
ただ、おそらく大山は、メジャールートはどこも混むことは容易に予想はできたので、ロングハイクでマイナールート、かつ未踏のコースを検討した結果、このコースとなりました。
(大山三峰山経由や梅の木尾根も検討しましたが、すでに踏破済であることから今回は見送り)
【コース状況等】
■菩提BS〜登山口
・スタートは菩提BSからです。BS周辺にはトイレはありませんが、登山口にあります。
・スタートから登山口まで、1時間前後のロード歩きです。
・登山口の手前に、キレイなトイレ(洋式・水洗・有料?)と水場があります。
・そこからしばらく歩き、ゲートの左脇を抜けたすぐ先に登山口があります。
■登山口〜二ノ塔頂上
・登山道はよく踏まれていて踏み跡も明瞭ですが、丹沢の他のメジャールートに比べると、整備はされていません。
・特に危険箇所や岩場・鎖場等はなく、ひたすら単調な尾根を700mほど登り詰めていきます。また、杉の樹林帯の中で、景観は望めめません。
・標高1,000mを越えたあたりから、徐々に景観が開ける箇所があります。この日は、天気も良かったため、富士山がよく見えました。
・また、わずかながら、紅葉している樹木もありました。
・菩提峠への分岐からわずかに登ると、二ノ塔頂上です。
■二ノ塔頂上〜菩提峠
・二ノ塔の頂上には、思ったとおり登山者がたくさんいました。
・ひとしきり富士山等の撮影を終えて、すぐに分岐に戻ります。
・分岐からは、菩提峠の方向に降りていきます。
・途中、日本武尊の足跡に寄りましたが、イマイチよく分かりませんでした。
・そこから、一気に標高を下げて菩提峠へ。
・登山道は比較的整備されていて、危険箇所はありませんが、一部急な区間もあり、楽ではありません。
・菩提峠には、思った以上に車が駐車してありました。
■菩提峠〜岳ノ台頂上
・菩提峠からは、緩やかなアップダウンを繰り返し、岳ノ台へ。
・登山道は比較的整備されていて、問題なく通れます。
・岳ノ台には、上が展望台となった大きな屋根付きの休憩所とベンチがありました。
・展望台の上からは、わずかに富士山が見え、丹沢の方面はよく見えますが、それほど景観が良いわけではありません。
・ちょうど正午だったため、ここでランチをいただきました。
■岳ノ台頂上〜ヤビツ峠
・岳ノ台からは、いったん降り、再度登り返してから、久しぶりにヤビツ峠へ。
・ヤビツ峠は、トイレが改修されていました。また、レストハウスも出来ていました。昼過ぎだというのに、結構人がいました。
・ヤビツ峠周辺の紅葉は、今が見頃かもしれません。
■ヤビツ峠〜大山頂上
・ヤビツ峠からは、標高差約500mのイタツミ尾根を登り、大山へ。
・イタツミ尾根の登山道は、よく整備されており、迷う要素はありません。
・数カ所に岩場がありますが、三点支持で特に問題なく登れます。
・25丁目の分岐で表参道に合流すると、途端に人が増えてきます。しかも、登山者だけでなく、観光客もいます。
・「登り優先」「追いつかれたら道を譲る」等のマナーをご存じない方が多く、閉口しながら登頂しました。
・あまりにも人が多かったため、奥の院に参拝し、写真を撮影した後、早々に下山開始。
■大山頂上〜唐沢峠
・大山頂上から不動尻分岐までの区間は、ガチガチに整備されています。
・分岐から降ると、途端に荒れた登山道となり、閉口しながら階段状の登山道を降りていきます。
・とはいえ、二ノ塔尾根に比べると比較的整備されており、特に崩落地では、両サイドに鎖を張っていて、危険箇所はありません。
・大山頂上にいたたくさんの人がまるで嘘のように、このルートには人っ子一人いませんでした。
・比較的景観が開けている箇所もあり、大山三峰山がよく見えました。また、紅葉もそこそこ進んでいます。
・梅の木尾根への分岐、矢草ノ頭を経て、唐沢峠から不動尻へ。
■唐沢峠〜不動尻
・唐沢峠からは、しばらく巻道を進み、後に尾根から降るルートに合流します。
・このルート、意外と荒れていて、低山の割にとにかく浮石・岩屑が多く、一気に体重をかける歩き方ができません。
・ただ、踏み跡は明瞭で、迷う要素はないでしょう。
・長い尾根筋の登山道をジグザグに降りていくと、不動尻に到着します。
■不動尻〜広沢寺温泉BS
・不動尻からは、長い林道・ロード歩きです。
・途中、簡易トイレ(未確認)があります。
・そして、「出る」という噂の山ノ神トンネルへ。
・中途半端に周りが明るく、しかも出口もはっきり見えているにもかかわらず、トンネル内には明かりひとつないため、トンネル内に入ると周りが真っ暗になり、出口だけが見える状態となります。
・あまり経験したことがない事態に怖気づき、「念のため」ヘッデンを取り出し、足元を照らしつつどうにか抜けました。
・トンネル出口にも簡易トイレ(未確認)があります。
・そこそこの距離を歩いて、広沢寺温泉BSへ。
■広沢寺温泉BS〜広沢寺温泉入口BS
・広沢寺温泉BSでは、バスが2時間待ちだったため、より便数が多い広沢寺温泉入口BSまで歩くことに。こういう状況では、フリーパスは重宝します。
・途中、かねてから気になっていた「ZUND-BAR」さんでラーメンをいただこうとも思ったのですが、日曜日の夕飯どきとあって、行列が出来ていたため、断念。
・セブン-イレブンに寄り、広沢寺温泉入口BSで伊勢原駅行きのバスに乗り、本日の山行は終了。
■【まとめ】
・マイナールートにはマイナールートなりの理由があるものだ、と実感しました。
・二ノ塔尾根、不動尻〜唐沢峠とも、それほど整備されていないため、リピートは無いかなぁ…というのが、現時点での感想です。
・とはいえ、そのために二ノ塔尾根では1人とすれ違っただけ、大山の不動尻への分岐から不動尻までは、誰ともすれ違いませんでした。
・全体的に紅葉は色付き始め〜見頃といったところで、人出が多いのも頷けます。
・あの様子では、塔ノ岳や阿夫利神社下社は人でごった返していることでしょう。
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