祖母山(九州中部3峰の旅 その1)


- GPS
- 04:32
- 距離
- 7.1km
- 登り
- 1,025m
- 下り
- 1,027m
コースタイム
6:17国観峠-6:22八合目-6:41合目-6:56祖母山頂7:07-
7:17九合目小屋分岐-7:22祖母山九合目小屋7:27-7:33九合目小屋分岐-
7:49国観峠-8:37五合目小屋-8:54登山口入口-8:56駐車場
天候 | 曇りのち晴れ ただし山頂は霧のため視界なし |
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過去天気図(気象庁) | 2013年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
飛行機
大分空港→現地(レンタカー) 県道8号線から登山道1合目駐車場までは すれ違いがかなり困難な山道。 心配になって2度ほど戻ったが、 標識どおり進めばきれいに整備されたトイレ&駐車場(15台くらい?)に着く。 自分を信じましょう(笑)。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
一合目駐車場の出口に登山ポストがあります。 登山口の手前に「滝の散策コース」への分岐がありますが、こちらは遠回りです。 ******** 五合目小屋を過ぎて階段がなくなるあたりでは、沢から右方向の稜線に取り付きます。ナイトハイクのせいかもしれませんが、ここはわかりにくかったのでプチ道迷いしました。この稜線への取り付きからしばらく、赤土の滑りやすい斜面です。 稜線へ取り付いてからは、やや急な坂が続きます。切れ落ちているところにはロープがありますが注意してください。 標高1200m過ぎからは、積雪がありました。国観峠手前は急坂なので、軽アイゼンを装着しました。 国観峠⇔山頂は5〜10センチ態度の積雪がありました。 |
写真
感想
九州中央部の百名山(祖母山、阿蘇山、久住山)を巡る旅第一弾は祖母山に。
週末の土曜に大分で行われる同窓会に合わせて、三座に挑戦するプランを立てました。木曜日の夕刻羽田を発ち、大分空港からレンタカーで現地入り。直前に降雪の情報が入っていたので、車中泊のための寝袋、トレッキングポール、軽アイゼンを装備しました。
フルフラットにならないレンタカーで仮眠を取り、真っ暗な中を4時過ぎに出発。東京よりかなり西に当たるので、当然夜明けまでは時間があり、長いナイトハイクになります。というのもこの日の予定が、下山後阿蘇山にも登ることになっているので、早出が必須条件でした。
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本登山道入り口のすぐ手前に、滝鑑賞コース入り口があり、どちらも5号目小屋手前で合流する様子。しばし考えましたが、舗装路を選択肢本登山道へ。真っ暗なのですぐ上に本登山道の入り口があることがわからず、選択に迷いました。結果的に、滝鑑賞コースは遠回りみたいでした。
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五合目避難小屋までは、遊歩道で歩きやすい道でした。
五合目避難小屋からはしばらく階段が続きました。
階段が無くなり、そのまま沢沿いに進むと.....道が見当たらなくなりました。
このあたりは標識やテープも無く.....右方向にある稜線への取り付きに踏み跡らしきものがあるのを発見し事なきを得ました。ここからは傾斜もきつくなりますが、とても粘土質の滑りやすい足元ですので注意が必要です。
急な坂道を上っていくと、ところどころに切れ落ちた部分があります。ロープが張ってあるために恐怖感はさほどありませんが、慎重に通過する必要があります。
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標高1200mを越えたあたりからは、雪が出現。はじめは喜んで残雪を撮影していましたが、次第に量は増え滑り始めました。しょっていたザックのポケットから滑り落ちはペットボトルは、登山道を10m以上滑落。ここで意を決して、軽アイゼンを装着しました。
これはよい判断であったと思います。以後次第に増える雪にも、滑ることなく登坂を続けることができました。
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国観峠に着くとあたりが白み始めました。ここから望む山頂は霧に覆われておりその姿を拝むことは、復路にもありませんでした。
国観峠からは傾斜も緩み、気持ちの良い雪上ハイキングでした。ところどころは傾斜のきついところも混じりますが、笹薮を快調に8合目、9合目と登っていきます。さすがに、山頂手前では木々に雪が張り付いてプチ樹氷状態でした。
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山頂はそこそこの広さで、本来ならば360度の展望が楽しめるようです。
祠と山頂碑、三角点がありましたが、展望は開けず、氷点下ということもあり草々に退散を余儀なくされました。
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九合目避難小屋は神原からの往復コースから、寄り道になります。
トラバースする感じで、心地よい雪原歩行の後、数分で避難小屋に着きます。
中には宿泊された数名のパーティーがいらっしゃり、大障子へ向かうとのことでした。
山バッジをゲットしたかったのですが、残念ながら昨夕下山されたとのことでした。この山小屋は、食事こそ出ませんが、あたたくて居心地はよさそうでした。
参照URLはこちら:
http://www1.ocn.ne.jp/~sobokata/qgome.htm
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雪が消えるまで、トレッキングポールを軽アイゼンで下山したため、安全に下山することができました。ただし、アイゼンをはずしたあと、くだんの粘土質の部分であやうく転びそうになりました。
明るくなった下山動の終わりには、まだ紅葉が残っている場所もあり、目を楽しませてくれました。
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駐車場に戻ると、車は自分の1台だけでしたが、靴を履き替えている間にもう1台が到着。アイゼンの持参を進めましたが、用意が無いのかいけるところまでという返事でした。
まあ、絶対に登れないということはないと思いますが、トレッキングポールと軽アイゼンはこの時期必携だと思います。
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