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記録ID: 375144
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雪山ハイキング
祖母・傾

祖母山(九州中部3峰の旅 その1)

2013年11月22日(金) [日帰り]
情報量の目安: A
都道府県 大分県 宮崎県
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
04:32
距離
7.1km
登り
1,025m
下り
1,027m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

4:22神原祖母山一合目駐車場-4:26登山口入口-4:48五合目避難小屋-
6:17国観峠-6:22八合目-6:41合目-6:56祖母山頂7:07-
7:17九合目小屋分岐-7:22祖母山九合目小屋7:27-7:33九合目小屋分岐-
7:49国観峠-8:37五合目小屋-8:54登山口入口-8:56駐車場
天候 曇りのち晴れ ただし山頂は霧のため視界なし
過去天気図(気象庁) 2013年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 飛行機
東京→大分(航空機)
大分空港→現地(レンタカー)

県道8号線から登山道1合目駐車場までは
すれ違いがかなり困難な山道。
心配になって2度ほど戻ったが、
標識どおり進めばきれいに整備されたトイレ&駐車場(15台くらい?)に着く。
自分を信じましょう(笑)。
コース状況/
危険箇所等
一合目駐車場の出口に登山ポストがあります。
登山口の手前に「滝の散策コース」への分岐がありますが、こちらは遠回りです。

********

五合目小屋を過ぎて階段がなくなるあたりでは、沢から右方向の稜線に取り付きます。ナイトハイクのせいかもしれませんが、ここはわかりにくかったのでプチ道迷いしました。この稜線への取り付きからしばらく、赤土の滑りやすい斜面です。

稜線へ取り付いてからは、やや急な坂が続きます。切れ落ちているところにはロープがありますが注意してください。
標高1200m過ぎからは、積雪がありました。国観峠手前は急坂なので、軽アイゼンを装着しました。

国観峠⇔山頂は5〜10センチ態度の積雪がありました。
神原(こうばる)祖母山一合目駐車場の出口にある登山ポスト。
2013年11月22日 04:22撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
11/22 4:22
神原(こうばる)祖母山一合目駐車場の出口にある登山ポスト。
本登山道入り口。
2013年11月22日 04:26撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
11/22 4:26
本登山道入り口。
九州地方では熊絶滅宣言出てませんでした?
熊鈴もってこなかったのに!
2013年11月22日 04:48撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
11/22 4:48
九州地方では熊絶滅宣言出てませんでした?
熊鈴もってこなかったのに!
急坂をこなして国観峠へ。
峠の平地にあるお地蔵さん。
手前の急坂で軽アイゼン早着しました。
2013年11月25日 10:44撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
1
11/25 10:44
急坂をこなして国観峠へ。
峠の平地にあるお地蔵さん。
手前の急坂で軽アイゼン早着しました。
わかりやすい標識。
国観峠からは勾配も緩く、気持ちの良い雪原歩行。
2013年11月25日 10:45撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
11/25 10:45
わかりやすい標識。
国観峠からは勾配も緩く、気持ちの良い雪原歩行。
わかりやすい標識。
2013年11月25日 10:45撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
11/25 10:45
わかりやすい標識。
着雪。
プチ樹氷。
2013年11月22日 06:55撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
11/22 6:55
着雪。
プチ樹氷。
山頂標。
2013年11月22日 06:56撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
11/22 6:56
山頂標。
残念な山頂。
氷点下間違いなし。
2013年11月22日 06:57撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
2
11/22 6:57
残念な山頂。
氷点下間違いなし。
こんな感じの積雪でした。
2013年11月22日 07:15撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
11/22 7:15
こんな感じの積雪でした。
9合目小屋分岐。
2013年11月22日 07:17撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
11/22 7:17
9合目小屋分岐。
9合目小屋には数人の方が宿泊されていました。
ただし管理人さんは昨夕下山されたとのことで、山バッジは購入できませんでした。
2013年11月22日 07:22撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
11/22 7:22
9合目小屋には数人の方が宿泊されていました。
ただし管理人さんは昨夕下山されたとのことで、山バッジは購入できませんでした。
なかは宿泊者がいた関係で暖房されていました。
2013年11月22日 07:23撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
11/22 7:23
なかは宿泊者がいた関係で暖房されていました。
小屋からすぐの場所には、尾平や大障子への分岐があります。神原へは元の道を戻らなくてはなりません。
2013年11月22日 07:27撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
11/22 7:27
小屋からすぐの場所には、尾平や大障子への分岐があります。神原へは元の道を戻らなくてはなりません。
国観峠から山頂を振り返るも......。
2013年11月22日 07:49撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
11/22 7:49
国観峠から山頂を振り返るも......。
五号目避難小屋
2013年11月22日 08:37撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
11/22 8:37
五号目避難小屋
御社の滝(おやしろのたき)。
2013年11月22日 08:44撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
11/22 8:44
御社の滝(おやしろのたき)。
行きには暗くて気づかなかった紅葉。
2013年11月22日 08:47撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
1
11/22 8:47
行きには暗くて気づかなかった紅葉。
撮影機器:

感想

九州中央部の百名山(祖母山、阿蘇山、久住山)を巡る旅第一弾は祖母山に。

週末の土曜に大分で行われる同窓会に合わせて、三座に挑戦するプランを立てました。木曜日の夕刻羽田を発ち、大分空港からレンタカーで現地入り。直前に降雪の情報が入っていたので、車中泊のための寝袋、トレッキングポール、軽アイゼンを装備しました。

フルフラットにならないレンタカーで仮眠を取り、真っ暗な中を4時過ぎに出発。東京よりかなり西に当たるので、当然夜明けまでは時間があり、長いナイトハイクになります。というのもこの日の予定が、下山後阿蘇山にも登ることになっているので、早出が必須条件でした。

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本登山道入り口のすぐ手前に、滝鑑賞コース入り口があり、どちらも5号目小屋手前で合流する様子。しばし考えましたが、舗装路を選択肢本登山道へ。真っ暗なのですぐ上に本登山道の入り口があることがわからず、選択に迷いました。結果的に、滝鑑賞コースは遠回りみたいでした。

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五合目避難小屋までは、遊歩道で歩きやすい道でした。

五合目避難小屋からはしばらく階段が続きました。
階段が無くなり、そのまま沢沿いに進むと.....道が見当たらなくなりました。

このあたりは標識やテープも無く.....右方向にある稜線への取り付きに踏み跡らしきものがあるのを発見し事なきを得ました。ここからは傾斜もきつくなりますが、とても粘土質の滑りやすい足元ですので注意が必要です。

急な坂道を上っていくと、ところどころに切れ落ちた部分があります。ロープが張ってあるために恐怖感はさほどありませんが、慎重に通過する必要があります。

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標高1200mを越えたあたりからは、雪が出現。はじめは喜んで残雪を撮影していましたが、次第に量は増え滑り始めました。しょっていたザックのポケットから滑り落ちはペットボトルは、登山道を10m以上滑落。ここで意を決して、軽アイゼンを装着しました。

これはよい判断であったと思います。以後次第に増える雪にも、滑ることなく登坂を続けることができました。

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国観峠に着くとあたりが白み始めました。ここから望む山頂は霧に覆われておりその姿を拝むことは、復路にもありませんでした。

国観峠からは傾斜も緩み、気持ちの良い雪上ハイキングでした。ところどころは傾斜のきついところも混じりますが、笹薮を快調に8合目、9合目と登っていきます。さすがに、山頂手前では木々に雪が張り付いてプチ樹氷状態でした。

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山頂はそこそこの広さで、本来ならば360度の展望が楽しめるようです。
祠と山頂碑、三角点がありましたが、展望は開けず、氷点下ということもあり草々に退散を余儀なくされました。

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九合目避難小屋は神原からの往復コースから、寄り道になります。
トラバースする感じで、心地よい雪原歩行の後、数分で避難小屋に着きます。

中には宿泊された数名のパーティーがいらっしゃり、大障子へ向かうとのことでした。
山バッジをゲットしたかったのですが、残念ながら昨夕下山されたとのことでした。この山小屋は、食事こそ出ませんが、あたたくて居心地はよさそうでした。

参照URLはこちら:
http://www1.ocn.ne.jp/~sobokata/qgome.htm

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雪が消えるまで、トレッキングポールを軽アイゼンで下山したため、安全に下山することができました。ただし、アイゼンをはずしたあと、くだんの粘土質の部分であやうく転びそうになりました。

明るくなった下山動の終わりには、まだ紅葉が残っている場所もあり、目を楽しませてくれました。

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駐車場に戻ると、車は自分の1台だけでしたが、靴を履き替えている間にもう1台が到着。アイゼンの持参を進めましたが、用意が無いのかいけるところまでという返事でした。

まあ、絶対に登れないということはないと思いますが、トレッキングポールと軽アイゼンはこの時期必携だと思います。

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