笹子馬蹄形縦走(滝子山→笹子雁ヶ腹摺山→本社ヶ丸→鶴ヶ鳥屋山)は天候悪化で大沢山から途中下山【源流域ロング周回21;笹子川(寂ショウ尾根から滝子山(幕営)→お坊山→笹子雁ヶ原摺山→大沢山)】
- GPS
- 12:00
- 距離
- 29.0km
- 登り
- 2,542m
- 下り
- 2,551m
コースタイム
15:36 〜 15:41 桜森林公園P 休憩 0:05 予定時刻 13:30 桜森林公園P
↓ (所要時間 0:19 ) (予定所要時間 ↓ 0:35 )
16:00 林道 予定時刻 14:05 林道
↓ (所要時間 1:04 ) (予定所要時間 ↓ 1:30 )
17:04 滝子山P2とP3のコル(幕営)
行動合計 1:28 (歩行 1:23 休憩 0:00 )
2013/11/24(土)
6:08 滝子山P2とP3のコル(幕営)
↓ (所要時間 0:09 )
6:17 滝子山 曇 予定時刻 15:35 〜 15:50 休憩 0:15
↓ (所要時間 0:08 ) (予定所要時間 ↓ 0:10 )
6:25 曲沢峠分岐 予定時刻 16:00 5:00
↓ (所要時間 0:12 ) (予定所要時間 ↓ 0:15 )
6:37 沢 予定時刻 5:15 〜 5:20 休憩 0:05
↓ (所要時間 0:21 ) (予定所要時間 ↓ 0:30 )
6:58 曲沢峠 予定時刻 5:50
↓ (所要時間 0:13 ) (予定所要時間 ↓ 0:50 )
7:11 大鹿峠
↓ (所要時間 0:32 )
7:43 〜 7:50 お坊山 曇 休憩 0:07 予定時刻 6:40
↓ (所要時間 0:20 ) (予定所要時間 ↓ 0:50 )
8:10 米沢 曇
↓ (所要時間 0:36 )
8:46 〜 9:01 笹子雁ガ腹摺山 曇 休憩 0:15 予定時刻 7:30 〜 7:40 休憩 0:10
↓ (所要時間 0:23 ) (予定所要時間 ↓ 0:25 )
9:24 笹子峠 予定時刻 8:05
↓ (所要時間 0:29 ) (予定所要時間 ↓ 0:45 )
9:53 中尾根ノ頭 曇
↓ (所要時間 0:36 )
10:29 〜 10:40 カヤノキビラノ頭 休憩 0:11 予定時刻 8:50
↓ (所要時間 0:05 ) (予定所要時間 ↓ 0:45 )
10:45 大洞山 曇
↓ (所要時間 0:08 )
10:53 摺針峠
↓ (所要時間 0:34 )
11:27 ボッコノ頭 曇 予定時刻 9:35
↓ (所要時間 0:32 ) (予定所要時間 ↓ 0:25 )
11:59 〜 12:10 大沢山 曇 休憩 0:11 予定時刻 10:00 〜 10:15 休憩 0:15
↓ (所要時間 0:08 ) (予定所要時間 ↓ 0:50 )
12:18 女坂峠 予定時刻 11:05 清八山
↓ (所要時間 0:11 ) (予定所要時間 ↓ 0:15 )
12:29 1445m峰鉄塔 予定時刻 11:20 〜 11:35 本社ヶ丸 休憩 0:15
↓ (所要時間 0:25 ) (予定所要時間 ↓ 0:50 )
12:54 登山口 予定時刻 12:25 〜 12:35 鶴ヶ鳥屋山 休憩 0:10
↓ (所要時間 1:31 道路歩き ) (予定所要時間 ↓ 1:35 )
14:25 桜森林公園P 予定時刻 14:10
行動合計 8:17 (歩行 7:33 休憩 0:44 ) 予定行動合計 9:10 (歩行 8:15 0:55 )
天候 | 24日;快晴 25日;曇一時小雪、一時薄日、下山後雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
桜森林公園への案内はありませんでしたが、地図でカーナビで位置を確認して行きました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【コース状況】(バリエーションルートを含みます。また、コースの状況は季節や天気、個人の力量や体調ので変わりますので、ここに記載の内容を参考にしていただくのは大いに結構ですが、鵜呑みにせず、自己判断でお願いします。) ▼寂ショウ尾根 ・入口には「寂」の字のみがなんとか読める道標があります。 ・踏み跡はしっかりしています。夕暮れの中を登りましたが、特に迷うようなところはありませんでした。 ・山頂に近づくと、いわばが現れます。1箇所、鎖場がありますが、鎖が無いところも同等に険しく、3点確保で登ります。 ▼滝子山〜大鹿峠 ・とても歩き易い道で、結構走って、予定よりも時間短縮できました。 ▼大鹿峠〜大沢山 ・全体に道標はしっかりしていますが、笹子雁ガ腹摺山〜笹子峠以外は道が細くアップウンが険しい道が続きます。 ・米沢山の下りはかなり急な岩場に鎖が続きます。鎖を使わずに下りましたが、落ち葉が邪魔で足場が分かりにくく、 足元注意でした。 ・笹子峠〜大沢山は木の小枝が道の上に伸びていますので、葉が落ちていない時期は、枝漕ぎが必要と思われます。 ・女坂峠から送電鉄塔のあるピークまでの登りはとても急で、鎖等も無く、木や根につかまって3点確保で登りましたが、 足場が落ち葉で覆われていて分かりにくく、足場があると思ったところに無かったり、落ち葉が滑ったりで、 2〜3回足を滑らせてひやりとしました。しっかり木の根につかまっていたから落ちませんでしたが。 ▼送電鉄塔のある1445m峰〜笹子 ・送電線巡視路の黒いプラスチックの階段を下りますが、ほとんど落ち葉で埋まっていて段差が分かりにくく、 埋もれた枝や石ころでスリップしやすいので要注意です。 ・最初は送電線のある尾根沿いにルートを注意深く探しながらジグザグに下りますが、3つ目の鉄塔を過ぎてから 尾根から右へ逸れて若いヒノキの植林へ入ります。ヒノキの枝が覆いかぶさっていて鬱陶しいです。 ・登山口には標識がありませんでしたので、のぼりに使うときはこのレコのGPSルートや写真を参照にしてください。 清八山への登山口の緑の登山ポストがすぐ上に見えていました。 |
写真
感想
目的/慶瓦靴織謄鵐箸肇轡絅薀佞了藩僖謄好函
△泙席發い討い覆ぜ筌轡腑θ根で滝子山へ登る。
笹子川源流域(分水嶺)の周回。
で今回の源流域周回シリーズ21へといってきました。
ただし、24日の日曜日までは天気が良いですが、翌日は悪化することが予想されたため、
いつでも笹子へと下山するつもりでいました。
さて、24日は昼過ぎまで妻と御岳昇仙峡へ紅葉狩り
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-375360.html
へ行っていましたが、私は翌日の25日に休暇をとっていましたので、このレコの登山へと向かいました。
甲府駅で妻と別れ、登山口へ急ぎましたが、日曜日の昼まで甲府市内は結構渋滞し、
途中道の駅勝沼で山中で使う水を汲んだりしている内に予定よりも大幅に遅れて15時半過ぎにようやく
桜森林公園へと到着しました。
本当は15時過ぎたら登山口で幕営、と考えていたのですが、天気の良い今日のうちになるべく登っておいて
何とか富士山くらいは見たい、暗くなったらヘッデンつけて滝子山まで行って山頂幕営、あるいはそのまま
曲り沢への分岐付近の広い防火帯の尾根に幕営をと思って、水3Lを担いで寂リョウ尾根を特急で登りました。
ちょうど日暮れ大沢山方面へ沈んでいく太陽と競争となり、しばらくは日が暮れたりまで出たりの繰り返しで
中腹まではまだ明るい内に登りましたが、最後は沈む太陽には勝てず、とうとうすっかり夕暮れとなり、
上部の岩稜帯ではかなり暗い中を登りました。思いのほかに暗くなるのが早く、午後5時にはライト無しでは
難しくなりました。当初の予定通り、それでも山頂までは行こうかと思ったのですが、滝子山の手前のコルに
テントを張るのにちょうど良い小平地をみつけ、迷わずそこで幕営としました(登山道を塞ぐ感じでしたが、
その時間に歩く人はまずいないはず)。
新しいテント(モンベル ステラリッジテント2型)は全重量1.6kgしかなく、とても軽くてそれでいてそこそこ
広く、快適でした。この夜は夜露も結露も無く、風が少しありましたが、足元には笹子の町の夜景が見下ろせて
遠く中央道の車の音が絶えず聞こえてましたが、それでも十分静かな一夜でした。
気温も冷え込みが無くて気温2℃と暖かく、新しいシュラフ(モンベル U.L.スパイラルダウンハガー#3
最低-10℃、快適0℃、全重量わずか570g)で快適に過ごすことができました。
翌日、天気がよければ滝子山頂上で、東の空にアイソン彗星が見られるかも、と期待したのですが、
朝起きてみると予報が当たって朧月夜の空でした。富士山もすでに雲の中で、下り坂の天気。
予定では曲り沢峠への分岐付近に幕営し、5時には出発するはずだったので、大幅遅れの6時過ぎに
テンションがあがらない状態で出発しました。
滝子山は写真だけとって通過、ここからは道が快適になって、少しでも挽回しようと小走りで進みました。
曲り沢峠分岐は予定よりも1時間半遅れで通過、相変わらず良い道を快調に走ってお坊山では遅れを
30分短縮しました。
途中小雪が降ったりもしましたが、お坊山では今日はだめだと思っていた富士山や南アも見えて、
ときどき薄日も射してテンションアップ。ところがこの先道が悪くなり、アップダウンも激しくなって、
ペースダウン、徐々に予定との時間差が広がって行き、大沢山へ時には2時間の遅れへと拡大していました。
お坊山で姿を現した富士山も、笹子雁ガ腹摺山あたりから再び山頂が雲に隠れだし、大沢山では一度
山頂まで見えたあと、一気に雲に覆われてしまいました。同時にすぐ近くの三ツ峠山にも雲がかかり始め
風がたいへん強くなってきて、明らかな天候悪化の兆し、予定よりも遅れていて当初予定の鶴ヶ鳥屋山へは
到底無理、このまま大沢山から北東へ伸びる快適な尾根を下るかと、思案しましたが、女坂峠の向こう、
送電鉄塔が並んでいる尾根なら必ずその巡視路があるはず、それならまだ歩いたことが無いその道を
下ってみようと決めました。
女坂峠からの登り返しの難所をクリアし、鉄塔のあるピークについてみると、新しい道標があり、左笹子
と表示されていてにんまり。ここから下山しましたが、道はほとんど歩かれてなくて荒れ気味でした。
それでもあっという間に登山口へ到着、あとは長い長い林道歩き&甲州街道歩き、途中笹子餅をゲットして
駐車場へと戻りました。
運転し始めてすぐに雨となり、中央道では本降りとなりました。あと少し下山が遅かったら歩いている内に
降られた訳で、途中下山の判断は大正解でした。当初の目的のひとつである、笹子馬蹄形の完全縦走は
できませんでしたが、このコースは軽量日帰りでも十分可能なので、そのうちリベンジしたいと思います。
どなたかが先にやっていただくことの楽しみにしています。
その場合はご一報いただければ、レコ拝見させていただきます。
コメント
この記録に関連する登山ルート
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shigetoshiさん こんばんわ〜
馬蹄型 先を越されるところでした
笹子をホームと自認しているので譲れないところでした
僕の場合は初狩駅起終点ですが・・・
やはり女坂峠付近が危険なんですね〜
笹子峠〜清八山は健脚向けとなってますので、どんな道かと思ってました
参考になりました
ありがとうございます
まぁ歩くのは春になってからだと思いますが・・・
niiniさんこんにちは。
笹子周辺へは、冬枯れになるとときどき行っています。
夏はあまりいきません。
笹子峠〜清八山もだんだん歩く人が増えてきたようで、以前より踏み跡もはっきりしてきてだいぶ歩き易くなっています。
新しい道標もしっかりしていますし。
馬蹄形、ぜひ来春、葉っぱが出る前にでも行ってみてください
レコ楽しみにしています
shigetoshiさん、こんばんは。
どうして2日?と思ったら、昼間は奥様と昇仙峡を歩いて
その後、テントのテストも兼ねてでしたか。
そんな装備で1000メートルを80分は異次元のスピード
ですね
以前、南アの栗沢山への登りでもめちゃくちゃ早い
時がありましたが。。。
次は馬蹄形の完全縦走ですか。
レコ、楽しみにしています
shigetoshiさん
レコが三つも、って思ったら3連休だったのですね。
紅葉に富士見に満喫された三日間でしたね
午前中の昇仙峡に引き続きお疲れさまでした。
日没と競争で滝子山の急登をかっ飛びですね(笑)
この周回、平日だと貸し切り?ですよね。
天気の判断も流石です。
笹子馬蹄形のリベンジ楽しみにしてます!
youtaroさん、こんばんは。
天気予報が月曜日は悪いように行っていたので、直前まで悩みましたが、御前中はなんとか持つと読んでいつでも下山するつもりで入山しました。出発が遅くなりましが、妻と別れた時には決心がついていたので、暗くなっても幕営装備、食料、水を持っていたのでなんとかなると思って頑張りました。
尾根に夕日が沈む速度と自分が登るに速度が釣り合って、しばらくはずっと稜線に太陽が張り付く状態で30分くらいは頑張った(時には沈んだ太陽がまた出てきた )のですが、最後は太陽に沈まれてしまいました。それで、かなりオーバーぺースだったのですが、風が出てきて寒くてあまり汗をかかずにスピードを出せました
次にチャレンジするときは日帰り速攻ですね。でも笹後がホームのniiniさんに先にやってもらうようだと思います
kankotoさん、こんばんは。
この山行中、とうとう誰にも会いませんでした。
日曜日の夕方から月曜日だと確かにこの周辺は完全貸し切りです。
しかも天気があまりよくなかったですから。
一度沈んでしまった太陽が、急坂を必死で登っていたら
また顔を出して周囲が明るくなった時は、
してやったりとガッツが出てきて、さらに頑張りがききました
下山中はまだ時折薄日も射すくらいだったのですが、
車に乗ってから間もなく強い雨が降り出したし、
自宅についてからその晩は台風のようにザアザアと
横殴りの強雨になったので、こんな雨に山の中で降られなくてよかったと思いました。
笹子馬蹄形のリベンジ、今度は日帰りでいつかやりたいですね。でも先にniiniさんかな。(niiniさんとは丹沢24の打ち上げで一緒でした)
shigetoshiさん、おはようございます
相変わらずすごいレコですね。
どこかの山岳レースにでも出られる予定なのでしょうか
空身でも1000m80分は不可能ですが、テント装備でそれだけ歩けるとはさすがに鉄人です。
これだけ歩いて誰とも会わないのは、静かな山行を楽しめたと言えるのか、それともちょっと寂しいような気もしますが。
hirokさん、こんばんは。
特にレース等に出るつもりはありません
普段はこのスピードは出ないので自分でも少しおどろきました。
夕刻で焦っていたのと、尾根上で日が陰ると風が出てきて寒かったので
がんがん行きました。
足に来なかったのは午前中の昇仙峡歩きが十分な準備運動になり、そのあと休憩がながかったからだと思います
人ごみが苦手なので、昇仙峡のにぎわいと打って変わって静かでマイペースで歩けて、とてもよかったです
たしかに、たった一人での幕営は寂寥感もありましたが
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