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Yamareco

記録ID: 376833
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥多摩・高尾

雲取山

2013年11月30日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
08:28
距離
21.2km
登り
1,630m
下り
1,630m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

6:16小袖乗越-ドウドコロ7:38(1:22)/[予定]7:55/[差]+0:17
7:38ドウドコロ-七ツ石小屋分岐8:17(0:39)/[予定]8:50/[差]+0:33
8:17七ツ石小屋分岐-七ツ石小屋8:25(0:08)/[予定]8:58/[差]+0:33
(休憩0:10)
8:35七ツ石小屋-七ツ石小屋分岐8:41(0:06)/[予定]9:06/[差]+0:25
8:41七ツ石小屋分岐-ブナ坂9:12(0:31)/[予定]9:50/[差]+0:38
9:12ブナ坂-奥多摩小屋9:43(0:31)/[予定]10:34/[差]+0:51
(休憩0:10)
9:53奥多摩小屋-小雲取山10:29(0:36)/[予定]11:19/[差]+0:50
10:29小雲取山-雲取山10:45(0:16)/[予定]11:55/[差]+1:10
(食事休憩0:50)
11:35雲取山-小雲取山11:51(0:16)/[予定]12:51/[差]+1:00
11:51小雲取山-奥多摩小屋12:09(0:18)/[予定]13:09/[差]+1:00
(休憩0:10)
12:19奥多摩小屋-ブナ坂12:44(0:25)/[予定]13:48/[差]+1:04
12:44ブナ坂-七ツ石小屋分岐13:11(0:27)/[予定]14:21/[差]+1:10
13:11七ツ石小屋分岐-ドウドコロ13:43(0:32)/[予定]14:51/[差]+1:08
13:43ドウドコロ-小袖乗越14:44(1:01)/[予定]16:35/[差]+1:51
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
小袖乗越付近の路肩(通行の妨げにならない場所)に駐車
以前この辺りを歩いたとき、小袖乗越の近くにある空き地が駐車場として利用されているようだったので、今回そこに停めようと思いましたが、駐車禁止になっていました。
私有地の無断利用だったようです。
コース状況/
危険箇所等
【小袖乗越〜ドウドコロ】
登り尾根の右側(東側)を緩やかに登って行く道です。
途中、道幅がそれほど広くない箇所もあります。この道は重装備の人が多いので、すれ違い・追い越しの際は譲り合いが大事だと思います。
なお、立ち止まって譲る際にはなるべく山側に立ったほうが安全です。もちろん、安定して待てる場所であることが重要です。
しばらく登ると廃屋(写真3)があり、遺構が2、3箇所残っています(写真4)。
さらに登って行くと左手に水場があります(写真5)。水場付近に少し広いスペースがあり、休憩するのにちょうどよい空間です(写真6)。
ドウドコロまで分岐もなく歩きやすい道が続きます。

【ドウドコロ〜七ツ石分岐】
ドウドコロ(写真8)を過ぎると、道は尾根を乗り越えて西側に移り、その少し先で右に折れ曲がります(写真9)。
右に折れる箇所では直進方向にも踏み跡がありますが、登山道ではないらしいので迷い込まないよう注意しましょう。
道はだいぶ明るい雰囲気になってきます。ただ、相変わらずそれほど広い道ではありません。普通に歩くには何の問題もありませんが、重装備の人とすれ違う際には気をつけましょう。

【七ツ石分岐〜七ツ石小屋】
分岐(写真11)から右手方向に7、8分登ると七ツ石小屋があります。
トイレ(有料)と水場が利用できます。ホット・コールド双方の飲み物の販売もあります。
今回のコースからは若干寄り道にはなりますが、何かの際には利用させてもらうと良いと思います。

【七ツ石分岐〜ブナ坂】
七ツ石山を巻く道です。七ツ石山の南西面を緩やかに巻いて石尾根に乗ります。
途中、木橋が2ヶ所あり。ここまでの道と同様、すれ違い時の譲り合いが必要な道幅です。

【ブナ坂〜奥多摩小屋】
石尾根の上を歩きます。広く開放感のある道です。
この季節、天気の良い日にはお昼近くになると霜が溶けて泥道になる箇所があります。
また、遮るものが無いので風の強い日には寒さ対策が必要になります。
ヘリポート(写真18)を過ぎるとすぐに奥多摩小屋があります。トイレ利用可です。

【奥多摩小屋〜雲取山】
奥多摩小屋から先、傾斜がやや強い道になります。
まず最初にヨモギノ頭のピークです。このピークは東側を巻く道もあるので回避可能です。ザレ気味の急な登りですが標高差2、30メートル程度ですし、展望が良いので登って損は無いと思います。
次のピークは小雲取です。140〜150メートル程の高さを登ります。実質的にここが最後の登りの山場で、ここを登りきってしまえば雲取山頂までは残り標高20〜30メートルとなります。
雲取山への最後の登りはちょっとガレているので足元に気をつけましょう。
山頂には避難小屋とトイレ(冬季は小のみ利用可)があります。



小袖乗越の空き地。以前見たとき駐車場として使われていたようだったのでここに停めようと思いましたが、駐車禁止となっていました(帰りに撮影)
4
小袖乗越の空き地。以前見たとき駐車場として使われていたようだったのでここに停めようと思いましたが、駐車禁止となっていました(帰りに撮影)
小袖乗越の登山道入り口
1
小袖乗越の登山道入り口
しばらく登ると廃屋があります
しばらく登ると廃屋があります
さらに何箇所か遺構が点在しています
さらに何箇所か遺構が点在しています
標高1150メートル付近の水場。登山道から5、6メートル程脇に入ったところにあります
標高1150メートル付近の水場。登山道から5、6メートル程脇に入ったところにあります
水場付近。少し開けたスペースになっています
水場付近。少し開けたスペースになっています
さらに進むと大きな岩の脇を抜けて道が続きます
さらに進むと大きな岩の脇を抜けて道が続きます
堂所。ここまでは尾根の右側の道ですが、この先しばらく行くと尾根を乗り越えて左側を歩く道になります
堂所。ここまでは尾根の右側の道ですが、この先しばらく行くと尾根を乗り越えて左側を歩く道になります
正面方向は登山道ではないとのこと。標識がしっかりあるので間違って入り込むことはなさそうです
1
正面方向は登山道ではないとのこと。標識がしっかりあるので間違って入り込むことはなさそうです
この辺りで富士山が見えてきます
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この辺りで富士山が見えてきます
七ツ石山方面と巻き道との分岐。右が七ツ石、左正面が巻き道です
七ツ石山方面と巻き道との分岐。右が七ツ石、左正面が巻き道です
先ほどの分岐から7、8分登ると七ツ石小屋に到着。トイレ、水場があります
先ほどの分岐から7、8分登ると七ツ石小屋に到着。トイレ、水場があります
もう一本上を走っている巻き道の分岐
もう一本上を走っている巻き道の分岐
ブナ坂(ブナダワ)で石尾根の上に乗ります
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ブナ坂(ブナダワ)で石尾根の上に乗ります
ブナ坂の道標。日原方面への下りは北斜面の上谷間なので凍結があるようです
ブナ坂の道標。日原方面への下りは北斜面の上谷間なので凍結があるようです
石尾根からの富士山
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石尾根からの富士山
広い尾根上を歩いていきます
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広い尾根上を歩いていきます
五十人デーロ。ヘリポートがあります
五十人デーロ。ヘリポートがあります
五十人デーロのすぐ先に奥多摩小屋。トイレが利用できます。この先は傾斜がやや厳しい道になります
五十人デーロのすぐ先に奥多摩小屋。トイレが利用できます。この先は傾斜がやや厳しい道になります
雲取山頂避難小屋。小屋の少し下にトイレがありますが、冬季は小のほうのみ利用可です
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雲取山頂避難小屋。小屋の少し下にトイレがありますが、冬季は小のほうのみ利用可です
雲取山頂からの展望です
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雲取山頂からの展望です

装備

個人装備
コンパス
1
ポーチ内
筆記具
1
ザック内
保険証
1
ポーチ内
水3L
1
ザック内
ヘッドランプ
1
ポーチ内、予備電池
タオル
1
ザック内
雨具
1
上下、ザック内
スパッツ
1
ザック内
非常食
1
ザック内
ファーストエイドキット
1
絆創膏、三角巾、テーピング、湿布、サポーター、十徳ナイフ
カメラ
1
NikonD5000
サバイバルシート
1
ザック内
1/25,000地形図
1
ポーチ内
ガイド地図
1
ザック内
非常用バッテリー
1
ポーチ内
SmartPhone
1
ポーチ内
計画書
1
デジタルデータ(SP内)
トレッキングポール
2
防寒着
1

感想

つい先日、同じグループに所属する方が遭難事故で亡くなった。
身近にそういったことがあるといろいろと考えさせれることもあるし、今までと同じように山行記録をアップするのははばかられる気持ちもある。

しかし、山行記録というのは本来、情報を共有してより安全な登山が出来るようにしようという目的で書かれる側面があるものだ。
どのようなコースで登ったのか、コース状況はどうだったのか、危険箇所はなかったか、迷いやすいポイントは無いのか。
従来の山行記録に比べて、ヤマレコにおいては、多くの記録を検索できたり、統一的なフォーマットで比較しやすかったり、何よりごく直近の山の様子が写真付きで見られるというところに大きなアドバンテージがある。
せっかく山に登ったのだから、それを共有可能な情報として提供することが、誰かの安全につながるのではないかと、そう思った。

今回登った雲取山はメジャーな山であるし、歩いたコースも最も一般的な鴨沢ルートということで、情報的な価値としてはそれほどのものは無いかも知れない。
しかし、山行記録は遭難防止の一助になるという信念の元、亡くなった方の冥福を祈る気持ちと共に、アップさせていただくことにした。

ご不快に感じる方も中にはいらっしゃるかもしれないが、私なりの追悼の気持ちだという点をご理解いただければ幸いに思う。

トレーニングがてらの鴨沢ピストン。

車を停める所が近くになったご夫婦と挨拶を交わしお先にスタート。
さくっと追い抜いていから、私たちが登り切る前にさくっと下りてこられました。
黒パグ隊はホント凄く遅い。
遅くても焦らず怪我のないように歩くのもトレーニングのひとつという事で。

mizがポンポンペインでトイレ休憩多目。
七ツ石小屋でバイオトイレの建設をしていました。
雲取山はトイレがどうにも怖いので綺麗なトイレが出来るとありがたいです。

風がやや強めの予報だったのですが穏やかで奥多摩小屋のテント泊も過しやすそうで良かったです。

自分で宿泊装備を身に付けたワンコもいたり、ママチャリで登っている方々がいたり
、コスプレ登山の方がいたり親しみやすい登山道でした。

(黒パグ隊山歩きマンガはしばらくヤマレコではお休みします)

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技術レベル
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体力レベル
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