黒姫山・飯縄山〜2座周回で北信五岳完登〜

2021年11月21日(日) [日帰り]

• GPS: 10:36
• 距離: 36.8km
• 登り: 2,422m
• 下り: 2,437m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:28
• 休憩: 1:05
• 合計: 10:33

距離 36.8km 登り 2,439m 下り 2,437m

6:12 表登山道入口
6:55 しなの木
7:30 7:37 日ノ出岩
8:48 8:50 表登山道分岐
9:01 9:26 黒姫山
9:35 峰ノ大池分岐
9:53 しらたま平
10:00 姫見分
10:17 しなの木
10:32 10:33 新道分岐
10:48 新道登山道入口
11:11 大橋林道登山口
11:26 11:36 戸隠キャンプ場バス停
13:03 13:05 瑪瑙山
13:48 13:55 飯縄山
14:28 14:38 霊仙寺山
16:07 16:08 霊仙寺山駐車場
16:45 表登山道入口

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

黒姫山表登山口前の無料駐車場へ。キャパは15台程度。
信濃町町民の森休憩所（トイレ、休憩室）が24時間利用可能。

コース状況／危険箇所等

表登山道入口に登山ポスト有り。
【黒姫山表登山道】稜線までひたすら樹林帯の登りが続く。湿った路面や落ち葉で滑りやすい点を除けば特に危険なし。稜線に出た後は山頂までゴツゴツした岩稜帯を行く。転倒に注意。
【黒姫山新道ルート】山頂直下はやや急傾斜の岩場。姫見分までは笹の中の快適な稜線歩いた後、新道分岐まで再び急傾斜で高度を下げる。林道合流地点からは並行して登山道あり。
【戸隠キャンプ場〜瑪瑙山】戸隠イースタンキャンプ場のフィールドを抜けて登山道へ。ルートは明瞭で危険なし。小ピークを越えて鞍部へ下るとゲレンデに合流。瑪瑙山まで危険なし。
【瑪瑙山〜飯縄山】100mほど高度を下げて登り返す。前日の降雨の影響か、路面が湿っていて滑りやすいので下りは注意。ルートは明瞭。
【飯縄山〜霊仙寺山】山頂直下の急傾斜を下ると霊仙寺山までは岩場を抜けて歩く。転倒に注意。
【霊仙寺山〜霊仙寺跡登山口】山頂直下から熊笹の急傾斜を真っ直ぐ下る。滑りやすくホールドになる樹木も乏しいので滑落に注意。中腹以降は傾斜が緩む。途中でスキー場方面へのルートと分岐するが、ルートは判りやすい。

その他周辺情報

【日帰り温泉】むれ温泉天狗の館。霊仙寺湖畔。大人600円（JAF会員割引有）休憩室、売店、食事処あり。
https://tengunoyakata.com/
【コンビニ】セブンイレブン信州信濃町古間店が最寄り。近隣にスーパー、ドラッグストア有り。
https://maps.app.goo.gl/gwy1X4fEj1cuC5GZA
【道の駅】道の駅しなの
物産店、レストラン、農産物直売所併設。信濃町ICそば。
https://f-tenbou.com/

写真

11/21 5:59

朝6:00黒姫山表登山口そばの信濃町町民の森休憩所の小屋の脇の駐車スペースからスタート。

11/21 5:59

目の前が登山口です。

11/21 5:59

登山ポストもこちらにあります。私はコンパスで提出済み。

11/21 6:06

少し入ったところにクマ除けの鐘。数回鳴らしてお邪魔します。

11/21 6:11

しばらくは熊笹の原っぱの中を行きます。

11/21 6:14

林道を何回か横切る。

11/21 6:18

チョロチョロ流れる沢を渡る。

11/21 6:36

東の空が明るくなって来ました。

11/21 6:44

こんな看板がありました。

11/21 6:45

しなの木の巨木。

11/21 7:09

日が差して明るくなってきた。

11/21 7:18

ブナ林。

11/21 7:27

中腹から大きな岩がゴロゴロ。

11/21 8:03

ゴロ沢を登る。

11/21 8:09

岩室的な感じ。

11/21 8:15

ヒカリゴケ？ちょっと見つけられなかった。

11/21 8:18

うっすらと積雪。アイゼン履くほどではない。

11/21 8:23

邪魔っけな倒木。

11/21 8:37

大きなトドマツ。

11/21 8:40

8:40稜線に乗った。

11/21 8:42

稜線の上もあまり変わり映えしない道。

11/21 8:50

長野市街地方面。

11/21 8:50

この後登る予定の飯縄山。正確には飯縄山、瑪瑙山、霊山寺を含んだ全体を飯綱山と表現するみたいです。

11/21 8:50

東側の眼下には一昨日歩いた野尻湖とその向こうに斑尾山。
こう見るとかなり低く感じます。

11/21 8:52

戸隠と高妻の間から見える後立山連峰。左端に鹿島槍、中央やや左に五竜岳、中央やや右に唐松岳。それぞれの鞍部から奥の立山連峰が見えています。鹿島槍と五竜の間に立山。五竜と唐松の間に剱岳が顔を出している。

11/21 8:52

これは中央が五竜岳。遠見尾根が手前に伸びる。

11/21 8:52

中央が鹿島槍。

11/21 8:52

高妻山と乙妻山。暑くてバテバテになった記憶。

11/21 8:53

長野市街地方面。

11/21 8:53

こちらは北側の眺め。火打山と左手は焼山。

11/21 8:53

焼山をアップで。

11/21 8:54

妙高山。こちらは以前火打山と合わせて踏破済み。

11/21 9:12

そして8:50黒姫山山頂到着。先行者1組居られました。

11/21 9:17

しばらく眺望を満喫したので西側へ下る。

11/21 9:17

山頂直下はゴツゴツした岩場。

11/21 9:32

それを過ぎると笹原の道が心地よい。

11/21 9:37

戸隠連峰のギザギザが半端ない。

11/21 9:38

右側の手前が御巣鷹山。別名小黒姫山。本来は黒姫山のほうが外輪山で、こちらが主峰だった筈。そしてその向こうには火打山と焼山。左奥には雨飾山。

11/21 9:41

雨飾山。

11/21 10:07

しなの木。休憩適地。

11/21 10:22

急傾斜を下って新道分岐。どっちに行こうかと迷ったけど、とりあえず新道へ。

11/21 10:23

何というか、スケール感の大きな道標です。

11/21 10:30

新道側へ下るとすぐに林道の終点、関係者はここまで車両で入れるのか。

11/21 10:30

あとは林道か並行して付いている登山道を歩く。平坦なので気楽。

11/21 10:52

中を通り抜けたくなりませんか？私は通り抜けました。

11/21 10:59

AMATOMIトレイルって何だろう？こちらから戸隠キャンプ場に行けるみたいですが、よく解らないので予定通り舗装路を歩く。

11/21 11:00

11:00大橋登山口へ。前半戦終了。

11/21 11:02

ここから戸隠キャンプ場までロード歩き。

11/21 11:15

ちゃんと道標あり。

11/21 11:15

道を挟んで向かい側にある戸隠イースタンキャンプ場が瑪瑙山の登山口となります。

11/21 11:16

15分程で戸隠キャンプ場前へ。トイレと自販機あり。ここで小休止。

11/21 11:26

キャンプ場の受付小屋横に飲料の自販機あります。缶入り飲料を買って飲んだのですが、空き容器回収BOXが設置されてなくてちょっと困りました。ゴミ袋に入れて持って帰りましたが…

11/21 11:29

バンガローが立ち並ぶキャンプフィールドの中を抜けます。変わった形のバンガローだなあと不思議に思ったのですが、どうやら積雪対策かと。屋根の雪が落ちて積もった際に、壁と雪壁の間に隙間ができるように。。。

11/21 11:33

時々、「メノー山」って書いてあって何だかツボにはまる。

11/21 11:50

トドマツ？の林を抜ける。真っすぐ伸びた木がアートです。

11/21 11:57

スキー場ゲレンデ下からのルートと合流。

11/21 11:57

ほらまた来たメノー山。

11/21 12:21

小ピークを一つ越える辺りには歩きやすい木道が設置されている。

11/21 12:23

小ピークの上。ちょっとした広場になっている。

11/21 12:28

小ピークを過ぎて鞍部へ下るとスキー場のゲレンデに出ます。ここからメノー山まではゲレンデ歩き。

11/21 12:29

しゃくなげコースのリフトトップは巻くことが出来ます。

11/21 12:34

せっかくなんで上に上がってみた。

11/21 12:34

しゃくなげコースの上から見下ろす。

11/21 12:35

麓の駐車場が見えてます。

11/21 12:35

高妻山をアップで。

11/21 12:36

黒姫からとは角度が変わって白馬三山の一角、白馬鑓ヶ岳が見えています。（右側の鋭鋒）

11/21 12:36

天狗の大下りから唐松岳辺り。

11/21 12:36

五竜岳。

11/21 12:38

ここから瑪瑙山まではずっとゲレンデを歩く。ここで若い男女のペアとすれ違いました。

11/21 12:48

瑪瑙山へのゲレンデを登りながら戸隠〜高妻の稜線を眺める。

11/21 12:51

瑪瑙山の山頂にもリフトが通っています。

11/21 12:55

リフト降り場の脇の丘の上が瑪瑙山山頂です。

11/21 12:57

そして飯縄山への稜線。100mほど下って登り返しです。

11/21 13:07

飯縄山の山頂まで2km程度のようです。

11/21 13:15

飯縄山へ登り返す途中に瑪瑙山を振り返る。

11/21 13:16

午前中登った黒姫山。

11/21 13:36

最後の登りをクリアすると霊山寺山との分岐。この手前でソロのお姉さんとすれ違う。南登山道から登ったけど泥濘にうんざりなんで瑪瑙山方面の路面の状況を聞かれました。

11/21 13:37

そして山頂へ。誰も居ない。

11/21 13:37

お地蔵さんがポツンと佇んでおられます。

11/21 13:38

これで北信五岳を完登しました！

11/21 13:38

山頂の方位盤。

11/21 13:39

二等三角点。点名「飯繩山」標高1917.37m。

11/21 13:39

タッチ♪
そういえば黒姫山の三角点にタッチするの忘れてた。

11/21 13:41

白馬三山の全貌が見えた。右側が白馬岳、中央が杓子岳、左が白馬鑓ヶ岳。白馬と杓子の間に大雪渓が見えている。

11/21 13:41

鹿島槍が霞の向こうに。

11/21 13:42

四阿山とか草津白根山方面。薄い。。。

11/21 13:42

四阿山ですね。

11/21 13:42

中央やや右が本白根山、ど真ん中が逢ノ峰、左側が草津白根山。

11/21 13:43

左側の高い部分が横手山。

11/21 13:45

ナイトハイクで登ったら市街地の夜景が綺麗に見えそうです。

11/21 13:49

山頂には立派な標柱。

11/21 13:50

飯縄神社のあるピークへの稜線。時間がないので行かない。

11/21 13:58

霊仙寺山へ向かう。これまでのルートよりも岩が多め。

11/21 13:59

転倒しないように気を付けて。

11/21 14:14

霊仙寺山手前はあんまり登り返しもなくてホッとする。

11/21 14:17

霊仙寺湖だ。湖畔にある日帰り温泉に昨晩入りました。

11/21 14:17

飯縄山の東麓を見下ろしながらおやつを食べる。

11/21 14:17

最後のピーク霊仙寺山へ到着。
時刻は14:17。まあ予定通りかな。

11/21 14:18

山頂の看板は何だか味気ない(笑)

11/21 14:59

山頂直下の激下りをクリアして斜度が緩む。
クマザサ以外にホールドがないので慎重に下りましょう。

11/21 15:11

飯縄スキー場からのルートと分岐。

11/21 15:11

ここは直進して霊仙寺跡へ向かう。

11/21 15:19

この辺りはテープが妙なところに付いていて判りづらい。とりあえず尾根を真っすぐ下る。

11/21 15:41

下に祠が見える。

11/21 15:42

霊仙寺跡に入りました。

11/21 15:42

御神木の桜？

11/21 15:42

逆光ですみません。

11/21 15:42

何だかよく解らないですが。。。

11/21 15:44

ほう、戦国時代からの遺跡。

11/21 15:44

この手水鉢も。

11/21 15:44

この石段も戦国時代から残っているのでしょうか？

11/21 15:46

鳥居の沓石。

11/21 15:51

在りし日に思いを馳せながら散策するのも楽しいかも知れません。

11/21 15:52

勉強になりました。

11/21 15:57

そしてしばらく行くと見覚えのある民家が。

11/21 16:00

二日前にデポしたマイチャーリーと再会！

11/21 16:02

ここから駐車地まではダウンヒルです。

11/21 16:26

チャリで戻る途中。降りてきた霊山寺山を見上げる。

11/21 16:26

こちらは黒姫山。下から眺めるとよくあんな所まで登ったなとか思います。

11/21 16:27

黒姫山の北側には妙高。

11/21 16:36

16:36スタート地点に帰着！チャリ経路は登り返しの少ない下り勾配が続くルートを選んだおかげで30分ちょっとで戻ってこれました。計画通り完遂できて満足です！

11/22 2:30

戦利品その�　Ч�姫山。道の駅しなのの売店にて400円で購入。

11/22 2:31

戦利品その�◆�飯縄山。戸隠神社中社の大鳥居の前にある「宝泉」という土産物屋さんで。550円。

撮影機器：

PENTAX K-70 RICOH IMAGING COMPANY, LTD.

SCV36 samsung

装備

個人装備

長袖シャツ 長袖インナー タイツ ズボン 靴下 グローブ 予備手袋 防寒着 靴 ザック アイゼン 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 笛 予備電池 GPS ファーストエイドキット 携帯 時計 ツェルト カメラ 日よけ帽子 ヘッドランプ

感想

tonzablow

北信五岳の残り二座、黒姫山と飯縄山を通して歩いて来ました。下山口となる霊仙寺跡に自転車をデポしておき、黒姫山表登山口のスタート地点までほぼ下り勾配の快適ライド。中間地点の戸隠キャンプ場で息抜きも出来て、今回もなかなか面白いルートを考えて歩くことができました。
これで北信五岳はコンプリートとなりましたが、北信地域の自然豊かで落ち着いたリゾートの雰囲気が気に入ったので、また折をみて訪れたいと思います。