初冬の御在所岳

2021年11月24日(水) [日帰り]

• GPS: 05:09
• 距離: 6.8km
• 登り: 830m
• 下り: 830m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:15
• 休憩: 0:52
• 合計: 5:07

距離 6.8km 登り 830m 下り 830m

7:06 御在所岳中道ルート前駐車場（旧料金所前）
7:08 7:09 一ノ谷御在所山の家
7:30 御在所岳中道裏道分岐
7:45 8:03 おばれ石
8:06 8:15 地蔵岩
8:22 8:29 キレット
9:37 9:40 富士見岩
9:44 9:46 見晴台
9:49 9:50 御在所山上公園駅
9:54 御在所岳朝陽台
10:02 アゼリア跡
10:05 表道下山口
10:17 10:24 御在所山 一等三角点
10:26 御在所岳
10:34 表道下山口
11:39 11:42 表道登山口
11:46 表道登山口（武平峠分岐）
11:49 11:50 三ッ口谷登山口
12:09 一の谷山荘
12:12 御在所岳中道ルート前駐車場（旧料金所前）
12:13 ゴール地点

天候

晴時々曇

アクセス

利用交通機関：

自家用車

鈴鹿スカイライン料金所跡駐車場（割谷駐車場）に駐車。

写真

湯の山温泉から武平峠方面へしばらく走り、鈴鹿スカイライン料金所跡にある割谷駐車場から出発します。見上げると御在所ロープウェイの山上駅がすぐ近くに見えますが、標高差650m、2時間余りの道のりです。

登りは定番の中道登山道から。イルカ岩は北アルプス・燕岳が有名ですが、ここにもそれっぽい岩が。本家と見比べると出来はいまいちですが(笑)。

御在所岳の急峻な山腹に聳える「白鉄塔」。その正式名称は「6号支柱」でその高さは61m、御在所ロープウェイのシンボルであり、現在もロープウェイの支柱としては日本一の高さを誇ります。

振り返ると、眼下には四日市から鈴鹿の町並、その向こうには伊勢湾が朝日に輝きます。
左から延びる細長い影が知多半島、さらにその向こうには三河湾を挟んで渥美半島と田原アルプスの山並も。ただ残念ながら、アルプス方面は雲に隠れて見えず…。

御在所岳の奇岩として最も有名なのが、この『地蔵岩』。「落ちそうで落ちない」ことから合格祈願のグッズにもなっているとか。

中道名物の「キレット」を下ります。登山者が多いと渋滞する箇所ですが、紅葉シーズンも終わりを迎えた平日とあって閑散としています。

北方を見れば、右に釈迦ヶ岳、中央重なるように手前が竜ヶ岳、奥に藤原岳、そして左の大きな山体が鈴鹿最高峰の御池岳と、鈴鹿山脈の重鎮たちを一望します。

中道上部の尾根北側を巻いて登って行くあたりは冷えが厳しいのか、足元には立派に成長した霜柱が。染み出した水もツルツルに凍っていて、標高で見ればさほど高くはない鈴鹿ですが、いよいよ冬を感じさせてくれます。

最後急登を登りきると、なだらかな山頂部東端にある富士見岩展望台に飛び出します。高度感のある展望台からは、目の前に鈴鹿随一のアルペン的山容を見せる鎌ヶ岳が聳えます。対照的に左のなだらかな山は入道ヶ岳、鎌ヶ岳の左に野登山、右に仙ヶ岳と鈴鹿山脈南部の山並が広がります。

広々とした大空をバックに神々しく立つ朝陽台の鳥居。一見すると晴れた穏やかな天気に見えますが、この日の日本付近は強い冬型で、山頂付近の気温は-1度、風速は15m/sで、体感的にはかなりの寒さでした。

ロープウェイ山上駅から、一等三角点のある御在所岳山頂を望みます。山頂付近はスキー場になっていて、毎年年明けから3月上旬頃まで営業しています。貴重な奈良近隣のスキー場なので、一度くらいは滑りに来たいなと思うんですが…。

山上駅から下ると、突然氷の世界に！一足早く極厚の樹氷が見れました(笑)。

通年営業の御在所ロープウェイですが、この日は強風のため終日運休。時折身体を少し持っていかれそうなくらいの突風が吹きます。

一等三角点・点名「御在所山」が埋設されている御在所岳山頂。看板には標高1211.95mとありますが、実際には三角点の標高は1209.41mで、御在所岳の最高地点はここから少し西にある望湖台にあり地形図には1212mと記されています。

冷たい北風が吹きすさぶ山頂を後にして、表道からのんびりと下山します。御在所岳を楽しむというより、久しぶりの仲間との登山を楽しんだ山行でした。

感想

まほろば1839

いつも一人ならよりマイナーな山へと矛先が向きますが、今回は久方ぶりの職場仲間との登山ということで、鈴鹿山脈の主峰・御在所岳へ。