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雪山ハイキング
剱・立山
立山 ( 冬季閉鎖アルペンルートを渡る)
2021年12月05日(日) [日帰り]
- GPS
- 20:20
- 距離
- 54.7km
- 登り
- 2,726m
- 下り
- 2,712m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 19:54
- 休憩
- 0:38
- 合計
- 20:32
0:11
61分
藤沢ゲート前 駐車地
1:12
1:12
112分
立山道路 料金所
20:43
藤沢ゲート前 駐車地
◽ 荷重 Max13.5 (もう少し重かったかも)
天候 | 微風 快晴 温度計 [-10℃〜5℃] |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
立山駅の近くの藤橋ゲート前の広場に駐車(称名滝に行く道の入り口)除雪車が置いてあることもあるので邪魔にならないように。 ※予定では、ここから自転車で桂台にある料金所からの立山道路を進めるところまで進むつもりだった。実際は前夜からの降雪で数百mでデポ。(営業終了直後であっても降雪しだいのルートだと思われる。もちろん営業中は通行出来ない)。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◽ 全体的な状況 立山駅で新雪5 (下山時には溶けていた)。桂台の立山道路料金所から雪深くなり、美女平で膝下ラッセル。弥陀ヶ原で灌木は雪に埋まり何処でも歩ける状態。ワカンよりスノーシューが有効。一の越からは岩・雪・氷のMix。アイゼンとピッケルが必要。ラッセルは深くてスキーはスネ・スノーシューでヒザ (今回はトレースがありラッセルは最小限で済んだ)。 ◽材木坂 降りで利用、上部では豊富に残っていた雪も、下部に進むほど疎ら。雪で滑るうえ、最後まで急傾斜なので転倒注意。雪の重みで笹藪などが登山道に倒れ込み少し煩わしかった。 ◽装備 (greenriverさんのコメントを反映して追記) 基本的な雪山装備に加えて、雪崩リスクを感じる区間もあるため雪崩装備。往復50劼魃曚┐襯蹈鵐哀魁璽垢鉾鯑饐屋がないためビバーク装備、それに相当する水と食料を用意した。 ◽出会った人 山スキー5名 |
予約できる山小屋 |
天狗平山荘
|
写真
撮影機器:
感想
自転車でのアプローチは苦手だがアルペンルート営業終了の直後を狙った立山道路の超ヒルクライム。何故だかずっと興味があった。
仕事が終わり立山駅へ向かい車中泊。前夜23時に起床すると辺りは雪で真っ白。自転車を漕ぎ始めるが数百mでデポ (ヒルクライム終了)。往復50勸幣紊鮹影肇薀奪札襪鷲垈椎宗2燭箸盡世┐覆させちで進んだ。
登山開始から3時間のラッセルで美女平。登頂は諦めていたが、材木坂からのスキートレースを目にしてモチベーション復活。後でBCの方に聞いたところ材木坂は1時間40分程で通過できたそう、勉強になりました。
登山開始から11時間で一ノ越に到着。既にタイムリミットは2時間も超過。下山が過酷になること覚悟の延長戦。荷物をデポして雄山へアタック。ここで先行して下さった皆さんにトレースの御礼を言えた。登山開始から12時間で雄山登頂。膝がガックンと地に落ちて「終わった」と達成感。トレースに頼りっぱなしで無力で申し訳なかったけど嬉しかった。ありがとうございました。
立山駅に下山したのは約8時間後。後半は体中の悲鳴を聞きながらゾンビのように進んだ。たまに数分程の仮眠をとる過去最高の地獄。山頂で達成感に浸っていた頃の自分を想うと、何とも言えない気持ちになった。
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また、超人的な・・・。いや、超人です。
これやるなら、昨日しかないといった天気でしたね。
ただ、とても心配になってきました。
疲労凍死のリスクもありますし。
kiyaさんのようにイグルーとか作れればリスク軽減になるんでしょうけれど。
でも心配です。
あまりご無理をされないように。
すいませんm(__)m。
コメントありがとうございます。
超人ではないですよ💦
最後は気力だったので、ただの負けず嫌いなだけです。
仰るとおり「これをやるなら、今しかない」といった日でした。こんな無理をしてしまい、ご心配をお掛けしました。すいません。
私も、自分の登山スタイルに不安を感じております。今回のような時は特にそうです。雪洞装備はあるものの、講習のみの未経験。リスクが大きかったです。
こんな危なっかしいことにならないようにしたいのですが、すいません、ご心配をお掛けしました。温かいお言葉をかけて下さりありがとうございます。
余計な心配、すいませんでしたm(_ _)m。
雪洞装備、講習もあり、リスク軽減されてたんですね。きちんと保険をかけてのトライだったこと理解しました。
距離と時間が通常の2倍程度だっただけに、高リスク受容と引き換えの山行だったのではないかとか、装備や食料、ビバーク準備とかどうだったんだろうとか、色々考えすぎてしまいました。
naotooさんは、その辺、しっかりされた上でのトライなんですね。
でも、安全面の納得だけでなく、ヘルニアになるのも納得しました(笑)。
体力に体のパーツが追いつけないのかもしれないので、お体もご自愛くださいm(_ _)m。体を壊しまくった経験のあるおじさんからでした( ^ω^ )。
日帰り登山では要体力なルートなだけに、安易に真似をされるのも怖いので、装備についても書き足したいと思います。
これでも体を大事にすることが今年の目標だっのですけどね (*^^*ゞ💦
greenriverさんが体を壊しまくった経験があるとは意外です 😲
心と体のバランスは歳とともにどんどん乖離していきますので、ご注意を😢。
ただ、強靭な体があって若いうちに頑張れても、最後はこれまでの心臓の拍動数で寿命が決まってくるので、やっぱり無理しない方が良いようです。体も機械と同じですからね。
自分については、中学は運動過多で顔も洗えないほどの腰痛。
大学のラグビー部で背骨の横突起骨折によって1日ほど下半身の感覚がなくなって動かなくなり1ヶ月以上、まともに歩けず。
社会人では、オフロードバイクで足骨折(病院行ってませんが間違いない)、右ひざの内側の靭帯が半分断裂(半分なので手術不要と言われた)、フライのキャスティング競技の練習しすぎで顔も洗えないほどの腰痛・・・などなどです。
それ以降、接骨院通院とともに、自分で専門書など読み漁ってメンテナンスして、今はだましだまし動かしてます。山行くとき以外は、できるだけ負荷かけないようにして、ストレッチなどメンテナンスしてます。40歳以後、ボルダリングやストレッチ、登山で体が大分復活してきました。30代より今の方が元気です(笑)。
ヘルニアも長い付き合いとなるでしょうから、無理せずいたわって行きましょう!!
greenriverさんの通院歴が凄い💦。内科よりも整形外科なところは私も同じです。勉強になります。登山しないときも激しいトレーニングをされているのかと…、私はしていましたので💦。 10年後も登山していたいと考えると、体のメンテナンス。生活を改めないとなぁと思いました。
遅くにコメント申し訳ありません。
朝からすごいレコに目が覚めました。
スキー&スノーシューのウルトラツアーですね。
怪物的体力を持ち合わせたnaotooさんならではの山行、レコで楽しませてもらいました!
もう一人の怪物的体力の持ち主greenriverさんとのコメントのやり取りも非常に興味深く読ませていただき、学ぶことが多かったです。
お二方ともくれぐれも無理しない範囲で、お二人にしかできない刺激的な山行をいつまでも続けてくださいね
応援しています(^^)/
コメントありがとうございます。目覚ましになれたようで嬉しいです(*^^*ゞ
greenriverさんとのやり取りは私も学ぶことが多いです。今回、やり取りを通して、体の事も考えたいと思ったのですが、魅力を感じる山行ほど体に対して刺激的なことが多く、なかなか難儀しております💦
応援ありがとうございます!これからも無理のない範囲で (これが難しい💦)
刺激的な山行をしていきたいと思います。
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