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Yamareco

記録ID: 3836805
全員に公開
雪山ハイキング
谷川・武尊

【谷川岳】天神平からトマノ耳まで

2021年12月14日(火) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:04
距離
7.8km
登り
903m
下り
974m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:32
休憩
1:33
合計
5:05
9:50
13
10:14
10:21
23
10:44
10:54
37
11:31
11:37
25
12:02
12:03
19
12:22
12:25
8
12:33
12:43
7
12:50
13:33
5
13:38
13:38
10
13:48
13:49
17
14:06
14:06
20
14:40
14:51
4
14:55
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2021年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
 上越線 水上駅から谷川岳ロープウェイまでバス利用。帰路は同バス停から土合駅まで。
コース状況/
危険箇所等
 前日に積雪があったようですが、朝の9時半時点で立派なトレースがついていました。多少、風はありましたが、快適な登山日和でした。
天神平スキー場からスタート
2021年12月14日 09:52撮影 by  F-02L, FUJITSU
12/14 9:52
天神平スキー場からスタート
トラバース道
2021年12月14日 10:13撮影 by  F-02L, FUJITSU
1
12/14 10:13
トラバース道
熊穴沢避難小屋。出入り可能でした
2021年12月14日 10:52撮影 by  F-02L, FUJITSU
12/14 10:52
熊穴沢避難小屋。出入り可能でした
俎山稜。大迫力
2021年12月14日 11:16撮影 by  F-02L, FUJITSU
1
12/14 11:16
俎山稜。大迫力
2021年12月14日 11:16撮影 by  F-02L, FUJITSU
12/14 11:16
2021年12月14日 11:16撮影 by  F-02L, FUJITSU
12/14 11:16
2021年12月14日 11:33撮影 by  F-02L, FUJITSU
12/14 11:33
雪原の中で目を引いた赤い実
2021年12月14日 11:36撮影 by  F-02L, FUJITSU
1
12/14 11:36
雪原の中で目を引いた赤い実
2021年12月14日 11:41撮影 by  F-02L, FUJITSU
1
12/14 11:41
オキノ耳へ続く稜線
2021年12月14日 12:35撮影 by  F-02L, FUJITSU
3
12/14 12:35
オキノ耳へ続く稜線
トマノ耳。本日はここまで
2021年12月14日 12:37撮影 by  F-02L, FUJITSU
2
12/14 12:37
トマノ耳。本日はここまで
万太郎山方面
2021年12月14日 12:40撮影 by  F-02L, FUJITSU
4
12/14 12:40
万太郎山方面
雪庇が発達中?
2021年12月14日 12:41撮影 by  F-02L, FUJITSU
1
12/14 12:41
雪庇が発達中?
2021年12月14日 12:45撮影 by  F-02L, FUJITSU
4
12/14 12:45
ケルン状の道標
2021年12月14日 12:47撮影 by  F-02L, FUJITSU
2
12/14 12:47
ケルン状の道標
肩の小屋
2021年12月14日 12:47撮影 by  F-02L, FUJITSU
2
12/14 12:47
肩の小屋
肩の小屋前のベンチでコーヒーを淹れる
2021年12月14日 12:58撮影 by  F-02L, FUJITSU
3
12/14 12:58
肩の小屋前のベンチでコーヒーを淹れる
道標にエビのしっぽ
2021年12月14日 13:09撮影 by  F-02L, FUJITSU
2
12/14 13:09
道標にエビのしっぽ
下山開始
2021年12月14日 13:32撮影 by  F-02L, FUJITSU
3
12/14 13:32
下山開始
谷川岳を振り返って
2021年12月14日 14:29撮影 by  F-02L, FUJITSU
2
12/14 14:29
谷川岳を振り返って

装備

個人装備
メリノウールの肌着 ダウンベスト 化繊のフリース タイツ ズボン 靴下×2 予備靴下 グローブ インナーグローブ 予備手袋 ダウンジャケット レインジャケット ゲイター ネックウォーマー ニット帽 ザック サブザック 輪カンジキ ガスバーナー 昼食 行動食 非常食 飲料 水筒(保温性) 地図(地形図) コンパス LEDランタン ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 山と高原地図 ファーストエイドキット 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック×2

感想

 冬の青春18きっぷ山行、2回目は雪の谷川岳に行ってきました。ロープウェイを利用して、天神尾根をピストンするオーソドックスな谷川岳の雪山ルートです。ワカン、チェーンスパイク、ダブルストックという装備だったので、クラストした急斜面などが出てきたら即時撤退のつもりでしたが、結果的にトマの耳まで前進することができました。

【天神平〜熊穴沢避難小屋】
 ロープウェイから下りると、身支度を調えて出発です。ルート上には きれいなトレースがついており、沈み込みもほとんどなかったので、しばらくはツボ足で行くことにしました。すぐに暑くなってきたのでベースレイヤーとミドルレイヤーの間に来ていたインナーダウンのベストを脱ぎます。熊穴沢避難小屋までに何ヶ所かあるトラバース状の細いトレースの上を歩くのが、この日歩いた中で一番怖かった場所かもしれません。

【熊穴沢避難小屋〜天狗の溜まり場】
 避難小屋はまだ雪に埋もれていませんでした。ここから先は完全に尾根道となるのでチェーンスパイクを装着していきます。なお、すれ違った人の足回りはほとんどがアイゼンでした。ワカンをザックに括りつけている人は何人かいましたが、足に装着している人は見かけませんでした。スノーシューを履いていたのは山スキーの人が一人だけ。あとはスノーボードを担いだ人がスキーブーツのツボ足で登っていました。
 天狗の溜まり場から先は徐々に傾斜が増していきます。ときおり振り返り、帰りに下りられそうか慎重に確認しながらの登高となりました。肩の広場の直下までくると、踏み跡はあたり一帯に拡がるようになり、皆さん思い思いの場所を登って行きます。自分は先述のスノボの人のつけた踏み跡にキックステップを刻んで ここをクリアしました。

【肩の広場〜トマノ耳〜肩の小屋】
 肩の小屋(冬期休業中)も完全には雪に埋もれておらず、通常の出入り口が利用可能でした。先に休憩していこうかとも思いましたが、ひとまずトマノ耳まで行くことにします。わずかな登りでトマノ耳に到着しましたが、次なる問題はオキノ耳まで行くかどうかです。見た感じ「行って行けないことはないかな」という印象でしたが、ここで強烈な風が吹き付けてきました。自分の装備はチェーンスパイクにダブルストックです。「装備に不安がある以上、この辺が潮時かな」というのが自分の出した答えでした。オキノ耳には無雪期に登頂したこともあるし、無理をすることもありません。
 トマノ耳から引き返すと、肩の小屋で昼食休憩です。ちょうど良く小屋の前のベンチに空きがありました。ダウンジャケットを羽織り、取り出したSOTOのバーナーでお湯を沸かしてハチミツのたっぷり入ったカフェインレスコーヒーを淹れ、コーヒー片手にアンパンにかぶりつきました。

【肩の小屋〜熊穴沢避難小屋〜天神平】
 昼食休憩を終えるといよいよ下山開始です。斜面にかかとを落とし込むようにして、足場を刻みながら下っていきます。天狗の溜まり場あたりまで来れば傾斜も緩やかになってきますが、その辺りから熊穴沢避難小屋付近にかけての場所で、チェーンスパイクに付着した雪がダンゴ状にまといつくようになりました。逆にいうと、スパイクにダンゴができたのは帰路のこの区間だけでした。ときどきストックでダンゴを落としながら、軽快に高度を下げていき 熊穴沢避難小屋を経て、天神平まで下山しました。

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コメント

14日ですか。綺麗です、吸い込まれそうです。今は谷川岳はピッケル使わない時期ですなんですか?(湿った雪)
2021/12/18 3:37
torainu2557さん
コメントありがとうございます。はい、本当にすばらしい青空でした。
ガイドブック等にはアイゼンとピッケルが必要と書いてあるコースなんで、この時期なら持っていった方がいいとは思いますが、この日の登りではほとんどの人がダブルストックでした。下りだとピッケルを使っている人もチラホラいるという感じです。状況によっては熊穴沢避難小屋や天狗の溜まり場での撤退も考えていたので、この日は「たまたまピッケルなしでも行けた」と思った方が間違いがないと思います。
2021/12/18 12:36
プロフィール画像
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体力レベル
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