小河内岳 避難小屋泊

2021年12月14日(火) ~ 2021年12月15日(水)

• GPS: 13:39
• 距離: 20.9km
• 登り: 2,000m
• 下り: 1,984m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:40
• 休憩: 0:48
• 合計: 8:28

距離 10.7km 登り 1,546m 下り 421m

8:18 鳥倉林道ゲート（駐車場）
9:02 9:03 鳥倉林道登山口
10:08 10:10 豊口山のコル
10:54 ほとけの清水
11:28 11:37 塩川・鳥倉ルート合流点
12:01 三伏峠小屋
13:30 烏帽子岳
14:46 14:56 前小河内岳
16:10 16:11 小河内岳
16:14 16:37 小河内岳避難小屋
16:41 16:43 小河内岳
16:46 小河内岳避難小屋

2日目

• 山行: 5:07
• 休憩: 0:14
• 合計: 5:21

距離 10.3km 登り 455m 下り 1,583m

6:56 小河内岳避難小屋
7:02 7:05 小河内岳
8:05 8:06 前小河内岳
9:05 9:11 烏帽子岳
10:02 三伏峠小屋
10:12 10:14 塩川・鳥倉ルート合流点
10:30 ほとけの清水
11:01 11:03 豊口山のコル
11:35 鳥倉林道登山口
12:17 鳥倉林道ゲート（駐車場）

天候

1/14　晴れ　小河内岳到着時のみガスガス
1/15　晴れ　7〜9時(小河内岳〜烏帽子岳)はガッスガス

アクセス

利用交通機関：

自家用車

鳥倉駐車場　トイレは使用できません。
林道の冬季通行止めは12/24から（大鹿村のホームページより）

コース状況／危険箇所等

※12/15現在
◼️鳥倉駐車場〜登山口
　凍結箇所が幾つかあります。
◼️登山口〜三伏峠
　登山口〜豊口山のコル間は夏道と雪道のミックス。
　豊口山のコル〜三伏峠間は雪道。良く踏まれています。
　慣れた方なら滑り止め無しでも行けます。
◼️三伏峠〜烏帽子岳
　良く踏まれてルートは明瞭。踏み跡を外すと脛辺りまで沈みます。
◼️烏帽子岳〜小河内岳　
　風が強い場所はルート不明瞭。踏み跡の見極めが難しい。
　踏み跡を外すと膝辺りまで沈みます。
　突入していませんが吹き溜まりは腰辺りまで沈みそう。
　
ハイマツ帯による「ハイタッチ」「足払い」の区間が多くかなり煩わしい。
もう少し積雪量が増えればもっと歩きやすくなるかも？

装備は当日の雪の状況とその人の技量しだいですが
私は往きでは前小河内岳までWポール。
前小河内岳〜小河内岳で12本爪アイゼンとピッケル。
帰りは小河内岳から12本爪アイゼンとピッケル。
烏帽子岳を下り水場へ向かう角でピッケルからWポールへ。
アイゼンは4/10表示と豊山口のコルの間で外しました。
持参したワカンは使用しませんでした。

三伏峠でテン泊した方はピッケル、ノーアイゼンでした。

その他周辺情報

小河内岳避難小屋　
トイレは使用できないので携帯トイレ要持参

写真

12/14 8:19

2年ぶりの鳥倉ゲート　
車は私のものを含め3台でした。

12/14 8:20

山は冬枯れ、林道はカラマツの絨毯

12/14 8:58

鹿の親子　
林道を歩いていましたが私の気配に気づいて上へ

12/14 9:01

登山口に到着

12/14 9:25

こちらも親子

12/14 9:33

こちらは別の個体　
警戒中です。

12/14 9:57

本日の最終目的地

12/14 11:22

中央アルプスも快晴

12/14 11:50

塩見岳

12/14 11:51

仙丈ヶ岳

12/14 11:51

甲斐駒ヶ岳

12/14 11:52

仙丈ヶ岳〜塩見岳　
中央は本谷山

12/14 12:01

三伏峠小屋

12/14 12:03

三伏峠小屋新館前にテントが一張。途中でお会いしましたがかなりのベテランとお見受けしました。

12/14 12:06

塩見・小河内分岐　
塩見岳方面にはアイゼンの踏み跡、小河内岳方面にはアイゼン無しの踏み跡。今日の踏み跡っぽいです。

12/14 12:09

水場分岐から

12/14 12:10

塩見岳

12/14 12:11

風が出てきたのでジャケットを着て、グローブを交換しました。ここでテン泊の方にお会いして雪の状況を伺いました。ちなみにこの方はピッケルを持っていましたがアイゼンは未装着。

12/14 12:33

再び目指す先が

12/14 12:53

小河内岳と避難小屋

12/14 13:15

まずは烏帽子岳へ

12/14 13:29

烏帽子岳山頂と塩見岳

12/14 13:30

到着

12/14 13:30

塩見岳と蝙蝠岳

12/14 13:32

前小河内岳〜小河内岳　
奥には荒川岳

12/14 13:34

小河内岳と避難小屋

12/14 13:34

兎岳、中盛丸山、大沢岳で合ってるかな？

12/14 14:38

三角形の雲かと思ったら

12/14 14:38

富士山　
雲のデコレーション

12/14 14:42

まずは前小河内岳へ

12/14 14:46

山頂到着　右下に三角点
富士山〜荒川岳(悪沢岳)

12/14 14:46

荒川岳(悪沢岳)〜小河内岳　
ここで念のためアイゼン装着、ポールはピッケルに

12/14 14:47

雲が取れてきました。

12/14 14:58

最後のピークへ

12/14 15:25

本来ならもう到着してもいい時間なのですが、烏帽子岳から踏み抜き頻発でペースが上がりません。

12/14 15:34

雲が多めに…
嫌な予感しかしない(-_-;)

12/14 16:07

山頂、小屋分岐　
素直に小屋へ行くべきでした。

12/14 16:11

山頂到着　
360度見渡す限りガスガス(´Д` )

12/14 16:16

小河内岳避難小屋　
冬期入口は2階へ　
トイレは外にありますが使用できません。

12/14 16:25

きれいな小屋です。
実際はもっと薄暗いです。
テントは持参していますがマットとシュラフで大丈夫でした。ただペットボトルの飲料をそのままにしておくと凍ります。

12/14 16:32

天井近くの窓が赤くなっていたので外に出たらアーベントロートが始まっていました。

12/14 16:34

冬期入口前から　
靴を履くのに手間取りました。

12/14 16:39

烏帽子岳〜前小河内岳　
左奥には北アルプス

12/14 16:39

富士山〜荒川岳(悪沢岳)　
遅いと分かっていますが山頂へ

12/14 16:41

山頂到着　
一番いい時間帯を見逃してしまいました。

12/14 16:42

中央アルプス、乗鞍岳、北アルプス

12/14 16:43

仙丈ヶ岳〜蝙蝠岳　
塩見岳はガスの中

12/14 16:43

富士山と避難小屋

12/14 16:43

荒川岳

12/14 16:47

富士山と月とビーナスベルト

12/14 16:51

今期北アルプスのテン場代相当額を入れておきました。

12/14 17:04

前回は普通のおでんでしたが今回は名古屋風で

12/14 17:15

名古屋めしは基本 映えません(笑)　
家庭では手間が掛かるので味噌煮込みスタイルはほとんどしません。鍋の中央に味噌が入った容器とその周りに串を刺した具材を浮かべ味噌を付けて食べるのが一般的。

12/14 17:30

牛すじ味噌煮込みうどん　
生卵を忘れました。　
醤油味のぼっかけうどんも好きです。こちらは兵庫県長田のものが有名ですね。

12/15 6:05

翌朝　
本当はふたご座流星群を見たかったのですが風が強かったので小屋に引きこもっていました。

12/15 6:05

富士山

12/15 6:39

12/15 6:39

歩いてきた稜線と塩見岳　
今日も天気予報は晴れ

12/15 6:51

富士山の右から日の出

12/15 6:51

モルゲンロート

12/15 6:53

お世話になりました。扉はしっかり閉めておきました。

12/15 6:56

山頂へ

12/15 6:58

新しい雷鳥の足跡　
山頂でご来光の出待ちをしていたら会えたかな？

12/15 7:01

またしても嫌な予感(-_-;)

12/15 7:03

再び360度ガスガス(´Д` )
ここまで間の悪い山行は初めてかもしれません。

12/15 7:07

山も空も真っ白！とりあえず20~30m先は見えるので恐怖感はありません。修行山行と割り切って慎重に進みます。

12/15 9:06

烏帽子岳でようやく青空が

12/15 9:06

塩見岳も　
ガスと太陽光！
ということは…

12/15 9:06

ブロッケン現象　
ここだけ完璧なタイミング！

12/15 9:07

再びガスガス(´Д` )
2度目のブロッケンは見られず。

12/15 9:24

霧氷　
下り始めるとまた青空が(笑)

12/15 9:26

三伏峠小屋〜三伏山

12/15 9:50

下ると快晴 f(^_^)

12/15 9:51

風も穏やかになったのでジャケット、オーバーパンツを脱ぎました。

12/15 10:00

三伏峠小屋新館とテント場　
2年前はここでテン泊して塩見岳に登りました。

12/15 11:36

登山口に戻ってきました。

12/15 11:37

日帰り小河内岳で雷鳥に遭遇とは羨ましい。

撮影機器：

E-M5MarkII OLYMPUS IMAGING CORP.

SO-41B Sony

感想

よりみち

たぶん今年最後の連休。泊まり山行ということで候補は三ヶ所。
地蔵尾根で仙丈ヶ岳、芝沢ゲートから光岳、鳥倉から小河内岳。
いずれも冬季小屋泊を想定。念のためテントも持参。

鈍った身体に冬季テン泊装備を背負って往復25km超はキツいのと
仙丈ヶ岳、光岳は今年登頂済みなので未登峰20km未満の小河内岳に。

今回の目的は烏帽子、小河内の百高山二座の登頂がメイン。
これ以外ではふたご座流星群やその他気象現象を。
今回も雷鳥には会えたらラッキー程度で。

百高山二座は無事登頂しましたが踏み抜き頻発で小屋に到着時点で
ヘロヘロに。楽しみにしていたふたご座流星群も風が強く吹いていたので
外に出る気になれず。アーベントロートもモルゲンロートも一番良い
時間帯を逃すというダメダメな山行になってしまいました。

脳内リフレイン、脳内ヘビロテは登山ではよくある事象ですが
今回は何故かアンパンマンのマーチ(笑)
100倍とは言いませんが元気が出るからいいですけどね。